戦後、日本女性に人気のあった洋画スターは?
朝ドラ「おひさま」。陽子が和成に「わたしもハンフリー・ボガートのような素敵な男性が現れた浮気するかもよ」と。映画「カサブランカ」は日本公開が昭和21年なので、ボガートも人気スターだったろう。しかし日本女性が好む二枚目タイプではないし、暗黒映画のイメージが強く主婦の浮気相手には不向き。この場面には誰がふさわしいのだろうか?タイロン・パワーやシャルル・ボワイエあたりか。新人グレゴリー・ペックでは若すぎる。やはりゲーリー・クーパーといっておくのが無難ではないだろうか。100本近い出演作品のほとんどが日本公開されているのはゲーリー・クーパーだけだ。それほど日本のファンに愛された外国スターはほかにいない。
50年代になってジェームズ・ディーンが登場してファン層が一気に若がえった。60年代から70年代アラン・ドロンやロバート・レッドフォードが人気を博した。「ロミオとジュリエット」のレナード・ホワイティングの登場で洋画界のアイドル化現象となる。「小さな恋のメロディ」でマーク・レスターが洋画ファン層が10代に広まった。86年の「スタンド・バイ・ミー」でリヴァー・フェニックスで人気を得たが、93年に23歳で急死。80年代「アウトサイダー」でマット・ディロンがYAスターの筆頭だった。トム・クルーズもYAスターの一人。90年代になるとテレビ界から「ビバリーヒルズ高校白書」のジェースン・プリーストリー、ルーク・ペリーが女性ファンを虜にした。90年代後半、ジョニー・デップ、レオナルド・デカプリオら大スターが登場する。2000年代、「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが人気者になった。
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