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2017年12月 7日 (木)

お誕生日のうた

  忘年会シーズン、カラオケの選曲に悩む方もおおいだろう。今年もさまざまな歌がつくられた。DAOKA×米津玄師「打上花火」、星野源「family song」、倉木麻衣「渡月橋」、椎名林檎「おとなの掟」、JUJU「いいわけ」、高橋優「ルポルタージュ」などなど。全世界ではもっとたくさん数えきれない歌がつくられている。では世界でいちばんよく歌われている歌は何か?世界中で一番歌われている歌として、ギネスブックにも登録されているのは、誕生日を祝うために歌われている「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」である。元歌は米国のミルドレッド&パティ・ヒル姉妹(Mildred J.Hill、Patty Smith Hill)が1893年に作詞・作曲した「グッドモーニング・トゥ・オール Good Morning to All」。1920年前後にGood MorningとHappy Birthdayを替えた歌が広まった。当初この歌は、幼稚園の朝の挨拶の歌として歌われていた。ところが、この歌のメロディに別の歌詞がつき、替え歌の「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」が歌われたところ、大ヒットし、全世界に広まることになった。1947年にビング・クロスビーが歌った「Happy Birthday」がレコード化されている。

2017年12月 5日 (火)

モーツァルト忌

Mozart   ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。ちなみに「ヴ」というカタカナはもともとなかったが、福沢諭吉が外国語を翻訳するので作ったとされる。1756年、オーストリアのザルツブルクで生まれたモーツァルトは25歳のときに故郷を捨ててウィーンに来た。そして彼は経済的には苦しかったが、独立した音楽家として自由を勝ちとることに成功した作曲家である。歌劇「フィガロの結婚」「魔笛」にはフランス革命の自由と平等の精神が盛り込まれている。モーツァルトには時代を見る目があった。1791年12月5日未明チフスのため死亡。6日の葬儀は数人の弟子が集まっただけで、折からの雷雨のため誰1人付き添わずにウィーンの共同墓地に葬られたため、現在も遺骨の所在は不明である。その急死について、当時から、彼の才能を妬んだイタリア人の宮廷楽士サリエリによる毒殺との噂もでたが、必ずしも信頼できず、やはりチフスが原因であったであろう。

  ところで、「♪眠れよい子よ、庭や牧場に~」で知られるモーツァルトの子守歌。長い間、モーツアルトの作曲といわれていたが、実はベルハルト・フリースの作曲である。作詞はフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッター。(Mozart)

2017年11月12日 (日)

東京ソングはいつまでも

Img_943571_34041895_0    東京を題材にした歌謡曲は佐藤千夜子の「東京行進曲」や小唄勝太郎・三島一声の「東京音頭」をはじめとして無数にある。戦後は笠置シズ子「東京ブギウギ」、灰田勝彦「東京の屋根の下」、フランク永井「有楽町で逢いましょう」「西銀座駅前」。しかし東京ご当地ソングが急激に増加するのは1960年代になってからである。東京オリンピック前後の東京は好景気に沸き、繁華街は大盛況となり、東京は不夜城となっていった。石原裕次郎・牧村旬子「銀座の恋の物語」、新川二郎「東京の灯よいつまでも」、ザ・ピーナッツ「ウナ・セラ・ディ東京」、松尾和子「グッド・ナイト東京」、坂本九「サヨナラ東京」、井沢八郎「ああ上野駅」、西田佐知子「赤坂の夜は更けて」、日野てる子・高城丈二「青山の灯も消えて」、三田明「アイビー東京」、黒沢明とロス・プリモス「ラブユー東京」、和泉雅子・山内賢「二人の銀座」、大木英夫・津山洋子「新宿そだち」、藤圭子「新宿の女」、青江三奈「池袋の夜」 etc.このように東京を題材としたヒット曲は無数にあるものの「東京」というシンプルなタイトルはマイペースの作品くらい。2017年に手嶌葵の新曲「東京」がある。

海外をみてもロンドンとかパリとか単に都市名のみの曲はあまり見当たらない。「モスクワの夜は更けて」「とんでイスタンブール」とか「想い出のサンフランシスコ」とか形容詞がつくものである。稀少例としてファウスト・チリアーノの「ローマ」(1972)がある。ローマの橋をテーマにした佳曲。彼は特捜最前線のエンディング「私だけの十字架」で日本でもお馴染みの歌手である。

