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2024年10月12日 (土)

雑学教室「何でも知って、何でも考えよう」

  急激な社会や時代の変化と共に、いわゆる教養というものが細分化して行くかと思うと同時に、身辺から遠いところへ分散してしまうような思いがする。人間がこの世に生をうけて、一生を無事に過ごすためには、何といっても、まずは健康第一だが、次に「衣」「食」「住」の3つの確保が大切だろう。このブログでは身近な「衣食住」はもちろんのこと、気象・自然から過去の歴史事象、最新の社会世相、トレンド、旬ネタまで広汎なジャンルの中から面白い雑学・知識をのこらず集めています。あいさつ、スピーチ、日常会話などでその場が和むような話のネタになるので、気軽に雑学を披露してコミュニケーションの輪を広げてください。このブログにおいて「何でも知って、何でも考えよう」の精神で、歴史・時事問題、最近話題のトレンドだけではなく、古今東西のあらゆる雑事に興味を持って研究する。可能な限り多くの分野にわたって取り上げること、それが本ブログの重要な方針の一つです。わからないこと知らないことは、放っておいても実のところ当面、何かに不自由するということはない。でも当たり前の出来事の中に、不思議で奥深い世界が隠れている。ネットでも本でもなんでも使って、とことん探求してみる。米国の牧師ロバート・シュラ―のことばに「あなたは決して調べ尽くしてはいない」(信念)とある。いわばこの18年間に調べた雑学事典である。文章表現はやさしく、わかりやすいことを第一に心がけた。一日一日の着実な積み重ねで、あらゆる分野でもかなりの地点まで到達することができると信じます。現在までの記事数は、11,783件に及んでいます

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今日は何の日、366日歴史カレンダー
その日、どんな事件が起こったか!?その日、生まれた人、没した人。▽日本主要人物没年総覧。▽有無(ありなし)の日。▽春一番名付けの日▽ご冥福をお祈りいたします▽パンダ発見の日

総記・雑学室
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地歴室
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人物・伝記室
有名無名を問わず、生涯を賭して一事を成した人たち▽ご冥福お祈り申し上げます▽トリビア世界人物逸話集▽水戸黄門の「黄門」とは何か?▽謎の俳優駒井哲▽戦国忍者列伝「走りの一平」▽丿貫(へちかん)▽寺田望南の蔵書印▽ワシントンと桜の木▽リンカーンが鬚をはやしたわけ▽林静子と廃娼運動▽平井金三▽トルストイの身長は?(有名人の身長測定)▽フランクという名の男は少ない▽人名研究「チャールズ」▽楽しい人名研究▽宰相の渾名▽ご冥福をお祈り申し上げます

社会科学室
▽お盆の由来は「逆さづり」から?▽東川徳治と「典海」▽ナイアガラ運動▽陸軍内務班の制裁▽アジアにおける「泣き女」の習俗▽朝鮮族のブランコ乗り▽チャンスンとソッテ▽山本五十六が撃墜されたときの同乗者の名前は?▽土用の丑の日には鰻▽桃太郎は侵略者!?▽赤道付近一帯における頭蓋骨崇拝▽イタンキ浜事件▽アメリカ東部上流婦人の歩き方▽浜松ステッキガール事件▽青い目の人形▽男雛と女雛の並べ方は?▽トビアの晩▽精霊流し▽ひだる神▽案山子(かがし)の話▽たばこのはじまり

自然科学室
▽スンプ法と鈴木純一▽消えたアマゾンの熱帯魚王・高瀬成一▽近世日本人の歩き方▽ルーの法則▽闘蟋蟀▽どこへ消えた?ヒバゴンと帝釈原人▽霊長類の進化と文明への歩み▽リマン海流の語源▽人はなぜ歳を取ると10年、1年が早く感じるのか?▽生老病死▽「四本足のニワトリ」論争▽「たんぽぽ」の語源は鼓の音から▽火山地形による分類▽歯ブラシの歴史▽レマゲン鉄橋▽「ラムスデン現象?」でっち上げの言葉かもしれない▽バッタとイナゴのちがい▽パンダに歴史あり▽メタセコイア発見物語▽猫にマタタビ▽フグの毒▽血液型の話▽学名の研究▽蚊取りブタは何故ブタなのか?

