愛煙家・毛沢東と鄧小平
毛沢東は酒を飲まなかったがタバコを嗜んだ。1日あたり50本から60本のタバコを吸っていた。鄧小平は酒もタバコも嗜んだ。鄧小平は率直な発言で人々から愛された政治家である。今日の中国の経済発展は鄧小平の先見の明なくしてはありえない。彼は1日何百本のタバコを吸っていた。93歳まで生きたが「私がこんなに長生きしたのはタバコを吸ったお陰だ」と言っている。もちろん彼が吸っていたのは専用の高級タバコ。上海で製造される「熊猫香烟」(Panda cigarettes)。1956年から今も作られているが、1箱300元(4500円)と高い。
毛沢東死後、中国のトップは華国鋒であったが、1978年に鄧小平によって失脚させられた。鄧小平は、中国の事実上の最高指導者となり、開放政策をすすめた。1982年国家主席制の復活に伴い、李先念が第三代国家主席に選出された。以降、楊尚昆、江沢民、胡錦涛、習近平へと続く。
松本清張、司馬遼太郎、三島由紀夫が愛煙家だったことは写真が残っているのでよく知られている。有名人がタバコを吸うか、吸わないのか、「愛煙家だった」「タバコを吸わなかった」など生活習慣やプライベートな嗜好について研究した人を知らない。一冊の本としてまとまったものは意外と少ない。「グレート゜・スモーカー:内容だ歴史を変えた愛煙家たち」祥伝社新書編集部、「もうすぐ絶滅するという煙草について」ちくま文庫編集部がある。タバコを友とした古今東西の偉人100人が紹介されている。夏目漱石・芥川龍之介・北原白秋・坂口安吾・吉田茂など。
「シバの女王」などのヒット曲で知られる仏の音楽家レイモン・ルフェーブルが愛煙家だったかどうかAIにたずねたがわからないということだった。自分が所有しているアルバムでルフェーブルがタバコを手にしている写真があり、おそらく愛煙家であると思うのだが。
タバコを吸う派は、映画関係者でいうと、黒澤明、市川崑、小津安二郎、双葉十三郎はヘビー・スモーカーたち。作家ではヘミングウェイ、サルトル、カフカ、開高健、遠藤周作、安倍公房。
タバコを吸わない派。クリント・イーストウッドは映画のシーンではよく吸っている印象があるが、私生活ではまったく吸わないらしい。作家では大江健三郎。







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