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2024年12月31日 (火)

大晦日の祖先祭祀の風習について

 大晦日から元日にかけて、発達した低気圧の影響で、北から東日本を中心に雪や雨、風が強く、荒れた天気となる見込み。新しい年は、平和で明るい社会であることを願いたい。青森県三戸郡五戸町では今でも年の暮れから正月にかけてミタマノママと呼ばれる風習が残っていると聞く。白餅と赤餅とを菱に切って神棚に供える。盛岡では卵のように飯を握って年の内に供え、後で苞に入れて乾かしておく。山形県最上郡安楽城村では米飯を擬宝珠形に握るのを本式とする。ミタマノママとは「御魂の飯」(みたまめし)と書き、「みたま」を御先祖様と解し、大晦日の夜の先祖祭への供物である。オミタマサマ、ミタマメシ、ミタマ、ニダマなどともいう。

     かつて日本には一年に盆(7月)と正月(12月)、先祖祭の日があった。「徒然草」第19段に「亡き人の来る夜として魂祭るわざは、このごろ都にはなきを、東の方にはなほすことにてありしこそあはれなりしか」とある。つまり兼好の時代には京都ではもう12月には祖先祭祀の風習はなくなっていたが、関東には昔の風習が残っていたようだ。お盆が仏教による魂祭りであったのに対し、大晦日の祭りは仏教的な色彩がうすれて、地方において神祭的なものになっていったのはなぜだろうか。(参考:田中久夫「みたまのめし」史泉第50号 昭和50年) 12月31日

2024年12月30日 (月)

新作映画の紹介

 映画は年間に数百本と世に送り出されています。ここ10数年の間にデジタル・ビデオの技術が飛躍的に進歩して、低予算で劇場用映画が可能になってきました。でも永く人々の記憶に残るであろう名作や、映画史に残るであろう傑作となるものはごく少数といえるでしょう。

 山中瑤子監督「ナミビアの砂漠」がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した。米ドラマ「SHOGUN将軍」が、真田広之の主演男優賞をはじめ14の部門で独占、受賞した。第47回日本アカデミー賞は、最優秀作品賞「ゴジラ-1.0」、最優秀主演男優集は役所広司、最優秀主演女優賞・安藤サクラ(最優秀助演女優賞とW受賞)。第96回アカデー賞で宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション映画賞を受賞。

 第96回アカデミー賞作品「関心領域」は第二次世界大戦下、アウシュヴィッツ強制収容所から壁ひとつ隔てた先で優雅に暮らすナチス将校一家が、壁の向こうで起きている現実にいかに無関心かを映し出す。ホロコーストの恐怖を直接的に描かず音でそれを表現したのが秀逸。監督・脚本はジョナサン・グレイザー。ベルリン国際映画祭金熊賞は「アダマントにて」が受賞。新海誠監督の「すずめの戸締り」は受賞ならず。カンヌ国際映画祭では、「パーフェクト・デイズ」で主演を務めた役所広司が男優賞、「怪物」の坂元裕二が脚本賞に輝いた。濱口竜介監督の「悪は存在しない」がベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。いま公開中の藤井直人監督の「青春18×2 君へと続く道」がアジア各国で観客動員第1位を記録してブームとなっている。近年、邦高洋低の傾向が続き、洋画ファンは減少傾向にある。

