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2026年8月22日 (土)

大正の新しい女たち

   秋から放送予定の連続テレビ小説「ブラッサム」に期待が高まっている。大正・昭和に多方面に活躍した小説家・宇野千代がモデルになっているからだ。とくに大正という時代が近頃再評価されている。大正時代の資本主義の発展は、都市化と大衆化をもたらした。都会を中心にサラリーマンが現われ、そうした職場へ女性が進出するようになった。看護婦、喫茶店の女給、バスの女性車掌、エレベーター・ガール。女性の洋装洋髪がみれらるようになるのもこの頃からである。結婚生活にはいるまで、女性がこうして職業につくことがこの頃から普通になってきた。平塚らいてうは、こうした女性を「新しい女性」といった。大正時代には世界でも珍しい女性だけの演劇集団が誕生した。宝塚少女歌劇が「ドンブラコ」「浮かれ達磨」「胡蝶の舞」を公演したのは大正3年である。同年、松井須磨子の「カチューシャの唄」が流行した。大正4年には三浦環がロンドンで「蝶々夫人」を歌い好評であった。この頃電気アイロンによる婦人の縮髪(パーマ)が流行した。大正5年には中条百合子が18歳で「貧しき人々の群」を発表。大正9年、サンガー夫人が来日し、産児制限を遊説。大正11年、婦人の断髪が流行。大正10年、羽仁もと子は夫吉一と共に、雑司ヶ谷に自由学園を創立。大正12年、伊藤野枝が大杉栄と共に扼殺される。大正には儒教的に婦徳に対する果敢な挑戦から、自由恋愛に悩む女性が多かった。遠藤清子と岩野泡鳴の「霊と肉」、原阿佐緒と石原純、岡本かの子と一平、華族夫人芳川鎌子とお抱え運転手との道ならぬ恋、婦人記者波多野秋子と有島武郎との情死、柳原白蓮は新聞に夫への絶縁状を公開し、宮崎龍介の許へ奔った。田村俊子、野上弥生子、吉屋信子、平林たい子、林芙美子、佐多稲子、若山喜志子、池田小菊、三宅やす子、北川千代、水野仙子、素木しづ子ら女流小説家や、与謝野晶子、杉田久子、深尾須磨子、九条武子ら女流歌人が活躍した。映画女優が登場したのも大正時代である。大正9年までは、映画も歌舞伎と同じように女形が使われていたが、栗島すみ子、沢村春子、英百合子、五月信子、柳さく子といったスターが活躍した。ほかにも夏川静江、浦辺粂子、川田芳子、梅村蓉子、森静子、筑波雪子、酒井米子、吾妻光、花柳はるみ、吉川満子、松井千枝子、松枝鶴子、八雲恵美子らが現われた。

 

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八雲恵美子は大正15年松竹入社なので正確には昭和の女優だが、田中絹代が台頭するまでの美人女優で、大正ロマンの風情があった。

2026年7月20日 (月)

皇女和宮、家茂、そして天璋院篤姫

Photo  文久2年2月11日、将軍徳川家茂と皇妹・和宮との婚礼が行われた。政略結婚にもかかわらず、家茂と和宮は仲睦まじく暮らすが、家茂は内外の政局に苦慮する。文久3年、陸路上洛。京都では将軍上洛にあわただしい動きがあった。そのころ諸国の志士たちが上京し、攘夷が遂行しようとする動きがあった。会津・薩摩を中心とした文久3年のクーデターの後、文久4年1月、家茂は海路で再上洛した。前回の上洛と違って、尊攘派が一掃された京都であり、家茂に対して従一位右大臣の昇位が令されて、昨年とは変わったもてなしを受けた。将軍家茂は在京4カ月にして、海路江戸に帰った。慶応2年、第二次長州征伐の途上、病に倒れ、7月20日に大坂城で病死、和宮は21歳で未亡人となる。このとき江戸城大奥を完全に支配していた人物は、天璋院篤姫であった。篤姫は薩摩藩から13代将軍家定に嫁ぎ、家定の死後は14代将軍の家茂を補佐する。皇家から嫁いだ和宮と初めて対面した際、篤姫は上座に座り、菌(しとね)の上に着座したのに対し、和宮は下座に座らされ、しかも菌がなかった。和宮はこれを屈辱に感じ、以後2人の間には確執が生れた。だが、徳川家が窮地に立たされると、それぞれの立場から、官軍に江戸攻撃の中止と徳川家の存続を訴えかけた。和宮は「公武一和」の旗印のもとで、姑である天璋院篤姫とともに、徳川宗家を守り抜くことに婦道を全うした。女の一分を貫きとおした二人である。

