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2019年1月18日 (金)

リメイク作品はオリジナルを超えられるか?

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   市川崑や木下恵介が晩年、自らの作品をカラーで再映画化した。なぜ大監督は再映画化したがるのかその心理はよくわからない。リメイク作品がオリジナルより良いという例はほとんどない。アクションや特撮ものであれば技術の向上により面白い作品に仕上がるケースはある。しかし小津安二郎などの名作をリメイクすることは、かなり冒険に近いことである。山田洋次はここ数年、小津作品に関心を示している。既に舞台の演出で「麦秋」「東京物語」を手がけてきた。そして「東京物語」をモチーフに、舞台を現代に移し、家族の在り方を描く「東京家族」の制作を発表している。映画「東京物語」は世界の映画監督が選んだ「最も優れた映画」の第1位に選ばれた作品である。英国BBCは「その技術を完璧の域に高め、家族と時間と喪失に関する非常に普遍的な映画をつく上げた」と評価した。

 小津作品のリメイクには高いハードルがあるだろう。当初予定していた主演演級の菅原文太、市原悦子、室井滋らは降板するという異例の事態となった。そして小津作品リメイクに対して「天を恐れぬ所業」(河谷史夫)との批判も噴出した。映画は観てから批判すべきだと思うのだが、なにやら暗雲がただよう。芸術は既成の名作を破壊して新しいものを創造していくことに真価があるとおもうのだが、80歳を過ぎた巨匠にはやはり過去をよりどころにするしかないのであろう。映画界も話題性と安全性とでリメイク映画が生れるのだろうか。

ハリウッドも最近リメイクブームが続いている。CG技術の向上で、スペクタクル作品が安価で作られるようになり、知名度の高い作品は映画興行だけでなく、ソフトコンテンツの収益が見込まれるからだろう。「ベンハー」「オリエント急行殺人事件」、テレビ版「戦争と平和」などなど。1967年にボニーとクライドを主人公にした映画「俺たちに明日はない」をクロエ・グレース・モレッツとジャック・オコンネルで撮影が行われている。旧作を超えることができるだろうか。

2019年1月17日 (木)

2019年の正月テレビ番組

 レモンを持った嵐が表紙のテレビガイドを購入し、年末年始の番組をチェックする。クラッシック音楽やドキュメンタリーや深夜番組もいっぱい観たい。紅白はサザン&ユーミンの共演で41.5%の高視聴率で演出成功。フジテレビ「レ・ミゼラブル終わりなき旅路」。バラエティでは出川哲朗がモテモテ。「いだてん」が低視聴率。杉咲花「ハケン占い師アタル」好調発進。今年活躍が期待される女優は、本命「浜辺美波」、対抗馬「清原果耶」と「上白石萌歌」。

31日(月)年忘れにっぽんの歌▽紅白歌合戦▽ベートーベン第九演奏会▽ゆく桃くる桃▽人生フルーツ

1日(火)ニューイヤー駅伝▽東京フレンドパーク▽ニューイヤーコンサート▽嵐にしゃがれ

2日(水)新春ドレミファドン▽家康、江戸を建てる▽平成ネット史▽細野晴臣イエローマジックショー(103)

3日(木)アナと雪の女王▽大沢たかおインカ帝国▽石原さとみinスペイン▽VS嵐

6日(日)いだてん▽レ・ミゼラブル▽3年A組▽モンローが死んだ日▽崖っぷちホテル一挙放送

7日(月)忘却のサチコ最終話

12日(土)世界ふしぎ発見「始皇帝」

13日(日)大相撲初場所

18日(金)トクサツガガガ

19日(土)ゾンビが来たから人生見つめ直した件

2019年1月13日 (日)