 2025年1月封切り映画。「TOUCH タッチ」エギル・オラブソン。「サンセット・サンライズ」菅田将暉。「雪の花」松坂桃李、芳根京子。「敵」長塚京三。「私にふさわしいホテル」のん、田中圭。「劇場版 孤独のグルメ」松重豊、内田由紀。「ライオンキング;ムファサ」。「リアル・ペイン」。「アフレンティスト」セバスティアン・スタン。「室町無頼」大泉洋、長尾謙社。「366日」赤楚衛二、上白石萌歌、玉城ティナ。12月。「はたらく細胞」永野芽郁、佐藤健。「聖☆おにいさん」松山ケンイチ、染谷将大。「モアナと伝説の海2」。「グランメゾン・パリ」木村拓哉、鈴木京香。「うちの弟どもがすみません」畑芽育、作間龍斗。[火の華」山本一賢、柳ゆり葉。「クレイヴン・ザ・ハンター」アーロン・テイラー=ジョンソン。11月。「六人の嘘つきな大学生」浜辺美波、赤埜衛二。「本心」池松壮亮、三吉彩花。「十一人の賊軍」山田孝之,仲野太賀。「トラップ」ジョシュ・ハートネット。「ザ・バイク・ライダーズ」オースティン・バトラー。「グラディエーターⅡ」ポール・メスカル。10月。「若き見知らぬ者たち」磯村勇斗、岸井ゆきの。「八犬伝」役所広司、内野聖陽、土屋太鳳。「BISHU~世界でいちばん優しい服~」服部樹咲、岡崎紗絵。「カフネ」山崎翠佳。「シビル・ウォー アメリカ最後の日」キルストン・ダンスト。「ビートルジュース ビートルジュース」マイケル・キートン。「ジョーカー・フォリ・ア・ドゥ」ホアキン・フェニックス。「憐れみの3章」エマ・ストーン。8月。「もしも徳川家康が総理大臣になったら」浜辺美波、赤楚衛二、GACKTO。「ラスト参る」満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ。「ブルーピリオド」眞栄田郷敦、高橋文哉、桜田ひより。「フォールガイ」ライアン・ゴズリンダ、エミリー・ブランド。「ツイスターズ」デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・ハウエル。「インサイド・ヘッド2」エイミー・ポーラー。 7月。「先生生の白い嘘」奈緒、猪狩蒼弥。「言えない秘密」京本大我、古川琴音、横田真悠。「赤羽骨子のボディガード」出口夏希、高橋ひかる、ラウール、土屋太鳳。「化け猫あんずちゃん」アニメ。「ある一生」シュテファン・ゴルスキー。「密輸1970」キム・ヘス、ヨム・ジョンア。「フェラーリ」アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス。6月。「ディア・ファミリー」大泉洋、菅野美穂。「かくしごと」杏、中須翔真、佐津川愛美。「あんのこと」河合優実、、佐藤二朗。「違国日記」新垣結衣、早瀬憩、夏帆。「明日を綴る写真館」平泉成、佐野晶哉。「マッドマックス;フュリオサ」アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース。「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」ポール・ジアマ、ティダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・サンダ。「チャレンジャ―ズ」ゼンディヤ、ジョシュ・オコナ―。5月。「碁盤斬り」清原果那、中川大志。「からかい上手の高木さん」永野芽以郁、高橋文哉。「青春18×2 君へと続く道」シュー・グァンハン、清原果那。「ミッシング」石原さとみ、中村倫也。「関心領域」クリスティ・アン・フリーデル、サンドラ・ヒュラー。「コジラ×コング 新たなる帝国」レベッカ・ホール。「ボブ・マーリー・ONE LOVE」キングスリー・ベン=アデイル、ラジャーナ・リンチ。4月。「あまろっく」江口のりこ、中条あやみ。「陰陽師0」山崎賢人、染谷将太、奈緒。「異人たち」アンドリュー・スコット。「プリシラ」ケイリー・スビーニー。「バスト ライブス」グレタ・リー。「アイアン・クロー」ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト。3月映画。「四月になれば」佐藤健、長澤まさみ、森七菜。「変な家」間宮祥太朗、佐藤二朗。「52ヘルツのクジラたち」杉咲花、志尊淳。「恋わずらいのエリー」原菜乃華、宮世琉弥、「オッペンハイマー」キリアン・マーフィー。「FLY!」クメイル・ナンジアー。「デューン 砂の惑星PART2」ティモシー・シャラメ。2月。「夜明けのすべて」上白石萌音、松村北斗。「マッチング」土屋太鳳、佐久間大介。「身代わり忠臣蔵」ムロツヨシ、永山瑛大、川口春奈、林遣都。「熱のあとに」橋本愛、仲野太賀。「レディ加賀」小芝風花、森崎ウィン。「ボーはおそれている」ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン。「ネクスト・ゴール・ウィンズ」マイケル・ファスベンダー。「カラーパープル」フゥンティジア・バリーノ。1月。「笑いの怪物」岡山天音。「サイレント・ラブ」山田涼介、浜辺美波。「ある閉ざされた雪の山荘で」重岡大毅、間宮祥太朗、岡山天音、中条あやめ、西野七瀬、森川葵。「哀れなるものたち」エマ・ストーン、マーク・ラファロ。「エクスペンタブルス ニューブラッド」ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローン。「コンクリート・ユートピア」イ・ビョンホン、パク・ソジュン。2023年12月。「隣人X・疑惑の彼女」上野樹里、林遣人。「PERFECT DAYS」役所広司、柄本時生。「怪物の木こり」亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ティモシー・シャラメ。「エクソシスト 信じる者」レスリー・オドムJr。「ナポレオン」ホアキン・フェニックス。11月「正欲」稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗。「首」ビートたけし、西島秀俊。「法廷遊戯」永瀬簾、杉咲花、北村匠海。「シチリア・サマー」ガブリエーレ・ピスロー、サミュエル・セグレート。「私がやりました」ナディア・テレスキウィッツ。「スラムドッグス」。10月「ゆとりですが何かインターナショナル」岡田将生、松坂桃李。「沈黙の艦隊」大沢たかお、玉木宏。「アナログ」二宮和也、波瑠。「SISU/シス 不死身の男」ヨルマ・トンミラ。「ドミノ」ベン・アフレック。「オペレーション・フォーチュン」ジェイソン・ステイサム。9月。「ミステリと言う勿れ」菅田将暉、町田智子。「こんにちは、母さん」吉永小百合、大泉洋。「スイート・マイホーム」窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒。「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」白岩瑠姫、久間田琳加、箭内夢菜。「女家族」生見司織、小島彩乃、綱島えりか。「親のお金は誰のもの」比嘉愛未、三浦翔平。「ホーンテッドマンション」ロザリオ・ドーソン。「ジョン・ウィック:コンセクエンス」キアヌ・リーブス。「アステロイド・シティ」ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス。8月。「高野豆腐店の春」藤竜也、麻生久美子。「リボルバー・リリー」綾瀬はるか、長谷川博己。「春に散る」佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈。「マイ・エレメント」ウォルト・ディズニー。「クライムス・オブ・ザ・フューチャー」ヴィゴ・モーテンセン。「トランスフォーマー」アンソニー・ラモス。7月。「1秒先の彼」岡田将生。清原果耶。「キングダム 運命の炎」山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈。「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」伊藤沙莉、北村有起哉。「ミッションインポッシブル テッドレコニング PART ONE」トム・クルーズ。「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ハリソン・フォード。「CLOSE クローズ」エデン・タンブリン。6月。「東京リベンジャーズ2 血のハロウィーン編・決戦」北村匠海、山田裕貴。「怪物」安藤サクラ、永山瑛大。「オレンジ・ランプ」貫地谷しおり、和田正人。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」高橋一生、飯豊まりえ。「水は海に向かって流れる」広瀬すず、大西利空、當真あみ。「スパイスより愛を込めて」中川翼、茅島みずき。「M3GAN」アリソン・ウィリアムズ、バイオレット・マッグロウ。「探偵マーロウ」リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー。「ウーマン・トーキング」ルーニー・マーラ、クレア・フォイ。5月。「せかいのおきく」黒木華、寛一郎。「最後まで行く」岡田准一、綾野剛。「銀河鉄道の父」役所広司、菅田将暉、森七菜。「さいはて」北澤響、中島歩。「こわれること いきること」吉田伶香、藤田朋子。「aftersun アフターサン」ポール・メスカル。「TAR ター」ケイト・ブランシェット。「クリード 過去の逆襲」マイケル・B・ジョーダン。4月。「TOKYO MER」鈴木亮平、賀来賢人。「サイドバイ サイド」坂口健太郎、齋藤飛鳥。「ヴィレッジ」横浜流星、黒木華。「生きる」ビル・ナイ。「ザ・ホエール」ブレンダ・フレイザー。「エスター ファースト・キル」イザベル・ファーマン。3月。「わたしの幸せな結婚」目黒蓮、今田美桜。「ロストケア」マツヤマケンイチ、長澤まさみ。「フェイブルマンス」ミシェル・ウィリアムズ。「エブリシング・エブリウェア・オール・アンド・ワンス」ミシェル・ヨー。「マジック・マイク ラストダンス」チャニング・テイタム。2月。「マンホール」中島裕翔、奈緒。「スクロール」北村匠海、中川大志、松岡茉優。「エゴイスト」鈴木亮平、宮沢氷魚。「別れる決心」パク・ヘイル。「ボーンズ・アンド・オール」ティモシー・シャラメ。「バビロン」ブラッド・ビット。1月。「レジェンド&バタフライ」木村拓哉、綾瀬はるか。「ファミリア」役所広司、吉沢亮。「嘘八百 なにわ夢の陣」中井貴一、佐々木蔵之介。「イニシェリン島の精霊」コリン・ファレル。「シー・セッド その名を暴け」キャリー・マリガン。「ドリーム・ホース」ト二・コレット。2022年12月。