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2025年1月22日 (水)

ジャズが流れる部屋

Armstrongandholiday_neworleans1947_

 

   本日は「ジャズの日」。1月22日が何故か?JAZZの「JA」がJanuaryの先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることからという。

    ジャズといえば中高年の男性というイメージがある。ジョン・コルトレーンだ、ソニー・ロリンズだ、マイルス・デイビスだとか、ジャズにうるさいのが友達にいる。ところが最近、「女子ジャズ」という言葉が生まれ、いま若い女性にジャズがうけているというオジサンたちにちょっと嬉しいようなニュース。ジャズにもいろいろあるので、女子ジャズがどんな傾向なのかは知らない。jazzという言葉の起源は明らかではない。古くはjassと表記されていた。卑猥な意味をもつとする説や、19世紀からアメリカ南部の黒人が使っていた性行為にどの性的意味、熱狂や急速なテンポ・リズムを意味するスラングのjazzによるとする説などがある。jassという言葉の意味は様ざまに変化し、黒人音楽を、ジャズと称するようになった時期も明らかでない。ジャズのリズムはもともとアフリカのものであったが、奴隷としてアメリカにおくられたアフリカの黒人がニューオーリンズにもたらし、黒人の演奏者らによってジャズ音楽に育てられた。作曲家のジェリー・ロール・モートンは、1902年に自分のピアノ演奏スタイルをジャズを名付けたといい、後年にジャズの創始者と自称したが、信じる者はいなかった。ジャズと称される以前は、ラグタイムと混同された形でラグタイム・ミュージック、またはラグと呼ばれていた。1910年代にニューオーリンズで生まれたジャズは、1920年代にはいって、ラジオの普及とともに、急速に全米に広がった。1930年代ではスイングジャズとしてダンス音楽として広まり、戦後1950年代からジャズはフランク・シナトラなどの人気歌手によって聴く音楽として世界中に普及していく。ヨーロッパ映画のヌーヴェル・ヴァーグにもジャズが取り入れられ、日本も1960年代の映画・ドラマの音楽にもモダンジャズがバックに流れた。戦後日本の洋楽はジャズが中心だったといってよい。ケペルの趣味は、懐古的でサッチモやベニー・グッドマン、トミー・ドーシー、グレン・ミラーといったビッグバンドのスイングジャズが好みだ。もっとも自分ひとりで聞くにはいいが、BGMとしてはうるさ過ぎるので、女子ジャズといわれるものが心地よさそうだ。(New Orleans)

 

You'd be so nice to come home to   Helen Merrill  1956

 

Lallaby of Birdland  Sarah Vaughan  1954

 

You Belong To Me  雪村いづみ

 

Fools Rush ln(恋は愚かと言うけれど)Jimmy Dorsey 1945   

 

Strange Fruit(奇妙な果実) Billie Holiday

 

 

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音楽」カテゴリの記事

コメント

ブラスバンド部の構成は、圧倒的に女子部員が多い。
彼女達が卒部して社会人になってからも器楽音楽に親しむ中で、ジャズに興味を持ってきたのだと思いました。

女子ジャズ?

若い人だって色々だ。ジャズ好みだっているだろう。

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