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2018年12月16日 (日)

消えていくリアル書店

   初雪や 消える街角 古本屋

Cajw6bff   街の小さな古本屋や貸本屋はほとんどみかけなくなった。新刊書店も減少している。活字離れなどを背景に、経営不振などによる書店・古本屋の閉店が相次いでいる。リアル本屋は斜陽業界なのだ。1999年には2万2296店だった本屋が、2017年には1万2526店、つまりこの18年間で1万店ほど減った。原因としては①ネット書店の普及②若者が本を読まなくなった③不景気、ながびくデフレと低所得④図書館を利用するほうが安上がり、などの理由が考えられる。

   地方の書店が減ることは当然、出版業界にも悪影響を及ぼす。優秀な人材は出版界に就職しなくなる。良書を出版していた零細出版社は倒産する。村上春樹の小説がいかに売れようが、新潮社や講談社が肥大になろうが、問題は多様性を失うことで日本の言論は大きく低下し民主主義はさらに失速する、という悪循環がおこる。やはり地方の書店を育てなければならない。かつて公共図書館は地元の図書館から直に本を購入していたが、コンピューター化と装備の委託化で大手の取次ぎから直接購入するようになった。これも地方の書店の経営を悪化させた。寡占化が文化を滅ぼす。

2018年12月13日 (木)

人生の至楽は読書にあり

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  何事にも意欲がわかないのは、ひじょうに診断の難しい病だ。退屈病や、無気力病と混同されやすく、素人目にはたんに活気のない人と見られがちだ。だが何もせずに放っておくと、人生を棒に振ることになる。新しい本を見つけて、すこしでも意欲ある人生を過ごしてほしい。読書の季節、どんな本を読もうかな。

図説日本史通覧 黒田日出男 高校の日本史の副読本ながら、情報量が多く安価である。70年代、80年代の文化の紹介記事には、山口百恵や松田聖子も写真付きで掲載されている。

