トレヴィの泉
ローマで目につくのは、街角や広場にある噴水です。その数は約600とか。その中でも有名なのはトレビの泉です。映画「ローマの休日」や「甘い生活」などによって日本人にも親しまれるようになったトレヴィの泉が来年2月から2ユーロ(約370円)の入場料を導入するという。(ただしローマ市民は身分証があれば無料)
トレヴィの泉は、もともとは古代ローマ時代、紀元前19年にアグリッパによって建設されたものだった。歴史家プリニウスは、世界の驚異の1つとして、ローマの水道をあげている。ローマ帝国の崩壊とともに荒らされたが、1453年、教皇ニコラウス5世が再び水道としてローマを潤すことになった。17世紀になって主要水道の終点にはモストラ(劇場)と呼ばれた彫刻に飾られた噴水が置かれることになった。1732年、教皇クレメンティウス12世はデザインコンペを開き、35歳の建築家ニコラ・サルヴィ(1697-1751)が選ばれた。トレヴィの泉はサルヴィの死後、彫刻家ピエトロ・ブラッチ(1700-1793)によって1762年に完成した。ポーリ宮殿を背景として、海神ネプチューンと2頭のぺガサス、それを操るトリトンなど多数の彫刻群がある。ローマを去る前に、泉に背を向けてコインを投げるとローマ再訪がかなうという。近年建物の損傷が問題となっている。2013年、フェンディがトレヴィの泉修復計画を発表し、212万ユーロ(約2億5800万円)を出資することとなった。トレヴィとは、この泉の水源地でローマ市から数キロの地点にある。(Trevi Fountain,Nicola Salvi,Pietro Bracci,FENDI)
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