料理・食物・衣服室
ライスカレーかカレーライスか▽近代社会を作り上げたコーヒーの歴史▽白木屋ズロース伝説

国語・漢字・英語・故事名言室
▽「ハイカラ」明治事物起源▽字形類似の漢字の話▽鉄道会社は「鉄」という漢字を嫌う▽銀ブラの語源▽捨欠伸(すてあくび)▽目に青葉山ほととぎす初鰹▽ナイターは英語にあらず▽八月のいら蒸し▽「香具師」▽最も長い英単語は?▽サラリーマンの語源は塩▽トイレを示す「WC」は何の略語か?

芸術・文芸室
▽アレオパジティカ▽古拙の微笑▽色彩の心理と象徴性▽緑衣女▽消えた最後の授業▽法隆寺エンタシスのギリシア起源説の謎▽少女へゲソの墓碑▽古代人と文様▽画像破壊▽ゴッホの「ひまわり」▽ピカソ愛用の横縞のTシャツ▽ミロのヴィーナスとリンゴ▽ロダンの「考える人」は何を考えているのか?▽「いとおし」と「いとおかし」の異同▽日本語における横書きの始まり▽日本語の中の仏教用語▽人名が由来の言葉▽雑誌「白樺」創刊▽文学者の自殺▽芦屋裏山」吉沢独陽▽あめゆきさんの歌・山田わか▽北村兼子と人見絹枝▽柳と別離▽「冬来たりなば春遠からじ」の誤訳▽自分だけが知らなかった言葉▽小股の切れ上がったいい女▽有名人の戒名▽名と字と号の話▽「千字文」伝来考▽「漱石」筆名は円覚寺の手水舎の刻字から思いついた!?▽漱石「坊っちゃん」の謎解き▽芥川龍之介とガンダーラ▽太宰治の筆名は同級生の姓からついたらしい▽英語ことわざ「覆水盆に返らず」▽シェイクスピアは存在しなかった?▽ロマネスク美術の「枠組みの法則」▽チャルメラのルーツ

映画室
映画こそは夢の世界▽新作映画&旧作映画▽カサブランカのピアノ

図書・文献・情報・読書室
読書は最もストレス解消に効果的▽夢の文庫、理想の図書館▽本のある風景▽現代社会と情報化▽劇画・漫画家オール名鑑▽なぜ本屋にいると便意をもよおすのか?▽広辞苑にある言葉、ない言葉▽中国関係図書文献目録▽中国史関係文献目録▽支那学文献目録▽中国漢籍図書目録▽孔子及び論語関係文献目録▽なぜ岩波新書青版に名著が集中するのか▽新聞閲覧所▽本と読書に関する名言・ことわざ・文献集▽遊園地、動物園、美術館、図書館の起源▽紙文明1900年、印刷文明560年▽橋元正一がみた映画、読んだ本▽「扶桑略記」の編者について

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 メールアドレス:nikawayuki@ jttk.zaq.ne.jp

 

2024年10月 4日 (金)

古本屋 消える街角 そぞろ寒

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  古書の日。本屋の減少。経産省が書店の振興にプロジェクトチームを設置するという。どこまで本気なのかな。秋の到来で、それとなく感ずるほどの寒さ。漫ろ寒。うそ寒。喪中はがきが届く。ご無沙汰して知らなかった。75歳じゃ、まだ死ぬには早すぎる。ご冥福をお祈りします。(10月4日)

 

 

2024年9月 1日 (日)

関東大震災(1923年)

