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2017年4月22日 (土)

4月からの連ドラどれが面白い?

   朝ドラ「ひよっこ」。奥茨城に生まれたみね子。東京へ出稼ぎした父親が謎の失踪。やがてみね子は集団就職で上京する。有村架純、佐久間由衣。桑田圭佑が歌う主題歌「若い広場」もレトロな感じで心地よい。昼帯ドラマ倉本聰脚本の「やすらぎの郷」も注目。老人ホームを舞台にした人間ドラマ。女優陣が豪華。「女囚セブン」剛力彩芽が殺人罪で女子刑務所に入り、女たちのバトルが繰り広げられる。韓国時代劇「オクニョ運命の女」。刑務所で生まれたヒロインが現代の弁護士に当たる外地部(ウェチブ)で働く話。少女時代を演じるチョン・ダビンが可愛い(「屋根部屋のネコ」の女優とは別人)。「フランケンシュタインの恋」綾野剛、二階堂ふみ。「この世にたやすい仕事はない」真野恵里菜。「人は見た目が100パーセント」桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみ。「兄に愛されすぎて困っています」映画公開に先行してドラマ化。土屋太鳳、大野いと。「貴族探偵」相葉雅紀、武井咲、中山美穂。「100万円の女たち」野田洋次郎、福島リラ、松井玲奈、我妻三輪子、武田玲奈、新木優子。半年前から5人の女たちと1つ屋根の下に暮らしている小説家が主人公。5人の女優の中でとくにビジュアルで秀でた娘はいないのが残念。「あなたのことはそれほど」波瑠、東出昌大。「ボク、運命の人です」亀梨和也、木村文乃。「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語」 多部未華子、高橋克典。「緊急取調室」天海祐希。「小さな巨人」長谷川博己。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。「警視庁・捜査一課長」内藤剛志。「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」小栗旬。「リバース」10年前の親友の死にまつわるミステリー。藤原竜也、戸田恵梨香。「恋がヘタでも生きています」高梨臨、田中圭、土村芳。イチオシは「リバース」。ディーバで期間限定無料視聴できる番組もある。

2017年4月20日 (木)

何度観ても楽しめる映画とは?

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  ストーリーや結末がわかっていても、何度観ても楽しめる映画がある。その反対に面白くても一度観たら十分という映画もある。その違いはどこにあるのか。第1のポイントはカタルシス効果のある、なしがその違いを生むと考える。たとえば映画「スピード」(1994)。主役はキアヌー・リーブスで見所はアクションであることは言うまでもないが、実は女性のサンドラ・ブロックがバスを運転することで全編に緊張感が生れている。このようなカタルシスを生む映画は何度観ても楽しめることができる。第2のポイントは主演者が豪華であること。パニック映画の代表作「ポセイドン・アドベンチャー」は顛覆した豪華客船が舞台の群像劇で、一種のグランドホテル形式である。「ナバロンの要塞」や「大脱走」(1963)のようなオールスターの戦争アクションも楽しい。マックイーンが草原をバイクで疾走することでカタルシスが生ずる。「ターミネーター」(1984)「インディー・ジョーンズ魔宮の伝説」(1985)「トップガン」(1986)などヒットシリーズの第1作は新鮮さがある。だがアクション映画だけにカタルシスがあるのではない。韓国映画のハン・ソッキュの「八月のクリスマス」(1998)やイ・ビョンホンの「我が心のオルガン」(1999)にも清涼感がある。カタルシスとは抑圧されて無意識の中にとどまっていた精神的外傷によるしこりを、言語・行為または情動として外部に表出することによって消散させようとする心理療法の技術をいう。アリストテレスは悲劇を見て涙をながしたり、恐怖を味わったりすることによって心の中のしこりが浄化できると考えた。アルフレッド・ヒッチコックは現代人の不安や恐れという心理をドラマ化して、スリラーやサスペンスという分野を開拓した。「ダイヤルMを廻せ」(1954)「めまい」(1958)「北北西に進路を取れ」(1959)「鳥」(1963)など何度観ても楽しめる。第2は多くのスターが出演する映画。「大脱走」(1963)はそれぞれの個性ある俳優の名前を覚えるだけでも楽しみがある。「大脱走」の出演者の多くは故人となった。存命している俳優は?土処理を考案したアシュレー役のデヴィッド・マッカラムは83歳になる。暗いトンネル工事のためトラウマになる青年ウィリーはジョン・レイトン。現在80歳。当時は歌手として有名で「霧の中のジョニー」が大ヒットしていた。1963年には映画主題歌「大脱走のマーチ」をリリースしている。第3のポイントは「永遠のマンネリズム」。渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズや勝新太郎の座頭市などは、一度見た映画でもすぐに忘れて2度見しても楽しめる。恋愛ものは「ローマの休日」「ベニスの夏の日」など数本。アメリカのスター女優としがない本屋の店主のつかのまの恋を描いた「ノッティングヒルの恋人」も何度も観れる。定番で王道なのにスターの魅力があるからだろうか。