「夜、鳥たちが啼く」山田裕貴、松本まりか。「月の満ち欠け」大泉洋、有村架純、目黒蓮。「ラーゲリより愛を込めて」二宮和也、北川景子。アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」。「ルイス・ウェイン」ベネディクト・カンバーバッチ。「MEN 同じ顔の男たち」ジェシー・バックリー。「ブラックアダム」ドウェイン・ジョンソン、ピアース・ブロスナン。「ホイットニー・ヒューストン」ナオミ・アッキー。「ザリガニの鳴くところ」オリビア・ニュートン監督、デイジー・エドガー・ジョーンズ。「あのこと」アナマリア・ヴァルトロメイ。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」サム・ワーシントン。11月。「母性」戸田恵梨香、永野芽郁、中村ゆり。「ある男」妻夫木聡、安藤サクラ。「窓辺にて」稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ。「ザ・メニュー」レイフ・ファインズ。「ドント・ウォーリー・ダーリン」フローレンス・ビュー。「チケット・トゥ・パラダイス」ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー。10月。「もっと超越した所へ」前田敦子、菊池風磨。「耳をすませば」清野菜名、松坂桃李。「線は、僕を描く」横浜流星、清原果耶、河合優実。「バッド・ガイズ」。「アフター・ヤン」コリン・ファレル。「スペンサー ダイアナのダイアナの決意」クリスティン・スチュワート。「七人の秘書」木村文乃、広瀬アリス。「愛する人に伝える言葉」カトリーヌ・ドヌーブ、ブノワ・マジメル。9月「沈黙のパレード」福山雅治、柴咲コウ。「さかなのこ」のん、柳楽優弥。「ヘルドッグス」岡田准一、坂口健太郎。「川っぺりムコリッタ」松山ケンイチ、ムロツヨシ。「百花」菅田将暉、原田美枝子。「LAMB ラム」ノオミ・ラパス。「ブレット・トレイン」ブラット・ピット。「ダウントン・アビ― 新たなる時代へ」ヒュー・ボネヴィル。8月。「ハウ」田中圭、池田イライザ。「TANG タング」二宮和也、満島ひかり。「異動命令は音楽隊!」阿部寛、清野菜名。「長崎の郵便配達」イザベル・タウンゼンド、谷口稜曄。「野球部に花束を」醍醐虎太朗、黒羽麻璃央。「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」クリス・ブラット。「ソニック・ザ・ムービー」ジェームズ・マースデン。7月。「コースブックおばけずかん」新垣結衣、城桧吏。「破戒」間宮祥太郎、石井杏奈。「ビリーバース」礒村勇人、北村優衣。「ベイビー・ブローカー」ソン・ガンホ。「ブラック・フォン」イーサン・ホーク。「リコリス・ピザ」アラナ・ハイム。「エルヴィ」オースティン・バトラー。6月。「メタモルフォーゼの縁側」芦田愛菜。「恋は光」神尾楓珠、西野七瀬。「神は見返りを求める」ムロツヨシ、岸井ゆきの。「峠」役所広司、松たか子。「オフィサー・アンド・スパイ」ジャン・デュダルジャン。「FREE」アニメ。5月。「鋼の錬金術師」山田涼介、本田翼。「流浪の月」広瀬すず、松坂桃李。「ハケンアニメ!」𠮷岡里帆。「死刑に至る病」阿部サダヲ。「シング・ア・ソング」クリスティン・スコット・トーマス。「オードリー・ヘプバーン」長編ドキュメンタリー。4月。「とんび」阿部寛。「やがて海へと届く」岸井ゆきの、浜辺美波。「英雄の証明」アミル・ジャディディ。「カモン・カモン」ホアキン・フェニックス。「ヒットマンズ・ワイプズ・ボディガード」ライアン・レイノルズ。「チタン」ヴァンサン・タンドン。3月。「ウェディング・ハイ」篠原涼子、中村倫也。「愛なのに」瀬戸康史、さとうほなみ。「猫は逃げた」山本奈依瑠。「ナイトメア・アリー」ブラッドリー・クーパー。「ベルファスト」ケネス・プラナー監督 カトリーヌ・バルフ。「THE BATMAN ザ・バットマン」ロバート・パティンソン。「MEMORIA メモリア」アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。 2月。「ちょっと思い出しただけ」池松壮亮、伊藤沙莉。「ノイズ」藤原竜也。「嘘喰い」横浜流星。「Pure Japanese」ディーン・フジオカ、蒔田彩珠。「君が落とした青空」福本莉子、松田元太、横田真悠。「ゴーストバスターズ アフターライフ」マッケナ・ブレイス。「ウエストサイド・ストーリー」アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー。「フレンチ・ディスパッチ」ビル・マーレイ。1月。「決戦は日曜日」窪田正孝、宮沢りえ。「99.9・刑事専門弁護士」松本潤。「コンフィデンスマンJP英雄篇」長澤まさみ。「クライ・マッチョ」クリント・イーストウッド。「ハウス・オブ・グッチ」レディー・ガガ。「スパイダーマン:ノー・ウェイj・ホーム」トム・ホランド。2021年12月。「偶然と想像」古川琴音、中島歩。「彼女が好きなものは」神尾楓珠、山田杏奈。「ヴェノム・レット・ゼア・ビー・カーネイン」トム・ハーディ。「天才ヴァイオリニストと消えた旋律」ティム・ロス。「ダーク・ウォーターズ」マーク・ラファロ。「ラストナイト・イン・ソーホー」トーマシン・マッケンジー。11月。「そして、バトンは渡された」永野芽郁、田中圭。「ボクたちはみんな大人になれなかった」森山未來、伊藤沙莉。「老後の資金がありません!」天海祐希、草笛光子。「カオス・ウォーキング」トム・ホランド。「ディア・エヴァン・ハンセン」ベン・ブラット。「リスペクト」ジェファー・ハドソン。10月。「CUBE一度入ったら、最後」菅田将暉、杏。「護られなかった者たちへ」佐藤健、阿部寛。「ルパンの娘」深田恭子。「G.I.ジョー」ヘンリーゴールディング。「キャッシュトラック」ジェイソン・ステイサム。9月。「マイ・ダディ」ムロツヨシ。奈緒。「空白」古田新太。松坂桃李。「総理の夫」田中圭。中谷美紀。「アナザーラウンド」マッツ・ミケルセン。「MINAMATA」ジョニー・デップ。真田広之。「モンタナの目撃者」アンジェリーナ・ジョリー。8月。「子供はわかってあげない」上白石萌歌。「ドライブ・マイ・カー」西島秀俊。「孤狼の血」松坂桃李。「キネマの神様」沢田研二。「すべてが変わった日」ダイアン・レイン、ケビン・コスナー。「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」ヴィン・ディーゼル。7月。「犬部」林遣都。「東京リベンジャーズ」北村匠海。「竜とそばかすの姫」アニメ。「17歳の瞳に映る世界」シドニー・フラナガン。「イン・ザ・ハイツ」アンソニー・ラモス。「プログラミング・ヤング・ウーマン」キャリー・マリガン。6月。「明日の食卓」菅野美穂。「キャラクター」管田将暉。アニメ「漁港の肉子ちゃん」明石家さんま、大竹しのぶ。「るろうに剣心 最終章」佐藤健。「Arc アーク」芳根京子。「ハチとパルマの物語」アレクサンドル・ドモガロフJr。「クワイエット・プレイス」ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント。「Mr.ノーバデイ」ボブ・オデンカーク。「1秒先の彼女」リウ・ヴァンティン「グリーンランド」ジェラルド・バトラー。「カムバック・トゥ・ハリウッド」ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン。5月「いのちの停車場」吉永小百合が122本目の映画出演にして初の医師役に挑戦する。「地獄の花園」永野芽郁、広瀬アリス。「ヒノマルソウル」田中圭、土屋太鳳。「コジラvsコング」アレクサンダー・スカルスガルド。「ジェントルメン」マシュー・マコノヒー。「ファーザー」アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン。4月。「るろうに剣心 最終章」佐藤健。「ホムンクルス」成田凌、岸井ゆきの。「ゾッキ」吉岡里帆。「街の上で」若葉竜也、穂志もえか。「パーム・スプリング」アンディ・サムバーグ。「21ブリッジ」チャドウィック・ボースマン。「アンモナイトの目覚め」ケイト・ウィンスレット。3月「騙し絵の牙」大泉洋、松岡茉優。「まともじゃないのは君も一緒」成田凌、清原果耶。「奥様は、取り扱い注意」綾瀬はるか、西嶋秀俊。「モンスター・ハンター」ミラ・ジョヴォウィッチ。「トムとジェリー」クロエ・グレース・モレッツ。「アウトポスト」スコット・イーストウッド。「ノマランド」フランシス・マクドーマンド。2月。「哀愁シンデレラ」土屋太鳳、田中圭。「セトウツミ」池松壮亮、菅田将暉。「ファースト・ラブ」北川景子、中村倫也。「あの頃、」松坂桃李。「すばらしき世界」役所広司、長澤まさみ。「マーメイド・イン・パリ」二コラ・デュヴォシェル。「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」。「秘密への招待状」ジュリアン・ムーア。1月。「花束みたいな恋をした」菅田将暉、有村架純。「AWAKE」吉沢亮。「さんかく窓の外側は夜」岡田将生、志尊淳。「新解釈・三國志」大泉洋、ムロツヨシ。「おもいで写真」深川麻衣。「大コメ騒動」井上真央。「おとなの事情スマホをのぞいたら」東山紀之。「新感染列島」カン・ドンウォン。「KCIA 南山の部長たち」イ・ビョンホン。「ザ・スイッチ」ヴィンス・ヴォーン。「43年後のアイ・ラヴ・ユー」ブルース・ダーン。2020年12月。「私をくいとめて」のん、林遣都。「天外者」三浦春馬。「サイレント・トーキョー」佐藤浩市。「約束のネバーランド」浜辺美波。「ビルとテッドの時空旅行」キアヌ・リーブス。「ネクスト・ドリーム」ダコタ・ジョンソン。「魔女がいっぱい」アン・ハサウェイ。11月「おらおらでひとりいぐも」田中裕子、蒼井優、東出昌大。「罪の声」小栗旬、星野源。「461個のおべんとう」井ノ原快彦。「さくら」北村匠海、小松菜奈。「ドクター・デスの遺産」綾野剛、北川景子。「ホテルローヤル」波瑠、松山ケンイチ。「ばるぼら」稲垣吾郎、二階堂ふみ。「ストックホルム・ケース」イーサン・ホーク、ノオミ・ラパス。「エイプのキッチンストーリー」ノア・シュナップ。「ミッシング・リング英国紳士と秘密の相棒」。10月「望み」堤真一、石田ゆり子。「星の子」芦田愛菜。「浅田家!」二宮和也、妻夫木聡。「生きちゃった」仲野大賀、大島優子。「82年生まれ、キム・ジョン」チョン・ユミ、コン・ユ。「キーパー ある兵士の奇跡」デヴィッド・クロス。「ナイル殺人事件」ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー。

