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2018年5月18日 (金)

ファニイ・フェイス岸井ゆきの

   ファニー・フェイスとは「おかしな顔」。美人といわけではないが、個性的で魅力ある顔立ち。オードリー・ヘプバーン主演の「パリの恋人」(1957年)で流行語になった。当時はパスカル・ブチやミレーユ・ダルクなど仏女優がそう呼ばれた。日本では若林映子や加賀まりこ、そしてこの尺度を限りなく通俗化して登場したのが研ナオコである。最近人気急上昇の永野芽郁(半分、青い)や岸井ゆきの(モンテクリスト伯)らはファニー・フェイスに分類されるだろう。

2018年4月30日 (月)

女優は歌う

   女優が映画の中で歌うのは、ドロレス・デル・リオの「ラモナ」(1928)やマレーネ・デートリッヒの「嘆きの天使」(1930)以来めずらしいことではない。1931年「会議は踊る」でリリアン・ハーヴェイが歌った「唯一度だけ」は世界中で大流行した。ジャネット・マクドナルドの「恋人よ我に帰れ」(ニュー・ムーン)もジャズのスタンダードになった。30年代活躍したアイリーン・ダンも歌手としてスタートしている。1946年にはリタ・ヘイワ―スが「ギルダ」で歌い、50年代になるとマリリン・モンローは「帰らざる河」ほか何本も劇中で歌うシーンがある。モーリン・オハラ(ジョン・フォード監督作品やジョン・ウエインの西部劇に出演)はウエールズやアイルランド民謡などをさらりと歌い、歌手としても活躍した。ブリジッド・バルドーやクラウディア・カルディナ―レも映画のシーンで歌った。60年代から70年代にかけてはアン・マーグレットやバーバラ・ストライザンドなどミュージカル・スターも現れた。80年代には1982年フィービー・ケイツが「パラダイス」で歌う。近年「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェーや「美女と野獣」のエマ・ワトソンの歌唱力が話題となった。近年女優のもう一つの才能として歌唱力が問われることが多い。韓国でも人気女優キム・ソヒョン(17歳)新ドラマ「戦おう、幽霊」(2016)の中で「Dream」を歌う。

  わが国では大正6年(1917)芸術座「生ける屍」で松井須磨子が劇中歌「今度生まれたら」(北原白秋作詞、中山晋平作曲)が歌う女優第1号である。映画界では1930年代トーキーの時代になると歌う女優が注目された。ポーラ・ネグリ「夜のタンゴ」(1937)などなど大女優は歌っている。歌う女優№1はジュディ・ガーランド。近頃の日本の女優さんはあまり歌わない傾向にある。堀北真希主演の映画「麦子さんと」は死別した母の故郷でその青春の足跡を追う、親子愛を描いた作品で佳作であったが、残念なことに堀北が歌唱力不足のため自身で「赤いスイートピー」を歌う場面がなかった。

191312    日本映画界で歌う女優としては高峰三枝子、高峰秀子、田中絹代、美空ひばり、奈良光枝、朝丘雪路、浅丘ルリ子、吉永小百合、倍賞千恵子、由美かおる、山口百恵、桜田淳子、薬師丸ひろ子、原田知世などがいる。最近の女優さんはおおむね歌いたがらない傾向にある。だが2016年橋本環奈が映画「セーラー服と機関銃 卒業」でソロデビューする。橋本は福岡のローカル女性アイドルグループの一員。2013年5月「博多のタケ」さんというアイドルを追っかけているブロガーが彼女の歌って踊る写真をネットに投稿したところ「天使すぎる」と話題になり、「千年に1人の逸材」として注目を集めた。「動きのあるステージ中は、こちらに顔を向いてもどうしても目を瞑ったり失敗写真が多くなるのですが、彼女の場合はそれがほとんどありません。ダンス中の表情は常に変化し、見られる、撮られる事を意識しているのでベストショットがすごく撮りやすい」とタケさんは語る。土屋太鳳もアニメ「フェリシーと夢のトウシューズ」の主題歌を初挑戦。

