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2020年9月26日 (土)

新作映画

 「望み」堤真一、石田ゆり子。「星の子」芦田愛菜。「浅田家!」二宮和也、妻夫木聡。「生きちゃった」仲野大賀、大島優子。「82年生まれ、キム・ジョン」チョン・ユミ、コン・ユ。「キーパー ある兵士の奇跡」デヴィッド・クロス。「ナイル殺人事件」ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー。

2020年9月 8日 (火)

木漏れ日の家で

   年老いた女性の人生最後の瞬間をドロタ・ケンジェルザヴスカ監督が静かに描きだした2007年のモノクロームの名作。ポーランド・ワルシャワの古い屋敷で愛犬と暮らすひとりの老女。息子との確執やさまざまな問題に直面してきた彼女は、人生の最後に何を思うのか?美しい人生に拍手を送りたくなる。91歳のポーランド人女優ダスタ・シャフラルスカが老女役を好演。サンフランシスコ国際映画祭観客賞など世界中の数々の賞に輝く。

2020年9月 4日 (金)

エルンスト・ルビッチ、フランク・キャプラ、ジョン・フォード

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 「結婚哲学」フローレンス・ヴィダー モント・ブルー

 

    「アメリカ映画は、ドイツから招いたエルンスト・ルビッチによって絶大な恩恵を受けた」と映画史家ジョルジュ・サドゥールは「世界映画史」で、こう記している。「結婚哲学」(1924)はソフィストケイテッド・コメディの傑作となった。1927年本格的なトーキー映画の第1作「ジャズ・シンガー」がニューヨークのワーナー劇場で初公開され大ヒットを記録した。無声映画からトーキーへの転換は、映画界に激変を起こした。声が悪かったり、歌えない俳優は姿を消し、ブロードウェイの舞台俳優がハリウッドに押し寄せた。甘い声のゲーリー・クーパーはじめ、トーキーならではのスターが台頭した。

 

Photo_3   クラーク・ゲーブル主演の「或る夜の出来事」は第7回アカデミー賞で、作品、監督、主演男優、主演女優、脚色の主要5賞を独占した。フランク・キャプラは以後も「オペラハット」「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「群衆」「素晴らしき哉人生!」とアメリカ的理想主義と人間愛を巧みなユーモアで包んだ作品を発表していった。ジョン・フォードは「男の敵」「駅馬車」「怒りの葡萄」「荒野の決闘」「静かなる男」など西部劇の巨匠としての評価が高い。

 

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2020年8月26日 (水)

戦争映画

  秋公開予定の日米海戦を描くローランド・エメリッヒ監督の「ミッドウェイ」。日本からは豊川悦司、國村隼、浅野忠信らが出演している。戦後、世界諸国で作られた戦争大作はそれぞれ様相も異なり、性格もちがうが、戦争がそれ自体大いなるドラマであると同時に人間にとってのドラマであるという現実感が備わっている。概して ヨーロッパの戦争映画が「無防備都市」「戦火のかなた」に代表されるような戦争の冷酷さや悲惨さを描いた「リアリズム」作品が多いのに対して、アメリカの戦争ものはスペクタクルとアクションに力点が置かれた「スペクタクル」作品が多い。やはり本土が戦禍にみまわれた国々との温度差があることは否めない。とくにワイドスクリーンが登場する60年代から「ナバロンの要塞」のようなコマンドものが西部劇にかわって大作映画の主流になる。そのなかでジョン・フォード「ミスタア・ロバーツ」は異色の戦争コメディ。

 

