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2025年7月13日 (日)

健康と人生

 新会場がこけら落としとなった大相撲夏場所初日。大栄翔と遠藤が休場とは残念だ。五木ひろしが病気でコンサート休演、慢性閉塞性肺疾患と気管支炎。これまでも自覚症状はあったと思うが無理をしいたのだろう。近頃よく耳にする「健康寿命」という言葉を知っていますか?人は何歳まで健康で生きられるだろうか?生まれたばかりの赤ちゃんが平均して何年生きられるかを計算したものが平均寿命。戦争直後の1947年の平均寿命が男が50歳、女が53歳だった。現在は男が80歳で、女が86歳。だが健康寿命とは平均寿命と違い、人が介護などに頼らず、日常的に自立した健康な生活ができる期間のことを指す。厚生省の調査によれば、2019年の健康寿命は男が72.68歳で、女が75.38歳である。つまり、男が仕事や趣味・旅行・スポーツを健康でこなせるのは平均で73歳までということで、晩年の10年は、不健康な状態にあるといわれる。人生100年時代というけれど、平均寿命まで生きられる人はわずかに37%にすぎない。つまり63%の人は平均寿命まで生きることはできない。日頃から健康につとめよう。禁煙、節酒、減塩、身体活動、肥満予防の5つ健康習慣を実践する。ところで男にとって80歳は超えられない高い壁なのだろうか?アンチエイジングの世界的権威の吉川敏一博士(京都府立医科大学)は著書の中で次の9つ習慣について詳しく解説している。

1.赤い食べ物を食べる
2.食物繊維が免疫機能を上げる
3.大豆は女性ホルモンの味方
4.男の活力・鉄分の功罪
5.「健康診断・異常なし」でも安心できない
6.ウォーキング
7.部屋を真っ暗にして眠る
8.見た目年齢を若々しく保つ
9.小さなことにこだわらない

  赤い食べ物に含まれるアスタキサンチンという栄養素は、酸化を抑えガンの予防や免疫力の低下を防ぐ働きがある。鯛、鮭、イクラ、かに、エビなどに含まれる。

最後に、健康を維持するためにとくに必要な3つの習慣を

1 適度な運動

2 良質な睡眠

3 腸内環境を整える

  このほか、精神的には人の会話、軽音楽を聴く、適度な読書、丁寧に文字を書く、など文化的活動やレクリエーションも脳の活性化によい。人間だれしも年をとると理由もなくイライラしたり将来への不安を感じて焦りを感じる。だがこの焦りが一番の禁物!! のんびりとゆつたりとした気分でいることが大切である。そもそもレクリエーションが一つの近代生活に不可欠とみなされるようになったのは、19世紀後半から20世紀にかけて、米国における都市生活がメカニカルな様相を帯びてきたのに伴って、人々と退廃的余暇活動や青少年の非行が街に目立つようになったからである。そのことを憂えた教育の指導者が集まって、子どもたちの遊び場や図書館、市民のための公民館を建て、そこでの健全に遊びやスポーツや社会的技能の習得を奨励し指導しはじめたことがはじまりで、1906年4月には全米レクリエーション協会の発足、第1回世界レクリエーション大会の開催もはじまった。1950年代ジョン・アルバート・シンドラー博士は「1年365日をいかに生活するか」という本の中で、情緒を2種類に大別している。その一つは「不愉快な感情」であり、他の一つは「心地よい感情」として一括している。前者の不愉快な感情とは、怒り・心配・恐怖・困惑・失意・悲しみ・不満のような感情を総称するものである。後者の心地よい感情には、たとえば、希望・よろこび・勇気・落ち着き・愛情・一致・成功・満足などが含まれている。最近の身体精神医学の研究によると、感情は、極めて少数の例外をのぞいて、肉体に変化をもたらすという。この意味で、不愉快な感情とよばれる情緒状態にあっては、肉体のいろいな部分に、過度の刺激を与える。この過度の刺激は、神経系統を通じて、どの機関や筋肉にもおよび、内分泌腺における異常刺激などもそれであるといわれる。要するに、一定の心身の状態が、器官や筋肉を過度に刺激するために不愉快な感じが起こるのである。これに反し、肉体に現れた刺激が、強くもなく、弱くもなく、適度であるようなときは、心地よい感情の状態が現れる。してみると気分の転換のために行われるレクレーションは、不快な感情のもたらす機能的障害を予防するところの意味をもっているといえよう。ことに現代のごとく、社会の無秩序や世界の不安などがマス・メディアによって刻々伝えられ、それらの強い刺激は人間をたえず不安の状態におき、つねに不快な感情をひきおす。このような事態にあっては、それらの不安な状態をまぎらわし、忘れさせるためのレクリエーションはいっそう必要になってきているといってよいであろう。自分にあった趣味をみつけてストレスをためないことが大切である。(参考:前川峯雄「体育学原論」1958年)

