ブルータス、お前もか
スペインの研究チームがカエサルの暗殺された場所を特定したという。ローマ中心部のトッレ・アルジェンティーナ広場の一角。「ブルータス、お前もか」 シェイクスピアの芝居、「ジュリアス・シーザー」で有名なこの言葉が本当に史実かどうかはさておき、シェークスピアより先に芝居で使われていた名セリフだそうだ。歴史家カッシウス・ディオは「暗殺者がいっせいにおそいかかったため、カエサルは言葉を発することも抵抗することもできずにたおれた」という伝承がもっとも真実に近いとしている。紀元前42年の10月23日は暗殺者の一人、ブルータスが自害した日である。
ブルータス、正式名はマルクス・ユニウス・ブルートゥス(前85頃ー前42)。暗殺事件当時43歳で、母親のセルウィア・カエピオニスはカエサルの愛人だった。父はブルトゥスが幼い頃に死んでおり、彼はカエサルを父親代わりに育ったといわれる。カエサルもクレオパトラとの間にできたカエサリオン以外、子宝にはほとんど恵まれなかったので、彼を可愛がったといわれる。フィリッピの戦いで死んだブルトゥスの遺灰は母セルウィアの元に届けられた。彼女の晩年については歴史は何も記していない。(Caesar,Largo di Torre Argentina) 参考:毛利晶「カエサル 貴族仲間に嫌われた英雄」世界史リブレット人007 山川出版社 2007
« 曹操の時代 | トップページ | 高市早苗、総理大臣に就く »
「世界史」カテゴリの記事
- 支那について(2025.10.29)
- ホッファ失踪事件(2025.06.22)
- 西漢南越王博物館(2025.05.04)
- 同盟市戦争(2025.02.10)
- 英領インドにおける高等文官制度(2024.12.20)



コメント