2017年4月11日 (火)

「エデンの東」にみる父と母

 ジェームズ・ディーンの「エデンの東」。旧約聖書にあるカインとアベルの物語からとった暗示的なタイトルだが、キャルと父親との対立がストーリーの中心にある。

    アロン(リチャード・ダバロス)とキャル(ジェームズ・ディーン)は同じ両親から生まれたとは信じられないくらい、性格がちがっていた。兄のアロンは父アダム・トラスク(;レイモンド・マッセイ)の信頼も厚く、町の模範青年なのに、弟のキャルは暴れん坊のひねくれ者。父もキャルには手をやいていた。

   ある日、キャルは、彼を産み落としてから離婚していた母ケイト(ジョー・ヴァン・フリート)の噂を聞き、彼女が経営しているいかがわしい賭博業兼バーへ行ってみた。キャルは老醜の母に対して、懐かしさと同時にかすかな嫌悪の情を抱いた。

   父はレタスを冷凍化して大量輸送する新事業に夢中だったが、失敗して財産のほとんどを失う。キャルは、父の損害を自分で取り戻し、それにより父の愛情をかちえようと考えた。あの母親に頼みこんで3千ドルの大金を借りると、第1次大戦による食料不足を予測して、豆をつくる農業に投資した。彼の予測はあたり、父の損害以上の金を得ることができた。

    父の誕生日。父の喜ぶ顔を期待してキャルは例の金をプレゼントした。だが父は断固これを拒否した。そんなものより、兄とアブラ(ジュリー・ハリス)の婚約のほうがずっとうれしいというのだ。キャルの絶望、むくわれぬ愛の悲しみはいつしか兄への憎悪と変わっていく。キャルは兄を連れ出すと、母のところへ連れていった。死んだと思っていた母がまだ生きていたばかりか、自分の最も軽蔑している種類の女であったことを知り、兄のアロンは理性を失う。ヤケ酒におぼれ、苦しみから逃れようと半狂乱のまま、兵役を志願し、町を去っていった。

    ショックのあまり父も脳卒中で倒れ、身動きできない重病人となる。良心の呵責に耐えきれず、キャルは許しを乞うたが、父の顔には何の表情も浮かんでこなかった。アブラは、心からキャルを愛している自分にめざめ、アダムの枕もとで、キャルが父親の愛情に飢えていることを説いた。そしてアダムは、はじめてキャルに父親らしい愛情をしめし、父子の間に愛が甦るのだった。

 母恋しさに旅する場面はあの瞼の母を連想させる。母恋ものは石原裕次郎の「陽のあたる坂道」や「続男はつらいよ」にもと取り上げられるテーマである。

官能小説の女

なかなか執筆がすすまない中年の小説家ヴァルター。図書館で知り合った若い女性に惹かれ、声をかけたことから恋に落ちる。書けずにいた小説も女性をモデルにすすむようになる。だが時間はどんどん進んで女は年をとり、妊娠する。未来が現実を追い越し、虚構かリアルなのか区別がつない。ドイツ・ベルギー映画なので、ジャンルはエロスとなっているが芸術作品のかおりただよう。シュテファン・カンプヴィルト、オーディン・ヨーネ。