 

 

2026年7月11日 (土)

透明感女優がいま美人の条件

  人間の身体の部位の中でも顔は特別である。誰でも加齢により、顔の外見的な印象は変化していくが、目など俤は残されている。何万人いようと全く同じ顔などいない。千差万別である。世界でもっとも美しい映画女優は誰れ?グレタ・ガルボ、イングリット・バーグマン、ヴィヴィアン・リー、グレース・ケリー、オードリー・ヘップバーン、エリザベス・テーラー、カトリーヌ・ドヌーヴといったところか。最近ではアメリカのジュリア・ロバーツやナタリー・ポートマン、フランスのエマニュエル・べアール、イタリアのモニカ・ベルッチ、スペインのペネロペ・クルズやエルサ・パタキー、インドのシュリデビ・カプール、韓国のイ・ヨンエ、中国のコン・リー(鞏倒)、ファン・ビンビン(範冰冰)らが代表的美人女優である。

   人間の姿、とくに若い女性の像は、昔から絵画や彫刻で最も好まれた題材である。美しい顔には正面と横顔の基準がある。正面美人の条件は左右対称と輝く笑顔である。また顎からエラにかかるラインを最近では「Vライン」と呼ぶ。美しい横顔には、顎と鼻を結ぶ「Eライン」ができる。唇の位置が意Eラインの内側にあることがポイントである。Eラインはアメリカの矯正歯科医のDr.ロバート・リケッツにより研究発表されたものだが、西洋絵画をみるとすでに15世紀中頃には確立された技法であることがわかる。とくに顔の中央に位置する鼻がポイントである。「忘れ鼻」とは美しく整っているため、後から思い出そうとしてもどんな鼻だったか思い出せないような鼻のことをいう。

 ただし、美人の要件は顔だけではない。とくに古来から日本人は「たたずまい」の美学を重要視する。「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」自然に立っているだけで、落ち着いた雰囲気があるのが美人の要件のひとつである。若手女優はともすればハリキリすぎて落ち着きのないガサツな感じがするものである。そのなかで浜辺美波や清原果耶は異色な存在であり、凛とした佇まいと透明感あふれる存在感で、もはや菩薩の域に達していると思える。近年、透明感=美人というイメージがあるが、「透明感がある女性」「透明感女優」などという表現はいつごろから言われるようになったのか。広辞苑の説明には透明感が美人の条件や形容という記述はない。「透明感のある肌」というように美容、メイクなどからきている。とくにメナードが深田恭子をCMに起用し、2010年代頃から「透明感溢れる美肌」という表現で宣伝したことから、透明感=美人という図式が広まったと思われる。深田恭子は、どこか日本的な感じの女性で、生活感がなくて、浮世離れしていた。でも今はやたらと透明感があるという表現が氾濫しすぎて、透明感女優がでるドラマはつまらなくなった。

 

 

 

 

 

2026年6月11日 (木)

新垣結衣誕生祭

 本日は新垣結衣の誕生日。1988年生まれ、38歳になる。2001年から「二コラ」の専属モデルとなり、4年後女優へ転身。主な出演作は映画は「恋空」「ハナミズキ」。ドラマ「全開ガール」「コード・ブルー」「逃げるは恥だが役に立つ」。身長は169cmもあり沖縄出身なのでアウトドア派と思われるが、意外にインドア派だそうだ。これまで明るいコメディ作品が多かったが、新作「正欲」では地味なシリアスな役柄を演じた。ネット上では「老けた」という印象の書き込みもあるが、長い女優人生をめざすうえで転換期を迎えているだろう。もともと少女モデル出身で、同世代の女子に絶対的美少女としてのイメージがあるので、中年になってからの演技派女優への道は難しい。同世代の韓国女優ハン・ヒョジュ(「春のワルツ」「華麗なる遺産」「トンイ」)を久しぶりに見た。「さんまのまんま」に出演していた。新ドラマ「匿名の恋人たち」の番宣のためか。日本語も上達したが、昔とちょっと違う印象を受けた。さすがに老けたのか、以前よりもちょっと華がない。花の盛りはすぎゆくもの。清純派からの脱皮は難しい。(6月11日)