1930  西部戦線異状なし
1942  Uボート撃滅
1943  サハラ戦車隊
1945  コレヒドール戦記
1949  頭上の敵機
1954  ケイン号の反乱
1955  ミスタア・ロバーツ
1955  地獄の戦線
1956  荒鷲の翼
1956  攻撃
1956  戦艦シュペー号の最後
1957  眼下の敵
1957  突撃
1957  撃墜王アフリカの星
1958  特攻決死隊
1958  深く静かに潜航せよ
1959  ペティコート作戦
1959  潜望鏡を上げろ
1960  ビスマルク号を撃沈せよ
1960  潜水艦浮上せず
1961  ナバロンの要塞
1961  陽動作戦 ジェフ・チャンドラー
1962  大脱走
1962  史上最大の作戦
1962  突撃隊
1964  六三三爆撃隊
1964  モスキート爆撃隊
1964  大突撃
1965  バルジ大作戦
1965  危険な道
1965  テレマークの要塞
1966  トブルク戦線
1966  パリは燃えているか
1967  特攻大作戦
1968  荒鷲の要塞
1968  砂漠の戦場 エル・アラメン
1969  空軍大戦略
1969  大反撃
1969  ネレトバの戦い
1969  レマゲン鉄橋
1970  ロンメル軍団を叩け
1976  ミッドウェイ
1977  遠すぎた橋
1978  トラ・トラ・トラ!
1979  地獄の黙示録
1981  Uボート
1986  プラトーン
1990  メンフィス・ベル
1998  プライベート・ライアン
2002  炎の戦線 エル・アラメイン
2002  戦場のピアニスト
2006  父親たちの星条旗
2006  硫黄島からの手紙
2009  ドニエプル攻防戦
2014  スターリングラード史上最大の市街戦
2015  スターリングラード大進撃 ヒトラーの蒼き野望
2019  ミッドウェイ

   

映画「遠すぎた橋」

Stillofrichardattenboroughinmareaev 本日のBSプレミアムは「遠すぎた橋」。イギリスの映画監督、プロデューサー、俳優で知られるリチャード・アッテンボローが監督の1977年作品。彼は1942年に俳優としてデビューし、「大脱走」集団脱走計画の中心人物ビッグXの役が印象に残る。上映時間176分の超大作は少し退屈な映画として知られる。1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦から3か月後の9月、連合軍が企てた「マーケット・ガーデン作戦」を豪華キャストで描く。でも自宅でくつろぎながら、2日に分けてみれば十分に楽しめる。とくに実際にアルンヘムやナイメーヘンといった戦場となった町や村でロケが行われ、実話に近いものとなっている。ヒーロー物ではなく、戦史を知るうえで貴重な映像である。また見所はやはり14大スターの競演か。ローレンス・オリビエ、ダーク・ボガード、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマン、アンソニー・ホプキンス、ロバート・レッドフォード、ライアン・オニール、マイケル・ケイン、エドワード・フォックス、ジームズ・カーン、リブ・ウルマン、リチャード・アッテンボロー、エリオット・グールド、ハーディー・クルーガー。音楽ジョン・アディソンの勇壮なマーチも良し。

 

 

 

 

2020年8月25日 (火)

ラストタンゴ・イン・パリ

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  本日のNHKBS プレミアムシネマはウッディー・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)。オーウェン・ウィルソン主演で、キャシー・ベイツ、マリアン・コティヤール、マイケル・シーンなど多彩なキャスト。監督は好みではないが、批評家から評価が高かったのと、パリが舞台なので見ることにする。パリの街を舞台にした映画は数限りなくある。「巴里の屋根の下」「巴里祭」「巴里のアメリカ人」「おしゃれ泥棒」「シャレード」。だがどれもパリの魅力を前面に出した観客に媚びたところがあり、現代人の悲しみを描いた作品は少ない。ベルナルド・ベルドリッチ監督の「ラストタンゴ・イン・パリ」(1972)は性の根底にある現代人の孤独を鋭くえぐったパリを舞台にした数少ない秀作である。最初この映画の主演は、ジャン・ルイ・トランティニァンとドミニク・サンダが予定されていた。マーロン・ブランドが「自分にやらせてほしい」と名乗りをあげてきた。サンダは妊娠のため降板し、20歳の無名の女優マリア・シュナイダーが抜擢された。シュナイダーは「栗色のマッドレー」「花のようなエレ」に端役で出演したことがある程度だった。しかし彼女の父が往年の二枚目俳優ダニエル・ジュランであることはあまり知られていない。当時ジュランは女優のダニエル・ドロルムと結婚していた。シュナイダーの母はルーマニア人女性で、私生児だった。だが幼いころから芸能界への憧れは強かった。どんな役でも体当たりする覚悟はあった。マーロン・ブランドはシュナイダーに初めて出会ったとき次のように語った。「これから随分いろんなことをしなくちゃならない。だから、できるだけ僕をじっと見つめてほしい」と。シュナイダーの演技は監督の期待以上のものだった。その後俳優のマルク・ポレルと噂されたが別れたらしい。ポレルは34歳で亡くなっているし、シュナイダーの結婚歴は聞かない。マリア・シュナイダーは2011年2月3日、パリで亡くなった。世界的スターでありながら薄幸な匂いがする。まるで「ラストタンゴ・イン・パリ」のために生まれたような人生だった。

 

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 「危険なめぐりあい」のマリア・シュナイダー

2020年8月20日 (木)

戦後、日本女性に人気のあった外国スターは?