「あの女優も歌っていた年表」

42mikan   「歌は三分間のドラマ」というが、女優が歌うと説得力がありヒットする確率は数パーセントは高くなる。1960年代の青春歌謡ブームのなかで吉永小百合と本間千代子らが競うように歌っていた。最近では、大竹しのぶが舞台で「愛の讃歌」などを歌っているが、全体としては歌唱力のある女優は少なくなった。歌手から女優へというパターンもある。永作博美は成功例。ドラマ「校閲ガール」にファッション誌の編集長役で80年代「みっちょん」の愛称で人気あった芳本美代子が出演している。

轟夕起子「お使ひは自転車に乗って」 1943
十朱幸代「いたずら恋の風」 1961
吉永小百合「寒い朝」 1962
倍賞千恵子「下町の太陽」 1962
本間千代子「愛しあうには早すぎて」 1964
西尾三枝子「スカーレットの花」 1965
高田美和「アキとマキ」 1966
和泉雅子「二人の銀座」 1966
内藤洋子「白馬のルンナ」 1967
由美かおる「みんなあげましょう」 1967
扇ひろこ「新宿ブルース」 1967
藤純子「緋牡丹博徒」 1968
朝丘雪路「雨がやんだら」 1970
岡崎友紀「私は忘れない」 1970
渥美マリ「可愛い悪魔」 1970
関根恵子「愛の出発」 1970
梶芽衣子「怨み節」 1972
坂口良子「あこがれ」 1972
Img_789504_39219346_0 野際陽子「非情のライセンス」 1973
桃井かおり「六本木心中」 1973
大竹しのぶ「みかん」 1976
十朱幸代「セイタカアワダチ草」 1977
伊藤かずえ「ひとりぽっちの村祭り」 1978
竹下景子「結婚してもいいですか」 1978
松坂慶子「愛の水中花」 1979
大空真弓・若原一郎「愛しているかい」 1979
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」 1981
杉田かおる「鳥の詩」 1981
川上麻衣子「白夜の世代」 1981
桃井かおり「ねじれたハート」 1982
安田成美「風の谷のナウシカ」 1983
伊藤麻衣子「微熱かナ」 1983
荻野目慶子「愛のオーロラ」 1983
富田靖子「オレンジ色の絵葉書」 1983
沢口靖子「潮騒の詩」(刑事物語3) 1984
安田成美「風の谷のナウシカ」 1984
斉藤由貴「卒業」 1985
高岡早紀「真夜中のサブリナ」 1988
深津絵里「マリオネット・ブルー」 1988
裕木奈江「硝子のピノキオ」 1990
観月ありさ「伝説の少女」 1991
篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」 1994
坂井真紀「太陽が教えてくれる」 1993
永作博美「My Home Town」 1993
奥菜恵「この悲しみを乗り越えて」 1995
中谷美紀「砂の果実」 1997
松たか子「明日、春が来たら」 1997
広末涼子「MajiでKoiする5秒前」 1997
満島ひかり「パラシューター」 1997
木村佳乃「イルカの夏」 1998
深田恭子「最後の果実」 1999
柴咲コウ「月のしずく」 2003
上戸彩「愛のために」 2004
国仲涼子「琉球ムーン」 2004
福田沙紀「アタック№1」 2005
沢尻エリカ「タイヨウのうた」 2006
長澤まさみ「セーラー服と機関銃」 2006
綾瀬はるか「ピリオド」 2006
松下奈緒「Moonshine 月明かり」 2007
新垣結衣「赤い糸」 2008
宮崎あおい「ソラニン」 2010
上野樹里「えがおのはな」 2010
北乃きい「サクラサク」 2010
川島海荷「MajiでKoiする5秒前」 2010
真木よう子「星影の小径」 2011
武井咲「恋スルキモチ」 2011
剛力彩芽「友達より大事な人」 2013
瀧本美織(LAGOON)「君の待つ世界」 2015
橋本環奈「セーラー服と機関銃」 2016
上白石萌音「なんでもないや」 2016
門脇麦「REBORN」 2017

2018年4月 1日 (日)

