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2012年4月 4日 (水)

山本五十六の誕生日

Gnj1105130506016p2  偶数は不吉な数であるということはよく聞く話である。なぜかというと「割り切れるから」と答えが返ってくる。「なぜ割り切れると不吉なのか」と問いただすとあまり明確な答えは返ってこない。例えば結婚式の場合は、割り切れる→別れる、を連想するからだそうだ。

    では実際にどの数字がとくに不吉なのであろうか。たとえば「4」「6」「13」「18」これらの数字がなぜ嫌われるのかもあまりハッキリとした理由があるわけではない。奇数の「13」が嫌われるようになったのはキリストの最後の晩餐に13人いたことからであることはハッキリしているが、「13」はわが国でも戦後アメリカ文化移入とともに嫌われていたし、「4」は「死」に通じることからかなり昔から避けられていたが、「6」「18」が忌み嫌われるようになったのは近年の都市伝説の流行のせいであろうか。「18」というのはつまり「6+6+6」であろうか。例えば阪神大震災は1月17日だったが、1+17=18、というわけである。山本五十六がブーゲンビルで撃墜された日が昭和18年4月18日だった。山本五十六は名前にも56という数字があるように、よほど偶数に支配された運命を背負って生まれたらしい。誕生日が1884年4月4日であるし、太平洋開戦が昭和16年12月8日だった。奇襲攻撃の大勝利によって、多くの日本人が「12月8日」がよき日と思っていただけに、あとで思うと惨い話である。もちろん科学的根拠など全然ない話であるが、数字というのがもっとも人間にとって身近で重要な要素であることは疑いないものである。

2012年2月21日 (火)

数字「9」の謎

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    1988年2月21日、東京都世田谷区鎌田の区立砧南中学校で午前1時ごろ、覆面をした5、6人の若い男が学校に乱入した。宿直の警備員をトイレに監禁し、校舎内の机447脚とイス9脚を校庭に運び、「9」の机文字を描き出したまま放置して逃走した。犯人は同中の卒業生を中心とした大学生たちで、9人が机文字をつくり、3時間で完成した。彼らは何んのために奇行に及んだのであろうか。「9」の数字の意味は、「9は一桁の数字では最大。宇宙人に対するアピールでもある。宇宙人から選ばれれば限りないパワーを持つことができる。宇宙人は絶対に存在する」などと語っている。本当のところは、ただ世間を騒がせたかっただけなのであろうが、彼らもいまでは40歳を過ぎたオッサンになっている頃だろう。

2011年8月29日 (月)

数字がもたらす奇妙な一致

Photo_2 第20代アメリカ大統領ジェームズ・ガーフィールドは数字の「0」に呪われた

 人の運命は時として数字と深くかかわっていることがある。たとえば、誕生日と死亡日が一致することがある。女優のイングリッド・バーグマンは1915年8月29日に生まれ、1982年8月29日に亡くなっている。これを「生没同日」という。よく知られる人物では坂本龍馬。旧暦の天保6年11月15日に生まれ慶応3年11月15日に亡くなっている。龍馬の命日は「没年月日データーベース」では12月10日となっているが、いまでも旧暦の11月15日を命日とする人もいる。龍馬は奇数と関係が深い。短命ではあったが、歴史的に見ると稀な幸運児だった。

 「ゼロの呪い」という言葉がある。アメリカ大統領には在職仲に暗殺もしくは急死をすることが多い。

1860年選出のリンカーン(暗殺)
1880年選出のガーフィールド(暗殺)
1900年選出のマッキンレー(暗殺)
1920年選出のハーディング(食中毒か肺炎)
1940年選出のルーズベルト(脳出血)
1960年選出のケネディ(暗殺)

  7月4日といえばアメリカ独立記念日。この祝祭日に2代目大統領ジョン・アダムス、3代大統領トマス・ジェファーソン、5代大統領ジェームズ・モンローらはいずれも同日の7月4日に亡くなっている。長嶋茂雄と背番号3は縁起のいい数字の代表例であろう。昭和33年に巨人に入団、三塁手と数字「3」がラッキーナンバーだった。逆に獣の数字といわれる666は不吉な数字として嫌われている。ヨハネの黙示録に記述される数字666はローマ皇帝ネロとも関係するといわれる(ネロのギリシア語表記をヘブライ語に置き換え、これを数値化すると合計が666になる)が、一般にも適用されることがある。阪神大震災は1月17日だったが、1+17=18は獣の数字(6+6+6=18)と一致する。キリスト教では6と666は不吉に数であるが、他の民族でもだいたい悪い意味をもつ。マヤ族においても、6日目は雨と嵐の神々に属する不吉な数である。仏教においても「六(ろく)」は「殺人」「殺傷」、「六字(ろくじ)」は「死ぬこと」を意味する。これは「南無阿弥陀仏」が6文字であるためらしい。フジテレビで放送されたドラマ「ほんとうにあった怖い話」の中の「6番目の部屋」はカラオケボックスの6番という部屋で女高生が体験した奇妙な話であった。現代では「6」が最も不吉な数字とされるようである。

   太古の時代からモノを数える場合に指をつかう。バビロニアの十二進法は4本の指の節の数、つまり4×3=12 から生まれたという説がある。そして13という数が不吉な数とされるのは、12から「はみでた嫌な数」だからであるという。だがおおむね奇数は縁起の良い数字、偶数は不吉な数字という考え方が古代からどの国や民族にもあるようだ。男は奇数、女は偶数という考えも一般的である。女性は子どもを生むため、2でわれる偶数という考え方があるためという。

   3と7の奇数信仰は顕著にみられる。「三度目の正直」「三度目は定の目」「三度目はみんなうまく行く」(イギリスの諺)など数字にまつわることわざは多数伝えられている。アジア文化圏では古代中国の五行思想(木・火・土・金・水)に由来するものも多い。「七・五・三」「三三九度の盃」「七福神」「七色の虹」「ラッキーセブン」など3・5・7など奇数は縁起がよいものとしている。

    太平洋戦争開戦日は昭和16年12日8日である。そして連合艦隊司令長官は山本五十六。つまり16、12、8、56と偶数並びだった。日本の敗北は数字で予言する限り、初めから明らかだった。偶数は不吉である。阪神大震災は午前5時46分、東北関東大震災は午後2時46分と、同じ46という数字だった。

    やはり数字には科学では説明できない魔力のようなものが潜んでいるのではないだろう。

2011年6月 6日 (月)

今日は不吉な日?