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   朝ドラ「おひさま」。陽子が和成に「わたしもハンフリー・ボガートのような素敵な男性が現れた浮気するかもよ」と。映画「カサブランカ」は日本公開が昭和21年なので、ボガートも人気スターだったろう。しかし日本女性が好む二枚目タイプではないし、暗黒映画のイメージが強く主婦の浮気相手には不向き。この場面には誰がふさわしいのだろうか?タイロン・パワーやシャルル・ボワイエあたりか。新人グレゴリー・ペックでは若すぎる。やはりゲーリー・クーパーといっておくのが無難ではないだろうか。

2020年流行る男はアンセル・エルゴートだろうか。それは何と言ってもスティーヴン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」で、主人公トニー役を演じるからだ。

 

2020年8月19日 (水)

映画こそは夢の世界

  あたり前の話だが、ひとりの人間が世界中の映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどすべての映像作品を観ることはできない。名作といわれるよい映画だけにしぼっても無理だ。なぜならつねに世界中で新しい映画がつくられているから。もし世界のすべての映像作品を朝から晩までネット配信などで観ることができたとしても、その量に押しつぶされて数カ月で中毒症かパニックに陥るだろう。21世紀になってフィルム上映からディジタル上映へ、そしてシネコンの増加で劇場用映画の制作本数は増加している。だが映画の制作数の正確な統計データはない。少し古いが2017年の国別の映画制作本数をあげる。

インド         1986
中国      874
アメリカ    660
日本      594

  およそ全世界で1年間に1万本以上の映画がつくられている。ナイジェリアやインドのボリウッド映画が多い。そのなかで日本で劇場公開される映画は1割ほどで、2018年は邦画613本、洋画579本、合計1192本の映画が劇場公開されている(日本映画製作者連盟の統計)。映画評論家は年間500本くらいは見ているそうだ。国別の世界的な作品をあげる。
アメリカ 風と共に去りぬ 1939年 ヴィクター・フレミング
メキシコ 皆殺しの天使 1962年 ルイス・ブニュエル
メキシコ 赤い薔薇ソースの伝説 1992年 アルフォンソ・アラウ
フランス 天井桟敷の人々 1945年 マルセル・カルネ
フランス ショア 1985年 クロード・ランズマン
イギリス 第三の男 1949年 キャロル・リード
ドイツ  嘆きの天使 1930年 ジョセフ・フォン・スタンバーグ
ドイツ  朝な夕なに 1957年 ヴォルフガング・リーベンアイナー
ドイツ  橋 1959年 ベルンハルト・ヴィッキ
イタリア 道 1954年 フェデリコ・フェリーニ
スペイン 汚れなき悪戯 1955年 ヴァイダ・ラースロー
スペイン ビリディアナ 1961年 ルイス・ブルニュエル
ポルトガル 青い年 1963年 パウロ・ローシヤ
オランダ 美しい人妻 2015年 アントワネッテ・ブーマー
スウェーデン カール・フレードリク統治す 1934年 グスタヴ・エードグレン監督
スウェーデン ペンション「楽園」 1937年 ヴェイレル・ヒルデブランド監督
スウェーデン 春の悶え 1951年 アルネ・マットソン監督
スウェーデン 野いちご 1954年 イングマル・ベルイマン
ノルウェー  妹の体温 2015年 アンネ・セヴィツキー
フィンランド ル・アーヴルの靴みがき 2011年 アキ・カウリスマキ
デンマーク  バベットの晩餐会 1987年 ガブリエル・アクセル監督
デンマーク  ある戦争 2015年 トビアス・リンホルム監督 ピルー・アスべック
ロシア  戦艦ポチョムキン 1925年 セルゲイ・エイゼンシュテイン
ロシア ラン・スルー・ザ・ナイト 2016年 アンナ・チポフスカヤ
ジョージア 青い山 本当らしくない本当の話 1995年 エルダル・シェンゲラーヤ監督
ポーランド 灰とダイヤモンド 1958年 アンジュイ・ワイダ
ポーランド 水の中のナイフ 1962年 ロマン・ポランスキー
ポーランド 砂時計 1973年 ボイチェフ・イエジー・ハス 
ポーランド 戦場のピアニスト 2002年 ロマン・ポランスキー
ハンガリー 連隊長レドル 1985年 サボー・イシュトヴァーン
セルビア  思春期 2012年 マヤ・ミロス監督 イシドラ・シミヨノヴィッチ 
スロベニア スロベニアの娼婦 2009年 ダムヤン・コソレ
ギリシャ  春のめざめ 1963年
ナイジェリア アラロミレ 呪いの女神像 2010年 グレン・アフォラヤン監督
イラク・トルコ サイの季節 2012年 バフラン・ゴバディ監督
イラン  友だちのうちはどこ? 1987年 アッバス・キアロスタミ監督
インド  大地のうた 1955年 サタジット・ライ
インド  ガンジスの流れる国 1960年
インド  ムトゥ、踊るマハラジャ 1995年 K・S・ラヴィクマール
タイ  ブンミおじさんの森 2010年 アピチャサボン・ウィーラセタクン
ベトナム 青いパパイアの香り 1993年 トラン・アン・ユン
ベトナム 第三夫人と髪飾り 2018年 アッシュ・メイフェア
中国  菊豆 1990年 張藝謀
香港・中国合作 さらば、わが愛 覇王別妃 1993年 チェン・カイコー
韓国  太白山脈 1994年
韓国  八月のクリスマス 1998年 ホ・ジノ
日本  七人の侍 1954年 黒澤明

