淡路島の歴史
ほんの30年前までは本州から淡路島へ行くには船に乗るしかなかったので大変だった。高速フェリーで海水浴に行って一泊したことがある。今ではクルマで渡ることができるので島へは日帰りコースだ。本州四国連絡橋の一つ、神戸・鳴門ルートは1985年6月5日、四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋(全長1629m)が開通した。1988年に児島・坂出ルート(瀬戸大橋)が完成し本四は開通したが、1998年4月5日、明石海峡大橋(全長3911m)が完成し、神戸・鳴門ルートも全面開通した。
国生み神話の島として知られるが、近年さまざまな遺蹟が発見されている。五斗長垣内遺跡は、標高200m゜の丘陵に位置し、弥生時代後期の国内最大規模の鉄器製造群落であった。舟木遺跡は大規模な集落で釣り針などの魚貝や小刀などの鉄器が発見されている。古代の淡路島は新技術や文化が中国から九州に渡り近畿に伝わる玄関口だった可能性がある。
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