年の瀬の情景
官公庁などの御用納めである(今は仕事納めというらしい)。明治6年1月、太政官日誌で、官庁の公休日が、1月1日から3日、6月28日から30日、12月29日から31日までと決まった。このため、お役所勤めの人は28日を御用じまいとか、御用納めと呼んだ。今年はカレンダーの関係で27日が金曜日で証券取引所も終い相場となる。このころになるとお正月飾りや門松の設置など新年を迎える準備に忙しい。各地の寺院では除夜の鐘の試しづきが行われる。市場やスーパーでは正月商品が並んで買い物客で賑わう。コロナの流行もおさまり、行動制限がない9連休の年末年始、帰省ラッシュや海外渡航も始まる。
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