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    我が国ではこの日は昔から踊りや邦楽などの芸事は6歳の6月6日から始めると上達するといわれた吉日だった。ところが映画「オーメン」以降、悪魔の子ダミアンが6月6日の6時に誕生し、頭に666の文字が隠されていて、666は獣の数字としてキリスト教では嫌われていることが知られるようになった。一般的に言っても、1、3、5などの奇数は吉数で、2、4、6などの偶数は不吉な数というのは、だいたいどの民族でも共通しているらしい。とくに6という数字はキリスト教以外にも、仏教において、「六(ろく)」は「殺人」「殺傷」、「六字(ろくじ)」は「死ぬこと」を意味する。これは南無阿弥陀仏が6文字であるためである。また三途の川の渡し賃が六文銭というのも死と係わりがあるためであろう。6という数字は見えないところに隠れて存在するかもしれない。

2010年11月28日 (日)

数字にまつわる奇妙な話

    11月は30日まである。ところがいま販売されている2011年の阪神タイガースのカレンダーは11月部分が31日まであるという。誤って作成されたものであるがファンの間では超レアなグッズかもしれない。「11」という数字でいえば、市川海老蔵殴打事件も「11」という数字がよくでてくる。海老蔵が血まみれで帰宅したさい、妻の小林麻央は気が動転したのか、通常なら119番通報するところを、110番に通報してしまった。あとで海老蔵の現場をきいたら飲食店ビルの11階だという。11月、11階、110番と奇妙に数字が重なる。菅直人の「支持率1パーセント」発言も人気下降を自ら認めたことであるし、オバマの「12針」や白鵬の連勝「63」もプレッシャーによるものである。有名人も無形の数字に怯えているのである。

2010年4月22日 (木)

悪魔の刻印

    数字がもたらす偶然の不思議を信じるか、信じないかは別にして、さまざまな事例を検討している。とくに飛行機事故などの突然の死はいたましいものがある。ポーランドのカチンスキ大統領一行96人の墜落死はまだ記憶に生々しい。この事故にも意外な数の神秘が隠されている。

    ①死亡者数は朝日新聞での第一報では97人だったが96人と訂正された。つまり獣の数、6の倍数。これは大統領補佐官の1人が直前に体調不良で搭乗を見合わせたため96人になったのである。

  ②カチンスキの年齢は60歳、③墜落時間は午前10時50分、つまり10+50=60。①②③と「666」が並んだ数字は不気味だ。おそらくカチンの森の付近はスターリンとヒトラーの亡霊と深くかかわるからだろう。ヘブライのアルファベットに数字を当てはめるゲマトリア(数秘術)によると、ヒトラー(HITLER)は、
 107+108+119+111+104+117=666となる。

    スターリン(STALIN)は筆名なので未調査。(本名はヨシフ・ジュガジヴィリ)ローマ皇帝ネロ(NERO)についても悪魔の刻印がみられる。

    いまNHKドラマ「草燃える」を見ているが、鎌倉将軍・頼朝・頼家・実朝にも凶数が見られるかもしれない。幼名が万寿・十万(頼家)、千寿(実朝)という数字が関わっているのが不気味である。

2009年2月25日 (水)

13人の食卓

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      マシュー・アーノルド(1822-1888)

    欧米のキリスト教世界では、最後の晩餐のユダを連想させるため、13人で食卓を囲むのを避ける習慣がある。とくに「13人で食卓を囲むと、最初に席を立った者が1年以内に死ぬ」という不吉な迷信があった。イギリスの詩人マシュー・アーノルドは1888年のある晩、友人の画家ジョン・エヴァレット・ミレー(1829-1896)のディナーに招かれたたとき、急に欠席者がでてしまい、なんと13人で食卓を囲まなければならなくなった。

「最初に席を立った者が1年以内に死ぬ」

ふとしたはずみで、そんな話題がでた。みんなは一瞬全身が凍りつき、お互いに顔を見合わせた。「誰が最初に席を立つのだろう…。」

   そこで、アーノルドは「何人かで同時に席を立ってはどうか」と提案し、自ら友人2人をともなって同時に席を立ち、その場をあとにした。ところが迷信通り、1年とたたないうちに、アーノルドは心臓発作で急死した。友人2人のうち、ひとりは水難事故で、もうひとりは自ら命を絶ってしまったのである。

   不吉といわれる13という数字には言い難い不気味さを持ち続けている。

2008年10月17日 (金)

五と六の数字に運命を支配された山本五十六

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    連合艦隊司令長官・山本五十六(1884-1943)は新潟県長岡市、旧越後長岡藩士・高野貞吉、ミネの六男として生れた。父親が五十六歳のときだったので「五十六」と名づけられた。数字を名前にもつこの軍人は、五と六の数字の因縁にとりつかれていた。

    太平洋戦争で日本海軍の敗北が決定的となったミッドウェー海戦は昭和17年6月5日、その翌年に山本五十六はラバウルで戦死し、日比谷公園で国葬にふされたのが6月5日だったのである。