雨に濡れた通天閣
1912年のこの日、大阪の初代通天閣(現在のは3代目)が建設された。高さ約75m。「世の中でいちばんかなしい景色は雨に濡れた東京タワーだ」という書き出しで物語がはじまる「東京タワー」。原作は江國香織。医大生・小島は、偶然出会った建築家・浅野詩史に魅了される。青年と人妻の許されざる恋というありふれた設定の恋愛ドラマだが、深夜時間帯にもかかわらず女性の間で静かなブームになった。ダブルベッドの部屋の窓から東京タワーの夜景が美しい。これが通天閣だったらこんなにロマンティックにならないだろうが、雨に濡れた通天閣もやっぱ好きやねん。(7月3日)
参考文献
「通天閣の100年 鉄塔と街の歴史」橋爪紳也 大阪春秋40(1) 2012年
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