 

 

横光利一忌

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   本日は小説家、横光利一の1947年の忌日。急性腹膜炎で49歳の若さで逝去した。作家に関わる作品や遺品、あるいは写真で紹介しようとする試みは近年さかんで、全国各地に文学館・記念館は数百あるといわれる。だが不幸にも戦前期、昭和文学の主導者であった横光利一文学記念館はない。単独館がないという意味で、展示室の類は数箇所ある。妻の横光千代の書簡が価格12000円で市場で販売されているが、記念館がないと散逸してしまう恐れがあるだろう。横光の父が測量技師で、幼い頃、各地を転々としたことも関係するであろう。生れは福島県北会津郡の東山温泉の旅館「新瀧」だった。千葉県佐倉へ移り、明治37年に母の故郷三重県阿山郡東柘植村で落ち着いた。横光利一の故郷は三重県柘植であろう。ここには柘植歴史民俗資料館や三重県立上野高校明治校舎「横光利一史料展示室」がある。妻千代の故郷山形県鶴岡市の大宝館にも展示室がある。(12月30日)

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三重県立上野高校明治校舎には中学時代の日記など所蔵し、最も充実したコレクションである

 

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  将棋をさす、川端康成と横光利一 昭和12年

2024年12月29日 (日)

2024年、お亡くなりになられた著名人

 今年も残すところあと3日となった。地震や台風・大雨などの自然災害、また火事や交通事故など不慮によって亡くなられた方々が多くいる。謹んでご冥福をお祈りいたします。ユーゴスラビアのことわざに「人の生まれと死に方は、本の表紙と裏表紙のようなものである」とある。われの生まれ方はだいたい同じであるが、死に方はさまざまだ。予期せぬ死はある日、突然にやってくる。転倒や転落、航空機や車などの交通事故。通り魔による刺殺や銃撃で一命を失うこともある。歩行中に鉄パイプが落下したり、感染症に汚染されたり、遊泳中に鮫に襲撃されたり、落雷に遭ったり、死に遭遇するケースを考えたらきりがない。食事中や入浴中でも亡くなったりする。常に死の恐怖と隣り合わせに何とか生きているのである。心穏やかに除夜の鐘を聞いて年を越したいものである。では2024年にお亡くなりになられた著名人を調べてみよう。小澤征爾(指揮者)、篠山紀信(写真家)、鈴木健二(NHKアナウンサー)、丘さとみ(女優)、桂由美(ファッションデザイナー)、唐十郎(劇作家)、中尾彬(俳優)、今くるよ(漫才師)、桂ざこば(落語家)、齋藤栄(小説家)、アヌーク・エーメ(女優)、ドナルド・サザーランド(俳優)、園まり(歌手)、桂米丸(落語家)、ジーナ・ローランズ(女優)、アラン・ドロン(俳優)、宇野鴻一郎(小説家)、マギー・スミス(女優)、ピート・ローズ(野球)、西田敏行(俳優)、高階秀爾(美術評論家)、楳図かずお(漫画家)、クインシー・ジョーンズ(ミュージシャン)、北の富士勝昭(大相撲)、谷川俊太郎(詩人)、火野正平(俳優)、グラシェラ・スサーナ(歌手)、桂雀々(落語家)、中山美穂(女優、歌手)、小倉智昭(アナウンサー)、渡辺恒雄(読売新聞社)、加茂さくら(元タカラヅカ)、森田拳次(漫画家)、オリビア・ハッセ―(女優)、ジミー・カーター(米大統領)。

 

 

 

 

 

 

シャンソンの日

5969788  本日はシャンソンの日。1990年のこの日、銀座のシャンソン喫茶の老舗「銀巴里」が閉店した。

    日本にシャンソンが紹介されたのは、昭和2年11月15日に宝塚少女歌劇団がグランド・レビュー「モン・パリ」を初演したときで、以後「パリゼット」「花詩集」などの主題歌として歌われた。そして無声映画時代「巴里の屋根の下」「巴里祭」など映画主題歌のシャンソンも流行した。またダミアの「暗い日曜日」「人の気も知らないで」が淡谷のり子の歌謡でヒットした。戦後、昭和30年にイベット・ジローが来日して、シャンソン・ブームが起った。そしてエディット・ピアフ、イブ・モンタン、ジャクリーヌ・フランソアの歌がラジオから流れた。銀座にはシャンソン喫茶「銀巴里」が出現、石井好子や越路吹雪らが活躍した。岩谷時子による訳詩もシャンソンの大衆化に貢献した。ジュリエット・グレコ、シャルル・アズナブール、エンリコ・マシアス、サルバトーレ・アダモら若手も登場した。なかでもアダモは「サン・トワ・マミー」「雪が降る」など日本で最も愛されたシャンソン歌手といえる。シャンソン歌手にはフランスだけでなく他国出身者も多い。イブ・モンタン、アダモはイタリア生れ。エンリコ・マシアスはアルジェリア生れのユダヤ人。エディット・ピアフの「愛の讃歌」。愛をテーマにした曲は数々あるが、このシャンソンほど力強く、感動的な歌がほかにあるだろうか。歌心りえが「日韓歌王戦」で注目され50歳にしてブレイクしたが、今年の紅白歌合戦にはシャンソン歌手から一人も選ばれていないのは残念だ。(12月29日)

 

 

 

 

2024年12月28日 (土)

濡れ衣

 実際に犯していない罪のことを「濡れ衣」という。身に覚えのない罪を「濡れ衣を着せられる」というのはなぜか?。筑前国に赴任した佐野近世という国司に美しい娘・春姫がいて、その溺愛ぶりに嫉妬した近世の後妻は嫌がらせをしていた。ある日、継母は漁師に金品を渡して「娘に釣り衣を盗まれた」と訴えさせられたところ、娘の部屋を覗いた近世は、娘が濡れた釣り衣を掛けて眠っている姿を見て逆上し、怒りにまかせて娘を斬ってしまったと、「筑前国続風土記」に書かれている。のちに濡衣塚(福岡県博多区)につくられた。「濡れ衣」の語源があったことを表すものである。

 

2024年12月27日 (金)

年の瀬の情景

   官公庁などの御用納めである(今は仕事納めというらしい)。明治6年1月、太政官日誌で、官庁の公休日が、1月1日から3日、6月28日から30日、12月29日から31日までと決まった。このため、お役所勤めの人は28日を御用じまいとか、御用納めと呼んだ。今年はカレンダーの関係で27日が金曜日で証券取引所も終い相場となる。このころになるとお正月飾りや門松の設置など新年を迎える準備に忙しい。各地の寺院では除夜の鐘の試しづきが行われる。市場やスーパーでは正月商品が並んで買い物客で賑わう。コロナの流行もおさまり、行動制限がない9連休の年末年始、帰省ラッシュや海外渡航も始まる。

 

 

 

師走雑感

 去年今年貫く棒の如きもの(虚子)

 年去り年改まることに一喜一憂を託した時代もすでに過ぎている。去年も今年もいまは変わりがないのである。ただ一本の棒が貫くように、そこに変化なく過ぎてゆく歳月の一日一日であるにすぎない、という老いの述懐が感じられる。今年もあと5日となり、さらに特別の哀感がただよう。テレビ番組は連ドラがおわって2024年の回顧の録画がさかんに流されている。ことしのヒット曲は「Bling-Bang-Bang-Bom」Creepy Nuts。流行語大賞は「ふてほど」。今年の漢字は「金」。能登地震、大谷翔平50-50、パリ五輪、新紙幣、闇バイト、裏金問題、紅麹、ウクライナ戦争、シリア・アサド政権崩壊。なんとなくわからない1年だった。

  12月を師走と当てる。なぜ「師走」というのか古来より諸説ある。12月は1年の終わりで皆忙しく、師匠といえども趨走(すうそう=ちょこちょこ走るの意)するというので「師趨」となり、これが「師走」となったとする。第2の説は、師は法師の意で、師が馳せ走る「師馳月」(しはせづき)であり、これが略されたものとする。第3は、漢語「歳終月」を「としはるつき」と読み、それが略されて「しはつ」となったとする新井白石の説がある。第4は、「し」は年を意味し、「はす」を「果つ」と解する説。

    「十二月」を「しはす」と読むことは、万葉集の時代にあったもので、「師走」を書いたのは平安時代になってからである。「師走の月夜の、曇りをなくさし出でたるぞ」と源氏物語総角に見える。「奥義抄」(平安後期の歌学書)には「十二月、僧をむかえ経を読ませ東西に走る故に師走というを誤れリ」とある。師走とは本来、極限という意味があったようである。

 

おせち料理の由来について

新しき年の始の初春の今日降る雪のいや頻(し)け寿詞(よごと)