儚い砂の器

   5人組(現在は4人組)ムード歌謡グループ「純烈」。紅白やレコ大など年末年始のテレビでもひっぱりだこだった。大ブレイクするかに見えたが、わずか10日で事態は暗転。メンバーのひとり友井雄亮の過去のDVや金銭トラブルが発覚する。スーパー銭湯などの地道なライブ活動から夢の紅白初出場と話題をふりまいたが、ファンを裏切ることとなった。「純烈」はメンバーの履歴がユニークだ。5人のうち4人は戦隊ヒーローの俳優出身。リーダーの酒井一圭は「あばれはっちゃく」子役だ。小田井涼平は映画評論家Lilicoと結婚。ほんまもんプロポーズだった。白川裕二郎はなんと大相撲の力士だった。最年少の後上翔太は東京理科大学中退のインテリ。騒動を起こした友井雄亮は「仮面ライダーアギト」の俳優。演じた役柄も野性的で粗暴なヒーローだった。「好事魔多し」というが、紅白目指して一生懸命、頑張ってきたのに、砂の器のようにはかないものだ。和賀英亮と友井雄亮、「亮」の1字が哀しい。

2019年1月12日 (土)

映像化された世界文学作品(戦前)

  最近、F・スコット・フィッジェラルドの小説「The Graeat Gatsby」レオナルド・ディカプリオ主演を観る。1920年代アメリカのジャズ・エイジ、禁酒法時代に生きる富豪青年の愛と挫折を描く。旧作ロバート・レッドフォード版と比べ、CG技術が一段と向上しているものの、華麗な社交界のムードはあまり甘美なものではなかった。これはアメリカ人の郷愁なのであろうか。文学作品の映像化にはさまざまな困難が伴うものであるが、その知名度ゆえに辛辣な批評はあっても興行的的に無難なケースが多い。過去に何度も映画化され、これからもさらに映画化を重ねて行くことだろう。記録にみる最も初期の文学作品の映画化はイタリア映画の「カルメン」(1909)といわれている。その後も、無声映画ではジェラルディン・ファラー、セダ・バラ、エドナ・パーヴィアンス、ポーラ・ネグリ、ラケル・メレ、ドロレス・アル・リオがカルメンに扮した。トーキーになってからはマルグリッド・ナマラ、インペリオ・アルヘンディーナ、ヴィヴィアンヌ・ロマンス、リタ・ヘイワースなどの女優たちが妖艶さを競った。おそらく世界中でこの100年間、最も数多く映画化された世界文学作品は「カルメン」ではないだろうか。