 

 

2026年4月29日 (水)

昭和の名女優

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昭和らしい雰囲気がある紙京子のブロマイド

 Youtubeで「夜の素顔」を観る。京マチ子主演、戦後の舞踊界を生き抜く芸者小えんの半生を描く大映全盛期の文芸巨編。切れ長の目に厚ぼったい唇、肉感的な肢体に圧倒される。美人の基準はカワイイとか透明感などではない。ある調査で「昭和の名女優」のアンケート結果は、1位の吉永小百合、2位夏目雅子、3位大原麗子から30位の京マチ子まで発表されている。その他は八千草薫、池内淳子、岩下志麻、大竹しのぶ、高峰秀子、浅丘ルリ子、松坂慶子、田中裕子、市原悦子、栗原小巻、岸恵子、杉村春子、竹下景子、原節子、太地喜和子、倍賞千恵子、桃井かおり、森光子、秋吉久美子、岸田今日子、高橋恵子、香川京子、酒井和歌子、田中絹代、加賀まりこ、樫山文枝、若尾文子。自分の好きな淡路恵子、島田陽子、薬師丸ひろ子は選外。2度も叙勲された扇千景が番外は当然としても、高峰三枝子、山口淑子(李香蘭)、山田五十鈴、轟夕起子、入江たか子、淡島千景、乙羽信子、沢村貞子など大物も選外というスゴイ結果となっている。あまたいる大女優を押し分けて、吉永が1位なのは知名度と国民的女優といえる品格であろうが、2位、3位は、女優の評価とは別の要因があるように思える。つまり具体的な映画作品の演技や女優としての評価というよりは、イメージ先行の結果であろう。

 

    舞台女優は女優とはみなされないのか山本安英、水谷八重子、東山千栄子、北林谷栄、奈良岡朋子、長岡輝子、渡辺美佐子、光本幸子、波野久里子、英つや子、岩崎加根子、加藤治子、日色ともえ、佐藤オリエ、劇団四季の藤野節子、久野綾希子、女剣劇の大江美智子、不二洋子、京唄子らは落選。

 

   本業は歌手だが女優としても活躍した奈良光枝、美空ひばり、由美かおる、小川知子、山口百恵、小泉今日子、浅野ゆう子、菊池桃子、南野陽子、中山美穂、西田ひかる、酒井法子らも惨敗。

 

    テレビでおなじみの女優さん。小林千登勢、弓恵子、広瀬みさ、夏純子、大谷直子、岡崎友紀、吉沢京子、土田早苗、栗田ひろみ、尾崎奈々、榊原るみ、坂口良子、岡田可愛、松尾嘉代、新藤恵美、紀比呂子、早瀬久美、小川ひろみ、浅茅陽子、杉田かおる、水沢アキ、壇ふみ、原日出子、万田久子、伊藤麻衣子、伊藤かずえ、鈴木保奈美。お嫁さんにしたい女優やアイドル女優も選外。市毛良枝、沢口靖子、古手川裕子、樋口可奈子、斉藤由貴なども選外。鰐淵晴子、十朱幸代、三田佳子、山本陽子、内藤洋子、星由里子、浜美枝、松原智恵子、和泉雅子、梶芽衣子(太田雅子)など吉永のライバル女優も不運だ。宝塚歌劇のスターはなぜいないのか。春日野八千代の初舞台は1929年だからズバリ昭和だ。小夜福子、葦原邦子、月丘夢路、越路吹雪、新珠三千代、明石照子、淀かおる、寿美花代、有馬稲子、真帆しぶき、那智わたる、藤里美保、麻鳥千穂、内重のぼる、加茂さくら、甲にしき、上月晃、古城都、八汐路まり、初風諄、郷ちぐさ、大原ますみ、榛名由梨、汀夏子、鳳蘭、安奈淳、松あきら、瀬戸内美八、高宮沙千、順みつき、麻美れい、遥くらら、東汐巴、大地真央、平みち、黒木瞳、秋篠美帆、神奈美帆、剣幸。大浦みずき、日向薫、杜けあき、ひびき美都、南風まい、こだま愛、毬藻えり、涼風真世、そして鮎ゆうきが昭和最後のスターか。

