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2015年6月20日 (土)

ハイライトよ永遠に

男なら夢を見る いつも遠いとこを

煙草屋のおばあちゃん お世話になりました

お金がない時も あとでいいよと言って

ハイライトをくれた お世話になりました

Photo_2  井上順が歌っていた「お世話になりました」(作詞・山上路夫、作曲・筒美京平)。むかしの歌謡曲は、誰でもが口ずさめて、歌いやすいのがいい。そして「ハイライト」というタバコの銘柄に懐かしさをおぼえる。ケペルはタバコを吸わない。かつて成人したとき、ライターを買って、タバコも吸っていた時期はある。ハイライトだった。セブンスターは吸ったことはない。若き日の夏木陽介のハイライトの宣伝ポスター(昭和36年)を見ると、まさにハイライトは高度経済成長を支える企業戦士のベスト・パートナーだった。昭和35年6月20日、発売当時の値段が70円、昭和43年に80円で、現在も420円で販売されている。ところが、タバコ1箱の値段を1000円に値上げしようとする動きがある。実に嫌な話だ。税収が足りないから、タバコというたった一種類の嗜好品に税収を補わせる案は、なるほどタバコを吸わない人たちからは大歓迎されるにきまっている。そして「タバコは有害である」「タバコは健康に悪い」という「健康の時代」の大合唱によって、数百年の歴史ある嗜好文化を学ぶことなく、全体を一つの方向に決めつけてしまうことに危険性を感じてしまう。なぜ人は、たばこを吸うのか。精神分析学の創始者であるフロイトによると、口唇要求(幼児の指しゃぶり)のあらわれであるという。喫煙行為がいつしか社会悪に貶められてしまったことに、むしろ現代の病巣をみるような気がする。

2015年2月10日 (火)

角万(かどまん)

Photo   終戦直後、戦争で婚期を逸した男女が相当数いた。結婚紹介所や集団見合いも全国各地に現れ、結婚ブームがおきた。焼け野原に残ったコンクリート塀や煙突に、ペンキで大書された「結婚とは何ぞや」の文字。空前絶後の異色広告で、屋外広告法制定以前の野放し状態ならではのアイデアで、多くの人々を驚かせた。東京駒込の結婚式場「角萬」の社長長谷川万吉(1901年生まれ)がペンキ屋と2人づれで、店名を売り込むために関東一円の鉄道沿線約600ヵ所に書きまくったもの。「全国のお婿さん結婚とは何ぞや」「角万とは何ぞや」「角万 折詰」と店に近づくにしたがって宣伝効果があがるようになっていた。1948年刊行の長谷川万吉の著作に「角万我が宣伝戦い並び実社会大学論」がある。また大塚駅北口の角万結婚式場の屋上には金閣寺が建てられていた。

Kadoman

2014年11月27日 (木)

5秒CM全盛とキャッチコピー

Photo_4    一見まじめそうなサラリーマン風のおじさんが小指をたてて「私はこれで会社を辞めました」というCMが大ヒットしたのが1985年のことである。マルマンの禁煙パイポは3倍に売り上げを伸ばした。イタリアの諺に「勇敢な男とうまいワインは早くなくなる」というのがある。上手い言い方や口調はすぐに流行するが、飽きられるのも早い。CMのキャッチコピーを知るっているか、知らないかで世代がわかる。

1953年 ゴホンといえば龍角散

1957年 クシャミ3回、ルル3錠

1961年 トリスを飲んでハワイへ行こう

Teigeki_mithukoshi_03 1963年 コニカはコニカ、いいと思うよ

1963年 私にも写せます

1964年 りんごをかじると血がでませんか

1966年 スカットさわやかコカ・コーラ

1968年 わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい

1968年 大きいことはいいことだ

1969年 オー猛烈

1970年 男は黙ってサッポロビール

1970年 う~ん、マンダム

1975年 わたし作る人、ぼく食べる人

1977年 すこし愛して、ながく愛して

1980年 いまのキミはピカピカに光って

1982年 タコが言うのよ

1985年 私はコレで会社をやめました

1990年 女房酔わせてどうするつもり

1994年 すったものだがありまして

1995年 見た目で選んで何が悪いの

1995年 ひとやすみ、ひとやすみ

キャッチ・コピーの元祖は浜田四郎の「今日は帝劇、明日は三越」

2014年11月17日 (月)

放置自転車クリーンキャンペーン

3070417b71d6794b948eea2b83fd28c3_2   街角でよくみかける駅前放置自転車クリーンキャンペーンのポスター。モデルが誰か知りたくてよく見る。2014年は小芝風花(こしばふうか)。「魔女の宅急便」のキキ役で話題の子。初代キャラクター・ガールは1992年の中嶋美智代(サブローの奥さん)らしいがはっきりしない。田村英里子や小田茜のテレカも存在する。歴代の駅前放置自転車クリーンキャンペーンのキャラクター・ガールをみると安達祐実、長澤まさみ、宮崎あおい、仲里依紗、有村架純とスターになった女優も多い。1998年の直瀬遥歩(なおせあゆむ)は誰れ?