2017年11月 9日 (木)

クリスマスを待ち望む

Frankbing003_zpsa7e5b6c6  少し気が早いけれど、クリスマス・ソングを聴いている。オーストラリアのラジオ局が1984年のワム!のヒット曲「ラスト・クリスマス」を24回にわたって立て続けに放送し、リスナーたちから抗議が殺到したという。クリスマスの頃になると世界中で人々はクリスマス・ソングを聴くことを楽しみにしている。最近の人気曲は松任谷由美「恋人がサンタクロース」、山下達郎「クリスマス・イブ」、B'zの「いつかのメリー・クリスマス」、稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」、辛島美登里「サイレント・イヴ」などいろいろある。私にとってのクリスマスソングは「ホワイト・クリスマス」である。極め付きはやはりビング・クロスビーの歌唱。YouTubeで探すと「フランク・シナトラ・ショー」(1957年)で男2人の歌唱が聞ける。ゲストのビングが自分のレコードとピザを持ってシナトラの部屋を訪問する。「赤鼻のトナカイ」(ビング)、「サンタが町にやってくる」(シナトラ)、「クリスマス・ソング」(2人で)を歌ったあと、ビング・クロスビーが窓の外の雪景色を眺めながら、「ホワイト・クリスマス」を静かに歌いあげる。

   一般に「三大クリスマス・ソング」といえば、「ジングル・ベル」「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」である。このほかに「ザ・クリスマスソング」「ウィンター・ワンダーランド」「ブルー・クリスマス」などがポピュラーである。1970年代以降の新しいクリスマスソングではジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」などがある。あなたにとっての思い出のクリスマスソングは何でしょうか。

2017年11月 6日 (月)

「淋しい草原に埋めないで」は海の男の歌だった!?

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   本日のBSプレミアムは、ジョン・フォード監督の名作「駅馬車」(1939年)。この映画の主題曲「Oh,Bury me not on the lone prairie」。音楽を担当したリチャード・ヘージマン(アカデミー音楽賞)は、西部に伝わる古い民謡をいろいろ劇の内容にあわせて編曲したが、「淋しい草原に埋めないで」はもともとイギリスの民謡「The Ocean Burial」。危険の多い海に乗り出す船乗りの歌で、「淋しい草原」は「深い海」だった。なお乗客のひとりアル中の医師を演じたトーマス・ミッツェルは「風と共に去りぬ」ではスカーレット・オハラの父親を演じている。

2017年10月23日 (月)

女性歌手千人千曲

 女性歌手は有史以来、エジプト・ペルシア・中国・インドなどの宮廷の舞踊・演芸として歌唱も披露されたと思われるが、その記録はほとんど残っていない。近代になって女性の職業としてダンサーや歌手が成立していく。パリのモンマルトルのキャバレー、ムーランルージュにはラ・グーリュやジャヌ・アヴリルの名前が画家ロートレックの作品によって広く知られている。20世紀に入るとダミア、フレール、イヴォンヌ・ジョルジュなどシャンソン歌手が人気を集める。アメリカではエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ジョー・スタッフォードなどのジャズ・シンガーが数多く現れる。日本では1925年、佐藤千夜子が初のレコード女性歌手第一号といわれている。名前の五十音順で一人一曲で選ぶ。かならずしもその歌手の代表曲ではない。

AI       みんながみんな英雄

愛内里菜  風のない海で抱きしめて

相川七瀬  夢みる少女じゃいられない

aiko             カブトムシ

藍美代子  ミカンが実る頃

相本久美子  涙のドライブ

青江三奈  盛岡ブルース

青山和子  愛と死をみつめて

青山テルマ   そばにいるね

アグネス・チャン サークル・ゲーム

麻丘めぐみ   芽ばえ

朝丘雪路   ふり向いてもくれない

浅香唯   セシル

浅田美代子 赤い風船

梓 みちよ  メランコリー

麻生よう子  逃避行

天地真理  冬物語

あみん   待つわ

安室奈美恵  CAN YOU CELEBRATE?

