無料ブログはココログ

« チキウイテ洞窟(「チ」事項索引) | トップページ | 佳人薄命 »

2025年6月14日 (土)

火山地形による分類

Img_0026

 

  火山は、そのおのおのが独立して存在し、しかもそれぞれ特徴のある地形を呈する。その地形をもとに火山は、いくつかに分類される。実際の火山では、活動は複雑であるのでその基本型だけのものは少なく、組合せた複合型になっている。オーストリアの火山学者カール・シュナイダーが、1911年火山地形を山容から7つに分類することを提唱した。

 

コニーデ(成層火山、円錐火山)   富士山、鳥海山 ポポカテペトル山(メキシコ)

 

トロイデ(鐘状火山)   焼岳

 

マール           一ノ目潟

 

アスピーテ(楯状火山) マウナロア(ハワイ)

 

カルデラ                      阿蘇山

 

ホマーテ(臼状火山)  ダイヤモンドヘッド(ハワイ)

 

   このほか、ベロニーテ(塔状火山、昭和新山)など。日本では学校教育などにより広く一般に普及しているが、ともすると外見上の形態のみに終始して、火山の本質的なものに深く触れない傾向があった。これらの形態はマールを除き、世界的には地形学者でも知らないそうだ。コニーデ等の火山の名称は現在では使われていない。

« チキウイテ洞窟(「チ」事項索引) | トップページ | 佳人薄命 »

自然・科学」カテゴリの記事

コメント

私は北海道の苫小牧市在住ですが、近くには支笏湖に樽前山という火山がありますが、支笏湖はカルデラ湖ですね。風不死岳、恵庭岳があります。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« チキウイテ洞窟(「チ」事項索引) | トップページ | 佳人薄命 »

最近のトラックバック

2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31