2017年4月 4日 (火)

恋愛コメディ盛衰

いま少女漫画を原作とした青春恋愛もの映画が多い。アオハライド、ストロボエッジを観るが途中で脱落。夜は1955年の市川崑「青春怪談」を観る。奇妙な題名である。轟夕紀子・山村聰の熟年婚、金融業を夢見る青年三橋達也。バレーをはげむ北原三枝・芦川いづみの同性愛、ほかにパン食やパチンコなど戦後風俗が描かれる。小説家獅子文六にとって戦後の新風俗がみな怪しげな文化にみえたのだろう。着物姿の轟夕紀子・山根久子ら旧世代に対して、嵯峨美智子・北原三枝らヘップバーンもどきの新世代の女性対比が面白い。

2017年3月28日 (火)

郵便配達は二度ベルを鳴らす

  「郵便配達は二度ベルを鳴らす」奇妙な題名である。物語に郵便配達夫は登場しない。前科のある流れ者の男と、歳の離れた夫を持つ女が、不倫の果てに夫を殺害し、悲劇的な結末を迎えるさまを描く。むかしから映画にはデートリッヒやアイダ・ルピノ、シモーヌ・シニョレのような美女が男を破滅させるファム・ファタール(悪女)の作品が数多くある。原作は、アメリカのジェームズ・M・ケインが実話をヒントに小説としたもの。これまで4度も映画化され、ミッシェル・シモン(1939年)、クララ・カラマイ(1942年)、ラナ・ターナー(1946年)、ジェシカ・ラング(1981年)がヒロインを演じた。セクシー女優ラナ・ターナーを売り出した作品だが、その4年前にイタリアで作られたヴィスコンティの初期作品に惹かれる。ジョヴァンナ役は初めアンナ・マニャーニが演ずることになっていたが、妊娠していたため、急遽クララ・カラマイ(1915-1998)が演ずることになった。カラマイは「白夜」「華やかな魔女たち」など戦後脇役女優として知られるが、この映画の彼女はすばらしい。カラマイが醸し出すはかない女の哀愁がただよう。相手役のマッシロ・ジロッテイも男性的魅力にあふれ、男と女を結ぶ一本の絆がしがらみつくような感じで真摯な愛情が伝わってくる。名作とはこれだ。

2017年3月23日 (木)

ルームメイトの二人

 映画「ルームメイト」(1992年)アリソンはアパートの同居人を探す。「独身、白人、女性」そしてどこか野暮ったいが真面目そうな娘へドラと共同生活を送ることにする。しかしへドラは狂気にみちた女性だった…。洗練されたブリジット・フォンダと小柄なジェニファー・ジェイソン・リーと対照的なタイプ。ピーター・フォンダとヴック・モローの娘。ブリジットは結婚後、女優業は休業中。一方のジェニファーは近作「ヘイトフル・エイト」でも怪演。

2017年3月16日 (木)

ボディ・スナッチャー

 BSプレミアムシネマ、本日は「ボディ・スナッチャー恐怖の街」(1956)。宇宙からの侵略者、エイリアン、インベーダー物の古典的名作だが日本では劇場未公開だった。ケヴィン・マッカーシー、ダナ・ウィンター。原題 the body snatchersとは「死体を盗む男」という意味か。

2017年3月15日 (水)

ヴェニスの夏の日

  映画「旅情」は、イギリスの巨匠ディヴィッド・リーンが1955年にベニス・ロケで作ったロマンティックな名作である。キャサリン・ヘプバーン演じるジェーンはアメリカで秘書として働くうち、結婚適齢期をとっくに過ごしてしまう年齢。そこで夏の休暇を貯金をはたいてはるばるベニスまで観光旅行にやってきた。はたせるかな中年のイタリア男、レナートが現れる。純情な女学生のように若返って、ジェーンはレナートを愛してしまう。レストランで買ってもらったクチナシの花。レナートは「バラやランでなく、なぜクチナシ?」とたずねる。ジェーンは「初めてのダンスパーティーでの思い出がクチナシだった。でも相手はまだ高校生で進展しなかった」と。やがて2人に別れのときがくるが、駅にやってきたレナートの手にはクチナシの花があった。旅行先でのつかの間の恋の話は無数にあるが、いまだにこの「旅情」をこえた作品はない。