淡谷のり子  人の気も知らないで

荒井恵子   森の水車

新垣結衣  ハナミズキ(cover)

杏里    SUMMER CANDLES

アン・ルイス グッド・マイ・ラブ

安西愛子 めだかのがっこう

安藤まり子  毬藻の歌

家入レオ    君がくれた夏

五十嵐じゅん  小さな初恋

伊藤アイコ  そよ風にのって

伊東ゆかり   あの人の足音 

石川さゆり    ウイスキーが、お好きでしょ

石川ひとみ   そよ風の誘惑

いしだあゆみ  サチオ君

井口小夜子   紅孔雀の歌

イルカ       なごり雪

宇多田ヒカル  First Love

江利チエミ    酒場にて

太田裕美     恋のうた

大塚愛      さくらんぼ 

岡崎友紀     しあわせの涙

岡村孝子     笑顔にはかなわない

岡本真夜     そのままの君でいて

小川範子     永遠のうたたね

荻野目洋子    ダンシング・ヒーロー

笠置シズ子    買物ブギ

華原朋美     I'm proud

金井夕子     パステル・ラヴ

門倉有希     J

河合奈保子    北駅のソリチュード

川中美幸      遣らずの雨

菊池桃子      夢で逢えたら

木の実ナナ     ママとパパのテレビ

草間ルミ      時計をとめて

工藤静香     黄砂にふかれて

国武万理     ポケベルが鳴らなくて

久宝留理子    「男」

久保田早紀    異邦人

グラシエラ・スサーナ 白い想い出

九重佑三子    レモン片手に

研ナオコ      愚図

香西かおり     無言坂 

梢みわ       恋のバイカル

小林明子      恋におちて-Fall ㏌ love

chay                   あなたに恋わしてみました

斉藤由貴      AXIA ~かなしいことり

桜田淳子     白い風よ

ザ・ピーナッツ  チャオ 

鮫島有美子   オーベルビリエのノエル

三東ルシア   街角セピア色

下成佐登子   花のささやき

シェリー     甘い経験

柴玲子      春のプレリュード

柴咲コウ     月のしずく

島倉千代子   愛のさざなみ

島谷ひとみ   簡単に言えたなら 

シモンズ     ひとつぶの涙

沢知美      素敵なあなた

椎名恵      Love is all

朱里エイコ    イエ・イエ

芹洋子      野に咲く花のように

高田みづえ   純愛さがし

武内千佳    夢は終わらない

竹内まりや    駅

築地容子    セレサ・ローサ

手嶌葵      明日への手紙

テレサ・テン   あなたと生きる

豊島たづみ   とまどいトワイライト

中沢厚子    いつかある日

中島美嘉    雪の華

中島美智代   赤い花束

中森明菜    赤い花

中山美穂    遠い街のどこかで

奈良光枝    雨の夜汽車

成清加奈子   バジャマ、邪魔だ

ナンシー梅木  サヨナラ

新妻聖子     夢やぶれて

西野カナ     会いたくて会いたくて

初田悦子     きみのママより

浜崎あゆみ   Dearest 

浜村美智子   バナナ・ボート

潘恵子      ふしぎな島のフロート

日野てる子   夏の日の思い出

平松愛理    部屋とYシャツと私

広瀬香美     ロマンスの神様

弘田三枝子    渚のうわさ

平原綾香      風笛

二葉あき子    恋の曼殊沙華

古内東子     誰より好きなのに

本田美奈子   ベラ・ノッテ

本田路津子   耳をすましてごらん

前田敦子     selfish

マギー・ミネンコ 涙の河

松田聖子     ウィンター・ガーデン

松田トシ      ブンガワン・ソロ

水樹奈々     想い

美空ひばり    愛燦燦

南沙織       傷つく世代

都はるみ     北の宿から

miwa                 君と100回目の恋

森サカエ     ボーイ・ハント

森昌子      おかあさん

森口博子     あなたといた時間

森山加代子    じんじろげ

薬師丸ひろ子  風に乗って

屋比久知奈  どこまでも

やまがたすみこ 日曜日のキューピー

山野さと子    ドラえもんのうた

裕木奈江     りんごでもいっしょに

結城道子     裏町人生

由紀さおり    生きがい

四角佳子     春の風が吹いていたら

 

2017年10月15日 (日)

世界一の名歌手・エンリコ・カルーソー

Caruso   Mステ。21世紀になって17年。CDが一番売れたアーティストは「嵐」だそうだ。でも20世紀のレコードの時代、世界中で一番レコードが売れたのはイタリアの歌手エンリコ・カルーソーだった。イタリアといえば民謡。民謡といえばナポリがまず思いうかぶ。歌とおしゃべりに明け暮れる楽天的なナポリっ子だが、南イタリア共通の貧しさがひそんでいる。ごみごみした路地にはりめぐらされた洗濯物の洪水、だがナポリっ子はそれを「ナポリの旗」だと無邪気に自慢する。

