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2023年9月27日 (水)

秋の新ドラマ

 10月スタートの連続ドラマをチェックしよう!連続テレビ小説「ブギウギ」は歌手・笠置シズ子をモデルにしたヒロインを趣里が演じ、「東京ブギウギ」「買物ブギ」など名曲の数々とともに、日本の朝に笑顔を届ける。「ミワさんになりすます」映画が大好きなミワは大スターの家政婦になりすまして働き始める。松本穂香、堤真一。「Maybe 恋が聴こえる」橋本涼、大和奈央。「ONE DAY」大沢たかお、二宮和也、中谷美紀。「トクメイ!警視庁特別会計係」橋本環奈、沢村一樹。「けむたい姉とずるい妹」栗山千明、馬場ふみか。「君が死ぬまであと100日」高橋優斗。「くすぶり女とずん止め女」西田尚美、香音。「トラックガール」遠藤さくら。「マイ・セカンド・アオハル」広瀬アリス、道枝駿佑。「時をかけるな、恋人たち」𠮷岡里帆、永山瑛大。「マイホームヒーロー」佐々木蔵之介、斎藤飛鳥。「コタツがない家」小池栄子。「パリピ孔明」向井理、上白石萌歌。「君に届け」南沙良、鈴鹿中士。「ゆりあ先生の赤い糸」菅野美穂。「あきない世傳 金し銀」小芝風花。「うちの弁護士は手がかかる」ムロツヨシ、平手友梨奈。「今日からヒットマン」相葉雅紀、山本舞香。「ブラックファミリア~新堂家の復讐」板谷由夏、山中崇。「アオハロイド」出口夏希、櫻井海音。「単身花日」重岡重毅、新木優子。「18歳、新妻、不倫します」藤井流星。「猫カレ・少年を飼う」石川恋、斎藤潤。「下剋上球児」鈴木亮平、黒木華。「セクシー田中さん」木南晴香、生見愛瑠。「たそがれ優作」北村有起哉。「東京貧困女子」趣里。

 

 

 

2023年9月26日 (火)

新作映画&旧作映画紹介

 年に数百本と世に送り出される映画の中で、永遠に人々の記憶に残るであろう名作や、映画史に長く残るような傑作となるものはごく少数といえるでしょう。第95回アカデミー賞は「エブリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」が最多7部門受賞。監督はダニエル・クワンとダニエル・シャイナート。第46回日本アカデミー賞は「ある男」が8冠を達成。最優秀主演男優賞は妻夫木聡。助演女優賞は安藤サクラ。監督賞は石井慶。最優秀主演女優賞は「ケイコ目を澄ませて」の岸井ゆきの。ベルリン国際映画祭金熊賞は「アダマントにて」が受賞。新海誠監督の「すずめの戸締り」は受賞ならず。カンヌ国際映画祭では、「パーフェクト・デイズ」で主演を務めた役所広司が男優賞、「怪物」の坂元裕二が脚本賞に輝いた。濱口竜介監督の「悪は存在しない」がベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。邦高洋低の近年の傾向が続き、洋画ファンが減少している。今月はどんな映画が公開されるか楽しみであるである。