忠臣蔵と元禄群像 中江克己

一冊でわかる朝鮮の歴史 井野誠一

名画で読み解く世界史 祝田秀全

ロビンソン・クルーソー 伊集院静

地図で訪ねる歴史の舞台 帝国書院

人間失格 上  太宰治

肩甲骨は翼のなごり  デイヴィッド・アーモンド

虚子俳話録 赤星水竹居 学陽書房 1949

ガラスの城の記憶  手塚治虫

アメリカ名詩選 岩波文庫

夏目漱石 文藝別冊 河出書房新社

文字と組織の世界史 鈴木薫

イギリス文学 名作と主人公 加藤光也

ギリシア人の物語 民主政のはじまり 塩野七生

現代政治の思想と行動 丸山真男

省略の文学 外山滋比古

こころの処方箋 河合隼雄

中間文化論 加藤秀俊

雑種文化 加藤周一

日中韓はひとつになれない 小倉紀蔵

一流の人は空気を読まない 堀紘一

ナポレオンで仕事上達 斎藤孝

文明が衰亡するとき 高坂正堯

名城と合戦の日本史 小和田哲男

本を愛しなさい 長田弘

パピルスが伝えた文明 箕輪成男

名張毒ブドウ酒殺人事件 田中良彦

年下の男 内館牧子

おもちゃと金米糖 戸田盛和

社会科学概論 森谷克己 法律文化社 1953

社会構成史大系 日本評論社 1950

社会と革命 世界平和への道 小島祐馬 宇田政治経済研究所 1954

社会史上から見た漢代の思想と文学の基本的性格の研究 田所義行 中国学術研究会 1965
社会主義の経済・貿易問題 中国を中心として 上野秀夫 晃洋書房 1973

社会主義への道 現代中国の歴史3 岩村三千夫 徳間書店 1966

社会人のための漢詩漢文小百科 田部井文雄ほか編 大修館書店 1990

あなたがほしい 安達千夏 集英社 1999

セーヌ川の書店主 ニーナ・ゲオルグ

文明ネットワークの世界史 宮崎正勝 原書房 2003

文学効能事典 エラ・バーサド フィルムアート社 2017

直木賞受賞エッセイ集成 文藝春秋 2014

暮らしの韓国語単語8800  今井久美雄 語研 2005

3秒に1回驚く「雑学」の本 王様文庫 三笠書房 2014

バリ島芸術をつくった男 ヴァルター・シュピースの魔術的人生 伊藤俊治 平凡社 2002

ねこMONO ねこグッズ😹パラダイス ダイアプレス 2014

いつも買うもやし・卵・とうふがおいしいおかず 主婦の友 2009

サピエンス全史の読み方 宝島社 2017

職業としての小説家 村上春樹 スイッチ・パブリッシング 2015

大辞泉 松村明監修 小学館

暗殺の歴史 リンゼイ・ボーター 創元社 

独立の民 ハルドル・ラックスネス

パレオマニア 池澤夏樹

銀漢の賦  葉室麟

ベスト・エッセイ2011  「光速老人」三浦しをん他。

夜型人間のための知的生産術 斎藤孝

ホトトギスの俳人101 阪西敦子ほか

マクベス 斉藤洋

聖書入門 大島力

図解日本音楽史 田中鍵次

「違うこと」をしないこと 吉本ばなな

ある男 平野啓一郎

2018年12月11日 (火)

長いタイトル、短いタイトル

Photo_3     楽曲や映画、小説にとって、そのタイトルをどう付けるか、というのは言うまでもなく大問題。2013年12月11日に発売されたAKB48のタイトルがやたらと長かった。「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」。何と76字ある。miwaの新曲「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」は22字。

   小説では2014年刊行の村上春樹の新作も長かった。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年に」は20字。2010年のベストセラー「もしドラ」は33文字あった。2011年の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や浅田次郎のエッセイ「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」は19文字。奇抜で刺激的なタイトルで人の目をひこうという魂胆がみえる。ワンセンテンスがタイトルとなるのは片山恭一の「世界の中心で、愛をさけぶ」あたりからの流行だろうか。作家が小説のタイトルをつけるには、それなりの思い入れがあるのだろうが、こうしてダラダラと長いタイトルが出てくるのだが、むしろ漢字一文字という題名が、ことさら強い印象がのこる。漱石「心」「門」、芥川龍之介「鼻」、森鷗外「雁」、長塚節「土」、谷崎潤一郎「卍」「鍵」、丹羽文雄「顔」などなど。

2018年11月17日 (土)

世界すべての図書の数

Photo あたり前の話だが、ひとりの人間が世界中の本のすべてを読むことはできない。よい本にかぎっても無理だ。もし世の中に存在するすべての本を集めることができたとしても、膨大な本の数に圧倒されてパニックに陥るであろう。世界中に図書の数はいくらあるのだろうか?世界最古の文学といわれる紀元前2000年頃の「ギルガメシュ叙事詩」からトマ・ピケティの「21世紀の資本論」まで、いわゆる図書の総タイトル数である。Googleが世界中の本の数を調査したところ、150以上の機関からメタデータを集め、その10億件のレコードから、重複レコードや非図書・雑誌のレコードを除いていくと、2010年の時点で1億2986万4880となった。しかしこの数字にどこまで信憑性があるのか分からない。本は紙の発明以前から、甲骨、木や竹、絹布や羊皮紙などに書かれていた。孔子が編纂した古典は現在まで生き続けているものの、すでに遺失した図書も多い。書物の伝播と散逸を正確に把握している数値なのであろうか。ケネス・ラトゥーレットは、17・18世紀の中国の書物の数は、世界の他の国々の書物の総数よりも多いといっている。西洋の印刷術の発明により、とりわけドイツでの書物生産量が増えた。我が国の総数は国書総目録や国立国会図書館の蔵書数から重複分を差し引けば概数はでてくるが、私家本など国立国会図書館に所蔵していない本もかなりあり、すべての図書タイトル数を知るのは難しい作業である。

  試みに世界の主な国立図書館の蔵書数を調べる。

アメリカ議会図書館 3100万
中国国家図書館    2778万
ドイツ国立図書館   2690万
ロシア国立図書館  1780万
大英図書館      1331万
フランス国立図書館 1300万
国立国会図書館    989万

  6館の合計が1億3968万冊。ほかにアジア・アフリカ諸国の図書を加えると、実際はGoogleの調査を大きく上回るものと考えられる。

  中国国家図書館の前身は1909年創立の京師図書館である。その後、数次にわたる名称、所在地の変遷を経て、1987年に現在の新館館舎が完成し、1998年、館名を長く親しまれた北京図書館から中国国家図書館に改め、現在に至っている

