姨捨伝説
昔、親が老齢になると山に捨てる風があった。信濃の戸倉町(現在は千曲市)に冠着山があるが、ある男が伯母を親のように大切にしていたが、妻がにくんで捨てることになり、だまして山に置いてくる。その男は帰ってから一晩中、月をながめて悲しみ、「わが心なぐさめかねつ更級の姨捨山に照る月を見て」の歌を詠み、たまらず迎えに行ったという(古今集)。冠着山には高浜虚子の「更級や姥捨山の月ぞこれ」の句碑がある。
参考文献
「姨捨伝説と冠着山」戸倉町誌 第2巻 1999年
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