新型インフルエンザの感染で休校していた兵庫県の神戸高校と兵庫高校も今日から授業を再開するそうだ。神戸市が「ひとまず安心宣言」をだし、少しずつ普段の生活も戻りつつある。それでも山梨県笛吹市では新型感染者が確認されたというニュースがあった。やはり油断は禁物。この地球上で拡大している限り、世界は一つになっている現代、日本だけが感染しないという保障はどこにもないのだから。昨日は日曜日で「女性の書斎」も男性が入館できる日である。一日をご夫婦で読書をしながら過ごされる方がいて、いいもんですね。また辞めた市役所の方が偶然近所に住んでいるらしくて来館された。わずか2ヵ月会わなかっただけなのにとても懐かしい感じがする。やはり過去が恋しくないといえば嘘になるのだろう。平手造酒の気持ちがよくわかる。
「漱石をして小説家たらしめるに至った原動力は子規であった」と小宮豊隆は言っている。夏目漱石は、生涯2431句もの俳句を残して「俳人漱石」でもあるが、写生を唱えた子規が、漱石の口語体小説の完成に大きな影響をもたらしたことはいまさら言うまでもあるまい。ここでは冬の俳句を並べてみる。
武蔵野を横に降るなり冬の雨
黙然と火鉢の灰をならしけり
埋火や南京茶碗塩煎餅
病あり二日を籠る置炬燵
水仙の花鼻かぜの枕元
くさめして風引きつらん網代守
口切にこはけしからぬ放屁哉
雪の日や火燵をすべる土佐日記
凩や海に夕日を吹き落とす
漸くに又起きあがる吹雪かな
汽車を逐て煙這行枯野哉
わが影の吹かれて長き枯野かな
愚陀仏は主人の名なり冬籠
淋しいな妻ありてこそ冬籠
うき除夜に壁に向へば影法師
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