   1873年2月25日、エンリコ・カルーソー(1873-1921)は、ナポリの貧民窟サン・ジョヴァンニエッロ街の機械工の18番目の子として生まれた。父親の名前は知らないが、母親はアンナ・カルーソーという。CARUSOはナポリ風に読めばカルーゾだが、日本では一般に英語風のカルーソーで通っている。ナポリの貧民窟に住む母アンナは、なけなしの金をはたいて小さなエンリコに歌を習わせた。シニョール・ヴェルジーネはエンリコの才能をあまり評価せず、「雨戸をふきぬける風みたいな歌だ」とあざけった。アンナはエンリコの成功を見ずに死んだ。1894年ナポリの新劇場でデビューし、イタリア国内のいくつかの小劇場で歌った。1898年、ミラノで「フェードラ」が初演され、大成功を収めた。1902年、ミラノのスカラ座で歌ったとき、グラモフォン社のフレッド・ガイズバーグと出会ったことが契機となり、レコード録音をする。1903年からニューヨークのメトロポリタン劇場での成功と併せて発売されたレコードによってその名は世界的に知られるようになった。カルーソはオペラ歌手というだけでなく、民謡やポピュラーソングまで歌い、世界のあらゆる階層の人々から愛される歌手であった。カルーソはアダ・ジャケッティとの間に、正式な結婚はしていなかったが二児をもうけていた。1918年、ニューヨークの実業家の娘ドロシー・P・ベンジャミンと結婚した。絶頂期の1921年8月2日に故郷で休暇中に亡くなった。若きカルーソを評して、トスカニーニは「このナポリ人がこのように歌い続けるなら、世界中、彼の噂でもちきりになるだろう」と言った。トスカニーニの言葉どおり、彼は現代につながる発声唱法とレコード産業をも確立させた。

   「オーソーレミオ」(私の太陽)というエドゥアルド・ディ・カープア(1865-1917)作曲のナポリ民謡はカルーソーの創唱で世界中に知られるようになった。のちのオペラのテノール歌手たちがこぞってナポリ民謡をうたのうは、カルーソーの影響によるものだろう。

2017年10月14日 (土)

古い歌でも毎日よく耳にする

   いまの若い人たちが、イアホンで普段どんな曲を聴いているのか気になりませんか?現在エムオンのランキング一位はDAOKO×米津玄師「打上花火」。でも乃木坂の西野七瀬は大阪に帰る新幹線の中で聴いた曲で泣いたという。ちあきなおみ「喝采」(1972)の「それでも私は今日も恋の歌うたっている」という歌詞に勇気づけられた。缶コーヒーBOSSのCMで流れた。そういえばビールのCMにもよく古い曲がつかわれる。「♪サンマか、サザエか~」とグレン・ミラーの「茶色の小瓶」を堤真一が口づさむ。そのほかナット・キング・コールのLOVEとかイタリアのボラーレとかポピュラーな名曲もよく流れている。きっと若い人には新鮮に聞こえるのだろう。

2017年10月12日 (木)

休日の音楽

70217001   本日の徹子の部屋に八代亜紀が出演。「帰ってくれたら嬉しいわ」演歌とジャズ。むかしサム・テイラーは昭和の歌謡曲を取り上げて多数演奏している。「夜霧よ今夜も有難う」「影を慕いて」「有楽町で逢いましょう」「夜霧の第二国道」などなど。

  真偽のほどはわかりませんが、世界のどこかで四六時中流れている曲は、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」といわれています。たしかに「ベッサメ・ムーチョ」や「マドンナの宝石」など南米ラテン音楽はダンスによし、ムードミュージックによし、何度聞いてもあきないのかもしれません。

   映画音楽やムード・ミュージックを聴いて眠る。レコード、カセット、CDといろいろあるが、いますぐ好きな曲を聴こうとすると、捜すのが一苦労。そんなときyoutubeが便利だ。ドイツ映画「撃墜王アフリカの星」(1957)の主題曲「アフリカの星のボレロ」が聞きたくなった。オリジナルはエルヴィン・レーン楽団だが、フイルム・シンフォニック・オーケストラという演奏のレコードから誰かが投稿している。聞くと懐かしく不思議な感じ。戦争映画なのにとても美しくてやさしいメロディー。サントラ盤のエルヴィン・レーン楽団もアップされている。

