汗牛充棟
蔵書が極めて多いことを「汗牛充棟」という。運ぶときには牛に汗をかかせ、家で積み上げるときには棟木まで届く、の意味。先日、「徹子の部屋」に出演していた上白石萌音が面白い四字熟語として紹介していた。若い世代には新鮮に聞こえる知識かもしれないが、漢字検定ではよく出る四字熟語だろう。しかし本当の意味は少し違う。唐の人、柳宗元の「陸文通先生墓表」が出典で、「いたずらに他をけなし自らを良しとする無益な書物が世に多く残されていることを嘆く」意味で使われている。たとえば、「私は蔵書家で汗牛充棟のごとく本があります」と使った場合、あまり価値のない本がズラリと並んでいます、と言う意味になるということです。
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新潮日本文学アルバムの大佛次郎編で立派な書架で読みふける大佛を見てあんな書架が欲しいと思ったものです。今は老夫婦二人で200平米ぐらいの家ですから狭くはないのですが平積みの本も多いまま。本は背表紙が読めないと効率が悪いですね。しかし如上の書架を持ちながら執筆中の大佛はひらづみの本に囲まれており、不思議な気もしました。投稿の前に如上のアルバムで確認しようと思ったのですがひらづみの中から探すのに疲れ断念。
投稿: 無茶苦茶翁 | 2023年3月17日 (金) 17時04分