不入斗(いりやまず)
1973年のこの日、山口百恵は「としごろ」でデビューした。横須賀「不入斗」(いりやまず)とは不思議な感じを受ける地名だが全国に多数ある地名である。その土地の人しか読めない地名だが、かつて花街や遊郭だった所が多い。旅籠、湯屋、飯屋、飲み屋、遊郭が狭いところに集まれば、迷路のようになる。イリヤマズとは地形のことを指しているのだろう。元来は「不入計」と記して「イリヨマズ」と読み、神領(免租地)を表わした。百恵は横須賀の不入斗中学校に通っていた。品川中学校に転校しているので長くはいなかっただろう。「としごろ」はヒットしなかつたが、「ひと夏の経験」の頃から青い性路線といわれて好奇の目でみられたが、歌詞とは裏腹に清純な印象を人々に与えた。だが高い人気もアイドル路線ではいつか飽きられる。シングル13曲目「横須賀ストーリー」が百恵の分岐点だった。少女時代の情景を歌に入れることでリアルになった百恵とファンは一体となり、他のアイドルとは異なる稀有のスターになった。(5月21日)
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「馬鹿にしないでよ」と振り向きざまに歌う「プレイバックパートII」の山口百恵は、他のアイドルには無い迫力がありましたね。
投稿: | 2016年5月21日 (土) 22時01分