いまレトルトカレーが人気である。東日本大震災が契機ともいわれし、その種類が豊富なことも一因である。さて最近あまり動向を聞かない政治家、小沢一郎。カナリア、インコ、文鳥など、小沢一郎が自宅で飼っている小鳥は40羽以上いる。これらの小鳥のえさやりなど世話をするのは、住み込みしている書生たちの仕事である。小沢邸では働いている秘書や書生は常時20人ほどいる。午前5時に起こされて、庭の草むしり、犬の散歩、小鳥の世話、朝食の準備、と目の回る忙しさ。あるとき小沢はゴミ箱から封を切らないレトルトカレーを見つけた。「お前はボンカレーを捨てただろう」と書生にいった。「先生、賞味期限を1ヵ月も過ぎていました」と書生は答えた。「実際に食べてみてダメだと思ったら捨てろ。食べてもいないのに表示だけを信じるな」と小沢は注意した。人の噂やレッテルをむやみに信じず、自分で体験して納得したことだけを信じろと諭したのである。
むかし中国で生まれつき暗愚な皇帝(西晋の恵帝)がいて、飢饉で多くの餓死者が出ているのに、「飯が食べられないなら肉のおかゆを食べればよいのに」といった話が残っている。
古い話だが、日本でもこんな話があった。昭和25年12月7日、池田勇人が大蔵大臣の時代、木村禧八郎の米価値上げに関連する質問で、「ご承知の通り戦争前は米100に対して麦は64%ぐらいの割合であります。そして今は米100に対して小麦95、大麦は85ということになっております。そうして日本の国民全体の、上から下と言っては何でございますが、大所得者も、小所得者も同じような米麦の比率でやっております。これは完全な統制であります。私は所得に応じて、所得の少ない人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食う、というような、経済の原則にそういうほうへ持って行きたいというのが、私の念願であります」と答弁した。これが「貧乏人は麦を食え」という見出しで新聞に載り、各方面から強い批判が出された。
最近では玄米や麦は健康にいいという。また野菜中心のベジタリアンは本当に健康的なのかも疑問がある。家内は10年間野菜中心のダイエット食だが、お腹が空くらしく間食が多く、どうみても不健康だ。
小学生時代に覚えた海外の政治家の名前はいつまでも忘れないものだ。フランスのド・ゴール大統領、インドのネルー首相、インドネシアのスカルノ大統領、ガーナのエンクルマ大統領、西ドイツのアデナウアー。そして最も子どもたちに人気が高かったのがアラブの指導者ナセル大統領。「成せばなる。ナセルはアラブの大統領」と林家三平やハナ肇が言っていた。ナセルのことをエジプトの国民たちは「アル・ライース」ん呼んでいたそうだ。もともとは「親方」「大将」という意味である。アラブを統一できるのは彼しかいないと感じていたのだろう。エジプト革命やスエズ運河国有化という事件もあったが、世界史にその名前は確実に刻まれた。そしてエジプトはナセル、サダト、ムバラクの3人の国家元首の名前を覚えれば事足りる。ところが日本の学生は大変である。佐藤栄作から安倍晋三まで24人いる。女性問題で辞任した宇野宗佑は僅か2ヵ月だった。リオ五輪の閉会式。スタジアムの中央に置かれた土管の中から、スーパーマリオのコスプレの安倍晋三が現われ、衣裳を脱ぎスーツ姿に変わるという奇抜なパフォーマンスが世界を驚かした。日本の政治家がこのような形で世界の視聴者の前に姿をみせるというのは異例中の異例であろう。(Nasser)
少子高齢化は大問題である。ある校長の発言は波紋を投げかけたことは記憶に新しい。「女性にとって最も大切なことは、こどもを2人以上産むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」と。しかし問題はお金。ある民間保険会社の調査によれば、出産から大学卒業までの総費用は約3000万円かかるそうである。まだ物価が低かった昭和32年頃はいくらかかったか。「これからの家族計画」(主婦と生活10月号付録)によると、陣痛から出産そして退院まで一万一千円。人工栄養としてのミルク代二万二千円。母乳がたっぷり出ても18歳までの食費とおやつで446,400円。幼稚園に行くとしたら2年間で36000円。小学校は6年間で80,000円。中学校は3年間で60,000円。高校は公立で20万円、私立で27万円。男子は大学を4年間で卒業させるとして、国立で55万円、私立は80万円。合計約1,527,000円。女児は高校卒業して間もなく結婚するならば結婚費用は調度も式も旅行の費用もすべて含めて20万円として、合計約1,033,400円なり。この半世紀で30倍物価が上がったがさらに消費税が10%になるとますます生活は苦しくなるだろう。