あの娘はもういない「スーザン・オリバー」

Susanolivergallery   「逃亡者」(1963年版)にはいくつか2話連続の物語がある。「さよならはいや」もその一つ。ロサンゼルス近郊の港町。ヨット工房で働くキンブル。そこでカレン(スーザン・オリバー)と恋仲になる。ロバート・デュバルはキンブルを怪しげな男とにらんでいる。カレンはヨットレースに出て、そのまま二人でメキシコに逃走する計画を立てる。だがジェラード警部はマッチの捨てかすから工房の場所をつきとめる。

    一緒にヨットを操縦する元気な女優さん。スーザン・オリバー(1932-1990)は「インベーダー」「ルート66」「宇宙大作戦」など多くのTV出演し、アメリカでは誰でも知っている人気女優だった。実は若い頃、日本で育った。戦後、昭和23年から24年ごろ東京の学校に通っていた。日本語が上手で日本文化に興味を持った。16歳の少女スーザンの目には戦後日本がどのように映ったのだろうか。活動的でパイロットの資格もあり、ニューヨーク・モスクワ間を単独飛行しようとした話も伝わる。もっと日本で人気がでてもいい女優さんだった。ヨット工房の職人ロバート・デュヴァルは当時32歳だった既にハゲている。のちアカデミー賞常連の名優になるとは誰が予測しただろうか。(Suzan Oliver)

 

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   代表作は「バタフィールド8」「ハートでキッス」「マードックの拳銃」「底抜け00の男」「底抜け再就職も楽じゃない」など。

2018年3月21日 (水)

ファーストレディ

   佐川氏の国会喚問が27日に行われる。首相の関与や官僚の忖度の有無が焦点となる。今後さらに安倍昭恵夫人の喚問が行われ、事態が進展し大きな政局の動きとなるかもしれない。これまで日本の歴史では総理夫人の活動はほとんどメディアの注目するところではなかった。安倍昭恵さんの頃から海外の例に倣い「ファーストレディ」と呼ばれることもある。女性が輝く時代となったということなのだろうか。さてご本家アメリカ合衆国では現職のファーストレディ、メラニア・トランプはたえずメディアの注目を浴びている。ヒラリー・クリントン、ジャクリーン・ケネディ・オナシス、エレノア・ルーズベルトも活動的なファーストレディとして知られた。初代ファースト・レディのマーサ・ワシントンや第2代大統領ジョン・アダムズの夫人アビゲイル・アダムズもよく知られている。

2018年3月11日 (日)

サリー・フィールド

M2okwliqcwpdypdnusczakg  「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984)テキサスに暮らす主婦が夫を殺されて、その日から一家の柱として生きていく姿を明るく描く。サリー・フィールドが好演。「大西部への道」(1967)はカーク・ダグラス、リチャード・ウィードマーク、ロバート・ミッチャムと3大スターが共演するも、やや全盛期を過ぎた観あり。若い娘が妊娠するも、男は絞首刑となり、別の若者と結ばれるという話がメインになる。元気娘がサリー・フィールド。当時21歳。TV「いたずら天使」でティーンの人気者で映画デビュー作。「ノーマ・レイ」「プレイス・イン・ザ・ハート」で2度のアカデミー主演女優賞を受賞しているが、なぜか日本では爆発的な人気がなかった。キュートで可愛いアイドル時代を知られていないせいか、「ノーマ・レイ」の勝気な演技派女優、バート・レイノルズとの関係などがマイナスに作用したのだろう。かつてのアイドルも71歳のおばあさんになったが、やはり彼女の出演している映画は安心してみれる。

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2018年2月16日 (金)

魔性の女「カルメン」

Superviacarm   男を破滅させる魔性の女。「ファム・ファタール」とは直訳すると「運命の女」という意味だが、文学におけるファム・ファタールは、アベ・プレヴォーによって1731年に発表された「マノン・レスコー」である。しかし1845年にフランスの作家メリメが発表した「カルメン」が歌劇となり、最も魔性の女を代表するヒロインとなる。世界中でこの100年間、歌劇、ミュージカル、映画などあらゆるジャンルで最も数多く演じられたヒロインは「カルメン」をおいて他にない。「粋な姿の小柄で、情恣的な大きい目に、ときには凶暴な色をたたえる」ジプシー女とメリメの小説には描かれる。第一次世界大戦中、国際的に有名になったのはコンチーヌ・スペルビア(1895-1936)だった。愛らしい丸顔、コケティッシュな演技力と今日でもファンが多い。