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 ドイツ国立図書館

世界の図書館の単語を調べると、ライブラリーよりもビブリオテークのほうが多い。これはラテン語ビブリオテーカ bibliothecaに由来するものである。

英語 library   ライブラリー

ドイツ語 Bibliothek ビブリオテーク

フランス語 bibliotheque  ビブリオテーク

イタリア語 biblioteca  ビブリオテーカ

ポルトガル・スペイン語 biblioteca  ビブリオテーカ

スウェーデン語・デンマーク語 bibliotek  ビブリオテーク

チェコ語 knihovna  クニホヴナ

フィンランド語 Kirjasto  キリヤスト

ギリシャ語 ヴィヴリオテイキ

ロシア語 ビブリオチェーカ

韓国語  トソグァン

2018年11月12日 (月)

本と読書に関する名言・ことわざ・文献書誌学

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   印刷術が広くゆきわたるまで、写本図書の利用は一握りの学者に限られていた。刊本の図書がその数を増すにつれて、書物は万人のためにあり、民主主義の精神にとって重要であることがわかってきた。ここでは、古今東西の本と読書に関する格言・箴言・名言・文献を集める。

有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかれぬような書物のことである。(ボルテール)

三日、書を読まざれば、語言味わいなし。(世説新語)

単に知るのみならず、その知識に従って行動せよ。(フィヒテ)

どの時代にもそれぞれの課題があり、それを解くことによって人類は進歩する。(ハイネ)

人生の至楽は読書にあり。(永井荷風)

書物はひもとかなければ、一片の木片にすぎない。(イギリスのことわざ)

A closed mind is like a closed book,just a block of wood.

閉じられた本は塊でしかない

A book that is shut is but a block.

すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものである。(デカルト)

書を読みて栄える者を見たり、書を読みて落ちぶれる者を見ず。(金言童子教)

機知に富みうちとけた言葉は永久に生命を持つ。(ゲーテ)

身体には鍛錬、心には読書。(アディソン)

この世のあらゆる書物もお前に幸福をもたらしはしない。だが書物はひそかにお前自身の中にお前を立ち帰らせる。(ヘッセ)

書物なき部屋は魂なき肉体のごとし。(キケロ)

私の実際的な読書の法則は三つある。
1.一年を経過していない本はどれも読まないこと
2.有名な本のほかは読まないこと
3.好きな本のほかは読まないこと(エマーソン)

私は人生を知ったのは人と接したからではなく、本と接したからである。(アナトール・フランス)

人生は短い。この書物を読めばあの書物は読めないのである。(ラスキン)

人の品格はその読む書物によって判断できる。それはあたかも、人の品格がその交わる友によって判断できるがごときものである。(スマイルズ)

本の世界では物事が説明されるが、実人生では説明なんかありはしない。人生よりも本を好むという人がいるが、驚くにはあたらないと思う。本は人生に意味づけしてくれるものだから。(バーンズ「フローベールの鸚鵡」)

読書百遍、義自(ぎおのずから)見(あら)わる。(魏志)

万巻の書を読み万里の路を行けば自ずと胸中に自然が映し出されるようになる。(董其昌)

読書とは、著者の魂との邂逅である。(亀井勝一郎)

読書は人間としての純粋な時間である。(亀井勝一郎)

インドの全財宝をあげても、読書の楽しみには換え難い。(エドワード・ギボン)

書物は友人と同様、数多くあるべきであり、そしてよく選択すべきである。(フラア)

読書のほんとうの喜びは、なんどもそれを読み返すことにある。(ロレンス)

読書に費やしただけの時間を、考えることに費やせ。(アーノルド・ベネット)

書物は一冊一冊が一つの世界である。(ワーズワース)

用例なき辞書は骸骨である(ヴォルテール)

書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取り入れて自己改善する最良の方法である。(ソクラテス)

本は知性のさまざまな機能に働きかける(フランシス・ベーコン)

おろかな学者は、おろかな馬鹿者よりも、ずっとおろかである(モリエール)

