みどりの日
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自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむという趣旨の国民の祝日。1989年から2006年までは4月29日で、2007年から5月4日になった。
頭のいい人には恋ができない。恋は盲目である。科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである。(寺田寅彦「科学者とあたま」)
春のいまごろの季節、森林を散歩するのがよい。早春特有の匂いがある。若葉と雪解け水のかもしだす、心のはずむような気配が感じられる。森林には樹の種類によって匂いも異なる。ある場所で何年か過ごしたとする。それから長い年月ののちにそこをふたたび訪れ、かすな匂いをかぐ。もうそれだけで、そこで過ごした時のことを思い出すことがある。匂いはそれくらい強い力があるのだ。寺田寅彦(1878-1935)の言葉どおり「自然を恋人」にしよう。森林へ行けば、野鳥はさえずり、草花は咲いている。行く場所は自由だ。いつでもどこにでも、自然の喜びは満ちあふれている。
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感動しました。寺田寅彦さんの文庫を読み合う会が、彼の生家高知城の裏(北)で月一回、日曜にやっていたけど、今はどうか判りません。
投稿: さぶろた | 2008年3月27日 (木) 07時53分