コロナ禍で机に向かい雨安居(凡児)
梅雨前線が停滞し全国各地で雨模様。雨のザッーと言う音や、雨が降ることに対して、恐怖感を抱く雨恐怖症という人がいる。反対に、梅雨の大雨は、作物などの生育に必要で「恵の雨」という言葉もある。今日、やっとアベノマスクが届いた。
コロナ自粛で家にいることがおおくなる。世界的にはひよこを飼うことが流行り、日本では椎茸栽培が流行している。本日は「世界電気通信および情報社会の日」、インターネットなどで新型コロナウイルス感染症流行に関連する誤情報やデマが出回りやすくなつている。情報通信白書によると2017年のインターネット利用率は、80.8%となった。また端末別のインターネット利用率は、スマートフォン59.7%が最も高く、パソコン52.5%の利用率を上回った。新型コロナウィルス対策の導入でIT活用が本格化している。自宅勤務(リモートワーク、テレワーク)が、パンデミック終息以後も継続して実施する企業が増えているという。携帯電話を持っていないのでスマホ依存症とはどんなものか実態がわからない。最近、WHOから恐ろしい報告が出された。IARC(国際がん研究機関)が、携帯電話を頻繁に使用することで「脳腫瘍のリスクが高まる可能性がある」と分析結果を発表した。だがこの報告によってスマホの使用が減ることはないだろう。放射能の数値のように微量でただちに「人体に影響がでるものではない」という楽観的な判断で、利便性を優先するのであろう。企業からは科学的根拠のない話で、風評被害といわれそうなので、もう何も言うまい。先のことは誰にもわからない。だがスマホを持っていると便利でなんでも世の中ことがわかるような気がする。本当は先読みのしすぎをしても誰にも未来のことはわからない。半年前にこのような感染症が流行するとだれが予測しただろうか。日々刻々とテレビやスマホで流される感染者数などの感染状況。情報は必要だが、多すぎて疲れることも多い。長時間のスマホの使用は心理的なストレスがたまるので注意しよう。またスマホにウイルスが付着している可能性も高いと指摘されている。つねにスマホを消毒しておく必要がある。(5月17日)
国立国会図書館には、1日で何冊くらい増えているのだろうか?納本制度なので単行本なら300冊から400冊くらいは届けられる。雑誌・新聞ならダンボール約10箱分が届いている。(2007年の月報より)これらの資料が永く保存され、正確な目録が作成されて、いつでも利用できるようにされている。しかし、おそらくすべての資料に実際に目をとおしたり、読んで記憶したりする人は誰もいない。たぶんほとんどの資料は多くの人に目もふれることなく、書庫の奥深く保管されていく。いかなる読書家・収集家であろうと、これら資料の1パーセントも人の目にふれることはないだろう。だが図書館の基本的な使命は、利用者が必要とする資料を提供することにある。そして、現在の利用者だけでなく、未来の利用者に対しても資料を提供していかなければならい。あるとき、会議で本の背ラベルに受け入れ年、西暦の2桁を入れる提案がだされたことがある。理由は廃棄のときに5年以上前の本をぬきだす作業がしやすくなるというのである。効率的、機械的なことが優先される時代であったが、私は猛反対した。資料保存が未来の身だ見ぬ人のためであることを忘れてはならない。
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