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   書物に関する文献目録

図書の部
倭板書籍考 幸島宗意撰 1702
官板書籍解題略 杉山精一訳 1847
日本書籍考 林羅山撰 1850
文芸類纂 榊原芳郎 1878
古梓一覧 西村兼文 1882
本朝書籍刊考 黒川真頼 1895
日本訪書誌 楊守敬 1897
国書解題 佐村八郎 1897
日本印書考 中根粛治 1899
明治出版史話 三木佐助 1901
古文旧書考 島田翰 民友社 1905
漢籍解題 桂五十郎 明治書院 1905
近藤正斎全集 近藤守重 1907
日本古刻書史 朝倉亀三 1907
徳川幕府時代書籍考 牧野善兵衛 1912
朝鮮図書解題 朝鮮総督府 1914
江戸物語 和田維四郎 1915
慶長以来書賈集覧 井上和雄編 1916
嵯峨本考 和田維四郎 1916
訪書余禄 和田維四郎 1918
製本術 島屋政一 1918
図書学概論 田中敬 冨山房 1924
解題叢書 経籍訪古志 廣谷雄太郎 廣谷国書刊行会 1925
典籍叢談 新村出 岡書院 1925
敦煌石室の遺書 石浜純太郎 懐徳堂 1925
書庫之起原 植松安 間宮書店 1927
京阪書籍商史 蒔田稲城 1928
書物装釘の歴史と実際 庄司浅水 1929
思想名著解題 春秋社 1929
本邦書誌学概要 植松安 図書館研究会 1929
書物の敵 庄司浅水  1930
書誌学とは何か 寿岳文章 ぐろりあそさえて 1930
装釘の常識 三村清三郎 岡書院 1930
日本訪書志補 王重民 1930
修訂建武年中行事註解 和田英松 明治書院 1930
中国図書館事業的史的研究 馬宗榮 中華学藝社編 商務印書館 1930
製本術 ブレガー著 赤坂・庄司訳 ブックドム 1931
日本蔵書印考 小野則秋 文友堂 1931
書誌学 小見山寿海 芸艸会 1931
宋元版の話 内藤虎次郎 名古屋市立図書館 1931
正徹本徒然草 川瀬一馬 文学社 1931
善本影譜 長沢・川瀬編 日本書誌学会 1931~35
影宋刊本御注孝経 長沢規矩也編 日本書誌学会 1932
好書雑載 高木文 井上書店 1932
西洋書誌学要略 橘井清五郎 図書館事業研究会 1932
粘葉考 田中敬 巌松堂 1932
成簣堂善本書目 川瀬・長沢 民友社 1932
成簣堂善本書影七十種 川瀬・長沢 民友社 1932
舊刊影譜 川瀬・長沢 日本書誌学会 1932
嵯峨本図考 川瀬・長沢 一誠堂  1932
漢籍解題1 漢文学講座2 長沢規矩也 共立社 1933
書誌学論考 長沢規矩也 松雲堂書店 1937
書誌学序説 長沢規矩也 吉川弘文館 1960
漢籍分類目録 集部東洋文庫之部 東洋学文献センター連絡協議会 東洋文庫 1967
書林清話 葉徳輝 世界書局 1968
書林掌故 葉徳輝等撰 中山図書公司 1972
書林清話・書林雑話 楊家駱主編 台湾・世界書局 1974
中国訪書志 阿部隆一 汲古書院 1976
書誌学序説 長沢規矩也 吉川弘文館 1979
図書の歴史と中国 劉国鈞著 松見弘道訳 理想社 1980
江浙蔵書家史略 呉辰伯 中華書局 1982
中国古代蔵書与近代図書館史料 春秋至五四前後 李希泌、張椒華編 中華書局 1982
書籍装幀芸術簡史 邱陵編著 黒龍江人民出版社 1984
目で見る本の歴史 庄司浅水、吉村善太郎 出版ニュース社 1984
造紙の源流 久米康生 雄松堂 1985
中国省市図書館概況 1919-1949 楊宝華・韓徳昌編 書目文献出版社 1985
書物に関する名句・名言・名文 エンカイリーディオン アリグザーンダー・アイアランド編 タングラム 1986
簡明中国古籍辞典 呉楓編 吉林文史出版社 1987
中国古代図書館事業史概要 来新夏 天津古籍出版社 1987
中国図書和図書館史 謝灼華編 武漢大学出版社 1987
中国図書の歴史 庄威著 吉村善太郎訳 臨川書店 1989
西洋図書の歴史 吉村善太郎 臨川書店 1990
中国蔵書史話 焦樹安著 商務印書館 1997
図書及び図書館史 寺田光孝ほか著 樹村房 1999
図説図書館の歴史 スチュアート・A・P・マレー 原書房 2011
写真でみる本の歴史 庄司浅水、吉村善太郎 日本図書センター 2011
中国目録学史 新・中国文化史叢書4 李端良 商務印書館
古今偽書考 姚際恒撰 清