2023年10月封切り映画。「ゆとりですが何かインターナショナル」岡田将生、松坂桃李。「沈黙の艦隊」大沢たかお、玉木宏。「アナログ」二宮和也、波瑠。「SISU/シス 不死身の男」ヨルマ・トンミラ。「ドミノ」ベン・アフレック。「オペレーション・フォーチュン」ジェイソン・ステイサム。9月。「ミステリと言う勿れ」菅田将暉、町田智子。「こんにちは、母さん」吉永小百合、大泉洋。「スイート・マイホーム」窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒。「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」白岩瑠姫、久間田琳加、箭内夢菜。「女家族」生見司織、小島彩乃、綱島えりか。「親のお金は誰のもの」比嘉愛未、三浦翔平。「ホーンテッドマンション」ロザリオ・ドーソン。「ジョン・ウィック:コンセクエンス」キアヌ・リーブス。「アステロイド・シティ」ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス。8月。「高野豆腐店の春」藤竜也、麻生久美子。「リボルバー・リリー」綾瀬はるか、長谷川博己。「春に散る」佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈。「マイ・エレメント」ウォルト・ディズニー。「クライムス・オブ・ザ・フューチャー」ヴィゴ・モーテンセン。「トランスフォーマー」アンソニー・ラモス。7月。「1秒先の彼」岡田将生。清原果耶。「キングダム 運命の炎」山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈。「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」伊藤沙莉、北村有起哉。「ミッションインポッシブル テッドレコニング PART ONE」トム・クルーズ。「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ハリソン・フォード。「CLOSE クローズ」エデン・タンブリン。6月。「東京リベンジャーズ2 血のハロウィーン編・決戦」北村匠海、山田裕貴。「怪物」安藤サクラ、永山瑛大。「オレンジ・ランプ」貫地谷しおり、和田正人。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」高橋一生、飯豊まりえ。「水は海に向かって流れる」広瀬すず、大西利空、當真あみ。「スパイスより愛を込めて」中川翼、茅島みずき。「M3GAN」アリソン・ウィリアムズ、バイオレット・マッグロウ。「探偵マーロウ」リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー。「ウーマン・トーキング」ルーニー・マーラ、クレア・フォイ。5月。「せかいのおきく」黒木華、寛一郎。「最後まで行く」岡田准一、綾野剛。「銀河鉄道の父」役所広司、菅田将暉、森七菜。「さいはて」北澤響、中島歩。「こわれること いきること」吉田伶香、藤田朋子。「aftersun アフターサン」ポール・メスカル。「TAR ター」ケイト・ブランシェット。「クリード 過去の逆襲」マイケル・B・ジョーダン。4月。「TOKYO MER」鈴木亮平、賀来賢人。「サイドバイ サイド」坂口健太郎、齋藤飛鳥。「ヴィレッジ」横浜流星、黒木華。「生きる」ビル・ナイ。「ザ・ホエール」ブレンダ・フレイザー。「エスター ファースト・キル」イザベル・ファーマン。3月。「わたしの幸せな結婚」目黒蓮、今田美桜。「ロストケア」マツヤマケンイチ、長澤まさみ。「フェイブルマンス」ミシェル・ウィリアムズ。「エブリシング・エブリウェア・オール・アンド・ワンス」ミシェル・ヨー。「マジック・マイク ラストダンス」チャニング・テイタム。2月。「マンホール」中島裕翔、奈緒。「スクロール」北村匠海、中川大志、松岡茉優。「エゴイスト」鈴木亮平、宮沢氷魚。「別れる決心」パク・ヘイル。「ボーンズ・アンド・オール」ティモシー・シャラメ。「バビロン」ブラッド・ビット。1月。「レジェンド&バタフライ」木村拓哉、綾瀬はるか。「ファミリア」役所広司、吉沢亮。「嘘八百 なにわ夢の陣」中井貴一、佐々木蔵之介。「イニシェリン島の精霊」コリン・ファレル。「シー・セッド その名を暴け」キャリー・マリガン。「ドリーム・ホース」ト二・コレット。2022年12月。「夜、鳥たちが啼く」山田裕貴、松本まりか。「月の満ち欠け」大泉洋、有村架純、目黒蓮。「ラーゲリより愛を込めて」二宮和也、北川景子。アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」。「ルイス・ウェイン」ベネディクト・カンバーバッチ。「MEN 同じ顔の男たち」ジェシー・バックリー。「ブラックアダム」ドウェイン・ジョンソン、ピアース・ブロスナン。「ホイットニー・ヒューストン」ナオミ・アッキー。「ザリガニの鳴くところ」オリビア・ニュートン監督、デイジー・エドガー・ジョーンズ。「あのこと」アナマリア・ヴァルトロメイ。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」サム・ワーシントン。11月。「母性」戸田恵梨香、永野芽郁、中村ゆり。「ある男」妻夫木聡、安藤サクラ。「窓辺にて」稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ。「ザ・メニュー」レイフ・ファインズ。「ドント・ウォーリー・ダーリン」フローレンス・ビュー。「チケット・トゥ・パラダイス」ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー。10月。「もっと超越した所へ」前田敦子、菊池風磨。「耳をすませば」清野菜名、松坂桃李。「線は、僕を描く」横浜流星、清原果耶、河合優実。「バッド・ガイズ」。「アフター・ヤン」コリン・ファレル。「スペンサー ダイアナのダイアナの決意」クリスティン・スチュワート。「七人の秘書」木村文乃、広瀬アリス。「愛する人に伝える言葉」カトリーヌ・ドヌーブ、ブノワ・マジメル。9月「沈黙のパレード」福山雅治、柴咲コウ。「さかなのこ」のん、柳楽優弥。「ヘルドッグス」岡田准一、坂口健太郎。「川っぺりムコリッタ」松山ケンイチ、ムロツヨシ。「百花」菅田将暉、原田美枝子。「LAMB ラム」ノオミ・ラパス。「ブレット・トレイン」ブラット・ピット。「ダウントン・アビ― 新たなる時代へ」ヒュー・ボネヴィル。8月。「ハウ」田中圭、池田イライザ。「TANG タング」二宮和也、満島ひかり。「異動命令は音楽隊!」阿部寛、清野菜名。「長崎の郵便配達」イザベル・タウンゼンド、谷口稜曄。「野球部に花束を」醍醐虎太朗、黒羽麻璃央。「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」クリス・ブラット。「ソニック・ザ・ムービー」ジェームズ・マースデン。7月。「コースブックおばけずかん」新垣結衣、城桧吏。「破戒」間宮祥太郎、石井杏奈。「ビリーバース」礒村勇人、北村優衣。「ベイビー・ブローカー」ソン・ガンホ。「ブラック・フォン」イーサン・ホーク。「リコリス・ピザ」アラナ・ハイム。「エルヴィ」オースティン・バトラー。6月。「メタモルフォーゼの縁側」芦田愛菜。「恋は光」神尾楓珠、西野七瀬。「神は見返りを求める」ムロツヨシ、岸井ゆきの。「峠」役所広司、松たか子。「オフィサー・アンド・スパイ」ジャン・デュダルジャン。「FREE」アニメ。