「不思議の国のアリス」1903年 セシル・ヘプワース監督

「ベン・ハー」1907年 シドニー・オルコット監督

「王子とこじき」1909年 

「椿姫」1910年

「復活」1910年

「ロミオとジュリエット」1911年

「二都物語」1911年

「虚栄の市」1911年

「ベニスの商人」1912年

「噫無情」1912年 カペラニ監督

「戦争と平和」 1912年 チャルディーニン監督

「クロイチェル・ソナタ」 1912年 チャルディーニン監督

「カルメン」 1915年 セシル・B・デミル監督

「戦争と平和」 1915年 ウラジミール・ガルディン監督

「復活」 1916年 マリオ・カゼリーニ監督

「スペードの女王」 1916年 ヤーコフ・プロタザノフ監督

「カルメン」 1918年 エルンスト・ルビッチ監督

「モヒカン族の最後」 1920年 モーリス・ターナー監督

「巌窟王」 1920年 アンリ―・プークタール監督

「椿姫」 1921年 レイ・C・スモールウッド監督

「カラマゾフの兄弟」 1921年 カール・フレーリッヒ監督

「サロメ」 1922年 チャールズ・ブライアント監督

「オセロ」 1922年 デミトリ・ブコウエツキー監督

「罪と罰」 1923年 ロベルト・ウイーネ監督

「ピーター・パン」 1924年 ハーバート・ブレノン監督

「ウィンダミア夫人の扇」 1925年 エルンスト・ルビッチュ監督

「女優ナナ」 1925年 ジャン・ルノワール監督

「ロード・ジム」 1925年 ヴィクター・フレミング監督

「ベン・ハー」 1926年 フレッド・ニフロ監督

「カルメン」 1926年 ジャック・フェデー監督

「ファウスト」 1926年 F・W・ムルナウ監督

「タルチュフ」 1926年 F・W・ムルナウ監督

「アンナ・カレニナ」 1927年 エドマンド・グールディング監督

「復活」 1927年 エドウィン・ケリュー監督

「マッチ売りの少女」 1927年 ジャン・ルノワール監督

「テレーズ・ラカン」 1927年 ジャック・フェデー監督

「鉄仮面」 1929年 アラン・ドワン監督

「三文オペラ」 1931年 G・W・バプスト監督

「カラマゾフの兄弟」 1931年 フョードル・オツェプ監督

「戦場よさらば」 1932年 フランク・ボゼージ監督

「にんじん」 1932年 ジュリアン・デュヴィヴィエ監督

「雨」 1932年 ルイス・マイルストーン監督

「ロビンソン・クルーソー」 1932年 エドワード・サザーランド監督

「夜間飛行」 1933年 クラレンス・ブラウン監督

「ボヴァリー夫人」 1933年 ジャン・ルノワール監督

「痴人の愛」 1934年 ジョン・クロムウェル監督

「女優ナナ」 1934年 ドロシー・アーズナー監督

「虚栄の市」 1935年 ルーベン・マムーリアン監督

「罪と罰」 1935年 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督

「アンナ・カレニナ」 1935年 クラレンス・ブラウン監督

「噫無情」 1935年 リチャード・ボレスラヴスキー監督

「罪と罰」 1935年 ピエール・シュナル監督

「ロミオとジュリエット」 1936年 ジョージ・キューカー監督

「どん底」 1936年 ジャン・ルノワール監督

「サボタージュ」 1936年 アルフレッド・ヒッチコック監督

「うたかたの恋」 1936年 アナトール・リトヴァク監督

「椿姫」 1937年 ジョージ・キューカー監督

「大地」 1937年 シドニー・フランクリン監督

「城砦」 1938年 キング・ヴィダー監督

「四人の姉妹」 1938年 マイケル・カーティス監督

「風と共に去りぬ」 1939年 ヴィクター・フレミング監督

「オズの魔法使」 1939年 ヴィクター・フレミング監督

「さよならチップスさん」 1939年 サム・ウッド監督

「嵐が丘」 1939年 ウィリアム・ワイラー監督

「二十日鼠と人間」 1939年 ルイス・マイルストン監督

「ベラミ」 1939年 ヴィリー・フォルスト監督 

「レベッカ」 1940年 アルフレッド・ヒッチコック監督

「怒りの葡萄」 1940年 ジョン・フォード監督

「タバコ・ロード」 1941年 ジョン・フォード監督

「ジキル博士とハイド氏」 1941年 ヴィクター・フレミング監督

「誰がために鐘は鳴る」 1943年 サム・ウッド監督

「カルメン」 1943年 クリスチャン・ジャック監督

「深夜の告白」 1944年 ビリー・ワイルダー監督(ジェームズ・M・ケインの「殺人保険」)

日本映画脇役列伝

152651287_thumbnail   昨年、大杉漣さんが急性心不全で死去された。「ソナチネ」以降、旺盛な活躍で脇役が脚光を浴びる時代の先鞭をつけたと思われる。現在活躍中の平成のバイプレーヤーで思い浮かぶのは、平泉成、塩見三省、笹野高史、伊武雅刀、平田満、角野卓造、岸部一徳、國村隼、小日向文世、寺田農、光石研、温水洋一、遠藤憲一、滝藤賢一、田口トウロヲ、正名僕蔵など。ここでは昭和映画黄金期の名脇役について記す。高瀬実乗(1897-1947)はサイレント時代から活躍していたが、トーキー以降の「わしゃかなわんよ」、「アーノネおっさん」等のギャグで人気があった。

Yaku42_a  新国劇出身の上田吉二郎(1904-1972)は肥った身体でダミ声をだす時代劇の敵役、悪役を得意とした。「羅生門」「七人の侍」「どん底」はじめとする黒沢作品の常連で名作の出演も多い。

伊藤雄之助(1919-1980)は長身で長い顔の怪異な容貌で「巨人と玩具」「椿三十郎」などアクの強い演技で多数の映画で活躍した。

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  新国劇出身の石山健二郎(1903-1976)は禿頭の頑固親父のイメージで「天国と地獄」「白い巨塔」など忘れ得ぬバイプレイヤーであった。