Annex2020hayworth20rita20loves20of2   サイレント映画ではジェラルディン・ファラー、セダ・バラ、エドナ・パーヴァイアンス、ポーラ・ネグり、ラケル・メレ、ドロレス・デル・リオがある。トーキーになってマルグリット・ナマラ、インペリオ・アルヘンティーナ、ヴィヴィアンヌ・ロマンス、リタ・ヘイワース(画像)、マルーシュカ・デートメルス、ラウラ・デル・ソル、ジュリア・ミゲネス・ジョンソン、アグネス・バルソアなどの女優たちが妖艶さを競った。

Carmenjonesdorothydandridge1954    カルメン女優史でアカデミー賞にノミネートされた女優がいる。ドロシー・ダンドリッジ(1922-1965)は「カルメン」(1954)で注目されたが、当時ハリウッドは黒人差別が強く残っていた。オードリー・ヘプバーン、グレース・ケリーがアカデミー賞を獲得する。ドロシーはイタリア映画に出演したり、クラブ歌手となるも次第に生活が苦しくなり、貧困のうちに1965年、安アパートで孤独死する。ハリー・ベリーは「アカデミー栄光と悲劇」(1999)でドロシーを演じた。最近のカルメン女優は、パス・ヴェガ。

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グラディス・スウォーザウト ジュラルディン・ファーラー            

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セダ・バラ 1915        ヴィヴィアーヌ・ロマンス  

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 クリスタ・ルートヴィヒ     レジーナ・レズニック  

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 ジュリエッタ・シミオナート  
 ポーラ・ネグリ 1918 

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ドロレス・デル・リオ 1927   ジェニー・トゥーレル

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ラウラ・デル・ソル 1983     パス・ヴェガ 2003 

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マルグリット・ナマラ 1932 ユッタ・レフカ 1967
 

2018年2月10日 (土)

クロエ・モレッツを知っていますか?

   本日はクロエ・モレッツの誕生日。いま世界中でトップクラスの人気がある注目の若手女優さん。1997年2月10日、ジョージア州アトランタ生れ。身長163㎝。21歳。芳根京子、小柴風花、杉咲花と同じ年。父は医者で母は看護士。兄が4人いて、その中の一人トレヴァー・デューク・モレッツが演劇学校に合格した時に、母や兄と共にニューヨークに移る。7歳のとき映画「悪魔の棲む家」に少女チェルシー役で出演。最初は少女モデルをしていたが、2010年の「キック・アス」で演じたヒット・ガール役が評判を呼び、一躍注目の少女スターとなった。「キャリー」(2013)や「フィフス・ウェイブ」(2016)で人気ナンバーワンとなる。正式名はクロエ・グレース・モレッツだが、最近はミドルネームのグレースを外した名前でクレジットされる。米国の映画サイトTCカレンダー「2015年世界で最も美しい顔」で7位に選出されている。対抗馬はアビゲイル・ブレスリン。1996年生まれでうもすぐ22歳。アールルド・シュワルツェネッガーと「マギー」(2015)で共演した。Chole Grace Moretz,Hit Girl

2018年1月12日 (金)

容姿劣化は自然の摂理

    松田聖子が紅白歌合戦で「新しい明日」を披露したが、急に老けたという声がネットで見られる。なるほどアイドル時代のような細くて甘いキャンディボイスではなくて、顔はたるみ張りが無くなった。でも55歳という年齢を考えると自然な年の取り方だとおもうのだが。中山美穂も「平成細雪」で和服を着て貫禄十分ながら、アイドル時代のミポリンのチャーミングさは消えた。もっと視聴者を驚かせたのは裕木奈江。民放ドラマ23年ぶりというが、「ポケベルは鳴らなくて」の不思議少女の面影は消えて、人生に疲れた表情が切ない。容姿の変化は女性だけではない。SMAP解散後の木村拓哉は俳優専業となって「BG 身辺警護」では大きく容貌が変わった。かつて大女優の田中絹代もメディアから「老醜」と評されたことがあった。おきゃんで可憐な娘役を期待していたオールドファンもやがて老婆役の田中絹代に慣れてきて、彼女は生涯現役で大女優の道を歩むことができた。女は中年以降が勝負かもしれない。