   大伴家持

  年の瀬、迎春をひかえて買い物で忙しい。元日の朝、正月のお祝い膳にかかせないのが「おせち料理」である。「おせち」とは御節供(おせちく)のつまったもので、昔は五節供の節目に用いられる料理のことをいったが、次第に正月の料理だけをいうようになった。正月の祭事の食物に里いものような穀類を特別重要視する習慣は縄文時代からの穀類起源神話からもうかがえる。インドネシアの神話に、ハイヌウェレという少女の死体から芋などの作物が生まれ、人びとの主食となったという神話がある。ドイツの学者アドルフ・イエンゼン(1899-1965)はこれを「ハイヌウェレ型神話」と呼び世界に同類の神話が存在するとした。日本の記紀にみられるオオゲツヒメも縄文時代の中期に南方から渡来した可能性が高いと学者は説く。おせち料理は年神様にお供えして、家族の繁栄や、多産、豊年、長寿、家内安全のなどを願う、縁起物の家庭料理である。

   「数の子」は、にしんの卵だが、「二親・にしん」から、たくさんの子がうまれてめでたいと、子孫繁栄の縁起をかついでいる。古くからおせちに使われる。

 「田作り」は、ごまめともいい、かたくちいわしのの幼魚を炒って飴煮したもの。昔たんぼの肥料に使ったところ、たいへん米がとれたため、豊年万作を祝う農民が正月に田作りを食べるようになった。

   「黒豆」は、一年中の邪気を払い無病息災を願って屠蘇で祝うが、そのときに用いられる祝い肴のひとつ。黒豆(くろまめ)・まめ(丈夫)に暮らせるようにという縁起に因んだもの。 

 「昆布巻き」は、昆布と「よろコブ」をかけて幸福を願う。

 「海老」は長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願って使われる。

 「鯛」は、鯛と「めでタイ」をかけて幸福を願う。

 「くわい」は芽が出る事から「出世しますように」という縁起物です。

 「れんこん」は沢山の穴が開いていることから「先が見える・先の見通しが良い」とされる縁起物です。

 「たたきごぼう」は根がしっかり根付くことから「家の土台がしっかりするように」とされる縁起物です。

 「棒だら」は鱈腹(たらふく)食べられるという意味で腹=福から来ています。

 「栗きんとん」金団と書き、その色から黄金・財産に見たてた豊かな1年を願う料理です。

   「屠蘇」とは魏の名医華佗の処方という、年始に飲む薬・屠蘇散に由来する。屠蘇散を入れて、酒・みりんに浸して飲む。一年の邪気を払い、齢を延ばすという。平安時代から行われている。(1月1日)  参考:『江馬務著作集5』 中央公論社 P191~196

 

 

小野道風忌日

Photo_2    漢字の和様化をなしとげた平安時代の能書家小野道風(894-966)は国民にたいへん親しまれた人物である。それは柳の枝に飛びつこうとして幾たびも跳躍を試みる蛙を見て発奮、精進の結果ついに書道の奥義を極めたという逸話によるものであろう。しかしその生涯には謎が多い。道風は小野妹子の子孫で、小野篁の孫、大宰大弐小野葛絃の子である。その生年は「日本紀略」によって寛平6年に生まれ、康保3年、73歳で没したことは定説になっている。名の「道風」は本来、「みちかぜ」と訓読すべきであるが、「とうふう」と音読しているのは、唐風化の影響である。しかしながら、道風の生まれた寛平6年には菅原道真の建議により、遣唐使の派遣が停止され、道風が生きた時代は国風化が流行したときである。また若いときから書道家として認められたが、生涯官位は低く73歳で没したとき、正四位下内蔵権頭にすぎなかった。小野妹子の末裔にしては不自然であろう。生まれは愛知県の春日井市と伝えられる。小野葛絃(くずお)が任地の時、里人の娘との間に生まれたのが、小野東風だというのである。この説は尾張藩士天野信景による「塩尻」に記述され、それをうけて松平君山が「張州府志」で小野道風生誕地と述べ、以後尾張藩諸学者の通説のようになった。現在、春日井市には「道風記念館」があり、ゆるキャラの「道風くん」まで生まれた。だが、本当に道風が春日井市出身が史実であるかは疑わしい。(12月27日)

 

 

2024年12月26日 (木)

徳川家康

Photo   徳川家康(1542-1616)の人生はまさに「忍」の一文字であった。天文11年12月26日、三河の岡崎城で呱々の声をあげた。信長よりおくれること8年、秀吉からは5年。歳の順序に気がねしたわけではあるまいが、このとおりの序列で後を追い、天下をとった。元和2年4月17日(1616年5月22日)73歳で没した。死因は鯛のてんぷら説もあったが、近年は胃がん、梅毒説が有力である。ちなみにシェークスピアは同年4月23日に世を去っている。

    幼名は竹千代、父は松平広忠、母は刈谷城主水野忠政の娘於大。天文16年、三河岡崎城の広忠は、織田信長の猛攻をうけ、今川義元に援けを求めたが、このとき竹千代はわずか6歳で今川氏へ人質に送られることとなった。今川氏の本拠駿府への途中、義理の祖父である渥美郡田原城主戸田康光にだまされて信秀の手中に落ちた。康光がうけとった礼金は永楽銭五百貫とも一千貫ともいう。いずれにせよ家の仇、父の敵へ売りとばされたわけだ。だが、父広忠が信秀の脅迫にのらず毅然たる態度で臨んだのが逆に幸いして、信秀の心を打ち、人質とはいえその扱いは鄭重であった。幼い竹千代は、尾張の万松寺での人質生活のあいだに、14歳の荒くれ信長と知りあった。8歳のとき一度岡崎に戻ることがてきたが、半月ほどで再び今川氏の人質として駿府に移された。今川義元が桶狭間で仆れるまでのことであるから、前後を通じて足かけ13年の人質生活であった。しかし、その生涯をみると、ものごころついてから秀吉の死後に至るまでの50余年間、家康はいつも誰かに頭を押さえられて過ごしている。ひたすらの「忍」であった。誰にでもできることではない。家康には、信長のような鋭利で独創的な才能はない、また秀吉のような奔放・豪快、しかも機略縦横といった華やかさもない。だが、めだたぬ聡明さと組織力とで、打つ手の一石一石は実に着実であった。だからこそ波瀾ふくみの秀吉死後を無事に切り抜けとおし、ついに天下の覇権を掌中にしたのである。常用の印文には天下の匂いも布武の臭みもなく、「福徳」または「忠恕」という、道学先生を思わすような字句であったのも、いかにも家康らしいといえる。(参考:岡本良一「国民の歴史12 天下人」)

徳川家康関係図書

逸史12巻首1巻7冊 中井竹山、浅井吉兵衛等 明治9年

列祖成績20巻20冊 安積澹泊 徳川昭武 明治11-12年

仮名挿入皇朝名臣伝4 中沢寛一郎編 溝口嘉助 明治13年

東照宮実記仰晃雑誌1-9 細谷蕉露編 仰晃社 明治16年

日本百傑伝 第8編 松井広吉編 博文館 明治26年

東照宮御一代記 沼崎重孝 明治28年

徳川家康 本城正琢 公愛社 明治30年

徳川家康公 吐香散人 日吉堂 明治32年

 

 

2024年12月25日 (水)

最初の日本語聖書「西洋教草」について

  本日はクリスマス。三角帽をかぶってクラッカーを鳴らして夜遅くまでバカ騒ぎするというのは終戦後の昭和20年代後半からはじまった。お土産にケーキを買ってかえる。はじめはサラリーマンから流行した。1980年代後半のバブル時代、クリスマスは恋人と一緒に過ごすことが若者たちの間に定着してしまった。このとのきクリスマス・イブの日のホテルのスイートは予約満員。ティファニーのハートのネックレスが売れた。いまはクリスマスは家庭サービスの日となっていった、だがクリスマスコンサートを聴いたり、プレゼントをしたりするのが正しいクリスマスの過ごし方なのだろうか。だが民間気象会社ウェザーニューズの調査によると日本人の3人に1人はクリスマスに関心がない、ということがわかった。この人のなかにはクリスマスやサンタクロースがイエスの誕生と無関係であると知っていて、聖書のみを信仰のよりどころとしてる信者も含まれるのだろうか。不思議な日本のクリスマス。それはさておき、日本で聖書が本格的に日本語に訳されたのは明治になってからであるが、いつ頃であろうか。日本聖書協会が設立され「新約聖書」が完成したのは明治12年、「旧約聖書」は明治21年といわれる。しかし永田方正(1838-1911)が明治6年に訳した「西洋教草(おしえぐさ)」は抄訳とはいえ、日本人単独の手になる最初の優れた聖書の翻訳書である。「西洋教草」は教科書たることを目的としていたが、上巻には「箴言」のほとんど全部を収め、中巻には「レビ記」「申命記」「出エジプト記」「民数記」「ローマ人への手紙」「テサロニケ人への第一の手紙」「テサロニケ人への第二の手紙」中からの抄訳と「テモテへの第一二の手紙」のほぼ全部、下巻はイエスの説話を中心に四福音書などからの抄訳である。