論文の部
写本時代と板本時代とに於ける支那書籍の存亡聚散 市村瓚次郎 史学雑誌第13編1・3号 1902
唐以前の図書 那波利貞 歴史と地理2-2  1918
支那における図書館事業 岡野一郎 支那研究5 1923
書帙の歴史 那波利貞 歴史と地理19-3・4・5 1927
支那書籍小史 1・2・3 長沢規矩也 書誌学1-4・5・6 1933
清代図書館発展史 譚卓垣著 西村捨也訳 図書館研究14(2)~(4) 1941
中国図書館の沿革及び現況 兪爽迷 書香128  1941
国立北京図書館の概況に就いて 法本義弘 支那文化雑攷 1943
毛沢東戸図書館 平和彦 読書春秋4-11 1953
中国図書館の揺籃時代 松見弘道 図書館界6-5  1954
中国の文教政策 内田幸一 日本及び日本人 1954
転期に立つ中国の図書館活動 図書館雑誌51-3  1957
記録の文化史 小倉親雄 図説世界文化史体系別巻 1961
武英殿輯聚珍版について 金子和正 ビブリア23   1962
年表図書館物語 矢島玄亮 東北地区大学図書館協議会誌13,14,15  1962-63
図書・図書館の歴史(断章) 中村初雄 早稲田大学図書館紀要4  1963
唐本の値段 餘自録 大庭脩 東洋史研究24-4  1966
洛図洛書の一考察 原田正己 早大・東洋文学研究6  1967
支那における図書館の誕生 長沢規矩也 書誌学11  1968
中国図書館学史序説 加納正巳 静岡女子大研究紀要3  1970
中国における著作意識の発達 石田公道 図書館界21-5~23・4 1970~71
香港の図書館 木村宗吉 日本歴史270  1970
古代中国図書史 木村靖 文化史学26  1971
図書館に就いて 内藤湖南 大阪朝日新聞明治33年11月29・30日 (内藤湖南全集3所収)  1971
北周の麒麟殿と北斉の文林館 山崎宏 鈴木由次郎博士古稀記念東洋学論叢所収 1972
清代の官書局の設置について 大西寛 長沢先生古稀記念図書学論集 1973
書禁と禁書 宮崎市定 アジア史研究2所収 1974
中国に於ける図書館事業史(1) 漢代の図書館事業 宮内美智子 青葉女子短期大学紀要1  1976
中国本ものがたり1~8  劉国鈞著 松見弘道訳 東海地区大学図書館協議会誌22  1977~78
中国の図書館事情 各地の図書館を参観して1 中原ますえ びぶろす29-11  1978
中国における図書分類法 井坂清信 参考書誌研究17  1979
図書館起源小記 黎紅 広西大学学報1979年第3期 1979
秘閣図書の源流について 神田喜一郎 「芸林談叢」所収 1981
洛陽の紙価 小池秋羊 東西交渉1 1982
中国に於ける刻書事業 宮内美智子 青葉女子短期大学紀要7 1982
禁書に関する二三の資料 長崎聖堂文書研究1 大庭脩 史泉40 1970
篠崎小竹旧蔵の「欽定四庫全書拾遺目録」について 大庭脩 近世大阪芸文叢談 1973

2018年10月26日 (金)

どんな本を読もうかな?

 今年も読書週間がやってきます。今年の標語は「ホッと一息、本と一息」近くの図書館でホッと一息つける本をみつけよう。本は6冊まで2週間借りれる。「やさしいロシア語」「「女たちの精神史」「図書館情報資源概論」「本は10冊同時に読め」「イギリス文学史概論」を借りる。「本は10冊同時に読め」は超並列読書術である。著者の成毛眞は元マイクロソフト社長。本は捨てない、借りない、貸さない主義だそうだ。自宅にある本は大体1万5000冊ぐらいで、別荘にはその倍の本が置いてある。要するに教養のためにはお金を惜しむな、というお金持ちの読書術なので、万人を考慮していない。はっきり年収200以下を庶民と規定し、切り捨てている。「すべての人に本を」という私の考えとは異なる。また読書は量より質が問題で、多読より精読が大切だ。西田幾太郎の「一書を読了せざれば他書をとらず」はその姿勢を尊びたい。実業家の読書は即効性を重視するため実用書を尊重し、小説や詩は無益なものとして完全否定するらしい。本書には「私の趣味は読書でも、小説はほとんど読まない人間である」「漱石の吾輩は猫であるを読んだところで、何をどう感じるというのだろう」「私にとって志賀直哉の本は焚書である」と文学完全否定論が明白である。しかし「小説を読むより田を作れ」は間違いだろう。近代日本の出版物をながめてみると、多くの日本人の心の糧とした作品は文学書が多い。やはり読書人としては文学書を基本に据えるべきだと考えている。