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    新劇出身の加藤嘉(1913-1988)は、ふけ役専門で「米」「神々の深き欲望」「砂の器」など性格俳優として重用された。「白い巨塔」の大河内教授役はハマリ役で、映画・ドラマの両方で演じている。4度結婚したが、3番目の妻は山田五十鈴(1950年~53年)。

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 榎木兵衛(1928-2012)は「俺は待ってるぜ」など日活映画のチンピラ役の出演が多い。

 その他、印象に残る俳優さんたち。

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    高品格                川谷拓三          奥村公延

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    佐田豊              小林昭二         中条静夫

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    草薙幸次郎         垂水悟郎        横森久

  脇役と一口に言っても、個性的で印象に残る脇役と、地味で平凡な役を得意とする脇役がいる。佐田豊は東宝の特撮映画や黒澤明作品の常連であるが、ほとんど印象が無く、存在感のうすいタイプの典型。「ゴジラ」の対策本部員、「透明人間」の南条の仕事仲間、「大学の若大将」の板前、「乱れる」の商店主。「天国と地獄」の運転手だけはよく覚えている代表作は「私は貝になりたい」。現在104歳とご健在である。

Img_0430   綾瀬はるか主演のドラマ「きょう会社休みます」。父親の役者が見覚えない顔である。浅野和之という。多数の作品に出演している俳優である。むかしドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で亜紀が入院していた医師で綾瀬と共演しているが、記憶にない。

2019年1月 7日 (月)

大河ドラマの常連俳優

   昨夜放送の「いだてん」。嘉納治五郎がオリンピック参加を唱えるが、日本体育会長の加納久宜が反対する。演じている俳優の名前が思い出そうとしても、思い出せない。喉まで出かかっているのに。答えは「辻萬長」。「つじばんちょう」と覚えていたが、正しくは「つじかずなが」という。若いころからドラマでよく見かけるが、74歳になられたとか。これまで大河ドラマ出演は「いだてん」で10作品目。いちばん大河に多く出演した俳優は誰か?

   山県狂介、黒田官兵衛、島津久光、今川義元、近松文左衛門。これらの人物の共通点はなんだろうか?答えは江守徹。大河ドラマ第四作の「源義経」から始まって、「花燃ゆ」まで19作品に出演し、主要登場人物の出演回数において抜きん出たトップを誇る。この記録に続く大河10回以上の出演者は、久米明、北村和夫、金田龍之介、佐藤慶、磯部勉、西田敏行、石坂浩二、辻萬長など。

2019年1月 6日 (日)

ヒーローとピーポー

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   兵庫県立美術館で12日から「Oh!マツリ☆コト昭和・平成のヒーロー&ピーポー」展が始まる。これまで美術の領域ではおさまらない紙芝居、漫画やアニメ、特撮などを取り上げるらしい。行けないがサブカルには興味ある。「♪タケダ、タケダ、タケダ…」というコマーシャル・ソングで始まる「月光仮面」第2部「パラダイ王国の秘宝」は日曜日夜7時からの30分番組であった。ケペルは「月光仮面」世代であるが、まだ家庭にテレビはなく、銭湯で見た記憶がある。

    乏しい制作費のためセットなしのオールロケ。今からみるとチープなドラマづくりであるが、なぜ当時の子供たちをあれほど惹きつけたのか謎であった。映画評論家・樋口尚文の新著「月光仮面を創った男たち」は緻密な検証の上に、その謎への独自の解明が試みられている。いわば「三丁目の空き地」説とでもいうべきもので、以下、梗概を記す。

    「月光仮面」の人気を決定づけた第1部(全71話)のほとんどは、夕方6時から10分間の帯番組として週6回放送されていた。すなわち、こどもたちが学校を終えて空き地で大暴れをして帰宅するや、そのタイミングでテレビでわずか10分の安づくりなヒーロー物が始まるのである。単純なストーリーは、空き地での決戦の一日のしめくくりとして、このうえなく画期的で愉しいものだったのではないか、と推論している。それと「月光仮面」の颯爽たるバイク姿が、その時代の勢いを背負った夢のプロダクトでもあった、としている。