 

 

 

 

 

2025年7月12日 (土)

危険学のすすめ

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  人の生まれと死にかたは、本の表紙と裏表紙のようなものである(ユダヤの格言)

   われわれの生まれ方は1つだが、死に方はさまざまである。死はある日、突然にやってくる。予期せぬ死に方は、統計上では車や航空機などの交通事故死が多いが、転倒・転落も多い。エレベータ、エスカレータ、立体駐車場などの身近な施設にも危険が潜んでいる。火事で死ぬこともある。落雷による死者は日本で年平均およそ14人である。サラリーマンは飲酒の機会も多いから駅での転落事故など注意が必要だ。めでたいはずの正月の餅を喉につめて死ぬこともある。冬期は屋根の雪下ろしの作業や路面凍結で滑って死ぬことがある。家族で海水浴に行く途中、車内に入ったムカデを外に出すため車外に出たとたん、大型トラックにはねられた。スカイダイビングに失敗して死ぬ。竜巻に飛ばされて死ぬ。歩行中にビル看板が落下し死ぬ。通り魔に刺殺される。突然、山でヒクマやスズメバチの集団に襲われて死ぬこともある。毒キノコやフグを食べて食中毒死。サメに喰われた。遊泳中に足が痙攣して溺死。歩行中、鉄パイプが落下。巨大隕石が落下して死ぬ。熱中症で死ぬ。土石流が家に流れて死ぬ。運転中に道路が陥没。感染症冒されて死んだ。家の中にもあらゆる危険が潜んでいる。高齢者が浴室で死んだり、ベットから転倒したりする。

   明治22年4月27日、当時東海道を走る列車には便所がなかった。肥田浜五郎は藤枝駅ホームで降りて便所へ走った。そして慌てて列車に戻ろうとしたが、扉が閉まり、客車とホームの間に落ちて不慮の死をとげた。大正6年8月2日、詩人の三富朽葉は親友の今井白楊と犬吠埼君ヶ浜で遊泳中共に溺死した。昭和25年、ピストン堀口は線路を歩いて列車にはねられて轢死。昭和33年、香月弘美は宝塚大劇場で出演中、ドレスの裾がせりと駆動部分に巻き込まれて身体が切断されて亡くなった。昭和39年、詩人の三木露風は郵便局から出たところを車にはねられて死んだ。昭和52年、やまだかまちはエレキギターの練習中に感電死している。平成11年、新国立劇場で「新ピーターパン」の通訳の青柳香代子は舞台の下に転落して死亡した。安全であるはずの自宅でも思いもよらない事故がある。風呂場や階段で転倒。餅などで窒息死。台風がくるというので慣れない大工仕事で事故死。とくに車の事故は歩行者も乗用者も多い。ナタリー・ウッドはボート転覆事故死。踊りのとき靴を履かなかったことから「裸足のイサドラ」の異名を持つダンサーのイサドラ・ダンカンはマフラーが車輪に巻き込まれて惨死した。事故予防には髪は短く刈って、余計な装飾品はせずに、体にピッタリとした服装で、履物はころばない慣れたものにする。屋外にでたら、ヘルメットを着用し、前方、左右を絶えず確認・注意をし、余分なことは考えない。呼吸を整え、あわてず、あせらず、用事を済ましたら、真っ直ぐに家に帰ることである。家ではテレビをつけて津波警報をいつも確認すること。思いがけない事故に遭わないためには、多くの危険リスクを少しでも無くすことである。危険を防止するために何をすべきか、安全の本質について、考えていくことが大切である。

 

electric shock  感電死

 

suicide by hanging 首つり自殺

 

death by starvation 餓死

 

death from an illness  病死

 

motor vehicle deaths 車・列車の事故死

 

 

2025年5月31日 (土)

世界禁煙デー

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 世界保健機関(WHO)が世界人類の健康のために制定した国際デーの一つ。第1回世界禁煙デーは1988年̪4月7日に実施した。翌年の第2回からこの日に実施。