「春の如くに」ミュージカル映画「ステート・フェア」(1945)で歌われた一曲。It Might As Well Be Spring

こんどは「ラントコンサート」で甘くひたる。なんと映画の予告編。モン・サン・ミッシェルの景色や日本語のナレーションまでついている。
   アントニオ・カルロス・ジョビンの「オルフェの歌」(映画「黒いオルフェ」主題歌)。ワンパターンでも「白い恋人たち」「ガラスの部屋」「ブーべの恋人」「さらば夏の日」は何回聴いても心地よい。ジャネット・アグランを何十年ぶりかで見る。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」なんと音がでない。著作権保護のためカットされたている。しかし誰かがまたアップしている。イタチごっこは当分続く。いずれは多くの作品も聞けなくなるかもしれない。いまのうちいっぱい見ておこう。
   「ムーン・リバー」(映画「ティファニーで朝食を」)を聴く。「酒とバラの日々」などスタンダードな曲は、ヘンリー・マンシーニはもちろん、アンディ・ウィリアムズ、ジュリー・ロンドンなど聞き比べできる。サム・テイラーのサックスも懐かしい。B・J・トーマスの「雨にぬれても」(映画「明日に向かって撃て」)
  シャンソンの名曲「枯葉」も映画「夜の門」(1946年)の主題歌だった。ドリス・デイ「君を想いて」は映画「情熱の狂想曲」(1950年)の挿入歌だが、元は1934年アル・ボウリーが歌ってヒットした。

ムードサックスの王者として知られるサム・テイラーもムード音楽からジャズ・スタンダード、R&B、映画音楽と幅広い。「ハーレム・ノクターン」「ダニー・ボーイ」「ミスティ」「夜霧のしのび逢い」「枯葉」「ムーングロウ」「ジャニー・ギター」。ほかにボビー・ハケット。

  世界にあって日本にはないもの。それはジャズのビッグバンドだ。グレン・ミラーやポール・ホワイトマン、デューク・エリントン、ベニー・グッドマン、アーティー・ショー、オリバー・ネルソン、ウディー・ハーマン、バディ・リッチ。トミー・ドーシーの「センチになって」が一番すきたが、もともとはジミー・ドーシーと兄弟バンドで1934年の曲。戦後もいろいろなバンドが演奏しているが、ベルト・ケンプフェルト楽団で聴いた。

「ラ・クンパルシータ」 アルフレッド・ハウゼ楽団

「マドンナの宝石」 マランド楽団

「トゥーランドット」 パバロッティ

「黒い瞳のナタリー」 フィリオ・イグレシアス

「ムーン・リヴァー」 ヒズ・ボ―ウェン Hill Bowen and his Orchstra

「可愛い花」 ピーナッツ・ハッコー Peanats Hucko

「一人ぼっちの浜辺(夜霧のしのび逢い)」 ロス・マヤス楽団

「ブルーレディに紅いバラ」 ビクター・シルベスター楽団

「友情ある説得」 ジョー・ロス楽団

「さらばベルリンの灯」 ジョン・バリーオーケストラ

「悲しみは星影と共に」 ブルーノ・ニコライオーケストラ

「慕情」 soundtrack suite アルフレッド・ニューマン

「Never Till Now」(愛情の花咲く樹)  ゴードン・マクレイ

「春のごとく」(ステート・フェア) ブランノン・ストリングス・オーケストラ

「モーニング・アフター」(ポセイドン・アドベンチャー) モーリン・マクガバン

「チコと鮫」 フランチェスコ・デ・マージ

「忘れじの面影(She)」(ノッチング・ヒルの恋人) エルヴィス・コステロ

「スピーク・ロウ」(ヴィーナスの接吻) テッド・ヒース・オーケストラ

「真夜中のブルース」(朝な夕なに) ベルト・ケンプフェルト

「炎のランナー」 ヴァンゲルス

「ボルサリーノのテーマ」 クロード・ボラン

「レット・イット・ゴー」(アナと雪の女王) イディナ・メンゼル

「ハイリリー・ハイ・ロー」(リリー) ダイナ・ショア

「暗いはしけ」(過去を持つ愛情) アマリア・ロドリゲス

「ウォルシング・マチルダ」(渚にて) ジミー・ロジャース

シャレード フランク・チャックフィールド

情事のテーマ モーリス・ルクレール楽団

誘惑されて棄てられて ピノ・フェルラーラ

刑事 死ぬまで愛して アリダ・ケッり

禁じられた恋の島 エリオ・ブルーノ楽団

太陽の誘惑 ニコ・フィデシコ

女と男のいる舗道 ロベール・モノ―楽団

「ステラに捧げるコンチェルト」「st.Michel」ステルヴィオ・チプリアーニ(ラスト・コンサート)

