ボウリングの歴史
昭和40年代半ば、日本ではボウリングが大流行しました。ボウリングの歴史は、紀元前にまでさかのぼり、弓とともに最も古い歴史をもつスポーツといわれている。ロンドン大学のフランダース・ペトリが古代エジプトの墓のなかから現在の競技用具に類似したものを発見している。古代ローマ時代には、単なるゲームのほかに、戦場へ出向く兵士の占いや宗教上の儀式に使われた。15世紀イギリスでは、ボールズbowlsまたはローン・ボールズlawn bowlsといわれた競技が発達した。芝生のうえにコートをつくり、直径約12㎝の木製のボールをジャックと呼ぶ白いボールを目標に約30mの地点からころがし、ジャックにあてるか至近距離に近づけて得点を争うのを原則とするものである。ボーリングbowlingの語がボールズという語を起源とするのは明らかであるが、競技の系統としてはむしろドイツに古くからあったケーゲルkegelというゲームに属する。これはボールをケーゲルという木製徳利形の物体にぶっつけて倒す競技で、中世ドイツ各地の教会で大いに流行した。マルチン・ルターもその熱心なファンで、ピンの数を9個に定めたのはルターである。ピンが9個あったのでナインピンズninepinsといわれ、日本では黒岩涙香が「九柱戯」と訳した。この競技が初期のオランダ移民によってアメリカに伝えられた。1840年代にはニューヨークを中心に流行し、19世紀末にピンの数が10本になると新しいルールが誕生し、全米に普及した。遊戯施設としてのボウリング場は1450年のロンドンが最初といわれる。(Martin Luther)
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