けつのあなが小さい
「ケツの穴が小さい」と「出すものも小さい」ので、お金を出し惜しむ吝嗇な者を洒落で言ったのが転じて、度量が狭い、小心である、またはケチの意味。江戸の洒落言葉だが、最近はあまり使われない。作家の実例としては、長谷川如是閑の「搦手から」(1915年)に「お尻の穴の小さなことをお云ひでないよ」とある。「ケツの穴が大きい」は、度量がある、大胆である、の意味。
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