 なぜ人は、たばこを吸うのか。精神分析の創始者とされるフロイトによれば口唇要求(幼児の指しゃぶり)のあらわれだとか。この真偽はともかくフロイト自身、毎日20本以上の葉巻を吸うヘビー・スモーカーだった。一度、禁煙をしたことがあったが、「葉巻を吸うというすばらしい習慣をやめたことで、私の知的関心が大幅に減退する結果となった」と後悔したという。

    マーク・トウェインが言った。「煙草をやめるなんて非常に簡単なものだ。私はもう百回以上も禁煙している」

    煙草の伝来はポルトガル人が鉄砲とともに伝えたといわれる。江戸幕府は贅沢禁止と防火のため慶長14年に煙草禁止令を出し、栽培と喫煙を取り締まった。しかし煙草は庶民の嗜好品として広まった。明治政府は明治9年、煙草税を課し、日清戦争の財源とした。そして日露戦争中の明治37年に完全な専売制をしいた。昭和49年頃から、非喫煙者が煙を吸わされる受動喫煙が問題になり始めた。近年、煙草の健康への被害を理由に煙草の値上げが著しい。大阪市では煙草1本で懲戒処分された運転士がいる。(5月31日)

 

 

 

 

2025年5月20日 (火)

認知症予防には「運動+しりとり」を!

   日本の認知症患者の割合がOECD加盟35か国の中で最も高いことがわかった。認知症は誰でも高齢になるとやってくるもので、早期発見が大切だという。歌手の橋幸夫さんも認知症を公表した。軽度の兆候としては、小股歩行や手の震え、意欲の低下、集中力の低下、幻視などである。つねに脳を働かせ活性化することが大切である。認知症予防としてデュアルタスク(二重課題)をキャンペーンとして展開している。デュアルタスクとは2つの作業を同時に行うこと。つまり運動+脳を使う、この2つを同時に行うと認知症防止に効果的である。おススメは、まず低いステップ台を用意し、左右の足を交互に台にあげる。そのとき背筋を伸ばすのがポイント。そして「さくら→らくだ→だるま→マントヒヒ→日の出→ディオゲネス→須恵器→キサントプロテイン反応→ウィクリフ→ファルセット→トスカネリ→リサジュー図形→イサク→クレオパトラ→ラトヴィア→アレッサンドロ・バリニャーノ→乃木坂46→SMAP→プランクトン→ンゴロンゴロ自然保護区→クサンチッペ→ペーター・カーメンチント→トルデシリャス条約→クリフクライム→ムンプス難聴→うかれ猫→コアセルベート→突然変異→イチョウ→ウイルス→スカンジウム→室戸岬→気圧→津波→ミトコンドリア→アルデヒド→土星→イリジウム→武蔵野→ノヴォシビルスク→空気→菊→輪廻→ネフローゼ→喘息→クモ膜下出血→椎間板ヘルニア→アレルギー→ギブス」と言葉を続けていく。これを1日30分、週に3回以上する。

 

 

2025年4月11日 (金)

愛煙家・毛沢東と鄧小平

Photo_3   毛沢東は酒を飲まなかったがタバコを嗜んだ。1日あたり50本から60本のタバコを吸っていた。鄧小平は酒もタバコも嗜んだ。鄧小平は率直な発言で人々から愛された政治家である。今日の中国の経済発展は鄧小平の先見の明なくしてはありえない。彼は1日何百本のタバコを吸っていた。93歳まで生きたが「私がこんなに長生きしたのはタバコを吸ったお陰だ」と言っている。もちろん彼が吸っていたのは専用の高級タバコ。上海で製造される「熊猫香烟」(Panda cigarettes)。1956年から今も作られているが、1箱300元(4500円)と高い。

毛沢東死後、中国のトップは華国鋒であったが、1978年に鄧小平によって失脚させられた。鄧小平は、中国の事実上の最高指導者となり、開放政策をすすめた。1982年国家主席制の復活に伴い、李先念が第三代国家主席に選出された。以降、楊尚昆、江沢民、胡錦涛、習近平へと続く。

 

 

2025年1月10日 (金)

