時の記念日
天智天皇10年4月25日に、「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」(日本書紀)とある。漏刻とは水時計のこと。大正10年に「時展覧会」が開催されたとき、その故事からその日を太陽暦(グレゴリオ暦)に直して、6月10日を「時の記念日」と制定した。
ところで、なぜ時計は12時までなのか?およそ5000年前のこと、古代エジプト人がシリウスが日の出直前に出現するころなると、ナイル川が氾濫し、農業や生活に重大な影響を与えるところから、その結果1年が365日であることを知り、1日を昼間と夜間の12等分にした。時計の針が右回りなのも古代エジプトにルーツがある。太陽は東の空にのぼり、西の空に沈む。このとき、日時計のぼうのかげは、右回りに動く。その文字盤が機械時計に受け継がれ、針は右回りとされた。
「時計」という言葉は世界各国でまちまちで共通点が見当たらない。(6月10日)
英語 clock クロック
ドイツ語 Uhr ウーア
フランス語 pendule パンデュール
イタリア語 orologio オロロージョ
スペイン語 reloj レロー
ギリシア語 ホーロロギオン
ロシア語 スチイー
スウェーデン語 klocka クロッカ
フィンランド語 kello ケッロ
タイ語 ナリカー
韓国語 シゲ
機械式時計が最初に作られたのは、996年頃のことで、後にローマ教皇シルウェステル2世となるオーリャツクのジェルベール(950-1003)がドイツのマグデブルクの教会に作ったといわれている。ちなみに腕時計の発明は、1810年、スイスの時計師アブランアン・ルイ・ブレゲ(1747-1823)がナポリ王妃から依頼を受けてブレスレット用の腕時計を考案・製作した。
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