六郷満山
六郷満山とは、国東半島にある6つの郷(来縄・因染・伊美・国東・武蔵・安岐)に発展した寺院群である。伝説によれば、仁聞菩薩が、養老2年頃に国東半島の各地に28の寺院を開創し、6万9千体の仏像を造ったといわれている。古来の山岳信仰が、近隣の宇佐神宮及びその神宮寺である弥勒寺を中心とする八幡信仰ねさらには天台系修験と融合した結果、神仏習合の独特な山岳仏教文化が形成され、修行地となった。六郷満山の文化財で最も有名なのが、国宝に指定されている「富貴寺大堂」(豊後高田市)である。平安時代の浄土教の仏像が残されている。
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