全国各地で安保法案反対の抗議集会が開かれている。安倍首相は「丁寧な説明で国民の理解は進んだ。三連休を挟めば国民は忘れる」と強弁。谷垣幹事長は「60年安保に比べると比較的に平穏ではないか」。麻生副総理は「安保法案に対する抗議の電話は数十件しか来ていない」と保守派の余裕か楽観ムード。内閣支持率は35%と急落するも高村副総裁は「支持率下げても国民のために必要だと思うことは進めて来たのが自民党の歴史だ」と説明。メディアはさまざに煽るが、日本人のほとんどは法案の中身すら分かっていないし、無関心なのではないだろうか。このブログは政治性ゼロの能天気な話題が中心なのでこれ以上深入りはしないが、この法案、賛成か反対か、国民の一人として真剣に考えてみたい。
集団的自衛権とは、政府解釈によれば「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」をいう。これまで政府は憲法第9条下において許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するための必要最小限度の範囲にとどまるべきものであり、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されないとしてきた。ところが、現在、安倍政権は、この解釈を変更して、2014年7月、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を打ち出してきた。ところが2015年6月、憲法審査会全参考人に出席した長谷部恭男、笹田栄司、小林節ら3人の学者は全員「安保関連法案は違憲、現行憲法下で他国防衛のための集団的自衛権を行使することは明らかな憲法違反」と明言している。国会答弁では法制局長官が「集団的自衛権は毒キノコではなく、フグだ。肝を外せば食べられる」と喩えた。
テレビコマーシャル「わんぱくシリーズ」(丸大食品) 田中浩 岡田裕介
いま学校給食の牛乳パックを口をつけてそのまま飲むか、ストローを使って飲むかで論争がある。姫路市内の小学校では68校のうち56校がパックの上部を開封して口をつけて飲むようにしていた。校長の一人は「環境保護につながると思い、現場では疑問を感じなかった」と言っている。おそらく父兄のなかから食事マナーで疑問に思う人がいて、教育委員会で問題になったのだろう。教育委員会というところは騒ぎを一番嫌うところで、本質的な論議もないまま、現場へ異例の「ストローを使うように」と改善命令の指示をしている。現場では子どもたちはあまり抵抗感なく直接飲みをしていたようだ。一部にストローを使いたい子どもがいれば渡せば済むこと。他府県の小学校でも直接飲みをしているところもある。全国一律にストローを使う必要が本当にあるのだろうか。環境保護にあまり効果はないと言うが、牛乳は毎日のことであるし、全国の児童数だけのストローが1日に消費されると膨大な量である。直接飲みかストローを使うかはストロー業者にとっては死活問題かもしれない。学校給食の習慣というのは家庭においても、また将来もそうするように、というマナーを身につける意味があるのだろう。そうすると学校での「紙パック直接飲み論争」は将来にわたる日本人の慣習の根幹にかかわることであり、経済的な問題も大きい。学校教育に使われる税金だけではなく、家庭での消費にも及ぶ。つまり一律をまなぶのではなく、多様性を学ぶことも大切だと思う。マナーはマナーで別の時間にきちんと学べばいい。むしろ「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」も大切。地震などでの避難所生活や困窮者になっても生き抜いていけるサバイバル力を身につけたほうがいいのではないかと脱脂粉乳で育った世代は思う。たぶん教育論争、とくに子どもの「しつけ指導」は意見が分かれるだろうと思うが。
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