悪女たちの知られざる真実
大河ドラマ「豊臣兄弟」乃木坂46井上和が大河デビュー。初々しい茶々だった。そんなときに小川真由美の訃報が流れた。すでに3月に他界しており出家していたという。小川真由美は映画・テレビ・舞台に活躍し、個性的な悪女が多かった。大河「葵三代」での淀君も印象的だった。淀君やクレオパトラなど気の強い悪女が似合う女優は彼女の他にいないだろう。
女は古来、浮薄で、浅はかで、愚かで、思慮に欠け、気まぐれとされる。こう書けば女性からクレームが殺到するかもしれない。しかし世界史に登場する女性は悪女が多い。ルクレツィア・ボルジア、メアリ・スチュワート、カトリーヌ・ド・メディチ、ベアトリーチェ・チェンチ、則天武后、西太后、イメルダ・マルコス、称徳天皇、日野富子、淀君などなど。そのなかでも奢侈にふけって王室費を乱費したため、国民の反感をかい、断頭台の露と消えたマリ・アントワネットは最も広く知られているだろう。ランブイエ、サン・クルー、ベルサイユ、フォンテーヌ・ブロー、サンジェルマン、マルリー、バンセンヌとお城や宮殿の数も半端じゃない。ファッション、食事などまるで病気のように宮廷内に贅沢が蔓延した。賭博の負けも凄まじかった。ポリニャック伯爵夫人をはじめ取り巻きたちに賭け金を次々に巻き上げられ、50万リーブルもの借金を作った。ルイ16世は「自分自身を滑稽に見せるためにフランスの女がこれほど多くの金を浪費したことは、かってなかった」と嘆いていた。
NHK「中国王朝よみがえる伝説・西太后」 女優の戸田恵梨香が紫禁城を訪れる。西太后は清朝末期の咸豊帝の后で同治帝の生母。1898年、光緒帝が変法派による改革を推進するや、これを嫌い、保守派と結んで光緒帝を幽閉し、寵后の珍后も殺された。光緒帝の急死については、近年、帝の遺髪から致死量を超える砒素が検出されたことから、西太后の毒殺説がほぼ裏付けられた。また前日、光緒帝が伊藤博文と面会してることから、国際的な謀略説も指摘されている。他方、「男子居外、女子居内」(礼記)という伝統がある中国において、48年間という中国史上最も長く政権にあった女性であるということから、纏足の廃止、鉄道・軍備などの近代化など西太合を有能な政治家として肯定的な評価をする傾向もある。
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