 

    映画では夏川静江、原駒子、千葉早智子、及川道子、高津慶子、川崎弘子、市川春代、山路ふみ子、飯塚敏子、逢初夢子、伏見信子、桑野通子、三宅邦子、水久保澄子、三浦光子、高杉早苗、水戸光子、花柳小菊、山根寿子、風見章子、宮城千賀子らは懐かしい。

   戦後では、中北千枝子、関千恵子、杉葉子、折原啓子、津島恵子、三条美紀、西條鮎子、若山セツ子、花井蘭子、宮城野由美子、滝花久子、細川ちか子、相馬千恵子、野上千鶴子、月丘千秋、高倉みゆき、利根はる恵、市川和子、筑紫あけみ、久保菜穂子、大空真弓、小畑絹子、宇治みさ子、桂木洋子、左幸子、宮城まり子、高千穂ひづる。久我美子、香川京子、久慈あさみ、岸旗江、英百合子、島崎雪子、広瀬嘉子、小園蓉子、木村美津子、倉田マユミ、日高澄子、草笛光子、山本富士子、喜多川千鶴、千原しのぶ、長谷川裕見子、星美智子、田代百合子、川上康子、中田康子、三谷幸子、村田知栄子、浜田百合子、野上千鶴子、田村秋子、井川邦子、幾野道子、羽鳥敏子、岡田茉莉子、南田洋子、北原三枝、司葉子、安西郷子、吉村実子、西原泰子、井田綾子、水原真知子、小田切みき、阿部寿美子、有田紀子、小林トシ子、角梨枝子、高田敏江、紙京子、杉田弘子、牧紀子、桑野みゆき、小山明子、嵯峨美智子、団令子、田代百合子、丘さとみ、花園ひろみ、入江若葉、芦川いずみ、青山京子、大川恵子、叶順子、中原ひとみ、三ツ矢歌子、白川由美、水野久美、中原早苗、清水まゆみ、笹森礼子、吉行和子、野添ひとみ、桜町弘子、中村玉緒、朝丘雪路、鳳八千代、緑魔子、馬渕晴子、日比野恵子、山東昭子、江波恭子、藤村志保、香山美子、高田美和、御影京子、坪内キミ子、大川栄子、大楠道代、赤座美代子、しめぎしがこ、岩本多代、生田悦子、宇津宮雅代、奈美悦子、丘みつ子、岡江久美子、田島令子、中野良子、金沢碧、岡まゆみ、結城しのぶ、叶和貴子、石田えり、宮崎美子、有森也美、池上季実子、荻野目慶子、岸本加世子、小林聡美、富田靖子、田中美佐子、常盤貴子、手塚理美、早乙女愛、名取裕子、真野響子、真野あずさ、紺野美沙子、仁科明子、風吹ジュン、片平なぎさ、原田知世、渡辺典子、斉藤とも子、萩尾みどり、賀来千香子、三浦リカ、島田淳子、柿崎澄子、増田未亜、松雪泰子、松下由樹も昭和にデビューか。

    NHKの朝のヒロインも国民女優への道は険しく、30位以内に入ったのは、田中裕子、大竹しのぶ、樫山文枝の3人だけである。林美智子、藤田弓子、山口果林、真木洋子、高橋洋子、藤田美保子、秋野暢子、中田嘉子、鈴鹿景子、高瀬春奈、五大路子、新井春美、友里千賀子、相原友子、熊谷真実、山崎千里、星野知子、中村明美、藤吉久美子、小林綾子、加納みゆき、古村比呂、若村麻由美、藤田朋子、山口朋子。

