早期発見早期治療
新しい医学の進歩は、治療だけにとどまらず、これまで治る見込みがない難病でさえ、全快するようになる場合がある。医学はどんどん進歩している。つらい病気でも明るく希望をもって生きることが人間にとって大切だと思っている。経済アナリストの森永卓郎さんは、最期まで病気と闘い、明るく全うした。最近、難病を公表してポジティブに生きようとする有名人が増えた。それには医療への信頼があるからだろう。毎年の定期検診師を受診して、早期発見早期治療が大切である。ここに医師という崇高な職業がある。ヒポクラテスはギリシアの神々の名にかけて、医学に生涯をささげ、自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない、また不正を犯すことなく、医術を行う、なとどとした誓いを宣誓した。これは「ヒポクラテスの誓い」としてアメリカではすべての医学校の卒業式に誓われている。ドラマ「逃亡者」のリチャード・キンブルもいかなる状況にあっても、この誓いを忘れることはなかった。真犯人の片腕の男フレッド・ジョンソンやジェラード警部でさえ治療している。わが身の危険を知りながら、病人や怪我人を見捨てることはなかった。キンブルの行為は医療倫理に基づくものであるが、人としてのあるべき姿をわれわれに教えてくれるように思う。汝の敵を愛せよ。命の尊さこそ倫理の基本である。
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