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 中嶋美智代

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2014年11月 8日 (土)

小さな看護婦さん

B7d4cdaa229ecbdd7071f542ee843478c80  昔から愛用されている皮膚用薬「メンソレータム」。1894年アメリカのメンソレータム社が開発した。日本には近江兄弟社が1920年からアメリカから輸入し販売。その後、ロート製薬が1975年から専用使用権を取得し、製造・販売している。現在のデザイン「ナースちゃん」は今竹七郎によるものだが、原案となったオリジナルは1916年頃からパッケージや広告に使われている。モデルには諸説あるが、第一次大戦中に看護婦が注目されるようになった社会的背景がある。シャーリー・テンプル(1928-2014)がモデルというのは間違いである。

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 メンソレータム(1917年オリジナル)

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2014年10月12日 (日)

男はスーツ姿が似合う

D0060693_2084145   今年もカレンダーのシーズンがやってきた。ヨン様のカレンダーには壁掛け用と卓上用とがあるが、カジュアル系のファッションばかりだ。脚本家のキム・ウニとユン・ウンギョンにはスーツをかくこよく着た男性が好きというやや幼稚な(?)な好みがあって、ミニョン役のぺ・ヨンジュンにいつスーツを着せようという夢があったそうだ。そういえば、むかし由美かおるもスーツ姿の男性が好きといっていた。若いころから撮影所やスタジオで作業服姿の男性ばかり見ていたので、ビジネス・スーツに憧れていたのだろうか。

  スーツが似合う俳優といえば誰か?むかしからグレゴリー・ペックとよくいわれる。「灰色の服を着た男」(1956)で平凡なサラリーマンを演じたためか。アラン・ドロンやデヴィッド・ジャンセンも紳士服のCMに起用された。「ダーバン・セレレガンス・ドゥ・ロン・モデルム」ダーバンを身に着けると、あなたは現代の男性のエレガンスを手に入れることができる」という意味だ。

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1950年代アメリカの平均的サラリーマンのスタイル

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日本でも外国スターが紳士服のCMに起用された

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スーツといえば、ケーリー・グラント

2014年10月 5日 (日)

防人たちの女神

Photo島崎遥香「自衛隊には果てしない夢が広がっています」(自衛官募集コマーシャル)

これまで自衛官の命は憲法九条で守られていた。憲法の解釈を変え、集団的自衛権の行使を認めることで、自衛隊が米軍の「下請け」として戦場に派兵されることがある。肝心の自衛官が集まらないためグラビアアイドルを使って若者に自衛隊への興味を高めてもらうことに懸命だ。月刊誌「MAMOR(まもる)」には女性アイドルが自衛官の服装をして、微笑んでいる。青年たちよ!命をかけて愛する祖国を守るために戦うことを美化する風潮に騙されてはいけない。人と人との争いは愚かなことである。正義はどちらにもない。

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2014年9月10日 (水)

まん丸顔の女の子は好きですか?

Aidoll003   「わたしの一番かわいいとこどこですか?次のうちからマルつけて♪」松本ちえこのデビュー曲「恋人試験」は資生堂バスボンのメロディーそのまんま。最近、懐かしいテレビCMの番組をよくみかける。昨夜もスナック菓子のCM特集をしていた。「100円で、ポテトチップスは買えますが、ポテトチップスで100円は買えません、あしからず」藤谷美和子ちゃんが可愛い。このようにCMでスターになった人は多い。バスボンの松本ちえこ、キリンレモンの中島はるみ、ミノルタの宮崎美子。

Photo  「ロッテ雪見だいふくといえば伊藤つかさ」と言ったら、子どもたちに「小倉優子と小池里奈よ」と言われた。風邪をひいたらしくルルを飲む。「ルルといえば河内桃子だ」といったら、「河内桃子はパンシロンよ」と家内が言う。やはり世代の違いで印象に残るものも異なる。ルルの歴代CMタレントをネットで探すと、現在は石川遼と天海祐希。初代は渡辺典子、2代は笹森礼子、3代目が河内桃子だった。あと記憶に残るタレントは、大空真弓(昭和35年)、いしだあゆみ(昭和39年)、伊東ゆかり(昭和43年)、大竹しのぶ(昭和52年)、竹内結子(平成13年)。こうして歴代のルル・ガールを並べてみると、なんと離婚されている方の多いことか。公平を期するため武田製薬の「ベンザ」の歴代CMタレントを調べると、森昌子、小泉今日子、和久井映見と互角の勝負。風邪薬は風邪には効果があるものの、夫婦円満の特効薬ではなさそうだ。

2013年11月17日 (日)

人気CMガール1997年

Img4890683866512     CM界では、毎年、数多くのアイドルたちが誕生する。いわば芸能界の次代を担うスターレットたち。しかし垂れ流しのCMだけに露出しすぎて、飽きられるのも早い。1997年の人気CM女性アイドルベスト10は?1位飯島直子、2位広末涼子、3位ともさかりえ、4位鈴木蘭々、5位安室奈美恵、6位吉川ひなの、7位遠藤久美子、8位篠原涼子、9位高橋由美子、10位本上まなみ。

   やすらぎの天使、飯島直子のジョージアのCMがサラリーマンに当たった。この頃、松嶋菜々子や米倉涼子はキャンペーンガールだったが、数年後、大女優への道を歩む。

   「はじめての~ア・コ・ム」の小野真弓ちゃん、どうしているだろ・・・。

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2013年9月11日 (水)

トリスを飲んでハワイへ行こう

Img_429546_6679348_0   1960年のこの日、寿屋(現サントリー)が「トリスを飲んでハワイへ行こう」キャンペーンを開始。今年の流行語は「じぇじぇじぇ」。

    昭和の流行語が懐かしい。「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」「ゴホンといえば龍角散」「クシャミ3回ルル3錠」「ワワワ、輪が三つ」「ナンデアル、アイデアル、じょ~しき」「わんぱくでもいいたくましく育ってほしい」「スカットさわやかコカ・コーラ」「ファイト!一発」いまでも現役のキャッチ・コピーもある。キャンペーン広告「トリスを飲んでハワイへ行こう」は流行語にもなった。ところが、すぐにハワイへ行けたわけではなく、旅行積立金証書がもらえ、海外渡航自由化になってはじめて旅行が実現できるというものだった。

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