   現存する最古の日本映画「紅葉狩」(1899)からシム・ウンギョン&松坂桃李主演の「新聞記者」(2019)まで何でも観ちゃうぞ!▽「アメリカアメリカ」(1961)ギリシャ人青年が苦難の末にトルコから渡米するまでの苦難のロードムービー。▽「西部戦線異状なし」(1978年CBS)リチャード・トーマス、アーネスト・ボーグナイン。第一次世界大戦中、ドイツの小さな町の学校では戦争の話でもちきりだった。先生は生徒たちの愛国の精神を説き、それにのせられたポールら6人が出征志願する。しかし、現実の戦場はなまやさしいものではなかった・・・・。1930年の映画をリメイクしたエリッヒ・マリア・レマルク原作のドラマ化。主役のリチャード・トーマスは「去年の夏」「朝やけの空」など青春スターだった。▽「日本のいちばん長い日」(1967)原作は大宅壮一。阿南惟幾に三船敏郎、米内光政に山村聡。今年夏にも同名の映画が公開される。原作は半藤一利。阿南に役所広司、米内に柄本明、昭和天皇に本木雅弘、鈴木貫太郎に山崎努。ほか松坂桃季、堤真一らオール男優スターの超大作らしい。▽「陽だまりの彼女」(2013)上野樹里、松本潤。真緒は猫だった…。▽「ナイルの宝石」(1985)マイケル・ダグラス、キャスリーン・ターナー。▽「スフィンクス」(1981)レスリー・アン・ダウン、フランク・ランジェラ、モーリス・ロネ▽「大いなる西部」(1958)グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、パール・アイヴス、チャールズ・ビッグフォード▽「富士に立つ影」(1942)阪東妻三郎。幕府は富士の裾野に築城を命じた。牛車合戦はベン・ハーのチャリオット・レースのようで圧巻の迫力がある。▽「硫黄島」(1959)宇野重吉監督。大坂志郎。▽「滅びのモノクローム」(2003)国仲涼子が若くて可愛い。▽「紙屋悦子の青春」(2004)原田知世、永瀬正敏。▽「薄化粧」(1985)別子銅山の社宅で起きた妻子惨殺事件の犯人の逃亡生活を描く。逃走中に関わった4人の女たち、なかでも藤真利子の官能的な濡れ場がよい。▽「影なき男」(1934)ウィリアム・パウエル、マーナ・ロイ、モーリン・オサリバン。▽「初雪の恋」宮崎あおい、イ・ジュンギ。▽「ポーリンの冒険」(1947)連続活劇の女王パール・ホワイトの伝記。ベティ・ハットンが演じるミュージカル映画。▽「女子ーズ」(2014)山本美月、藤井美菜、桐谷美玲、高畑充希、有村架純。怪人カメムシゲルゲが臭くて戦隊から「うんこ、うんこ」と連呼される▽「ぼっちゃん」(2012)水澤伸吾。▽「学校」(1993)山田洋次監督。西田敏行、田中邦衛、裕木奈江。▽「私の愛した女」(1983)伊藤かずえ、小野寺昭。▽「ホットロード」能年玲奈。▽「江ノ島プリズム」(2013)福士蒼汰、本田翼。▽「ドグラ・マグラ」(1988)夢野久作の小説の映画化。松田洋治、桂枝雀。▽「もらとりあむタマ子」(2013)前田敦子、康すおん。▽「100回泣くこと」(2013)桐谷美玲。▽「love letter」(1995) 中山美穂、豊川悦司、酒井美紀。▽「遺体 明日への十日間」西田敏行。▽「真木栗ノ穴」(2007)西島秀俊。▽「そこのみにて光輝く」(2014)呉美保監督、綾野剛、菅田将暉、池脇千鶴。▽「駆け込み女と駆け出し男」(2015)大泉洋、戸田恵梨香。▽「エイプリルフールズ」(2015)戸田恵梨香、松坂桃李。▽「居眠り磐根」(2019)松坂桃李、木村文乃。▽「アルプススタンドのはしの方」(2020)小野莉奈。