5月。「鋼の錬金術師」山田涼介、本田翼。「流浪の月」広瀬すず、松坂桃李。「ハケンアニメ!」𠮷岡里帆。「死刑に至る病」阿部サダヲ。「シング・ア・ソング」クリスティン・スコット・トーマス。「オードリー・ヘプバーン」長編ドキュメンタリー。4月。「とんび」阿部寛。「やがて海へと届く」岸井ゆきの、浜辺美波。「英雄の証明」アミル・ジャディディ。「カモン・カモン」ホアキン・フェニックス。「ヒットマンズ・ワイプズ・ボディガード」ライアン・レイノルズ。「チタン」ヴァンサン・タンドン。3月。「ウェディング・ハイ」篠原涼子、中村倫也。「愛なのに」瀬戸康史、さとうほなみ。「猫は逃げた」山本奈依瑠。「ナイトメア・アリー」ブラッドリー・クーパー。「ベルファスト」ケネス・プラナー監督 カトリーヌ・バルフ。「THE BATMAN ザ・バットマン」ロバート・パティンソン。「MEMORIA メモリア」アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。 2月。「ちょっと思い出しただけ」池松壮亮、伊藤沙莉。「ノイズ」藤原竜也。「嘘喰い」横浜流星。「Pure Japanese」ディーン・フジオカ、蒔田彩珠。「君が落とした青空」福本莉子、松田元太、横田真悠。「ゴーストバスターズ アフターライフ」マッケナ・ブレイス。「ウエストサイド・ストーリー」アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー。「フレンチ・ディスパッチ」ビル・マーレイ。1月。「決戦は日曜日」窪田正孝、宮沢りえ。「99.9・刑事専門弁護士」松本潤。「コンフィデンスマンJP英雄篇」長澤まさみ。「クライ・マッチョ」クリント・イーストウッド。「ハウス・オブ・グッチ」レディー・ガガ。「スパイダーマン:ノー・ウェイj・ホーム」トム・ホランド。2021年12月。「偶然と想像」古川琴音、中島歩。「彼女が好きなものは」神尾楓珠、山田杏奈。「ヴェノム・レット・ゼア・ビー・カーネイン」トム・ハーディ。「天才ヴァイオリニストと消えた旋律」ティム・ロス。「ダーク・ウォーターズ」マーク・ラファロ。「ラストナイト・イン・ソーホー」トーマシン・マッケンジー。11月。「そして、バトンは渡された」永野芽郁、田中圭。「ボクたちはみんな大人になれなかった」森山未來、伊藤沙莉。「老後の資金がありません!」天海祐希、草笛光子。「カオス・ウォーキング」トム・ホランド。「ディア・エヴァン・ハンセン」ベン・ブラット。「リスペクト」ジェファー・ハドソン。10月。「CUBE一度入ったら、最後」菅田将暉、杏。「護られなかった者たちへ」佐藤健、阿部寛。「ルパンの娘」深田恭子。「G.I.ジョー」ヘンリーゴールディング。「キャッシュトラック」ジェイソン・ステイサム。9月。「マイ・ダディ」ムロツヨシ。奈緒。「空白」古田新太。松坂桃李。「総理の夫」田中圭。中谷美紀。「アナザーラウンド」マッツ・ミケルセン。「MINAMATA」ジョニー・デップ。真田広之。「モンタナの目撃者」アンジェリーナ・ジョリー。8月。「子供はわかってあげない」上白石萌歌。「ドライブ・マイ・カー」西島秀俊。「孤狼の血」松坂桃李。「キネマの神様」沢田研二。「すべてが変わった日」ダイアン・レイン、ケビン・コスナー。「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」ヴィン・ディーゼル。7月。「犬部」林遣都。「東京リベンジャーズ」北村匠海。「竜とそばかすの姫」アニメ。「17歳の瞳に映る世界」シドニー・フラナガン。「イン・ザ・ハイツ」アンソニー・ラモス。「プログラミング・ヤング・ウーマン」キャリー・マリガン。6月。「明日の食卓」菅野美穂。「キャラクター」管田将暉。アニメ「漁港の肉子ちゃん」明石家さんま、大竹しのぶ。「るろうに剣心 最終章」佐藤健。「Arc アーク」芳根京子。「ハチとパルマの物語」アレクサンドル・ドモガロフJr。「クワイエット・プレイス」ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント。「Mr.ノーバデイ」ボブ・オデンカーク。「1秒先の彼女」リウ・ヴァンティン「グリーンランド」ジェラルド・バトラー。「カムバック・トゥ・ハリウッド」ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン。5月「いのちの停車場」吉永小百合が122本目の映画出演にして初の医師役に挑戦する。「地獄の花園」永野芽郁、広瀬アリス。「ヒノマルソウル」田中圭、土屋太鳳。「コジラvsコング」アレクサンダー・スカルスガルド。「ジェントルメン」マシュー・マコノヒー。「ファーザー」アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン。4月。「るろうに剣心 最終章」佐藤健。「ホムンクルス」成田凌、岸井ゆきの。「ゾッキ」吉岡里帆。「街の上で」若葉竜也、穂志もえか。「パーム・スプリング」アンディ・サムバーグ。「21ブリッジ」チャドウィック・ボースマン。「アンモナイトの目覚め」ケイト・ウィンスレット。3月「騙し絵の牙」大泉洋、松岡茉優。「まともじゃないのは君も一緒」成田凌、清原果耶。「奥様は、取り扱い注意」綾瀬はるか、西嶋秀俊。「モンスター・ハンター」ミラ・ジョヴォウィッチ。「トムとジェリー」クロエ・グレース・モレッツ。「アウトポスト」スコット・イーストウッド。「ノマランド」フランシス・マクドーマンド。2月。「哀愁シンデレラ」土屋太鳳、田中圭。「セトウツミ」池松壮亮、菅田将暉。「ファースト・ラブ」北川景子、中村倫也。「あの頃、」松坂桃李。「すばらしき世界」役所広司、長澤まさみ。「マーメイド・イン・パリ」二コラ・デュヴォシェル。「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」。「秘密への招待状」ジュリアン・ムーア。1月。「花束みたいな恋をした」菅田将暉、有村架純。「AWAKE」吉沢亮。「さんかく窓の外側は夜」岡田将生、志尊淳。「新解釈・三國志」大泉洋、ムロツヨシ。「おもいで写真」深川麻衣。「大コメ騒動」井上真央。「おとなの事情スマホをのぞいたら」東山紀之。「新感染列島」カン・ドンウォン。「KCIA 南山の部長たち」イ・ビョンホン。「ザ・スイッチ」ヴィンス・ヴォーン。「43年後のアイ・ラヴ・ユー」ブルース・ダーン。2020年12月。「私をくいとめて」のん、林遣都。「天外者」三浦春馬。「サイレント・トーキョー」佐藤浩市。「約束のネバーランド」浜辺美波。「ビルとテッドの時空旅行」キアヌ・リーブス。「ネクスト・ドリーム」ダコタ・ジョンソン。「魔女がいっぱい」アン・ハサウェイ。11月「おらおらでひとりいぐも」田中裕子、蒼井優、東出昌大。「罪の声」小栗旬、星野源。「461個のおべんとう」井ノ原快彦。「さくら」北村匠海、小松菜奈。「ドクター・デスの遺産」綾野剛、北川景子。「ホテルローヤル」波瑠、松山ケンイチ。「ばるぼら」稲垣吾郎、二階堂ふみ。「ストックホルム・ケース」イーサン・ホーク、ノオミ・ラパス。「エイプのキッチンストーリー」ノア・シュナップ。「ミッシング・リング英国紳士と秘密の相棒」。10月「望み」堤真一、石田ゆり子。「星の子」芦田愛菜。「浅田家!」二宮和也、妻夫木聡。「生きちゃった」仲野大賀、大島優子。「82年生まれ、キム・ジョン」チョン・ユミ、コン・ユ。「キーパー ある兵士の奇跡」デヴィッド・クロス。「ナイル殺人事件」ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー。