    誰もがみんな知っている「月光仮面」だが、実は誰もがみんな知らずにいる、昭和の奇跡があった。大瀬康一のインタビュー、川内康範(作家)、船床定男(監督)、小林利雄(制作、宣弘社)など緻密な調査がされていてノンフィクション、ルポルタージュとしても優れている。

    なぜ「月光仮面」世代の当人たちがあまり「月光仮面」についての綿密な調査に無関心だったのだろうか。それは人生のうちでおそらく最も楽しかったであろう日々の思い出は、だだぼんやりとした記憶にとどめておきたいからであろう。「月光仮面がなぜ人気があったか」などという詮索は「ウルトラマン」世代にお願いするほうが客観性があっていいだろう。

2019年1月 4日 (金)

人生、シネマで乾杯

  あたり前の話だが、ひとりの人間が世界中の映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどすべての映像作品を観ることはできない。名作といわれるよい映画だけにしぼっても無理だ。なぜならつねに世界中で新しい映画がつくられているから。もし世界のすべての映像作品を朝から晩までネット配信などで観ることができたとしても、その量に押しつぶされて数カ月で中毒症かパニックに陥るだろう。昨今のシネコンの隆盛で劇場用映画の制作本数は増加している?だが映画の制作数の正確な統計データはない。少し古いが2015年の国別の映画制作本数をあげる。

インド       1907
ナイジェリア 997
アメリカ    791
中国      686
日本      581

  およそ全世界で1年間に1万本以上の映画がつくられている。ナイジェリアやインドのボリウッド映画が多い。そのなかで日本で劇場公開される映画は1割ほどで、2016年は邦画610本、洋画539本の映画が公開されている(日本映画製作者連盟の統計)。映画評論家は年間500本くらいは見ているそうだ。国別の世界的な作品をあげる。
アメリカ 風と共に去りぬ 1939年 ヴィクター・フレミング
メキシコ 皆殺しの天使 1962年 ルイス・ブニュエル
メキシコ 赤い薔薇ソースの伝説 1992年 アルフォンソ・アラウ
フランス 天井桟敷の人々 1945年 マルセル・カルネ
フランス ショア 1985年 クロード・ランズマン
イギリス 第三の男 1949年 キャロル・リード
ドイツ  嘆きの天使 1930年 ジョセフ・フォン・スタンバーグ
ドイツ  朝な夕なに 1957年 ヴォルフガング・リーベンアイナー
ドイツ  橋 1959年 ベルンハルト・ヴィッキ
イタリア 道 1954年 フェデリコ・フェリーニ
スペイン 汚れなき悪戯 1955年 ヴァイダ・ラースロー
ポルトガル 青い年 1963年 パウロ・ローシヤ
オランダ 美しい人妻 2015年 アントワネッテ・ブーマー
スウェーデン カール・フレードリク統治す 1934年 グスタヴ・エードグレン監督
スウェーデン ペンション「楽園」 1937年 ヴェイレル・ヒルデブランド監督
スウェーデン 春の悶え 1951年 アルネ・マットソン監督
スウェーデン 野いちご 1954年 イングマル・ベルイマン
ノルウェー  妹の体温 2015年 アンネ・セヴィツキー
フィンランド ル・アーヴルの靴みがき 2011年 アキ・カウリスマキ
デンマーク  バベットの晩餐会 1987年 ガブリエル・アクセル監督
デンマーク  ある戦争 2015年 トビアス・リンホルム監督 ピルー・アスべック
ロシア  戦艦ポチョムキン 1925年 セルゲイ・エイゼンシュテイン
ロシア ラン・スルー・ザ・ナイト 2016年 アンナ・チポフスカヤ
ジョージア 青い山 本当らしくない本当の話 1995年 エルダル・シェンゲラーヤ監督
ポーランド 灰とダイヤモンド 1958年 アンジュイ・ワイダ
ポーランド 砂時計 1973年 ボイチェフ・イエジー・ハス 
ハンガリー 連隊長レドル 1985年 サボー・イシュトヴァーン
セルビア  思春期 2012年 マヤ・ミロス監督 イシドラ・シミヨノヴィッチ 
スロベニア スロベニアの娼婦 2009年 ダムヤン・コソレ
ギリシャ  春のめざめ 1963年
ナイジェリア アラロミレ 呪いの女神像 2010年 グレン・アフォラヤン監督
イラク・トルコ サイの季節 2012年 バフラン・ゴバディ監督
イラン  友だちのうちはどこ? 1987年 アッバス・キアロスタミ監督
インド  大地のうた 1955年 サタジット・ライ
インド  ガンジスの流れる国 1960年
インド  ムトゥ、踊るマハラジャ 1995年 K・S・ラヴィクマール
タイ  ブンミおじさんの森 2010年 アピチャサボン・ウィーラセタクン
ベトナム 青いパパイアの香り 1993年 トラン・アン・ユン
中国  菊豆 1990年 張藝謀
香港・中国合作 さらば、わが愛 覇王別妃 1993年 チェン・カイコー
韓国  太白山脈 1994年
韓国  八月のクリスマス 1998年 ホ・ジノ
日本  七人の侍 1954年 黒澤明

