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2012年5月28日 (月)

チェイサー

Chasersdrinks    チェイサー(chaser)とは、強い酒をストレートで飲んだあとで、口直しに飲む飲料のこと。水や炭酸水。広辞苑6版にはあるが4版(1991)には採録されていない。「チェーサー」とも表記される。

人名に由来する事物の名称「レオタード」

Jules20leotard20colour    エッフェル塔などのように人名に由来する事物の名称は意外に数多くある。サンドイッチ、ブーゲンビリア、ラッダイツ運動、シルエット、ブルマ、コンテ、モールス信号、視力検査表ランドルト環、カーディガン、ギロチン、リンチ、レントゲン、サクソフォン、ドーベルマン、アールグレイ。そしてバレエダンサーなどが着る体に密着した服レオタードも人名エポニムである。フランスの空中曲芸師ジュール・レオタール(1842-1870)が、サーカスの実演のためにデザインしたものである。彼は、わずか28歳で天然痘のために他界した。(Jules Leotard,eponym)

2012年5月27日 (日)

イタリア語カメリエーラはウェイトレス

Illustrazionecamerierabella_188526   制服の魅力で客を呼ぼうとするのはいつの時代も同じ。スパゲッティレストラン「馬車道」の明治女学生風制服や名古屋の「飲食夜神月天」は巫女装束である。イタリア語カメリエーラcameriera、スペイン語ではカマレラcamarera。フランス語ではセルヴァーズserveurse。

韓国語でお皿はチョプシ

Ela04   フランス語でアッシェットassiette。イタリア語でピアットpiatto。英語でプレートplato。ドイツ語でテラーteller。スペイン語でプラトplato。ポルトガル語でプラトスprato。ロシア語でタリエルカ。

バリケードの語源

Barricadeparis1968

Louis_auguste_blanqui    市街戦などで相手側の攻撃を防ぐための防塞をバリケードbaricadeという。古くはルイ・オーギュスト・ブランキ(1805-1881)の著書「武装蜂起教範」(1873)に見える。スペイン語のバリカ(barica 樽)に由来し、初め市街戦などのとき臨時に樽とか石などを積み重ね、これを防塞として敵を防いだことによるものである。(Louis Augguste Blanqui,Le Progrsmme des emigres blanquistes de la Commune)

テネドール

Dc3b8323cae7b1d47e7440f7f78b24ab    テネドール(Tenedor)はスペイン語でフォークforkのこと。フランス語ではフゥルシェットゥfourchette、イタリア語でフォルケッタforchetta、ドイツ語でガーベルGabel、ロシア語でヴィールカ。韓国語では外来語フォークはフォク、ナイフはナイプと発音する。

2012年5月26日 (土)

ちんぽこ俳句

Photo_4 春泥に子等のちんぽこならびけり
                           (川端茅舎)

麦秋の子がちんぽこを可愛がる
                                 (森澄雄)

ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯
                         (種田山頭火)

浮いて来いチンポコ洗う保育園
                             (田中周利)

クッキアイオ

210_00000207   「銀のスプーンをくわえて生まれる」とは、幸福に育つであろう子供の意。スプーンspoonという言葉は、古代アングロ・サクソン語の「かけら」「木片」を意味するスポンSponに由来する。フランス語のキュイエールcuillerはギリシア語の「貝」を意味するコクロスkokhlos、ラテン語で「かたつむり」を意味するコクレアcochleaが語源で、貝殻などをスプーン代わりに使っていたことがしのばれる。

イタリア語でクッキアイオcucchiaio,ドイツ語でロェッフェルloffel,スペイン語でクチャラcuchara、ロシア語でローシュカ、韓国語でスッカラ。

2012年5月25日 (金)

広辞苑記念日

  国語辞典と百科事典を兼ね備えた辞書として「広辞苑」の初版がでたのは昭和30年5月25日。そして昭和44年に第2版、昭和58年に第3版、平成3年に第4版、平成10年に第5版、平成20年に第6版が刊行された。総収録項目数は新収項目1万語を加えて、約24万語。ライバルの『大辞林』(三省堂)を抜く。

    「広辞苑」は旧版の項目を削除しないことを原則としている。「広辞苑」はもともと「辞苑」(博文館、昭和10年)の版権を譲りうけたものであるから、「辞苑」の語釈を引き継いでいる。「広辞苑」は当初「新辞苑」という書名で出る予定だったが、直前に「広辞苑」という書名になった。「広辞林」(三省堂)とあまりに似ているというので三省堂が岩波書店を訴えた。しかし裁判所からは和解が勧告された。事実上、三省堂の敗北だった。

    岩波書店の「広辞苑」の原型である「辞苑」(博文館)には、「広辞林」によく似た記述が多い。たとえば「米なしデー」などという語は「広辞苑」には無いが、「辞苑」には次のようにある。

米食を廃して他の食料を代へ用ひ、米殻の消費節約をする一定の日。

「広辞林」の「米食を廃して他の食料を代へ用ひ、米殻の消費を節約せんとする一定の日」とあるのとほとんど同じ。つまり日本の国語辞典の原型は明治40年に刊行された「辞林」なのである。

広辞苑にない言葉。ブログ、婚活、腹上死、ネクラ、草食系、成田離婚、ツンデレ、ググる、アバター、ルービックキューブ、チラデンテス(ブラジルの英雄)、シルム(韓国相撲)、スカイツリー。

   広辞苑の解説にも誤りがある。「ホッチキス」の項目「ホッチキスの名は兵器発明家ベンジャミン・バークレー・ホッチキスに因む」とあるが、ホッチキスは発明者ではなく、1885年に没し、会社創設は死後の1895年のことである。そして19世紀の半ばころに今日のホッチキスと同様のものが存在していた。

東京名物「空気の缶詰」

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  「♪東京へはもう何度も行きましたね。きみが住む 美し都…」フォーク・グループ「マイ・ペース」が歌う「東京」がヒットしていた頃、東京タワーでは「空気の缶詰」が発売された。(正確には昭和43年9月1日から)地方に住む者にとってはまだ東京は憧れの土地。東京タワー見物の記念に東京の空気を買ってかえろうとする人も多かった。ただし汚れた空気、名づけてスモッグ缶詰。お値段は1個120円なり。それでも飛ぶように売れたよき時代だった。これをまねてのちには「富士山の缶詰」も販売されたが、「スモッグ缶詰」のほうが歴史は古い。

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