  筑波久子、根岸明美、宮下順子、白木マリ、真理明美、三原葉子、前田通子、紅千登世、万里昌代、若杉嘉津子、炎加世子、渥美マリ、大信田礼子、絵沢崩子、白川和子、谷ナオミ、寺島まゆみ、風祭ゆき、竹田かほり、田中真理、亜湖、伊佐山ひろ子、竹井みどり、烏丸せつ子、朝岡実嶺、川島なお美らセクシー系は番外か。個人的には北沢典子、鈴村由美、梓英子、磯部玉枝、佐藤友美、篠ひろ子、永島瑛子、洞口依子、川上麻衣子やプッツン女優の藤谷美和子も気になる。脇役の吉川満子、飯田蝶子、毛利菊枝、浦辺粂子、村瀬幸子、清川虹子、岸輝子、浪花千栄子、菅井きん、千石規子、初井言栄、赤木春恵、樹木希林、泉ピン子らにも1票入れたい。それでも大物がもれていた。志穂美悦子だ。

 

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2026年4月26日 (日)

悪妻の日

Img_0005   「良妻に恵まれれば、幸福になれるだろう。悪妻を持てば哲学者になれる」本日はソクラテスの命日だが、悪妻の日でもある。世界三大悪妻とは、ソクラテスの妻クサンティッペ、モーツァルトの妻コンスタンツェ・ヴェーバー、トルストイの妻ソフィア・トルスタヤ。本当に悪妻であったかは、いずれも真偽のほどはわからない。 文豪シェイクスピアの8歳年上のアン・ハサウェイも一般には悪妻として知られている。

日本三大悪女といえば、北条政子、日野富子、淀殿。文豪夏目漱石の妻鏡子も悪妻と言われている。漱石は第五高等学校(現熊本大学)の英語教師時代に、中根鏡子と見合い結婚している。「俺は学者で勉強しなければならないのだから、おまえなんかにかまってはいられない。それは承知していてもらいたい」といっている。夏目鏡子は通説では「悪妻」という評判であった。しかし2011年夏、古書市で鏡子の3通の手紙が発見された。明治43年の日付があり、漱石の修善寺大患の容態を心配したり、家庭のことや門下生のことを思いやる妻らしい面がみえる。鏡子は世間で言われているほど悪妻ではない。

 そもそも4月27日を「悪妻の日」とするのも怪しい。なぜならソクラテスが刑死の日付は文献上の根拠がないからである。「ビジネス記念日データーブック」日本経済新聞社に「悪妻の日」が収録されているが、1993年刊行が初登場である。(4月27日)

太田花子

 太田花子(1868-1945)。明治34年、単身でヨーロッパに渡り、大正10年に帰国するまで20年間、ヨーロッパ各地で日本の芝居を演じた。川上貞奴と並ぶ日本の名女優として大評判を博するが、貞奴と比べ記録が少ないため、今日知る人は少ない。コンサイス日本人名事典にも収録されていない。森鴎外の「花子」は彼女を題材としている。参考文献 「花子とロダン;知られざる日本人女優と彫刻の巨匠との出会い:特別展」一宮市尾西歴史民俗博物館 2008年

 

 

2026年3月14日 (土)

ジェニファーといえばジェニファー・ローレンスという現在

  ジェニファー・ローレンスの「世界にひとつのプレイブック」(2012年)を見る。いまや世界で最も注目を集めている女優のひとり。ハワイで大麻疑惑やニコラス・ホルト、クリス・マーティンとのロマンスと公私ともどもゴシップ欄を賑わせている。まだ数本の作品しかしらないので、画像で金髪や黒髪やらで顔や表情がとても変化に富む。映画では3年前に夫を事故で亡くして、職場の男性と片っ端からSEXして気分の浮き沈みが常に激しく情緒不安定。ダンスに情熱をもやし、大会に出場するもセクシーすぎて評価されず。この一作でジェニファーという女性名前はローレンスが独占したようなもの。ジェニファーという名前は1970年代から流行した。これまでジェニファーといえば、ジェニファー・オニール、ジェニファー・グレイ、ジェニファー・ビールス、ジェニファー・ロペス、ジェニファー・アニストン、ジェニファー・コネリー、ジェニファー・ティリー、ジェニファー・ラニヨン、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ジェニファー・グッドウィン、ジェニファー・エスポジトー等がいる。でも私はやはりジェニファーといえば、ジェニファー・ジョーンズ。

