西園寺公望と明治の文人たち
明治40年6月、自由主義政治家として知られる当時の宰相、西園寺公望が当代の一流文学者を神田駿河台の私邸に招き、一夕の歓談・宴会を催した。後にこのサロンを「雨聲会」と呼ばれる。出席者は幸田露伴、島崎藤村、国木田独歩、田山花袋、徳田秋声、森鴎外、広津柳浪、川上眉山、小栗風葉、泉鏡花、内田魯庵、大町桂月、永井荷風。招待を辞したのは夏目漱石、二葉亭四迷、坪内逍遥の3人だけだった。新文学が明治の潮流となつたことを示す出来事だった。
参考文献
「西園寺公望と明治の文人たち」高橋正 不二出版 2002年
« ロカルノの女乞食 | トップページ | 世界遺産タージ・マハル »
「日本文学」カテゴリの記事
- 西園寺公望と明治の文人たち(2026.06.17)
- 漱石の知られざる兵役忌避(2026.04.05)
- 白雄忌(しらおき)(2025.09.13)
- 志賀直哉のこと(2025.05.10)
- 芭蕉と近江(2025.05.07)


コメント