4月28日。「市民ケーン」(1941年、アメリカ)鬼才オーソン・ウェルズの主演・監督作。「薔薇のつぼみ」という謎の言葉を残し世を去った新聞王ケーンの栄光と悲しみの生涯を描く。映画史上のベストワンに、これを選ぶ批評家も多く、技術的にも傑出している作品。5月25日。「バニー・レークは行方不明」(1965年、イギリス) オット・プレミンジャー監督 キャロル・リンレイ。5月31日。「戦場」1949年 ヴァン・ジョンソン。1944年12月ベルギー戦線を舞台にドイツ軍の攻撃に耐えながら反攻する兵士たちを描く。アカデミー脚本、撮影賞受賞。6月10日。テレビ大阪。「グランド・ピアノ 狙われた黒鍵」2013年 イライジャ・ウッド。ディズニーチャンネル放送。「スチュワート・リトル」(1999年)ジーナ・デイヴィス。8月5日「レッドクリフ」(2008年)ジョン・ウ。金城武。8月28日「君のいた永遠」(1999年、香港)金城武、シルヴィア・チャン、ジジ・リョン、カレン・モク。8月30日「友だちのうちはどこ?、イラン」アンバス・キアロスタミ監督。12月9日「潜水艦ろ号未だ浮上せず」野村浩将監督 藤田進、丹波哲郎。1954年。「少年三国志」北大路欣也。「欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい」架乃かな。「ホットギミックガールミーツボーイ」(2019)堀未央奈。「パンとバスと2度目の初恋」深川麻衣。2月25日「そして、生きる」有村架純、坂口健太郎。東日本大震災で知り合った2人の人生を軌跡をたどる。結ばれない2人の物語は、古い洋画「草原の輝き」を思い出した。4月25日「湯を沸かすほどの熱い愛」宮沢りえ、杉咲花。日本アカデミー賞独占。2016年。