   1923年のこの日、関東地方南部に大震災がおこり、東京・横浜などに大きな被害をあたえた。死者・行方不明者は11万人以上、こわれたり焼失した家屋は約70万戸にのぼり、被害額は50億円以上(当時)といわれている。日本史10大災難とは、蒙古襲来、応仁の乱、天明の大飢饉・浅間山爆発、米使ペリー浦賀来航、西南戦争、日清・日露戦争、関東大震災、東北凶作、太平洋戦争・無条件降伏、東北関東大震災・原発事故、新型コロナ感染症流行、などさまざまな事件が起きている。(9月1日)

2024年8月26日 (月)

九月になれば

   高校野球も終わって、夏の終わりを感じる。西日本は晴れて猛暑が続いているが、もうすぐ大型の台風10号が襲来する。日本列島を縦断し、甚大な災害につながる恐れがある。わたしの新型コロナも薬を飲んで少し良くなってきた。何かが変わっていく。新しい歯ブラシに替えた。やわらかめで気持ちいい。何年間使っていたかも思い出せない。9月になればわかる。少しずつ変わっていく。

2024年8月 2日 (金)

定額減税調整給付金

   役所から調整給付金の通知書が届いた。物価高騰による負担増や年金暮らしの高齢者世帯の暮らしを考慮して定額減税が行われている。所得税から3万円+扶養親族で合計6万円。そこから所得税額を引くと、私の場合控除不足額は23,650円になる。1万円単位に切り上げて、3万円が支給される。ありがたや、ありがたや。

 

2024年6月 7日 (金)

人生、楽しく行きましょう

 ランチは近所のいつもの大衆食堂。皿に盛ったおかずを自由に選んでレジで会計を済ます。さばの塩焼き、白身フライ、高野豆腐玉子とじ、ごはん、味噌汁で1000円也。巨人戦テレビ観戦。うれしい日向坂46のリーダー佐々木久美ちゃんが始球式。長身から投げ下ろす速球も大暴投となるがご愛敬デス。試合は負けているので勝利の女神とはならずか。有岡大貴と松岡茉優が結婚。お二人ともおめでとう。ジャニーズ事務所が解散してタレントは結婚しやすくなった。人口減少は国家の危機なので、有名人がどんどん結婚することは社会を明るくすると思う。夜は定番トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」でアクションを堪能するのもよし。睡眠導入剤を飲んでぐっすりと眠る。

2024年6月 6日 (木)

ポスト・コロナの現代社会

今から5年前とは平成か令和か?

 2024年=令和6年
 2023年=令和5年
 2022年=令和4年
 2021年=令和3年
 2020年=令和2年
 2019年=平成31年4月まで、5月から令和元年

 つまり5年前に平成から令和に変わった。消費税10%、ラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピック開催、安倍晋三暗殺、ロシアのウクライナ侵攻、統一教会問題、政治家裏金問題といろいろあったが、やはりコロナ・パンデミックにつきる。

 ようやく新型コロナ感染の終息が近づいてきた。マスクの着用は個人の判断に委ねられるが、スーパーとか映画観や電車の中とか、街中でマスクを外している人は意外と少ない。周りに合わせて決める人も多いので、まだまだ着用を続けているみたいだ。コロナでの死亡者数はこの3年間で約13万5千人に及んだ。直接コロナで亡くなった人のほかにも、コロナに感染したことで持病が悪化したり、衰弱したりして亡くなった人が多くいたとみられる。

  私たちが生きている現代社会は、過去の長い歴史のなかで形成され、発展してきたものである。この現代社会は振り子のように大きく動き、単純な発展の一般法則があるわけではない。政治家や経済学者たちが未来を語るが、正しく未来を予言できる者は誰一人いない。コロナウイルス感染拡大で国家権力やマス・メディアが大衆操作を行い、国家や社会が全体主義的傾向に向かうが、貧富の拡大や失業問題、教育の低下など大きな課題が顕在化していく。先行きの見えない社会は人々に不安と混乱を与えている。コロナウイルス後の世界はどのように変貌するのであろうか。