   映画音楽はアレッサンドロス・チコニーニが担当している。とくに主題曲「ヴェニスの夏の日」は大ヒットして、ムード・ミュージックの定番ともなっているが、ヴォーカルでも主演者のロッサノ・プラッツイやジュリー・ヴェールが吹き込んでファンを喜ばしている。

2017年3月14日 (火)

戦争映画

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   本日のBSプレミアムシネマは「テレマークの要塞」。ナチスの原爆核施設をノルウェイのレジスタンス部隊がスキーでスロープしながら爆破し、阻止するという実話がもとになった戦争アクション。あまり要塞らしきものは登場せず、重曹を積んだフェリーを沈没させる。主演のカーク・ダグラスは100歳でご健在とはおどろき、おどろき。 ヨーロッパの戦争映画が「無防備都市」「戦火のかなた」に代表されるような戦争の冷酷さや悲惨さを描いたリアリズム作品が多いのに対して、アメリカの戦争ものはスペクタクルとアクションに力点が置かれた作品が多い。やはり本土が戦禍にみまわれた国々との温度差があることは否めない。とくにワイドスクリーンが登場する60年代から「ナバロンの要塞」のようなコマンドものが西部劇にかわって大作映画の主流になる。そのなかでジョン・フォード「ミスタア・ロバーツ」は異色の戦争コメディ。

1930  西部戦線異状なし
1942  Uボート撃滅
1943  サハラ戦車隊
1945  コレヒドール戦記
1949  頭上の敵機
1954  ケイン号の反乱
1955  ミスタア・ロバーツ
1955  地獄の戦線
1956  荒鷲の翼
1956  攻撃
1956  戦艦シュペー号の最後
1957  眼下の敵
1957  突撃
1957  撃墜王アフリカの星
1958  特攻決死隊
1958  深く静かに潜航せよ
1959  ペティコート作戦
1959  潜望鏡を上げろ
1960  ビスマルク号を撃沈せよ
1960  潜水艦浮上せず
1961  ナバロンの要塞
1962  大脱走
1962  史上最大の作戦
1962  突撃隊
1964  六三三爆撃隊
1964  モスキート爆撃隊
1964  大突撃
1965  バルジ大作戦
1965  危険な道
1965  テレマークの要塞
1966  トブルク戦線
1966  パリは燃えているか
1967  特攻大作戦
1968  荒鷲の要塞
1968  砂漠の戦場 エル・アラメン
1969  空軍大戦略
1969  大反撃
1969  ネレトバの戦い
1970  ロンメル軍団を叩け
1977  遠すぎた橋
1978  トラ・トラ・トラ!
1979  地獄の黙示録
1981  Uボート
1986  プラトーン
2002  炎の戦線 エル・アラメイン
2006  父親たちの星条旗
2006  硫黄島からの手紙

    ところで「ナバロンの要塞」の出演者たち。写真左からジェームズ・ダーレン、スタンリー・ベーカー、デヴィド・ニーヴン、グレゴリー・ペック、アンソニー・クイン、アンソニー・クエイル。ジェームズ・ダーレンは1936年生まれ(現在80歳)で存命。あとの5人は他界している。ジェームズ・ダーレンは本職は歌手、テレビなどで歌とドラマで活躍しアメリカではとても有名スター。ドラマ「タイムトンネル」(1966-67)や「恋も涙もさようなら」「冷たい女王」などヒット曲を出している。最近も新曲「ベストはまだ来ていない」と元気だ。

   スタンリー・ベイカー(1928-1976)は史劇からアクションまでなんでもこなせるイギリスの名優だが、惜しいことに48歳で死去している。

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    ジェームズ・ダーレン   スタンリー・ベイカー

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