 

 

 

 

2023年9月16日 (土)

ピーター・フォークの謎

 1927年のこの日、米俳優ピーター・フォークはニューヨーク州オシニングで生まれた。彼の代表作はテレビシリーズ「刑事コロンボ」である。ボサボサ頭にヨレヨレのトレンチコート、コミカルな風貌に隠された鋭い推理力が世界中に愛された。コロンボ刑事はイタリア系という設定だが、ピーター・フォークの両親はユダヤ系である。父親はロシア系ユダヤ人、母親はポーランド・チェコ・ハンガリー系ユダヤ人でいわゆるアシュケナジムと呼ばれる人たちである。

   初期のピーター・フォークの作品をたまにテレビで見ることがある。「ミステリー・ゾーン」第3シーズン71話「鏡」(1962年)。ある革命家が権力を握るが、次第に猜疑心が強くなり、仲間を殺し、自滅していく話である。若いピーター・フォークの熱演ぶりがうかがわれる。 

   リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクが刑事コロンボを構想したのは何時頃であったか明らかではない。嘗てのラジオの人気番組「エラリー・クイーンの冒険」(1939ー1948)の影響があるといわれるが日本人のわたしたちには真偽のほどはわからない。リンクは短編小説「DEAR CORPUS DELICTI」を書いた。二人はそれをテレビ用に脚色し、「ENOUGH ROPE」というタイトルで放送される。このとき生れたばかりのコロンボ刑事を演じたのは、バート・フリード(1903‐1977)という俳優だった。

   その後、1962年「ENOUGH ROPE」は舞台化される。「殺人処方箋」の誕生である。犯人である精神科医を演じたのはジョゼフ・コットン。対するコロンボに抜擢されたのは、70歳前後のトーマス・ミッチェル(1892‐1962)だった。

    数年後、レヴィンソン&リンクは、「刑事コロンボ」をテレビムーヴィーの企画として提案する。かくして「殺人処方箋」のテレビ化はスタートしたが、肝心のコロンボ役がなかなか決まらない。舞台でコロンボを演じたトーマス・ミッチェルは故人となっていた。ピーター・フォークの名も候補者に上がっていた。しかしコロンボは年輩の俳優が演じるべきと考えていたレヴィンソン&リンクは、リー・J・コッブとビング・クロスビーが有力だった。だがオファーは双方とも断わられる。一度は「若すぎる」ということで選に漏れたピーター・フォークの名が再浮上することになった。かくして3人目のコロンボ刑事ピーター・フォークが1967年に誕生した。(9月16日)

 

 

2023年9月 7日 (木)

ハリウッド物語 歴史劇

Photo_4    アメリカは歴史が浅いせいか、古い歴史に対してコンプレックスのようなものがある。20世紀の初めに映画が誕生したときから、しばしば見世物のように歴史劇がつくられた。とくに聖書の世界や古代エジプト、美女や英雄が登場するスペクタクルが好まれた。1935年、世界初の長編カラー映画が「虚栄の市」(画像)である。スターが歴史上の人物を演じることが流行り、ゲーリー・クーパーがマルコポーロを、ジョン・ウェインがジンギスカンを演じた珍品もつくられた。50年代テレビに対抗するため登場したワイド・スクリーンにとってこのジャンルは最大限に特色を生かせる事ができた。シネマスコープ第一弾「聖衣」や、ビスタビジョンによる「十戒」など横長のスクリーンを最大限に利用したスペクタクル史劇である。本日のBSプレミアムは「十戒」チャールトン・ヘストン主演。旧約聖書「出エジプト記」のモーセの物語をセシル・B・デミル監督が壮大なスケールで描く歴史スペクタクル超大作。

   史劇略年表

1915 国民の創生
1916 イントレランス
1917 クレオパトラ(ゼダ・バラ)
1923 十誡
1923 ジークフリード
1926 ベンハー
1934 クレオパトラ(クローデッド・コルベール)
1935 クリスチナ女王
1935 虚栄の市
1945 ヘンリー5世
1945 シーザーとクレオパトラ
1949 サムソンとデリラ
1951 ジンギスカン
1952 黒騎士
1952 クオ・ヴァディス
1953 ジュリアス・シーザー
1953 聖衣
1953 円卓の騎士
1953 悲恋の女王エリザベス
1954 デジレ
1954 ユリシーズ
1954 エジプト人
1954 獅子王リチャード
1955 ピラミッド
1955 トロイのヘレン
1956 征服者
1956 アレキサンダー大王
1956 十戒
1957 ヴァイキング
1959 ハンニバル
1959 ベン・ハー
1959 ソロモンとシバの女王
1960 スパルタカス
1961 ロード島の要塞
1963 クレオパトラ
1964 ローマ帝国の滅亡
2000 グラディエーター
2004 トロイ
2004 アレキサンダー
2007 300
2014 ポンペイ
 
     

 

 

2023年8月 8日 (火)

映像化された世界文学作品(戦前)

 ヘルマン・ヘッセは「真の教養に行く道の一つは、世界文学を学ぶこと」と言っている。長編の名作を読破することは、労力のいることであるが、映画であらましを知っておくのも一つの方法であろう。最近、F・スコット・フィッジェラルドの小説「The Graeat Gatsby」レオナルド・ディカプリオ主演を観る。1920年代アメリカのジャズ・エイジ、禁酒法時代に生きる富豪青年の愛と挫折を描く。旧作ロバート・レッドフォード版と比べ、CG技術が一段と向上しているものの、華麗な社交界のムードはあまり甘美なものではなかった。これはアメリカ人の郷愁なのであろうか。文学作品の映像化にはさまざまな困難が伴うものであるが、その知名度ゆえに辛辣な批評はあっても興行的的に無難なケースが多い。過去に何度も映画化され、これからもさらに映画化を重ねて行くことだろう。記録にみる最も初期の文学作品の映画化はイタリア映画の「カルメン」(1909)といわれている。その後も、無声映画ではジェラルディン・ファラー、セダ・バラ、エドナ・パーヴィアンス、ポーラ・ネグリ、ラケル・メレ、ドロレス・アル・リオがカルメンに扮した。トーキーになってからはマルグリッド・ナマラ、インペリオ・アルヘンディーナ、ヴィヴィアンヌ・ロマンス、リタ・ヘイワースなどの女優たちが妖艶さを競った。おそらく世界中でこの100年間、最も数多く映画化された世界文学作品は「カルメン」ではないだろうか。