 日本経済は、1955年ごろから73年までの間、毎年平均10%ほどの率で驚異的な経済成長を続けた。これを高度経済成長という。このような経済成長を可能にしたのは、技術革新が生産性を向上させたこと、教育の普及と向上で良質の労働力が豊富であったこと、政府の産業保護政策や公共投資の増加で、企業が設備投資を行い、生産規模を拡大したこと、所得倍増計画が実施されたことなどがあげられる。ところが1973年と79年の2度の石油危機によって、先進国はのきなみ経済不振におちいった。しかし1980年代後半には、バブル経済と呼ばれる好景気が到来した。1990年秋にはバブル経済は崩壊し、1990年代後半は景気の低迷が続いた。2004年になると、失業率も低下し始めるなど景気の回復がみられるようになった。2020年には東京五輪を予定し、オリンピック景気を夢に描いた。しかし2月からのコロナウイルス拡大により、生活・社会を一変せざるを得ない事態におちいる。そしてついに2月27日、感染拡大防止のため、国は全国の小中学校に休校を要請した。ウイルス感染を阻止することは、命を守ることである。そのためには緊急事態宣言を出して、経済活動をひとまず停止しなければならない。新型ウイルス感染の世界的流行はまだまだ続く。高度経済成長期から人口は農村から大都市圏へ移動し、集中することで現代生活を謳歌することに慣れている。満員電車、学校、劇場、映画館、スタジアム、祭り、観光地、私たちはどこでも混みあっていることに慣れている。ところがコロナ対策では真逆の「密」であることを避けなければならない。職場へ出勤せずにテレワーク、休校による自宅学習。イベント参加や外食はせずに、なるだけ家に引きこもられねばならない。これに対しては慣れていない。都市は閑散とし、ネズミが荒らしまわっている。まるでSF映画のような惨状が現実に起こっている。開店するも地獄、閉店するも地獄という。コロナ禍の影響の業界は航空、旅行、飲食、運輸業だけではない。豊かであるはずの街の開業医も収入が大きく減少したという。経済活動の停止状態はやがて一般のサラリーマンにも影響するだろう。生活が不便になったとか、物質的な面だけではなく、健康面や精神的な悪影響が懸念される。人類は長い間、疫病と闘い克服してきたが、いままで築くいてきた価値観では元の状態を戻すことはできない。いまこそ自然と調和した生活様式が求められる。コロナが鎮静化して日常が戻ったとしてもポストコロナの世界は新しい構造や秩序が生まれていくだろう。ポスト・コロナの時代は大都市集中密集を避けた暮らし、人びとの価値観は、簡素・静謐・芸術重視へと向かうかもしれない。

感染状況 現在感染者数
  506,127人  4月11日 
      513,749人  4月12日
  521,108人  4月13日
      531,080人      4月14日
      521,642人  4月15日 
  518,088人  4月16日
  514,898人  4月17日
     488,617人  4月18日 
  481,261人  4月19日
  480,608人  4月21日 
      470,651人  4月22日 
      448,055人      4月24日
      427,248人  4月25日
      428,840人  4月27日
  463,230人  4月29日
     351,073人  5月5日
  284,354人  5月29日
  334,543人  7月9日
 1,988,333人  8月19日 
 2,050,198 人   8月20日
 2,040,970人  8月22日
   43,587人     9月26日
   29,132人      10月7日
   33,868人      10月22日 
   16,498人      10月25日 
   27,371人      2月11日
   9,082人      3月11日
   10,323人    3月14日
   4,177人  3月22日 
   8,295人  3月25日
   3,171人  4月10日
   5,817人  5月5日

「この世はすべて舞台。そして男も女も役者に過ぎない」
   (シェイクスピア)

 

2024年6月 3日 (月)

世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です

 「人間とは社会的動物である」

  アリストテレスは「政治学」において「人間はポリス的な動物である」と述べている。この言葉をもっと現代の資本主義社会のなかで考えてみるに「人間とはウソをつく動物である」と断言したい。