スッキリ眠れてますか?睡眠の話

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   「睡眠」は英語でスリープ sleep、ドイツ語でシュラ―フェン Schlafen、フランス語でソメイユ sommeil。「枕」は英語でピロウ pillow、ドイツ語でコップッキッセン Kopkissen、フランス語でオレイエ oreiller、イタリア語でグアンチャーレ guanciale、スペイン語でアルモアーダ almohada、ロシア語でバトゥ―シカ、韓国語でペゲ pegea。

   仕事や家庭の悩みなど、ストレスで不眠になる人も多い。睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり、この2つが交互に訪れて睡眠のリズムをつくる。レム睡眠では、体の力は抜けているが、脳の一部は活動している。ノンレム睡眠では、脳は完全に休んでいる。ストレスが加わると、この睡眠のリズムが乱れ、ノンレム睡眠が減り、レム睡眠が増える。不眠を改善し、質のよい眠りを得るためには、次のような方法がある。ぐっすり眠るためには、寝る前のルーティンが大切である。

遅寝・早起き

眠くなってから床につく

昼間に太陽の光を浴びる

刺激物を避ける

ぬるめの入浴

軽い運動

寝具を選ぶ。とくに枕。

室温を整える。

  寝る前には何も考えない。寝る前に脳を活発に動かしてしまうと、なかなか寝つけません。難しい本を読んだり、退屈なテレビを見たり、とにかくリラックスし、脳を単調な状態(モノトナス)に持っていく。照明を落とし気味にして、就寝の1~2時間前くらいからさらに照明を落としていくと眠気が高まっていきます。就寝時には部屋を真っ暗にするのがベストです。豆電気もNG。

心地よい睡眠は、リラックスした体と環境をつくることが大事である。

2024年9月22日 (日)

人は病気しなければ120歳まで生きられる?

Moses_serpent1    秋分の日。90歳以上を「超高齢者」と呼ぶそうだが、人はいくつまで生きられるのでしょうか? PPK運動とか、PPKの法則という言葉があります。長野県が発祥地だとか、初めに言い出したのは評論家の樋口恵子だとか言われています。死ぬ間際まで健康で充実した生活をおくり、最後は、枯木が枯れるように、誰にも迷惑をかけずに安らかにあの世にいく、つまりピンピンと健やかに老いて、コロリと死ぬという意味です。水野肇・青山英康編「PPKのすすめ」(1998年)という本もあります。元気で長生きして半年か1年ぐらいで死ぬのが理想だといっています。だいたい100歳をメドにしているようです。でも古代ユダヤ人は、人は病気しなければ120歳まで生きられると考えていたようです。当然、心臓の限界や細胞が死滅するので人には寿命はありますが、現代医学でもだいたい120歳前後が世界最高齢者ですので、古代ユダヤ人の思想は正当といえそうです。モーセも120歳で亡くなっています。また仏教の世界でも人の一生は46000日といわれています。およそ120年です。

   世界最高齢の119歳と伝えられていたタイ北部メホンソン県の寒村に住むガム・トンナムチョクディーさんが2013年7月23日、死亡した。ガムさんは1894年5月8日生まれとされ、近く世界最高齢者としてギネス世界記録に申請するところだった。ガムさんの死因は事故死と考えられている。ギネスが認定する世界記録はジャンヌ・カルマンさんの122歳164日。存命の世界最高は福岡の田中カ子さんで、117歳。

 

 

 

2024年6月 5日 (水)

脳に危険なスマホ依存症

 スマホを四六時中使っていないと不安になるスマホ依存症が問題になっている。スマホ依存が「もの忘れ」を引き起こす原因になるらしい。その「もの忘れ」はスマホ認知症だった(青春出版社)の著者奥村歩医師が解説する。「私が開設している「もの忘れ外来」の患者さんは、かつては大半が認知症の不安を抱えた高齢者の方たちでした。ところが、5年ほど前から30代から50代の働き盛り世代が目立つようになり、現在は約5割が65歳までの世代。皆さん、自分はアルツハイマー型認知症ではないか、心配して来館される患者さんです」だが、MRIで脳の状態を検査しても、アルツハイマー型認知症の特徴である、記憶をつかさどる脳の海馬部分の萎縮は見られない。「そこで患者さんに聞き取りをすると、皆さん、それこそ食事中だけでなく、トイレやベットの中でも肌身離さずスマホを操っているヘビーユーザーだという共通点が見られたのです」奥村医師はこれを「スマホにより脳が過労している状態」とし、「スマホ認知症」と名付けた。過度にスマホを使用すると脳過労になる。その大きな要因が、脳の中にある前頭前野への影響だ。いわば脳の中にゴミをためている状態になっている、と医師は指摘する。