 

「不思議の国のアリス」1903年 セシル・ヘプワース監督

 

「ベン・ハー」1907年 シドニー・オルコット監督

 

「マクベス」 1908年 J・スチュアート・ブラックトン監督

 

「王子とこじき」1909年 

 

「椿姫」1910年

 

「復活」1910年

 

「ロミオとジュリエット」1911年

 

「二都物語」1911年

 

「虚栄の市」1911年

 

「ベニスの商人」1912年

 

「噫無情」1912年 カペラニ監督

 

「戦争と平和」 1912年 チャルディーニン監督

 

「クロイチェル・ソナタ」 1912年 チャルディーニン監督

 

「カルメン」 1915年 セシル・B・デミル監督

 

「戦争と平和」 1915年 ウラジミール・ガルディン監督

 

「復活」 1916年 マリオ・カゼリーニ監督

 

「スペードの女王」 1916年 ヤーコフ・プロタザノフ監督

 

「マクベス」 1916年 ジョン・エマーソン監督

 

「カルメン」 1918年 エルンスト・ルビッチ監督

 

「モヒカン族の最後」 1920年 モーリス・ターナー監督

 

「巌窟王」 1920年 アンリ―・プークタール監督

 

「椿姫」 1921年 レイ・C・スモールウッド監督

 

「カラマゾフの兄弟」 1921年 カール・フレーリッヒ監督

 

「サロメ」 1922年 チャールズ・ブライアント監督

 

「オセロ」 1922年 デミトリ・ブコウエツキー監督

 

「罪と罰」 1923年 ロベルト・ウイーネ監督

 

「春の眼覺め」 1923年 ヤーコブ・フレック監督

 

「ピーター・パン」 1924年 ハーバート・ブレノン監督

 

「ウィンダミア夫人の扇」 1925年 エルンスト・ルビッチュ監督

 

「女優ナナ」 1925年 ジャン・ルノワール監督

 

「ロード・ジム」 1925年 ヴィクター・フレミング監督

 

「ベン・ハー」 1926年 フレッド・ニフロ監督

 

「カルメン」 1926年 ジャック・フェデー監督

 

「ファウスト」 1926年 F・W・ムルナウ監督

 

「タルチュフ」 1926年 F・W・ムルナウ監督

 

「アンナ・カレニナ」 1927年 エドマンド・グールディング監督 グレタ・ガルボ

 

「復活」 1927年 エドウィン・ケリュー監督

 

「マッチ売りの少女」 1927年 ジャン・ルノワール監督

 

「テレーズ・ラカン」 1927年 ジャック・フェデー監督

 

「鉄仮面」 1929年 アラン・ドワン監督

 

「三文オペラ」 1931年 G・W・バプスト監督

 

「カラマゾフの兄弟」 1931年 フョードル・オツェプ監督

 

「戦場よさらば」 1932年 フランク・ボゼージ監督

 

「にんじん」 1932年 ジュリアン・デュヴィヴィエ監督

 

「雨」 1932年 ルイス・マイルストーン監督

 

「ロビンソン・クルーソー」 1932年 エドワード・サザーランド監督

 

「夜間飛行」 1933年 クラレンス・ブラウン監督

 

「ボヴァリー夫人」 1933年 ジャン・ルノワール監督

 

「痴人の愛」 1934年 ジョン・クロムウェル監督

 

「女優ナナ」 1934年 ドロシー・アーズナー監督

 

「虚栄の市」 1935年 ルーベン・マムーリアン監督

 

「罪と罰」 1935年 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督

 

「アンナ・カレニナ」 1935年 クラレンス・ブラウン監督 グレタ・ガルボ

 

「噫無情」 1935年 リチャード・ボレスラヴスキー監督

 

「罪と罰」 1935年 ピエール・シュナル監督

 

「ロミオとジュリエット」 1936年 ジョージ・キューカー監督

 

「どん底」 1936年 ジャン・ルノワール監督

 

「サボタージュ」 1936年 アルフレッド・ヒッチコック監督

 

「うたかたの恋」 1936年 アナトール・リトヴァク監督

 

「椿姫」 1937年 ジョージ・キューカー監督

 

「大地」 1937年 シドニー・フランクリン監督

 

「城砦」 1938年 キング・ヴィダー監督

 

「四人の姉妹」 1938年 マイケル・カーティス監督

 

「風と共に去りぬ」 1939年 ヴィクター・フレミング監督

 

「オズの魔法使」 1939年 ヴィクター・フレミング監督

 

