カフを組み合わせた水銀血圧計はイタリアの医師シピオーネ・リヴァロッチ(1863-1937)によって1896年に発明された。Scipione Riva- Rocci
食べることが一番の楽しみという人は、多いのではないだろうか。美味しいものや好きな物を食べることは、豊かな人生を演出してくれます。しかし、食べ過ぎやバランスの取れていない食事、不規則な睡眠などが重なれば、生活習慣病を招きます。生活習慣病という言葉が最近よく使われている。適度な運動、休養、飲酒、喫煙対策などが大切であるが、とりわけ食事は健康を維持するうえで大切である。食事が嗜好本位になったり、加工食品などに偏った食事をしていると、栄養素バランスが崩れていき、いつかは病気を招くことになり、糖尿病や心臓病、がん、肝臓病の原因となる。ケペルもついに医師からイエローカードをつきつけられた。
生活習慣病を予防するには
①太り過ぎない ケペルは現在、身長172cm、体重76㎏。腹囲1m。健康診断でメタボといわれた。毎日、体重を量り、体重を減らすことに心がける。
②塩分を減らす 望ましい塩分量は1日10g。うす味で食べ、減塩に努める。
③動物性脂肪を減らす 動物性脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸はコレステロール値を高め。血栓を作りやすくする。
④食物繊維をしっかりとる 根菜類を含む野菜や豆類のとり方の減少、米の摂取量の減少などがその背景にある。成人の望ましい食物繊維摂取量は1日20~25gぐらい。
「♪動脈硬化も高血圧もコレステロールのせいなるぞ♪」(白木みのる唄)晴れたら武庫川河川敷を散歩し、野菜・豆類・サラダ・乳製品・果物で栄養バランスを摂り、睡眠を十分にとる。
超高齢化社会。年間の死亡数は2018年に130万人であるが、死亡数は今後も増加する傾向を示し、団塊の世代が90歳に達する2040年には166万人に達する。そのころの病院や特養、老人ホームなどの施設はいつも認知症患者で満員だろう。自宅での訪問介護が多くなるかもしれない。NHKスペシャル「命の終わりと向き合うとき」内容は見ていて辛い。神戸で今年1月、80代男性が死後16時間で火葬されたという事件が発生した。「墓地、埋葬等に関する法律」によると「死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない」(第3条)とある。人の呼吸や心臓の動きが停止しても、細胞が完全に活動を停止するまでには、一昼夜かかるとされている。むかしから、死んだと思われた人が数時間後、息を吹き返したという話は聞いたことがある。今年、インドで95歳の男性が火葬場で息を吹き返し、蘇生したというニュースが世界を驚かせた。
スキージャンプのメダリスト高梨沙羅が「好きな男性のタイプは?」と聞かれて、ポツリ「背が高めの人」と答えた。さらに、「じゃ、180センチ以上とか?」と聞かれると、「いいえ、そんなになくて、173センチくらいでいい」このコメントに対して社会の反応は厳しい。「背丈のピンポイントは言わないほうがいいよ」とか「身長差別」とか男性にとって背の高さはデリケートな問題だ。日本人男性の平均身長は現在、170.7cmくらいで、基準値173センチはハードルが高め。終戦直後は160cmくらいで、この70年間で10cmも伸びたことになる。俳優の岡田准一の身長は169cmくらいで、高くもなく、低くもないのだが、周囲の共演者と比べると、とても低く見える。トム・クルーズも170cmあるのだが、アメリカ人男性の平均身長は175.7cmとなっているので、小柄な印象がある。高身長=かっこいい、というのは素直な印象だが、低身長でも魅力的に見えるのは、さらにカッコいい。
大阪樟蔭女子大学の卒業論文の題目を見ていると「利き手の選択」という題に興味を覚えた。むかしは子供の利き手の矯正をしていたが、無理をすると大人になってコンプレックスが残る場合がある。しかし左利きの人は世界で10%くらいの割合で、不便なこともある。早く矯正するべきか、そのままでよいのか、悩ましい問題である。オバマ大統領が左利きなのは有名なことである。直近フォードから7人の大統領のうち5人が左利きというのも珍しい。左利きの人は右脳が発達しており、天才型が多い。ダヴィンチ、ミケランジェロ、ピカソ、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、アインシュタイン、チャップリンなど。
なぜ人類は右利きが多いのか?人類学から考えててみよう。最近、タンザニアで発見された180万年前の化石人類ホモ・ハビルスの顎から、当時から右利きであることが分かった。なぜ人類は右利きが多くなったのか。それは脳の進化と関係している。集団で狩猟をするには、言葉によるコミュニケーションが必要不可欠だ。急速に言語脳を発達させた人類は、結果的に左脳とつながっている右半身が優位、つまり右利きが増えていつたと考えられている。
アメリカの社会学者チャールズ・ホートン・クーリー(1864-1929)は、ある個人が自分がどういう種類の人間であるかという自画像をどのように発達させていくか説明するために「鏡に映った自己」(looking glass self)という概念を定式化した。彼によれば、自己についてのイメージは、次のようなことを通して形成されるのである。1)自分が他者にどうみえるかを想像すること,2)自分がどうみえるかという他人の判断についての知覚,3)こうした判断に対するわれわれの感情、われわれは、自分に向けられた他者の反応の知覚を通して、自己のイメージを形成する。美しい少女は、彼女がどんなに美しいかと人からいわれることによって、自分が美しいことをはじめて知るものである。もしこうしたことがたびたび繰返され、また常に評価が一貫していれば、こうした反応が彼女のパーソナリティに組み込まれ、その結果、ついには彼女は美しい女性として感じ、行動するようになる。たとえ美しい少女であっても、もし幼児期に両親が彼女の容貌に失望して、それを弁解するように振舞い、彼女が魅力的でもなく、ほめられるに値しないとうように取扱うと、彼女は平凡な少女だと信ずるようになるだろう。
コーヒー・エネマ coffee enemasとは、コーヒーを肛門に入れて、直腸と大腸を清掃することを目的とした行為。コーヒー浣腸は1917年にドイツの医者が考案し、普通の浣腸よりも消化管をきれいにするとされた。今日では医学的な妥当な行為ではなく、危険であると考えられている。医学用語はむずかしい。「イルリガートル」irrigator。ドイツ語。灌注器。浣腸などに用いる医療器具。
痔といえば中年の男性というイメージがあるが、女性にも結構多いらしい。痔はとくに日本人に多くみられる病変であり、成人の50~80%は痔核を有するといわれている。だが西洋人にもないわけではない。ルイ14世、ナポレオン、マーラー。ルイ14世は世界で最初に痔の手術をした人物である。それにベートーヴェンは耳疾から聴覚を失ったことはよく知られているが、生涯人知れず痔にも苦しんだ。女性よりも男性に多くみられるが、患部の位置が位置だけに羞恥心から診療・治療を受けずに放置しておく場合が少なくない。
歴史上の人物では、加藤清正、大岡忠相、杉田玄白、乃木希典、野口英世。野口は「実は小生昨年十月頃より痔をなやみ夜分も安眠を不得ず、月を追うて重り行く傾向有之候」と手紙に書いている。作家は作品や日記に痔疾のことを書くので記録として残りやすい。松尾芭蕉、正岡子規。夏目漱石は「彼岸過迄」を執筆中に神田の佐藤病院に通院していた。芥川龍之介は「歯車」で「暫らく歩いているうちに痔の痛みを感じ出した」とある。横光利一は「機械」の執筆中の痔疾のため2ヵ月入院している。(参考:立川昭二「病いの人間史」)
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