2018年10月 1日 (月)

本と暮らす日々

84charingcrossroad   読書の秋。引越しは本が沢山だと結構たいへんだ。ふつうの人は引越し前に本や雑誌を全部整理するみたいだ。自分は6回引越したが、捨てられない性分で今も1万冊の本と暮らしている。晩年になっても読んでいない本があり、ぼちぼち読破している。晩年といえば、太宰治の第一短編集「晩年」がアンカット本(本のページが裁断されていない状態で製本されている綴じ方)だったことをドラマで知った。むかしはフランス装とかフランス綴といったが・・・。ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」はなかなか面白い。古書にまつわる連続ドラマは過去になかったであろうし、本好きにはたまらない。公共図書館とかブックオフは金太郎飴みたいでどれも同じでつまらないけど、小さな本屋や文庫、外国の洋館の書斎など個性的で魅力的である。本棚にはそれぞれの表情がでてくる。画像で味わってみてください。

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窓から逃げた100歳老人 ヨナス・ヨナソン

カッコウの呼び声 ロバート・ガルブレイス

裏切り者の街角 J・D・ロブ

ノンフェルノ ダン・ブラウン

北京から来た男 ヘニング・マンケル

リスボンへの夜行列車 パスカル・メルシエ

駄作   ジェシー・ケラーマン

11/22/63    スティーヴン・キング

貧乏お嬢様、空を舞う リース・ボウエン

 






2018年8月13日 (月)

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

モリー・グプティル・マニング著 松尾恭子訳 東京創元社 2016年。第二次世界大戦終結までに、ナチス・ドイツは発禁・禁書によって一億冊を超える書物をこの世から消し去った。対するアメリカは、戦地の兵隊たちに本を送り続けた。その数、およそ一億四千冊。アメリカの図書館員たちは、全国から寄付された書籍を兵士に送る図書運動を展開し、軍と出版業界は、兵士用に作られた新しいペーパーバック「兵隊文庫」を発行して、あらゆるジャンルの本を世界中の戦地に送り届けた。本のかたちを、そして社会を根底から変えた史上最大の図書作戦の全貌を描く、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの傑作ノンフィクション。

2018年4月23日 (月)

何冊読んでる?

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  最近の女優・タレントさんには読書家が多い。銀幕の女優といわれた昭和の時代にはなかった傾向である。柴咲コウ、中川翔子、ミムラ、杏、蒼井優、中江有里、高山一実(乃木坂)、上白石萌音、芦田愛菜などなど。ミムラさんはひと月に200冊は読むそうだ。小橋めぐみさんは「恋読 本に恋した2年9カ月」というエッセイを出版している。

   郵便局でタダでもらえる「モヨリノ」を読む。多部未華子とブックディレクター・幅允孝(はばよしたか)の対談。電子書籍元年などといわれるが多部ちゃんは本の伝道師のように「一冊の本が人生を豊かにしてくれる」と説いている。どうかその信念で芸能界の荒波を乗り切ってほしいと願う。多部ちゃんのオススメは「アンネの日記」(これってむかしから女優志願の美少女の定番ですね)、佐藤多佳子の「黄色い目の魚」、幅さんのオススメは「斎藤政雄の「調理場という戦場」、向田邦子「父の詫び状」、手塚治虫「火の鳥」、ガルシア・マルケス「百年の孤独」。それにしても、「ブックディレクター」とか「選書家」という職業があることを初めて知った。

2018年3月18日 (日)

素敵な本との出会いを求めて

明日から近所の図書館がコンピューターシステムの更新のため月末まで休館なので、今朝から本を借りておく。重たくなるので五冊とする。「現代用語の基礎知識 臨時増刊ニュース解体新書」2017年10月刊行。今話題の森友学園と隠蔽問題、シリア内戦、やまゆり園施設事件など解説。▽「英雄の最期と墓所の事典」終焉の地と墓所の記載はあるが戒名がないのが残念。▽「読んだら話したくなる世界史」宮崎正勝著。ユーラシア一体化の時代の流れをザックリ知るのにおすすめ。▽「おもしろ植物図鑑」花福こざる。日本人が昔から食していた「フキ」英語でbutterburという。▽「世界の伝説と不思議の図鑑」サラ・バートレット著。Sarah Bartlettはロンドンに住む占星術師。ロンドン塔やヴェルサイユ宮殿、スリーピー・ホロウといった幽霊の出る場所を解説。映画鑑賞の参考になる。

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