ジェニファー・ローレンスはその後も「ハンガー・ゲーム」と「X‐MEN」の人気シリーズ、「パッセンジャー」や「レッド・スパロー」などヒット作を連発している。その魅力はどこにあるのか。ふわふわとした金髪。スタイルもよく美人そうだけど、そうじゃない気もする。胸は大きくないが、胸チラの露出度は高い。セクシー系というより癒し系。見ていて親近感がわく、ちょうどよい美人。男性客が映画館でみたい女優No.1というだけのことはある。

 

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2026年2月16日 (月)

あの娘はもういない「スーザン・オリバー」

Susanolivergallery   ドラマ「「逃亡者」(1963年版)にはいくつか2話連続の物語がある。「さよならはいや」もその一つ。ロサンゼルス近郊の港町。ヨット工房で働くリチャード・キンブル。そこでカレン(スーザン・オリバー)と恋仲になる。ロバート・デュバルはキンブルを怪しげな男とにらんでいる。カレンはヨットレースに出て、そのまま二人でメキシコに逃走する計画を立てる。だがジェラード警部はマッチの捨てかすから工房の場所をつきとめる。

    一緒にヨットを操縦する元気な女優さん。スーザン・オリバー(1932-1990)は「インベーダー」「ルート66」「宇宙大作戦」など多くのTV出演し、アメリカでは誰でも知っている人気女優だった。実は若い頃、日本で育った。戦後、昭和23年から24年ごろ東京の学校に通っていた。日本語が上手で日本文化に興味を持った。16歳の少女スーザンの目には戦後日本がどのように映ったのだろうか。活動的でパイロットの資格もあり、ニューヨーク・モスクワ間を単独飛行しようとした話も伝わる。もっと日本で人気がでてもいい女優さんだった。ヨット工房の職人ロバート・デュヴァルは当時32歳だった既にハゲている。のちアカデミー賞常連の名優になるとは誰が予測しただろうか。そのロバート・デュヴァルも先日、95歳で亡くなった。(Suzan Oliver)

 

 

 

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   代表作は「バタフィールド8」「ハートでキッス」「マードックの拳銃」「底抜け00の男」「底抜け再就職も楽じゃない」など。

2026年2月10日 (火)

クロエ・モレッツの結婚

   本日はクロエ・モレッツの誕生日。いま世界中でトップクラスの旬の人気女優。1997年2月10日、29歳。ジョージア州アトランタ生れ。身長163㎝。日本でいえば、芳根京子(波うららかに、めおと日和)、小芝風花(事件はその周りで起きている)、杉咲花(冬のなんかさ、春のなんかね)、桜井日奈子(人事の人見)、今田美桜(あんぱん)、斎藤京子(恋愛裁判)、上白石萌音(夜明けのすべて)、松本穂香(50分間の恋人)、森田望智(ナイトフラワー)らと同世代女優。つまり今、結婚したらロス確定の美女ばかりだ。ところがクロエ・モレッツは昨年に結婚を公表している。父は医者で母は看護士。兄が4人いて、その中の一人トレヴァー・デューク・モレッツが演劇学校に合格した時に、母や兄と共にニューヨークに移る。7歳のとき映画「悪魔の棲む家」に少女チェルシー役で出演。最初は少女モデルをしていたが、2010年の「キック・アス」で演じたヒット・ガール役が評判を呼び、一躍注目の少女スターとなった。「キャリー」(2013)や「フィフス・ウェイブ」(2016)で若手人気ナンバーワンとなる。人気絶頂の頃、加工した画像がネット上に拡散され、「身体醜形症」に悩まされた。2年ほど休養後、復帰。夢は郊外に牧場をもつことだそうだ。クロエ・モレッツの結婚のお相手は6歳年上のモデルのケイト・ハリソン。つまり同姓婚なのだ。正式名はクロエ・グレース・モレッツだが、最近はミドルネームのグレースを外した名前でクレジットされる。最新作は「なんて楽しいクリスマス」。Chole Grace Moretz,Hit Girl

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