   現存する最古の日本映画「紅葉狩」(1899)から滝田洋二郎監督「ラストレシピ」(2017)まで何でも観ちゃうぞ! ▽「西部戦線異状なし」(1978年CBS)リチャード・トーマス、アーネスト・ボーグナイン。第一次世界大戦中、ドイツの小さな町の学校では戦争の話でもちきりだった。先生は生徒たちの愛国の精神を説き、それにのせられたポールら6人が出征志願する。しかし、現実の戦場はなまやさしいものではなかった・・・・。1930年の映画をリメイクしたエリッヒ・マリア・レマルク原作のドラマ化。主役のリチャード・トーマスは「去年の夏」「朝やけの空」など青春スターだった。▽「日本のいちばん長い日」(1967)原作は大宅壮一。阿南惟幾に三船敏郎、米内光政に山村聡。今年夏にも同名の映画が公開される。原作は半藤一利。阿南に役所広司、米内に柄本明、昭和天皇に本木雅弘、鈴木貫太郎に山崎努。ほか松坂桃季、堤真一らオール男優スターの超大作らしい。▽「陽だまりの彼女」(2013)上野樹里、松本潤。真緒は猫だった…。▽「ナイルの宝石」(1985)マイケル・ダグラス、キャスリーン・ターナー。▽「スフィンクス」(1981)レスリー・アン・ダウン、フランク・ランジェラ、モーリス・ロネ▽「大いなる西部」(1958)グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、パール・アイヴス、チャールズ・ビッグフォード▽「富士に立つ影」(1942)阪東妻三郎。幕府は富士の裾野に築城を命じた。牛車合戦はベン・ハーのチャリオット・レースのようで圧巻の迫力がある。▽「滅びのモノクローム」(2003)国仲涼子が若くて可愛い。▽「紙屋悦子の青春」(2004)原田知世、永瀬正敏。▽「薄化粧」(1985)別子銅山の社宅で起きた妻子惨殺事件の犯人の逃亡生活を描く。逃走中に関わった4人の女たち、なかでも藤真利子の官能的な濡れ場がよい。▽「影なき男」(1934)ウィリアム・パウエル、マーナ・ロイ、モーリン・オサリバン。▽「初雪の恋」宮崎あおい、イ・ジュンギ。▽「ポーリンの冒険」(1947)連続活劇の女王パール・ホワイトの伝記。ベティ・ハットンが演じるミュージカル映画。▽「女子ーズ」(2014)山本美月、藤井美菜、桐谷美玲、高畑充希、有村架純。怪人カメムシゲルゲが臭くて戦隊から「うんこ、うんこ」と連呼される▽「ぼっちゃん」(2012)水澤伸吾。▽「学校」(1993)山田洋次監督。西田敏行、田中邦衛、裕木奈江。▽「私の愛した女」(1983)伊藤かずえ、小野寺昭。▽「ホットロード」能年玲奈。▽「江ノ島プリズム」(2013)福士蒼汰、本田翼。▽「ドグラ・マグラ」(1988)夢野久作の小説の映画化。松田洋治、桂枝雀。▽「もらとりあむタマ子」(2013)前田敦子、康すおん。▽「100回泣くこと」(2013)桐谷美玲。▽「love letter」(1995) 中山美穂、豊川悦司、酒井美紀。▽「遺体 明日への十日間」西田敏行。▽真木栗ノ穴(2007)西島秀俊。