Marawilson「マチルダ」(1996)マーラ・ウィルソンも28歳になった。▽「グエムル 漢口の怪物」(2006)韓国初のモンスター・ムービー。ソン・ガンホ、ぺ・ドゥナ。怪物に咥えられ連れ去れる少女にコ・アソン。▽「レ・ミゼラブル」(1998)リーアム・ニーソン、ユア・サーマン。▽「ぼくたちの家族」(2013)妻夫木聡、原田美枝子▽「悪い奴ほどよく眠る」(1960)三船敏郎。▽「ハウスメイド」(2010)チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ。▽「ジェレミー」(1973)ロビー・ベンソン、グリニス・オコナ―。▽「卒業」(1967)ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス。▽「スーパーマン」(1978)クリストファー・リーヴ、マーロン・ブランド―。▽「海炭市叙景」(2010)熊切和嘉監督 谷村美月。▽「洟をたらした神」(1978)神山征二郎監督 樫山文枝。▽「海のふた」(2015)豊島圭介監督 菊池亜希子。▽「グッド・ストライプス」(2015)菊池亜希子。▽「神様はバリにいる」(2015)堤真一、尾野真千子。▽「一粒の麦」(1958)吉村公三郎監督 菅原謙二。▽「豆大福ものがたり」(2013)菊池亜希子。▽「あの空の果てに星はまたたく」(1962)丘さとみ、水木襄。

▽「サンクタム」(2011)アリスター・グリアソン監督。▽「バンド・ワゴン」(1953)ビンセント・ミネリ監督 フレッド・アステア シド・チャリシ―。▽「空飛ぶ戦闘艦」(1961)ウィリアム・ウィットニー監督 ヴィンセント・プライス、チャールズ・ブロンソン。▽「サンタモニカの週末」(1967)トニー・カーティス、クラウディア・カルディナーレ、シャロン・テート。▽「トリコロールに燃えて」(2004)シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、スチュアート・ダウンゼント。▽「スタンド・バイ・ミー」(1986)ロブ・ライナー監督 ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリ―・フェルドマン。▽「合衆国最後の日」(1977)バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク。▽「スカイフォール」(2012)ダニエル・クレーグ007が好きになってきた。▽「ハミングバード」(2013)ジェイソン・ステイサム。▽「セイフヘイヴン」(2013)ジョシュ・デアメル、ジュリアン・ハフ。▽「存在の耐えられない軽さ」(1988)ダニエル・デイ・ルイス、ジュリエット・ビノシュ。▽「ツイン・ピークス 劇場版」(1992) カイル・マクラクラン。▽「ストックホルムでワルツを」(2013)スウェーデンのジャズ歌手モニカ・ゼタールンドの伝記映画。▽「江南ブルース」(2015) イ・ミンホ、キム・レウォン。▽「ムーンライト」(2016)。▽「ペギー・スーの結婚」(1986)。▽「ギヴァー 記憶を継ぐ者」(2014)ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープ。▽「チャリング・クロス84番地」(1986)アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス。▽「金融腐蝕列島」(1997)役所広司、椎名桔平▽「暁の挑戦」(1971)幻の映画といわれる川崎市の誕生期を描いた実録もの。中村錦之助、渡哲也、若林豪、財津一郎など出演。大正14年に実際に起こった鶴見騒擾事件をもとにフィクションを加えている。▽「カラスの親指」阿部寛、石原さとみなど主演の詐欺師の話。ブレイク前の能年玲奈やピコ太郎が出演しているのも面白い。▽「石榴坂の仇討」(2014)中井喜一、阿部寛。▽「バードマンむあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」(2014)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、マイケル・キートン。▽「マリッジリング」(2007)小橋めぐみ、保阪尚希、高橋一生。▽「島々清しゃ」(2017)▽「きみに読む物語」(2004)レイチェル・マクアダムス、ライアン・ゴズリング。▽「パラサイト・イヴ」(1997)三上博史、葉月里緒菜。▽「新婚道中記」(1937)ケーリー・グラント、アイリーン・ダン、ラルフ・ベラミー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年8月16日 (日)