2017年12月27日 (水)

世界美女探訪

 「世界で最も美しい顔100人」ランキング。リザ・ソベラーノ(フィリピン)、ティラーヌ・ブロンド(フランス)、ツウィ(TWICE、台湾)、サラ・ガドン(カナダ)、ナナ(AFTERSCHOOL、韓国)。 ハリウッドや英国は敗退。「シンデレラ」や「戦争と平和」でナターシャを演じたリリー・ジェームズは日本人の目からみると驚くほどの美人ではなかった。「シンデレラ」旧作ジェマ・クレーブンのほうが美しかったし、ナターシャはやはりオードリー・ヘップバーンのほうが美しい。エマ・ワトソン主演の「美女と野獣」が公開されたが、やはり正統派の美人女優という感じではない。歴史的にみれば映画女優ではグレタ・ガルボがいちばんだろう。今年のPeople誌が発表した「世界で最も美しい女性」はジュリア・ロバーツ。「プリティ・ウーマン」でブレイクしたジュリアは五度目の受賞でもう49歳。日本人の好みの顔ではない。映画黄金時代、美人女優といえばエリザベス・テーラー、グレース・ケリー、ジーナ・ロロブリジーダ、ダニエル・ダリュー、ロッサナ・ボデスタなど錚々たる美女がいた。現在、最も美しい女優は誰なのだろうか?美はあくまで主観的なものであるがTC Candlerが選んだ「最も美しい顔」2016年第2位リザ・ソベラーノは現在18歳のフィリピン女優。インドのプリヤンカー・チョープラ―。では日本で美人といえば誰?松嶋菜々子(43歳)主演ドラマ「女の勲章」がそれぞれ8.1%、6.2%と低調に終わった。鈴木京香(48歳)や中山美穂(47歳)も美人枠でのドラマ出演は厳しいものがある。女性の美しさはアラフォーが限界かな。いま旬の女優といえば有村架純や松岡茉優、それに続いて土屋太鳳や広瀬すず(18歳)を筆頭に杉咲花(19歳)、平祐奈(18歳)、葵わかな(18歳)など小柄な女性が多い。なかでも気になるのが広瀬すず。静岡市生まれの18歳。2013年ドラマ「幽かな彼女」でデビュー、同年「謝罪の王様」で映画デビュー、翌年オムニバス「放課後たち ロリータなんて」に出演。すずが演じるのは大学生の涼太に淡い想いを寄せる女子中学生。無名のころスターレット時代の初々しさとレア感を見ることができる。大きな瞳、ボブの髪型、太い足、彼女の魅力はデビュー時と現在とあまりかわらない。「世界で最も美しい顔100人」では石原さとみ、小松菜奈をおさえて、TWICEのサナが日本人でトップ。中国の龍夢柔栗子はガッキーにそっくり。世界は広い。

2017年9月14日 (木)

ピエトロ・ジェルミ

Photoledisquerougeilferroviere19554   1914年のこの日、イタリアのジェノヴァで映画監督ピエトロ・ジェルミは生まれた。彼の代表作は「鉄道員」「刑事」「誘惑されて棄てられて」など。美しい新人女優を発掘することが得意だった。シルヴァ・コシナ、クラウディア・カルディナ―レ、ステファニア・サンドレッリ。なかでもマイ・ベストは「鉄道員」のシルヴァ・コシナ。1933年、クロアチア・ザグレブの生れで、本名はシルヴァ・コシュチナ。1944年、イタリア人と結婚していた姉を訪ねて渡伊し、その後イタリアで高校を卒業してナポリ大学医学部に入学した。1952年にミス・ダ・タッパの栄冠に輝き、1954年イタリア一周自転車レースの優勝者に花束を渡す役を務め、その容姿が注目を集めて映画界入りする。1956年にピエトロ・ジェルミ監督の「鉄道員」の長女ジュリア役に抜擢され、国際的にその名が知られるようになる。1994年、乳がんのため、ローマで死去。61歳だった。オードリー・ヘプバーンより4歳年下で、ほぼ同時代の国際派女優だった。(9月14日)

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