    永田方正は天保9年3月1日、伊予国西条藩士の子として生まれ、宇高辰次郎と名づけられた。(注)木下清(1915-1994)の説によれば生年は天保15年(1844年)であるがここではコンサイス日本人名事典に従う。少年のころから英才のほまれ高く、長じて永田吉平の養子となり、永田静之助と称し、昌平坂学問所に学び、主に英書の翻訳業に励み、後に、永田方正(ほうせい)と改名した。明治14年、北海道開拓使となり、アイヌ語の研究に没頭した。アイヌ民族の叙事詩ユーカラの最初の翻訳を「東洋学芸雑誌」に発表していることでも知られている。のち「北海道蝦夷語地名解」の編纂に従事。晩年は、坪井正五郎の紹介により東京高女で国文・和歌を教えた。(参考:今西竜「永田方正君小伝」人類学雑誌27.7 明治44年、門脇清「西洋教草紹介」興文 昭和48年2、3月、木下清「聖書和訳の先覚者 永田方正略伝」史泉48 昭和49年3月)

「ま」 ファースト・ネームから引く人名一覧

011231413   「マリー・アントワネット」1793年にギロチンで処刑された。民衆が貧困と食糧難に陥った際、「パンがなければお菓子(ブリオッシュ)を食べればいいじゃない」などの発言は、彼女を妬んだ貴族たちの作り話で、彼女自身は豪華な暮らしよりもルソーの思想の影響で質素を好み、飢饉の際に宮廷費を削って寄付するなど、国民を大事に思う心優しい人物であったといわれる。 ▽「マーカス・ガーウェイ」北アメリカで黒人の権利を主張した先駆者で、ジャマイカの国民的英雄。公民権運動にも影響を与えた。▽「マクベス」スコットランド王。1005-1057。シェークスピアの戯曲でその名が知られる。▽「マリアンヌ・クルゾー」1908-2007。フランスの画家。京都に記念館がある。▽「マルコス・ペレス・ヒメネス」1914-2001。ベネズエラの大統領。▽「マルセル・グロメール」1892-1971。フォービスムやキュビズムの手法で、社会的な主題で作品を描いた。▽「マルティノ・テルティニ」1614-1661。オーストリアのヤソ会宣教師。明清時代に各地を旅行し、欧州最初の中国地図「支那新図」を著した。

マイク・タイソン
マイク・ニコルズ
マイク・ペンス
マイク・ポンペイオ
マイケル・アージル
マイケル・カーティス
マイケル・キートン
マイケル・クライトン
マイケル・J・フォックス
マイケル・ジョーダン
マイケル・ファラディー
マイケル・フェルプス
マイケル・ランドン
マイケル・リチャード・ペンス
マイケル・ロンズデール
マイルス・ディヴィス
マウリ・ウコンマーンアホ
マウリッツ・コルネリス・エッシャー
マーカス・ガーヴェイ
マーガレット・アトウッド
マーガレット・オブ・アンジュー
マーガレット・オブライエン
マーガレット・サッチャー
マーガレット・ボラディル
マーガレット・マロン
マキシミリアノ・コルベ
マーク・トウェイン
マーク・ハミル
マーク・ハーモン
マーク・レスター
マクシミヌス・トラクス
マクシミリアン・ロベスピエール
マクベス
マグネンティウス(ローマ皇帝)
マーゴット・キダ―
マーゴット・フォンテーン
マコーレー・カルキン
マザー・テレサ
マーサ・スコット
マザッチョ
マーシャ・ダヴェンポート
マーシャル・ニーレンバーグ
マーシャル・マクルーハン
マシュー・アーノルド
マシュー・カルブレイス・ペリー
マシュー・バンカー・リッジウェイ
マシュー・マコノヒー
マージョリー・キナン・ローリングス
マックス・アドラー
マックス・ヴェーバー
マックス・エルンスト
マックス・フォン・シドー
マックス・ブランク
マックス・ペヒシュタイン
マッケンジー・フォイ
マッテーオ・マリーア・ボイアルド
マット・ビオンディ
マット・デイモン
マット・ディロン
マティアス・エルツベルガー
マティアス・フラキウス・イリリクス
マティアス・グリューネヴァルト
マティアス・ヤーコプ・シュライデン
マテオ・リッチ
マーティン・ヴァン・ビューレン
マーティン・ウィクラマシンハ
マーティン・ハンドフォード
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
マデリーン・オルブライト
マデリーン・シャーウッド
マドンナ
マーナ・ロイ
マニュエル・ルイス・ケソン
マヌエル・デオドロ・ダ・フォンセカ
マヌエル・ノリエガ
マハティール・ビン・モハマド
マララ・ユスフザイ
マラン・メルセンヌ
マリー・ジョゼフ・ド・ラファイエット
マリー・ジラン
マリー・タッソー
マリー・ド・メディシス
マリー・フランソワ・サディ・カルノー
マリー・ローランサン
マリア・ウォルポール
マリア・シャラポワ
マリア・テレジア
マリア・モンテッソーリ
マリアーノ・ラボイ・ブレイ
マリアンヌ・クルゾー
マリオ・モリーナ
マリサ・トメイ
マリーズ・コンデ
マリタ・アルゲリッチ
マリーヌ・ヴァクト
マリリン・ハセット
マリリン・モンロー
マール・オベロン
マルカントーニオ・ライモンディ
マルキ・ド・サド
マルク・シャガール
マルクス・ウィブサニウス・アグリッパ
マルクス・オッペリウス・アントニヌス・ディアドゥメニアヌス
マルクス・ガブリエル
マルクス・トゥッリウス・キケロ
マルクス・ユニウス・プルートゥス
マルグリット・デュラス
マルグリット・ユルスナ―ル
マルグレーテ1世
マルゲリータ・ディ・サヴォイア・ジェノヴァ
マルコ・ビュッヘル
マルコ・ポーロ
マルコス・ペレス・ヒメネス
マルコムX
マルシリオ・フィチーノ
マルセル・カミュ
マルセル・グロメール
マルセル・デュシャン
マルセル・マルソー
マルタ・アルゲリッチ
マルチェロ・マストロヤンニ
マルチェロ・マルピーギ
マルチナ・ヒンギス
マルティーヌ・キャロル
マルティノ・マルティニ
マルティン・ハイデッガー
マルティン・ファン・ヘームスケルク
マルティン・ブツァー
マルティン・ボルマン
マルティン・ルター
マレーネ・ディートリッヒ
マーロン・ブランド
マン・レイ
マンフレッド・ベニントン・リー
マンフレート・フォン・リヒトフォーフェン
マンモハン・シン

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  マーサ・スコットは「十戒」ではモーセの産みの母、「ベンハー」でもヘストンの母親役。50年にわたる芸能歴で出演作品も多い。

よくある間違い事例研究

  お昼のNHKニュースで「学習指導要領のカイテイ」。テロップの文字が「改定」だった。中山果奈アナ(彼女に責任はないが)が「✕改定 〇改訂」と訂正していたけれど、中学国語レベルの誤りでよくある事例である。

  間違いは誰にでもある。だがなぜなくならないのだろうか。それを責めたり、指摘する気はないけれど、どのような間違いが起きるのか、傾向と対策を研究し、チェック体制の参考にしてもらいたい。