  トヨタ会長が認証不正問題で謝罪した。トヨタ、本田、マツダ、ヤマハ、ススキの5社で不正行為が見つかった。5社は認証試験で、虚偽データの提出や試験車両の不正加工などを行っていた。紅糀問題でも医薬品やサプリメントでの品質に対する製薬会社への信頼は大きく失われた。健康商品に限らず、通販商品などの誇大広告や虚偽など不正や悪質な商法は世の中に蔓延している。不要なモノを買わせるテクニックはますます巧妙に悪質化している。テレビ番組のヤラセや過剰な演出も見ていて気分が悪い。「CDTVライブ」のという音楽番組で街を歩く素人の若い女性が曲の評判を聞くシーン。3人グループの女性が最上級の誉め言葉で賛辞を述べているのが嘘くさくて嫌いだ。日本人が平気でウソをつくようになったのはいつからだろうか。安倍晋三の時代からウソが当たり前の世の中になったのだろう。2014年の青天の霹靂ともいえる年末総選挙。マスコミは安倍首相が今月に内閣を解散し、12月に総選挙を実施すると報道している。数日前まで記者団の質問に、年内解散を否定し「全く考えていない」と言っていた。安倍はこれまでも平気でウソをつく人だから言葉には信用できない。消費増税を先伸ばしを手玉にとって国民を欺く作戦とはやはり卑怯である。だが政治家のウソといえばやはり佐藤栄作である。佐藤は1967年に「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を持ち出したが、1969年の沖縄返還交渉で、ニクソン大統領と「有事の際の核兵器の再持ち込み」を認めた。その密約文書は今も佐藤家に保管されているという。

 「世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です」

これは福澤諭吉の「心訓」の1つとして広く知られていた。だが近年の研究で、後年の偽作とわかった。世の中、うそつきが多いことだけは、肝に銘じたい。

 

 

 

 

2024年5月 5日 (日)

眠れてますか?しっかり食べてますか?

  さし当る用も先なし夕涼み 岩田涼菟

 明日でGWもおしまい。朝晩の温度差が大きく、新生活になじめず五月病になる人も多い。1年で自殺者が多い頃だそうです。決算期で支払いのできない自営業者、年金生活者、無職やホームレス状態の人、うつ病者、いろいろな問題を抱える人、ひっそり自死しています。自殺者は年間で3万人を超えています。日露戦争の戦死者数はおよそ8万4千人ですが、自殺による死者は3年で日露戦争を超えることになります。みなさん、毎晩、眠れてますか?しっかり食事できてますか?楽しいことをあれこれ考えて暮しましょう。

 

 

2024年4月26日 (金)

まもなく大型連休

 あすからゴールデンウィーク、最大で10連休となる。海や山、川へのレジャーを計画している人も多い。高速道路の渋滞にご用心。大型連休中は、ほとんどの医療機関が休診となるので高齢者にとっては不安な日々が続く。銀行、郵便局も休業。すべての国民が喜んでいるわけではなく、迷惑な季節と考えている高齢者層もいるだろう。そもそもゴールデンウィークとは何か。むかし「飛び石連休」などといっていたが、いろいろな法改正で振替休日などで9日から10日くらい連休がつながるようになった。ゴールデンウィークの呼称の起源は大映常務取締役であった松山英夫によって作成された宣伝用語といわれる。NHKでは商業的な色彩が強いことばとして原則「大型連休」を使うことにしている。ただし略語としてGWは使われている。ほんとうに、大型連休は必要なのであろうか。29日は「昭和の日」、3日が「憲法記念日」4日が「みどりの日」、5日が「こどもの日」。祝祭日の起源や由来はそれぞれ異なるが、大型連休導入の真のねらいは経済効果である。昭和は百貨店での買い物、近郊の遊園地への行楽、近くの公園や山へのハイキングなどの日帰り旅行が一般的であった。近年になって大型イベントや海外旅行も盛んとなり、大きな経済効果を生み出すビジネス・チャンスとなっている。しかし、人間や人間の組織、マネーを基本にした社会のしくみだけで祝祭日を本来の意味からすり替えてよいものであろうか。祝いの由来や起源をしっかりと周知することが大切ではないだろうか。



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