水とともに生きる
本日は「水の日」。1977年に国土庁が制定した。1年で8月が一番水を使う量が多い月であることから、水資源の大切さを考えてもらい節水を呼びかけている。サントリーでは自然と水の恵みに生かされる企業として、2003年から「水と生きる」を環境広告のキャッチフレーズとして使用している。
1887年3月3日、ヘレン・ケラーの生家アイビー・グリーンにアン・サリヴァン先生がやってきた。先生がきてひと月。7歳のヘレンは、ものに名前があることを知らなかった。サリバン先生は井戸水をヘレンの手のひらに流し、すぐにWATERと手のひらに書いてあげた。そのときです。体中に電流が走りました。私は今、手に触れている冷たいものがWATERというものであり、物にはみな名前があることを知ったのです。(「奇跡の人ヘレン・ケラー自伝」)
ウォーター water 英語
オー eau 仏語
ヴァッサー Wasser 独語
アックア acqa 伊語
アーグワ acqua 西語
アーグア agua 葡語
ワータラ water 蘭語
アクア aqua 羅語
ヒュドール ギリシャ語
ヴァッテン vatten スウェーデン語
ヴァン vann ノルウェー語
ヴァダ ロシア語
シュウェ 中国語
ムル 韓国語
マーイ(マイヤ) アラビア語
ヌオック nuoc ベトナム語
トゥビッグ tubig タガログ語
人類文明発祥の地である四大文明の成立の要因の一つに大河流域があげられている。水は人類にとって命の源である。古代都市が発掘されると、その都市は必ず高度な水利システムがみられる。インダス文明のモヘンジョダロでは住宅に上下水道が完備されていた。ヨルダンの山岳地帯にある世界遺産ぺトラも、いまでは水を見ることができないが、かつては約3万人の人口の都市で、水を安定的に供給できる水路が整備されていた。映画「インディージョーンズ最後の聖戦」のロケ地で世界的な観光地となっている。日本のゆたかな水資源をささえてきたのは森林であり川だった。森林のもつかけがえない働きは雨水を蓄え、それを徐々にはきだしてくれる。豪雨による被害は困ったものだが、梅雨のころに降った水が、森の土にしみこんでいくさまを考えると、私たちは自然の恵みに感謝しなければならない。(Petre 世界水の日、3月22日)
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コメント
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1887年3月2日以前には、ヘレン・ケラーは食べ物とか自身の欲求をどのように表現したのだろう。事物と単語は互いに粘着しているのに。理解し難い不思議な話ですね。
投稿: 星新一 | 2024年3月22日 (金) 10時57分