   NHK連続クイズホールドオン(190回)の問題。主人公が天ぷらそばを食べる場面の「その晩は久しぶりに蕎麦を食ったので、うまかったから天麩羅を四杯たいらげた。翌日何の気もなく教場へはいると、黒板いっぱいぐらいな大きな字で、天麩羅先生とかいてある。」という一節が登場する夏目漱石の小説の題名は何でしょう?正解は「坊っちゃん」。ところがテロップの文字が「坊ちゃん」と、「っ」がぬけて表記されている。よくある間違いだが、「っ」がないのは「坊ちゃんかぼちゃ」だ。▽NHK和久田万由子アナがお詫び。テロップでコロナ禍をコロナ渦(うず)と誤字。▽アイドルが青海駅(江東区)を青梅駅(多摩地区)と間違え公演に間に合わなかったというアクシデントが発生。▽流石景の新作コミックは「ドメスティックな彼女」。すぐにDVを連想してしまうが、ドメスティックとは「家庭的な」という意味。暴力的な何かと勘違いしてしまいそう。▽ポンペイはイタリア、ボンベイはインド。▽ボブ・ディランの名曲「ライク・ア・ローリングストーン」ローリング・ストーンズが好き、と勘違い。▽後鳥羽上皇の承久の乱は、長い間「じょうきゅうのらん」と読んでいたが、正しくは濁らずに「しょうきゅうのらん」という。▽ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」1830年に起きたフランス七月革命を主題にしているが、ネットをみると1789年のフランス大革命と勘違いしている人が多い。

 

 

 

 

 

 

2024年12月24日 (火)

国土面積の比較 アメリカと中国

   世界の国土面積ランキングは、一般的には一位からロシア、カナダ、アメリカ、中国、ブラジルの順番です。このなかでアメリカと中国は960万㎢でほぼ同じくらいです。しかし中国では三位が中国で四位がアメリカだと主張しています。それはどういう理由からでしょうか。

 水面積の統計上の処理によって面積が異なるからです。アメリカには五大湖と呼ばれる大きな湖があり、それをアメリカは国土面積の中に数えています。中国側は、国土の中の湖の大きさを数えなければ、中国の方が大きい、主張しています。

 

なぜ日本ではクリスマス・イブは恋人と過ごすものというイメージが根強いのか

Sc02   師走に入ると街中にクリスマス・イルミネーションが点灯され、クリスマス気分を盛り上げてくれる。クリスマスという、現在の日本にとっても馴染みのある習慣は、老いも若きも何となくうきうきする季節だろう。家のリースやツリー、クリスマス・ケーキ、そしてプレゼント。「我が持てる包の中もクリスマス」(山内山彦)だが欧米のクリスマスはキリストの生誕を祝い家族が集まって過ごすものだが、日本では宗教観はなく、恋人と過ごすものというイメージが定着している。この違いはなぜ生まれたのだろうか?

  クリスマスの歴史は長く複雑な意味をもつ。キリスト教とのつながりや、キリスト教以前の、ずっと古代に遡る、ヨーロッパ・地中海に面している諸文化の世界観や信仰の形態の影響が認められる。したがって、今日の世俗化されたサンタクロースの意味を理解するためには、キリスト教またはキリスト教以前の様々な信仰の形態の理解が前提になってくる。とくにサンタクロースは死者の象徴であると、レヴィ・ストロースが主張している。古代からのヨーロッパの民間信仰では、我々一般人にあの世から豊穣をもたらすのは、国家に認定された公式の神々ではなく、むしろ地域の小さな神々であった。これらは、多くの場合、先祖に限りなく近い性質をもっていた。現在、クリスマスが主に家族中心の祝いになっているのも、古代からのこの伝統的思想を継承しているからだと思われる。サンタクロースの根底には、冬に関する古代からのシンボリズムが認められる。キリスト教がこの複雑なシンボリズムを横領し、それをキリストの降誕と習合させた。

   このようなキリストの生誕を祝うクリスマスの風習や行事が世界中に広まったのは19世紀に入ってからのこと。とくに今日のようにみんなでお祝いするのは一冊の本がきっかけとなっている。英国の文豪チャールズ・ディケンズが1843年に書いた「クリスマス。キャロル」である。内容は守銭奴スクルージがクリスマス・イヴに超常的な体験をして改心というスートリー。ちなみにアンデルセンの「マッチ売りの少女」はその5年後の1848年のことである。クリスマスが本格的に日本に入ってきたのは、明治時代以降のことである。キリスト教の信者がそれほど多くないため、文化的な形だけが定着した。ここに日本のクリスマスの特徴がある。戦後、クリスマスは徐々の家族のイベントになっていまーきます。その後、女性の社会進出が進むとね1980年代には「恋人と過ごす日」というイメージが強くなります。1988年のJR東海のクリスマス・エクスプレスのCMは遠距離恋愛のカップルが新幹線でクリスマスに再会を果たすストーリーを描いたものだ。このCMが(歌・山下達郎)が放映されると、日本において恋人同士でクリスマスを過ごすという新たな文化が生まれるなど社会現象となった。そして「クリスマス・イブは一番大切な人のそばにいたい」というメッセージが拡散されていった。同様のイメージはバブル期のトレンディ・ドラマなどで定着されます。いわば日本のクリスマス=聖夜のイメージは電通がしかけたものであるといえる。(参考:ファビオ・ランべッリ「サンタクロースの文化史のための覚え書き」比較文化論叢 札幌大学文化学院紀要19、2007年)

2024年12月23日 (月)

チッタゴン どこにありますか?

20090405bangladesh_travels100   チッタゴンはダッカに次ぐバングラデシュの第2の都市であり、最大の海港である。人口は350万人を超え、横浜市くらいある。第2都市とは、国家・地方など、ある特定の範囲内において、第1都市に次ぐ都市のこと。アジアにおける第2都市を人口を基準としてあげてみる。

 

 

 

カンダハール(アフガニスタン)
アブダビ(アラブ首長国連邦)
アデン(イエメン)
エルサレム(イスラエル)
バスラ(イラク)
マシュハド(イラン)
デリー(インド)
スラバヤ(インドネシア)
サラーラ(オマーン)
釜山(韓国)
シアヌークビル(カンボジア)
開城(北朝鮮)
ジッダ(サウジアラビア)
アレッポ(シリア)
キャンディ(スリランカ)
チエンマイ(タイ)
高雄市(台湾)
北京(中国)
アンカラ(トルコ)
バクタプル(ネパール)
ラホール(パキスタン)
ラマラ(パレスチナ自治区)
セブ(フィリピン)
パロ(ブータン)
トゥトン(ブルネイ)
ハノイ(ベトナム)
ジョージタウン(マレーシア)
マンダレー(ミャンマー)
ダルハン(モンゴル)
アカバ(ヨルダン)
ルアンパバーン(ラオス)
トリポリ(レバノン)

 

 

 

(Chittagong)

ぬりかべ(「ヌ」事項索引)

 「ぬりかべ」夜道を歩く者の前に突然立ちはだかり、行く手を遮るという悪戯をする妖怪。▽「ヌクレオチド」ヌクレオシドにリン酸基が結合した物質。▽「布引の滝」(神戸市)は平安貴族が風雅を楽しんだ景勝地として「伊勢物語」第87段などでも広く知られている。▽「ヌーヴェル・ヴァーグ」1959年頃フランスに起こった映画運動。「新しい波」を意味する。代表作「いちこ同志」「大人は判ってくれない」「勝手にしゃがれ」▽「ヌース」Nousギリシア語。心、またはその本質としての理性を意味する。▽「ヌートリア」げっ歯目のイリネズミ科に属する哺乳類。南米原産。▽「白膠木の耳五倍子」ぬるでのみみふし。アブラムシ科の昆虫。(ぬぬぬぬ)

ヌー(怒江)
ヌアクショット(モーリタニア)
ヌイイ条約(1919年)
ヌーヴェル・ヴァーグ
鵺(ぬえ)
ヌエバ・エスパーニャ副王領
ヌエボラレド(メキシコ)
ヌオロ(イタリア)
額田王
ぬかに釘
泥濘
ヌクアロファ(トンガ)
ヌクレイン
ヌクレオチド
ヌサンタラ(インドネシア)
ヌーシャテル(スイス)
ヌジャメナ(チャド)
ヌース
淳足柵(ぬたりのき)
ヌートバー(榎田達治)
ヌドラ(ザンビア)
ヌートリア
沼河比売(ぬなかわひめ)
ヌニェス・デ・アルセ
ヌーノ・ベッテンコート(ギタリスト)
沼波瓊音(ぬまなみけいおん)
布引五本松堰堤
布引の滝(神戸市)
ぬばたまの
ヌビア砂漠(エジプト)
ヌバール(フランス)
ヌーボー・ロマン
沼津市(静岡県)
沼間守一
ヌマ・ポンピリウス
ヌミディア
ぬりかべ
ヌルスタン(カザフスタン)
ヌルッラバイ宮殿
ヌルデ
白膠木の耳五倍子(ぬるでのみみふし)
ヌルハチ
ヌルミ
温湯温泉(ぬるゆおんせん)
ヌレデバ
ヌワラ・エリヤ(スリランカ)
ヌンチャク