 このほかスマホ依存症は脳に悪影響を及ぼすだけでなく、視力の低下、肥満、腰痛、頭痛、睡眠不足など身体に有害な病気を誘発する原因となると考えられる。また闇サイトにだれでも簡単にアクセスできるため、青少年の日常生活を破壊させることがみられる。ゲーム依存症や性的姿態撮影罪を犯す危険性がある。スマホや画像処理の開発は急速に進んでいるが、スマホに起因する負の側面を指摘する論者はほとんどいない。それはスマホが資本主義社会の利潤追求にウィンウィンの関係であるからである。人間とコンピュータが共存する社会をめざすのであるならば、スマホ依存の解決策に取り組んでもらいたい。

 

 

 

2024年5月10日 (金)

ストレス解消法

  普段まじめなサラリーマンがスーパーで万引きをしたり、電車内で痴漢をしたりするニュースを耳にする。なんらかのストレスがたまっているのだろうか。現代文明は、その発展とともにストレスなるものを人間の精神にもちこんだ。自分でストレステストをしてみるといい。ストレス解消は思い切って休暇をとることである。遠くへ旅行するのが一番だが、それが無理なら入浴、あるいは散歩でもよい。自然の緑ほど、ストレス解消に効果的な精神剤はない。それでもだめなら、森林とか海辺のリゾートの写真をながめてみる。写真を見るだけでも脳に血液が集まりリラックス効果があるという。モーツァルトの音楽を聞くのと同程度の効果があるのだろうか。また昼寝をする。昼食後に昼寝をする習慣がある人間は地球上でみると約50%だそうだ。シエスタの習慣があるスペインやイタリア、あるいは地中海諸国や中南米の人々は、毎日昼寝をしていないアメリカや日本人と比較すると、のんびりしていてストレスが少なく健康的な生活をしているように思える。アフリカやアジアの一部など熱帯・亜熱帯で生活をする人々にとっては昼寝は当たり前の習慣である。ストレス解消策を羅列してみる。

1.入浴

2.音楽を聴く

3.香り

4.観葉植物

5.照明

6.食事・喫茶

7.ハイキング・ドライブ

8.睡眠

9.社寺・パワースポット

10.ゴミ出し、断捨離

11.美容・洗顔・歯磨き・散髪

12.下着を替える

13.100円ショップでの買い物

14.雲を見る、月や星を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月17日 (日)

人は何歳まで生きられる?

 「太陽の光と、よい食べ物と無用の心配をなくすこと。それが病気を防ぐ根本である」(米国の女性医師・エリザベス・ブラックウェル)

 誰の身にも必ず訪れる『死』。科学や医療技術の進歩が目覚ましい昨今、世界における平均寿命は、今現在、どれくらいだろうか。OECDの統計によると、第1位は日本で84.3歳、第2位はスイスで83.4歳、3位は韓国で83.3歳。一方で、寿命を迎えるそのときまで、すべての人が健康に過ごせるわけではない。男性の約4分の1が75歳までに亡くなる。71~81歳までに半数の人が亡くなる。ポイントは75歳の後期高齢者のハードルを越えることである。

  人は何歳まで生きられるのか?聖書でもモーセは120歳で没した書かれている。科学的には、動物の寿命はその動物が成熟に至る期間の5倍の寿命があるといわれている。つまり、人間の場合は25歳を成熟期として、125歳まで生きられる。世界最高齢の記録としては、フランスのジャンヌ・カルマンが122歳164日(最近、娘のイボンヌが相続税を逃れるため母と入れ替わったのではないかとする疑惑がある)。男性では泉重千代が120歳237日。しかし非公認ながら旧ソ連のシラリ・ムスリモフ(1805-1973)は168歳105日で亡くなったとある。伝説ではイングランドのトーマス・パーという農夫は152歳という長寿で知られた人物である。102歳のときに近所の少女を孕ませた罪で刑務所に入れられたが、チャールズ1世のはからいにより、罪をまぬかれた。スコッチ・ウィスキーの「オールド・パー」のモデルである。だがどんなに長命であろうと、人は昔からだれも死なないということがあろうか。だれもがみな死ぬものなのだ。気持ちは若いと叫んでも、病気にゃ勝てない。

 

 

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