「さよならチップスさん」 1939年 サム・ウッド監督

 

「嵐が丘」 1939年 ウィリアム・ワイラー監督

 

「二十日鼠と人間」 1939年 ルイス・マイルストン監督

 

「ベラミ」 1939年 ヴィリー・フォルスト監督 

 

「レベッカ」 1940年 アルフレッド・ヒッチコック監督

 

「怒りの葡萄」 1940年 ジョン・フォード監督

 

「タバコ・ロード」 1941年 ジョン・フォード監督

 

「ジキル博士とハイド氏」 1941年 ヴィクター・フレミング監督

 

「誰がために鐘は鳴る」 1943年 サム・ウッド監督

 

「カルメン」 1943年 クリスチャン・ジャック監督

 

「深夜の告白」 1944年 ビリー・ワイルダー監督(ジェームズ・M・ケインの「殺人保険」)

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年8月 1日 (火)

見かけがそんなに大事ですか?

   「リーガルハイ2」第3話。美人と結婚したエリートサラリーマンが、妻が整形したことを知り、離婚と慰謝料請求の訴訟する話。ブサイクな男が生まれてくる子どものことを考えて美人との結婚を願望していた。妻は離婚を承諾して若いイケメンと再婚する。古美門の名言「企業の面接において、能力は同等であれば、見た目の良い方が採用されます。能力が多少劣っていても、いいえ、相当劣っていても美人であれば採用される可能性が高い」

    世の中、すべて容姿で判断される風潮にある。「若くて美しく」という願望で巨額ビジネス産業が成立する。美男美女のほうが就活や結婚に有利。テレビの女子アナや一流会社の受付嬢が美人揃い。人は見かけじゃなくて心の美しさが大切といっても本音はウラハラ。でも容姿端麗を求めるのはせいぜい50歳くらいまで。誰でも年取ると美男美女も関係なくなり、内面や知性が必要だということがわかる。今回の話はこのような容姿端麗社会への警鐘として面白く見れた。

箴 中国の東晋の時代、「女史箴図」の絵画の右側に「人は咸、その容を脩ることを知るも、その性を飾ることを知るなし」と書かれている。昔の人は心の素養の大切さを訴え、綺麗な容貌になるには、心を修めなければならないと考えていた。

2023年7月16日 (日)

ヒーローの恋人は何故それほどの美人じゃないの?

 シルヴェスター・スタローンの出世作「ロッキー」。ヒロインはニューヨークの小さなペットショップで働く眼鏡と毛糸の帽子をかぶった気難しそうな女性エイドリアン。なぜかロッキーは死ぬほど愛してしまう。ヒロインがいるからヒーローは頑張れる。でもタリア・シャイアはスタイル抜群のセクシー女優というタイプではない。スーパーマン(1978)の恋人の記者ロイス・レーンを演じるマーゴット・キダーも神経質で内気そうなタイプ。なぜかハリウッド・ヒーローの恋人はとびきりの美人じゃない。スター・ウォーズのレイア姫キャリー・フィッシャーは姫と言うにはほど遠い見た目である。スパイダーマンの恋人キルスティン・ダンストはましなほうか。

 これと真逆なのがが「男はつらいよ」シリーズ。毎回寅次郎が恋する女性は絶世の美女。目が細くて四角い顔の中年男が美女に恋する気持ちがペーソス漂う人情喜劇となる。

 

 

 

 

2023年7月15日 (土)

モンローとコーラ

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  映画「ナイアガラ」(1953年)はマリリン・モンローがセクシー・シンボルとして世界中の男性の注目を浴びた作品として知られる。しかし、この作品にはジーン・ピータース(画像)という当時、売り出しの女優も共演している。彼女は「ナイアガラ」の後、「愛の泉」「折れた槍」「アパッチ」と出演し、ハワード・ヒューズと結婚し映画界から引退した。映画「ナイアガラ」にはコーラが出てくる。コカコーラの独特の「くびれ」のある瓶は、理想の女性の体のライン。ヒップが上がり、ウエストがくびれたホディ・ラインはマリリン・モンローのようである。当時の日本人がコーラの味を知っていたとは思われない。コーラは1886年に発明され、1919年には日本に輸入されている。しかし戦前は適性品で誰も飲むことはでなかった。第二次大戦下、コーラは世界に広がったアメリカ軍に支給され、押収品として一部の軍人が飲んでいたようだ。連続ドラマ「梅ちゃん先生」のコーラの話が出てくる。梅子が代用品でコーラを密造する。本当にあった話かは定かでない。日本コカコーラ株式会社の社史によると、製造開始は1957年6月25日である。したがって、映画「ナイアガラ」公開時、ほとんどの日本人はおそらくコーラの味を知らなかっただろう。

 

 

2023年7月14日 (金)