サークル・ゲーム(いちご白書)

地下室のメロディ ミッシェル・マーニュ

太陽はひとりぼっち コレット・テンピア楽団

荒野の三軍曹 アル・カイオラ楽団

リーザの恋人 モーリス・ルクレール楽団

アルディラ(恋愛専科) エミリオ・ペリコーリ

夢のカルカッタ ローレンス・ウェルク楽団

唄う風 ラルフ・フラナガン楽団

ブルー・ベルベット レイ・アンソニー楽団

引き潮 ジョニー・ダグラス楽団

サンセット77  ウォーレン・バーカー

エデンの少女 レーモン・ルフェーブル

ロワールの星 カラべリときらめくストリングス

アローン・アゲイン ピーター・ネロ

街角のカフェ  フランク・ミルズ

今宵のあなた モートン・グールド

   ムード音楽のオーケストラは、パーシー・フェイス、ポール・モーリア、フランク・プールセル、ビリー・ボーン、マントヴァーニー、モートン・グールド、ポール・ウエストン、ローレンス・ウェルク、ジャッキー・グリーソン、レイ・コニフ、101ストリングス・オーケストラ、ネルソン・リドル、ユーゴ・ウィンターハルタ―楽団、ファウスト・パペッティ楽団と世界にはいろいろあるが、最近は図書館でレイモン・ルフェーブルの二枚組CDを借りて聴いている。「シバの女王」「さよなら、マリンブルーの夜」「エマニュエル夫人」「オペラ座の怪人」「メモリー」「オン・マイ・オウン(「レ・ミゼラブル」より)」など。Elivin Rane Orchester、Bert Kaempfert、Morton Gould、Geoff Love his Orchestra(ジェフ・ラブ&ヒズ・オーケストラ)

2017年10月11日 (水)

似ている曲

620_1chanson     戦後、近江俊郎の「ハバロスク小唄」(1949年)がヒットしたが、これは林伊佐緒が昭和15年に歌った「東京パレード」の替え歌だった。やがて村田英雄が同じ曲に歌詞を変えて「皆の衆」を歌いまたもヒットした。やはり聞き覚えのあるメロディーはヒットしやすいらしい。冠二郎の「旅の終りに」も大正10年の「流浪の唄」とメロディーはまったく同じである。「♪流れ流れてさすらう旅は きょうは函館あしたは釧路」むかしは「流れ流れておちゆく先は 北はシベリア南はジャワよ」だった。大正時代のほうがスケールはでかかった。小松政夫の「♪しらけ鳥飛んでゆく南の空に~」はザ・キャラクターズの「港町シャンソン」の歌い出しと同じだ。鈴木雅之「ロンリー・チャップリン」はホイットニー・ヒューストン&ジャーメイン・ジャクソン「Take Good Care Of My Heart」に酷似している。小林亜星「どこまでも行こう」と服部克久「記念樹」は裁判にまで及ぶ。

   福山雅治「ひまわり」の出だしはlsland「stay with me」に似ている。クマムシのヒット曲「あったかいんだからぁ~」。SMAP「笑顔のゲンキ」や松田聖子「レモネードの夏」など20曲近くによく似たフレーズがある。メロディーが1フレーズ似ていると感じるときは大抵コード進行が同じだからである。朝ドラ「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」が三輪車「水色の街」とよく似ているという噂である。かまやつひろし「あの時君は若かった」。フランク・シナトラ&トミー・ドーシー楽団「フールズ・ラッシュ・イン」(1940年)というジャズの名曲に似ている。Fools Rush Inという、直訳すれば「愚か者たちが駆け込む」だが警句で「恋は愚かというけれど」という18世紀の詩人アレクサンダー・ポープの一節。最近では朝ドラひよっこの劇中曲「恋のうた」がフランソワ・アルディの「さよならを教えて」に酷似していると話題になった。

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