名曲アルバム「交響詩 ターボル」
ターボルは15世紀、チェコの宗教改革派の拠点となった町。スメタナはフス派信徒の英雄的な戦いを讃えて、1878年に管弦楽曲「我が祖国」の第5曲に「ターボル」を作曲。フスは教会を烈しく非難して破門され、焚刑に処せられた。しかしその死後、その教理を信奉する者たちが団結し、フス戦争を起こす。この戦いは18年にも及ぶものであったが、結果としてフス運動は失敗に終わった。しかし、これをきっかけにチェコ人が民族として連帯を一層深めることになった。
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