裸の男が大きなドラを叩く映画マーク

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   映画マークといえば一番有名なのはライオンが吠えるMGM、山がそびえるパラマウント、地球が回るユニヴァーサル、自由の女神のコロンビアなどいろいろある。古い外国映画で、裸の男が大きなドラをジャ~ンと叩く映画マークは何か。いつか調べてみようと思いながらできなかった。

 

Photo_7   やっとわかった。イギリスのJ・アーサー・ランク(1888-1972)が設立したランク・オーガニゼイションで1940年代に多くの名作を世に送り出していた。自分が記憶にある映画はモイラ・シアラーの「赤い靴」(1948)だった。

2020年8月10日 (月)

嘆きの天使

  明治40年作の田山花袋「蒲団」を再読する。はじめて読んだのは中学生頃だったろうか。令和の時代のいま老人が読んでもその新鮮さは変わらなかった。主人公は妻子ある文学者。そこへ田舎から弟子にしてほしいという若い女学生、芳子が現れる。男は芳子に恋心を抱くが、やがて芳子に男子学生との間に恋愛問題が起こり、故郷に帰ってしまう。男は淋しさに芳子の使っていた蒲団に未練の涙をぬらすのだった。話は簡単だが、芳子はいわゆる魔性の女であろう。ふと映画「嘆きの天使」を思い出す。花袋は生前この映画を観たのだろうか。調べると花袋の死後翌年にこの映画は日本で公開されている。ラート(エミール・ヤニングス)は、中年をすぎた堅物の独身教師。学校と下宿を往復する以外の世界を知らなかった。ある日、学生が落としたエロ写真から、補導上、キャバレーへ自ら乗り込む。

   灯に身を焦がす  蛾のように
   私は男を狂わす  根無し草

    そこには学生たちの人気者の歌姫ローラ・ローラ(マルレーネ・デートリッヒ)がいた。そして、妖艶なローラの部屋へ案内されたラートは、すっかり彼女の魅力に心を奪われてしまった。翌日の夜も、ラートはキャバレーへ行き、その夜は下宿へも戻らなかった。翌日、学生たちはラートをひやかした。彼は学生たちをどなりつけたが、学生たちは騒ぎたて、授業をボイコットした。これがもとで学校を退学したラートはローラと結婚し、一座と旅回りに出た。だが、一座の経営は思わしくなく、たくわえを使い果たしたラートは、妻のヌード写真を酒場で売り歩くまでに落ちぶれた。座長キーぺルト(クルト・ゲロン)はラートを道化役にしたてることにした。商売に抜け目のない座長は、落ちぶれたラートが教鞭をとっていた高校のある町へ乗り込んだ。道化姿のラートの前には、自分が手塩にかけた学生たちが見物していた。しかも、舞台裏ではローラが若い男と接吻していた。これを知ったラートはローラにつかみかかったが、一座の者にたたきのめされた。絶望したラートは雪の降る町に逃げた。翌朝、高校の教室で道化姿のラートが死んでいた。

    原作はハインリッヒ・マンの小説「ウンラート教授」。「ウンラート」とはダメ教授(汚物)という意味があるらしい。世紀末ドイツでは、デカダンスとファム・ファタール(宿命の女)が流行し、蟲惑的な魔性の美女が中年男を惑わす話が好まれた。

    「嘆きの天使」は、1930年、ジョゼフ・フォン・スタンバーグで映画化されるや、デートリッヒの脚線美によって全世界に衝撃の嵐を呼んだ。しかし、この映画をナチスは退廃芸術という理由で上映禁止処分にした。キーぺルトを演じたユダヤ人俳優クルト・ゲロンもアウシュビッツの収容所で殺された。

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