オリヴィア・デ・ハヴィランド
彼女の家系はノルマンディー公にまでさかのぼる名家である。1930年代はエロール・フリンの活劇もののお姫様役が多かった。「風と共に去りぬ」のメラニー役で今もよく知られている。「遥かなる我が子」と「女相続人」で2度アカデミー主演女優賞を受賞している。ハヴィランドは「欲望という名の電車」の主役ブランチのオファーを断っている。なんとヴィヴィアン・リーがその役を受けてアカデミー主演女優賞を獲得した。
BSで「女相続人」を放送していた。ハビランドはお金持ちの娘だが、父との折り合いが悪く、結婚も行きそびれていた。そこへ眉目秀麗な青年モンゴメリー・クリフトが現れる。ダンスパーティーでハビランドは一目ぼれする。しかし父親は青年が財産狙いだと判断し、二人の結婚を断る。泣く泣く別れ5年が過ぎた。父は亡くなり財産を相続したハビランドのもとへ青年が再び現れる。だがハビランドはむかし裏切られたことを根に持ち男に復讐するという話である。メロドラマ風であるが、実は良くできた心理劇なのだ。映画ファンならばモンゴメリー・クリフトなので単に財産狙いではなくて、純愛のような気もするのだが、その辺は伏線があいまいなので、観客の判断次第ということなのか。
« ガンジーのフルネームを言えますか | トップページ | 時代に背を向ける »


コメント