Marawilson「マチルダ」(1996)マーラ・ウィルソンも28歳になった。▽「グエムル 漢口の怪物」(2006)韓国初のモンスター・ムービー。ソン・ガンホ、ぺ・ドゥナ。怪物に咥えられ連れ去れる少女にコ・アソン。▽「レ・ミゼラブル」(1998)リーアム・ニーソン、ユア・サーマン。▽「ぼくたちの家族」(2013)妻夫木聡、原田美枝子▽「悪い奴ほどよく眠る」(1960)三船敏郎。▽「ハウスメイド」(2010)チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ。▽「ジェレミー」(1973)ロビー・ベンソン、グリニス・オコナ―。▽「卒業」(1967)ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス。▽「スーパーマン」(1978)クリストファー・リーヴ、マーロン・ブランド―。▽「海炭市叙景」(2010)熊切和嘉監督 谷村美月。▽「洟をたらした神」(1978)神山征二郎監督 樫山文枝。▽「海のふた」(2015)豊島圭介監督 菊池亜希子。▽「グッド・ストライプス」(2015)菊池亜希子。▽「神様はバリにいる」(2015)堤真一、尾野真千子。▽「一粒の麦」(1958)吉村公三郎監督 菅原謙二。▽「豆大福ものがたり」(2013)菊池亜希子。▽「あの空の果てに星はまたたく」(1962)丘さとみ、水木襄。

▽「サンクタム」(2011)アリスター・グリアソン監督。▽「バンド・ワゴン」(1953)ビンセント・ミネリ監督 フレッド・アステア シド・チャリシ―。▽「空飛ぶ戦闘艦」(1961)ウィリアム・ウィットニー監督 ヴィンセント・プライス、チャールズ・ブロンソン。▽「サンタモニカの週末」(1967)トニー・カーティス、クラウディア・カルディナーレ、シャロン・テート。▽「トリコロールに燃えて」(2004)シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、スチュアート・ダウンゼント。▽「スタンド・バイ・ミー」(1986)ロブ・ライナー監督 ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリ―・フェルドマン。▽「合衆国最後の日」(1977)バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク。▽「スカイフォール」(2012)ダニエル・クレーグ007が好きになってきた。▽「ハミングバード」(2013)ジェイソン・ステイサム。▽「セイフヘイヴン」(2013)ジョシュ・デアメル、ジュリアン・ハフ。▽「存在の耐えられない軽さ」(1988)ダニエル・デイ・ルイス、ジュリエット・ビノシュ。▽「ツイン・ピークス 劇場版」(1992) カイル・マクラクラン。▽「ストックホルムでワルツを」(2013)スウェーデンのジャズ歌手モニカ・ゼタールンドの伝記映画。▽「江南ブルース」(2015) イ・ミンホ、キム・レウォン。▽「ムーンライト」(2016)。▽「ペギー・スーの結婚」(1986)。▽「ギヴァー 記憶を継ぐ者」(2014)ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープ。▽「チャリング・クロス84番地」(1986)アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス。▽「金融腐蝕列島」(1997)役所広司、椎名桔平▽「暁の挑戦」(1971)幻の映画といわれる川崎市の誕生期を描いた実録もの。中村錦之助、渡哲也、若林豪、財津一郎など出演。大正14年に実際に起こった鶴見騒擾事件をもとにフィクションを加えている。▽「カラスの親指」阿部寛、石原さとみなど主演の詐欺師の話。ブレイク前の能年玲奈やピコ太郎が出演しているのも面白い。▽「石榴坂の仇討」(2014)中井喜一、阿部寛。▽「バードマンむあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」(2014)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、マイケル・キートン。▽「マリッジリング」(2007)小橋めぐみ、保阪尚希、高橋一生。▽「島々清しゃ」(2017)▽「きみに読む物語」(2004)レイチェル・マクアダムス、ライアン・ゴズリング。▽「パラサイト・イヴ」(1997)三上博史、葉月里緒菜。▽「新婚道中記」(1937)ケーリー・グラント、アイリーン・ダン、ラルフ・ベラミー。

