旅の日
本日は「旅の日」。松尾芭蕉が、門人の河合曽良とともに江戸深川の芭蕉庵から奥州へと旅立ったのは、元禄2年3月27日、芭蕉46歳のことであった。これは旧暦であるので、太陽暦でいえば5月16日にあたる。旅に立つには快適のころである。「行春や烏啼魚の目は泪」 この句を矢立の初めとして、芭蕉は日光街道を北に向かう。素盞雄神社の境内に文政3年10月12日の芭蕉忌に「松尾芭蕉奥の細道矢立初め碑」が建てられた。亀田鵬斎が銘文を書いている。また碑面の下部の芭蕉像は建部巣兆の筆。芭蕉は伊賀上野の藩士であった。脱藩して江戸に出て談林派の世界に身を投じたが、やがて庶民的生活に根ざした芸術として開花させたのが蕉風である。
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