2023年の夏ドラマ

   月9ドラマ「真夏のシンデレラ」。男女8人の海での恋模様を描く王道ラブストーリー。森七菜、神尾楓珠、間宮祥太郎、吉川愛、仁村紗和。「VIVANT」堺雅人、二階堂ふみ、阿部寛、役所広司、松坂桃李という豪華キャスト。大手商社の社員の堺雅人がVIVANTの謎に巻き込まれていく。「CODE 願いの代償」坂口健太郎の刑事もの。染谷将太、松下奈緒。「ブラックポストマン」表の顔は陽気で落語好きな郵便配達人の副島だが、裏の顔は事件の被害者を救うため加害者を制裁するダークヒーロー。この2つの顔を持つ主人公を田中圭が演じる。「やわ男とカタ子」三浦翔平、松井玲奈、筧美和子。「転職の魔王様」小芝風花、成田凌、石田ゆり子。「カメラ、はじめてもいいですか?」田牧そら、手島美憂。「わたしの一番最悪なともだち」髙石あかり、蒔田彩珠、久間田彬加。「紅さすライフ」大西流星、井桁弘恵。「シッコウ!!犬と私と執行官」伊藤沙莉、織田裕二。「18/40~ふたりなら夢も恋も」深田恭子、福原遥、松本若菜、嵐莉菜。「ウソ婚」菊池風磨、長濱ねる。「リズム」岡本玲、岡本圭人。「君には届かない」前田拳太郎、柏木悠。「こっち向いてよ向井くん」赤埜衛二、生田絵梨花、波瑠、藤原さくら。「ばらかもん」杉野遥亮、遠藤憲一。「ハヤブサ消防団」中村倫也、川口春奈。「この素晴らしき世界」若村麻由美、沢村一樹、木村佳乃。「量産型リコ」与田祐希。「新婚予定日」松田元太、大原櫻子。「癒やしのお隣さんには秘密がある」田辺桃子、前田公輝。「トリリオンゲーム」目黒蓮、佐野勇斗、今田美桜、福本莉子。「警部補ダイマジン」生田斗真、向井理、土屋太鳳。「やさしい猫」優香。「ノッキンオン・ロックドア」松村北斗、西畑大吾。「最高の生徒」畑芽育。「最高の教師 1年後、私は生徒に騙された」松岡茉優、芦田愛菜。「彼女たちの犯罪」深川麻衣、前田敦子、石井杏奈、朝倉あき。「アラウンドクォーター」佐藤大樹、美山加恋、工藤遥。「ハレーションラブ」高橋ひかる。「褒めるひと褒められるひと」森川葵。「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ。「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介。海外ドラマでは「コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密」宿屋を営む女性タノと科挙受験生3人が繰り広げるロマンス時代劇。シン・イェウンは「おかえり」「2人の恋は場合の数」に出演した注目の美人女優。

 再放送ドラマにも注目。「スカーレット」「なつぞら」がチャンネル銀河。小芝風花の「妖怪シェアハウス」、高畑充希の「にじいろカルテ」テレ朝。「石の繭 殺人分析班」ファミリー劇場。「秋の童話」がホームドラマチャンネルで再放送される(7月15日・毎週土曜)。「美しき日々」JCOM。

2023年7月 6日 (木)

戦後ハリウッド映画の日本人への影響

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 戦後、アメリカGHQの対日本への民主化政策もあってハリウッド映画が大量に公開された。娯楽に飢えた日本人にとつて、アメリカ映画は、文化であり教養であり青春であった。「我が道を往く」「カサブランカ」「キュリー夫人」「断崖」「荒野の決闘」「心の旅路」「我等の最良の年」「失われた週末」「ママの思い出」「仔鹿物語」「裸の町」「三人の妻への手紙」「女相続人」「虹を掴む男」「イヴの総て」「我が谷は緑なりき」「サンセット大通り」。そしてヴィヴィアン・リー、ロバート・テーラー主演の「哀愁」は昭和24年3月に日本公開され、婦女子の紅涙を絞った。センチメンタルな悲劇の代表として類似映画は世界中にあり、枚挙に遑が無い。ハリスン・フォードの「ハノーバー・ストリート」(1979)はそのリメイクではあるが悲劇性は少ない感がある。日本映画では「君の名は」や「銀座の恋の物語」(記憶喪失の部分は「心の旅路」の影響)などにウォータールー橋ならぬ数寄屋橋が登場する。だが「哀愁」マイラが汚れた職業に堕ち轢死するヒロインの悲劇性を最も忠実に再現した日本映画は浅丘ルリ子主演の「十六歳」(1960)であろう。

 

  玉川せん子(浅丘)は埼玉の米軍基地のある貧しい農家の娘。中学3年生でバトミントン部のキャプテン。健康で明るい少女だが、近所に住むパンパンに好奇心をもつ。中根先生(葉山良二)が好きであるが、本間先生(長門裕之)から就職の斡旋をしてもらう。御礼に本間の下宿を訪れ、レイプされる。そして本間の子を宿すが、堕せといわれる。家出をしたせん子は売春婦となる。ある霧の夜、路上で倒れているせん子を中根が見つける久しぶりの再会であるが、すでに汚れたせん子は逃げ出した瞬間、疾走してきたトレーラーにひき殺される。あらすじのとおり救いようのない悲惨な結末で映画は終わる。当時すでに20歳の浅丘は、中学生をムリなく演じている。名作という評価は聞かないが「哀愁」のペシミズムが見事に再現されている。もちろん恋愛映画としてみた場合、教師と生徒との関係が恋愛としては不十分で、児童文学の映画化という感じはする。原作は打木村治の「雑草のような命」。

 

 

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