2018年12月28日 (金)

歌謡映画はたいがい当たる

51rkhosdlal       歌謡曲に着想を得た所謂「歌謡映画」(ミュージカルや挿入歌が多くある映画でなく、ヒットした歌謡曲をタイトルとした映画のことを便宜上よぶ)が作られるのはいつごろからか。「♪あいたさ見たさにこわさを忘れ暗い夜道をただ一人」(籠の鳥)という歌が1922年に流行し、2年後帝国キネマが歌川八重子で映画化している。これが本邦初の「歌謡映画」のルーツであろうか。1934年には東海林太郎「国境の町」を新興キネマが映画化している。戦後は水島道太郎「夜のプラットホーム」(1948)、美空ひばりの「悲しき口笛」(1949)、山根寿子「湯の町悲歌」(1949)などがある。島耕二は「銀座カンカン娘」「上海帰りのリル」「有楽町で逢いましょう」と歌謡映画の名人といえる。

Photo_3     舟木一夫の「高校三年生」(1963)を主題歌に大映が映画化。富島健夫の小説「明日への握手」が原作で、倉石功と姿美千子が主演。舟木は原作にはなく、付け足しだった。深作欣二の「やくざの墓場 くちなしの花」もヒットした。21世紀になると「涙そうそう」(2006)が妻夫木聡と長澤まさみでヒットした。一青窈の「ハナミズキ」(2004)をモチーフにした映画「ハナミズキ」(2010)は興業収入27億を超える大ヒットになった。新垣結衣は「恋空」に続く成功でトップ女優となった。お互いに大好きなのに遠距離恋愛で結ばない物語。前半はウォーレン・ビューティ、ナタリー・ウッドの「草原の輝き」(1961)のような感じだったが、結末は一転してハッピーエンドになった。来年2月には中島美嘉の冬のラブソングの名曲「雪の華」をモチーフとした映画が登坂広臣、中条あやみ主演で映画化される。ベタな歌謡映画は大衆路線で安定した観客動員が見込まれる。

2018年12月24日 (月)

映画最新情報

   「おとなの恋は、まわり道」最悪の結婚式で出会った"こじらせ男女"の恋。キアヌ・リーヴス、ウィノーナ・ライダー。▽「マチルダ 禁断の恋」ロシア帝国最後の皇帝とバレリーナの許されざる恋物語。ラース・アイディンガー、ミハリナ・オルシャンスカ。▽「ときめき♡プリンセス婚活記」王女の結婚相手を相性占いで決める婚活騒動が勃発。イ・スンギ、シム・ウンギョン。▽「暁に祈れ」刑務所でムエタイに希望を見いだした男。ジョー・コール。▽「パッドマン」生理用品の普及に人生を捧げた男の実話。アクシャイ・クマール、ソーナム・カブール。▽「くるみ割り人形と秘密の王国」少女クララの不思議な冒険の旅。マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトリー。▽「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」エディ・レッドメーン。▽「喜望峰の風に乗せて」コリン・ファース。▽「オール・イズ・トゥルー」ケネス・プラナー。▽「グリード炎の宿敵」シルベスター・スタローン。▽「シュガー・ラッシュ・オンライン」ディズニー・アニメーション。▽「サスペリア」ダコタ・ジョンソン。▽「来る」岡田准一、妻夫木聡、黒木華、小松奈菜。▽「そらのレストラン」大泉洋、本上まなみ。▽「こんな夜更けにバナナかな」大泉洋、高畑充希。▽「春待つ僕ら」土屋太鳳。▽「かぞくいろ」有村架純。「ニセコイ」中島健人、中条あやみ。▽「十二人の死にたい子どもたち」杉咲花。▽「DAY AND NIGHT」阿部進之介、清原果耶。▽「斬」池松壮亮・蒼井優。あの綱淵謙錠の時代小説とは無関係。▽「ハード・コア」山田孝之・佐藤健。▽「この道」大森南朋・AKIRA

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