お蔭参り
沿道の人びとの好意のおかげによって旅行したことからいう。江戸時代、主人の父兄に話さず、費用も持たず、伊勢神宮に参詣すること。江戸期、伊勢まいりは全時代を通じて流行したが、寛永15年(1638年)の記録がもっとも古い。慶安の「寛明日記」によると、江戸の商人が流行らせたという。後期には、1830年、1855年4、1867年、お蔭参りが流行した。とくに1867年のお蔭参りを「ええんじゃないか」騒動として知られる。慶応3年7月半ば頃から12月にかけて、東海地方から近畿地方で空から御札がふってくるという現象が起こり、それを喜んで民衆が「ええじゃないか」と唱え踊り続けた騒動を「ええじゃないか」という。誰がこのようなことを始め、なぜ一気に広がったのかはよく分かっていないが、討幕派が世の中を混乱させるために仕組んだという説もある。(参考;「おかげまいり」と「ええじゃないか」 藤谷俊雄 苧岩波書店 1993)
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