たかが紅白、されど紅白
日本の大晦日は「炬燵みかんで紅白歌合戦」。今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか」。司会は有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜。最近は演歌にヒット曲がなく、高齢者になじみのないJポップ中心で、シニア世代にも紅白はなれが進んでいる。今年の紅白出場アーティストが発表されたが、個人的には演歌の貴公子、山内惠介が落選したのには少し驚いた。本人のブログで「僕自身の不徳の致すところです」と無念の思いをにじませているが、精力的に全国をまわり演歌の枠を超えたアレンジの効いた楽曲も素晴らしく、ファンからすれば不徳なことなんか一つもないでしょう、と思う。なぜ落選したのか謎である。山内は今年の日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞している。彼のライバル三山ひろしは今年も紅白を出場するらしい。三山にはけん玉のギネス世界記録があるからだろうか。もし彼が落選すれば、毎日練習している128人のけん玉メンバーにも影響がある。だが歌と無関係な事柄で評価されるのは疑問がのこる裁定である。それほど紅白落選は歌手にとって生命線だからである。ほかにも紅白をめぐる不穏な動きがある。Kポップ・グループ、aespaの出場停止を求める署名運動「きのこ雲ランプ騒動」である。エンタメ界は魑魅魍魎の世界だ。
« 南海トラフ(「ナ」事項索引) | トップページ | 江川の手抜き投法 »


コメント