猫又伝説
猫又とは、古来から民間伝承の猫に似た妖怪。初出は藤原定家「明月記」で、「猫肹が一晩で数人の人間を食い殺した」とある。鎌倉時代の徒然草に「奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなると人の言ひけるに」と記されている。野生のネコが猫又の正体だろう。猫はその眼光や不思議な習性により、古来から魔性のものと考えられ、そうした俗信が背景となって猫又伝説が生まれたものと考えられる。
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