 

 

東京タワーの名付け親は11歳の女の子だった

Photo_3   1958年のこの日、東京タワーが完成し、完工式が行われた。東京タワーの正式名称は日本電波塔(にっぽんでんぱとう)。愛称は1958年10月9日に開かれた審査会で決定した。86,269通の応募のうち、一番多かった愛称は「昭和塔」で、続いて「日本塔」「平和塔」だった。審査委員のひとり徳川夢声が「ピタリと表しているのは東京タワーを置いて他にありませんな」と推挙し、その結果「東京タワー」に決定した。「東京タワー」と応募した223通のうち、抽選で当選した神奈川県の小学5年生、高田幸子さんに賞金10万円が贈られた。(12月23日)

2024年12月22日 (日)

ホアビン文化(「ホ」事項索引)

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[  ほ ]

「ホアビン文化」東南アジアの中石器時代から新石器時代前期の文化。狩猟採集時代。無土器文化。紀元前1万年前から紀元前5000年頃まで。▽「ホイットニー美術館」1931年ニューヨークに設立された近代・現代美術作品を中心とする美術館。とくにエドワード・ホッパーの作品で有名。▽「ホイヘンスの原理」波動がつたわるときは、ある時刻における1つの波面上の各点がそれぞれ波源となって素元波とよばれる2次波を送り出し、これらの素元波のすべてに接する面(包絡面)次の時刻の波面があたえられるという原理。▽「ホイッグ党」1680年ごろ、イギリスの都市の商工業者を基礎に形成され、王権の制限、人権の保護を重視する革新派で、国王を支持するトーリー党と対立した。▽「ホイットニー山」カリフォルニア州にあり、アメリカ合衆国本土で最も高い山。標高4421m。▽「放散痛」病気の原因部位とまったくかけ離れた部位に現れる痛みのこと。▽「ボガズキョイ」トルコのアナトリア高原にあるヒッタイト王国の首都の遺跡。▽「包丁」BC4世紀ころ魏の恵王に仕えた料理人。その牛のさばき方が見事であったと「荘子」に見える。▽「宝暦事件」1758年、尊王論者・竹内式部が逮捕され。式部の講義を聴講していた桃園天皇の側近、徳大寺公城ら公家も処罰される。これを宝暦事件という。▽「ホーエンシュタウフェン朝」神聖ローマ帝国の王朝。シュヴァーベン大公でもあった。1138-1254。フリードリヒ1世、ハインリヒ6世のとき帝権は強力であったが、12世紀末から諸侯は2派に分かれ、二重選挙を実施、帝国を崩壊に導いた。▽「勃極烈(ぼぎれ)」中国、金朝初期の官名。▽「ボコ・ハラム」ナイジェリアのサラフィー・ジハート主義の武装集団。スンニ派イスラム教徒。ボコハラムとは「西洋の教育は罪」の意味。▽「歩荷(ぼっか)」荷物を背負って山越えをすること。▽「ボッチャ」パラリンピックソウル大会から正式競技として採用された障害者スポーツの一つ。赤または青のボールを投げ、ジャックと呼ばれる白い的球にどれだけ近づけられるかを競うゲーム。▽「ボスコリ事件」1513年フィレンツェ共和国で発覚した反メディチ家殺害計画。首謀者パオロ・ボスコリは死罪となる。▽「ボパール化学工場事故」1984年インドのボパールで発生した化学工場のガス漏れ事故。1万6000人以上が死亡したとされる。▽「ボーマン嚢」腎臓の糸球体を囲む膜。名称はイギリスの内科医ウィリアム・ボーマンにちなむ。▽「ボランティア」社会事業などに自発的に参加し、技能や労力を無報酬限で役立てる人々。▽「ボリシェヴィキ」1903年、レーニンが率いたロシア社会民主労働党の多数派。「ポリファーマシー」患者が必要以上に多種類の薬を処方され、何らかの有害事象が起こること。▽「ホペイロ」プロサッカー選手の用具や身の回りのものを管理・ケア・準備する人、仕事のこと。ポルトガル語で「用具係」の意味。▽「捕盗庁(ポドチョン)」李氏朝鮮の漢城府及び京畿道の警察業務を担当する部署。▽「堀川夜討ち」1185年、土佐坊昌俊が六条・堀川館の義経を襲撃するも義経が敗走。▽「ボルハン・ハルドゥン」モンゴル北東部の地名。チンギス・ハンの生まれた所とされる。▽「ポーレット法」1604年、仏王アンリ4世は、ポーレット法を制定して売官制を公認した。地位を世襲するため、毎年、一定額の税金を納める。▽「ホンタイジ」清第2代皇帝。父の遺業を継いで、国の基礎を置いた。(ほほほ)

 

ボーア戦争
ポー川(イタリア)
ポアンカレ予想
ホアンホアン(パンダ)
保育所
ホイッグ党
ホイットニー(綿繰り機)
ホイットニー美術館
ホイットニー山(カリフォルニア)
ホイットマン
ホイヘンス・フレネルの原理
ボイル・シャルルの法則
ボーイング767
防衛
貿易風
法家
望厦条約
封建社会
房玄齢
膀胱
方広寺鐘銘事件(1614年)
放散痛
北条氏康
北条時宗
北条早雲
仿製鏡
封禅
暴走族
房総半島
法治国家
放置自転車
放送
奉直戦争
包丁(ほうてい)
奉天事件
法の精神
法律
法隆寺
暴力団
ボウリング
宝暦事件(1758年)
宝暦治水事件(1754年)
方臘の乱
募役法
ホーエンシュタウフェン朝
ボガズキョイ
ボーキサイト
ボギー台車
勃極烈
ホーキンス家
朴正熙暗殺事件(1979年)
牧畜
北伐
ポケットベル
母原病
冒頓単于
捕鯨
保甲法
保護司
ボゴタ
ボコ・ハラム
菩薩信仰
ボザール様式
ポシェット
星亨
星野源
ボシュエ
戊戌の政変(1898年)
保守党(英)
ホジキンリンパ種
ボース,チャンドラ
ボスコリ事件(1513年)
ポスター
ポストイナ鍾乳洞(スロベニア)
ポストモダン
ボストン茶会事件
ポズナニ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ併合
ホスロー1世
ポセイドン・アドベンチャー
ホセ・リサール
細川ガラシャ
ポタラ宮殿
ほだれ祭り
ホー・チ・ミン
歩荷(ぼっか)
渤海国
北海道
北海道立羽幌病院事件(2004年)
ボッカチオ
ホッキ貝(北寄貝)
北極海
法顕
ポツダム会談
ボッティチェリ
ボッチャ
ポッパエア
ホッブズ
北方領土問題
ホッホキルヒの戦い(1758年)
ポーツマス条約
ボツリヌス菌
ボツワナ
ボデコン
歩天歌(ほてんか)
ポートアイランド
ポトシ銀山
捕盗庁
ポトマック川(ボストン)
ポトリオコッカス・ブラウニー
ボトルネック現象
ボードレール
ボニファティウス4世
ボニファティウス8世
ホネカー
保馬法
ボパール化学工場事故
浦項(ぽはん)
ポピュラー音楽
募兵制
ホペイロ
ホーボー
ポポロ事件
ボーマン嚢
ホームステッド法
ホメイニ
ホメロス
ホラズム王朝
ホラティウス
ボランティア
ポーランド
ポーランド継承戦争
ホラント州
ポリアクリルアミド
ポリアリレート
ポリオウイルス
堀川夜討ち
ポリグラム(嘘発見器)
ボリシェヴィキ
ポリス
ポリティカル・コレクトネス
ボリバル
ボリビア
ポリビオス
ポリファーマシー
ポリネシア
ホールインワン
ポルカ
ボルゴグラード
ボルジア、ルクレツィア
ホルシュタイン
ホルシュタイン・ゴットルプ朝
ボルステッド法(国家禁酒法)
ポルダー
ポルターガイスト
ボルタヴァの戦い(1709年)
ホルテンシウス法
ボールドウィン
ポルトガル
ホルバイン
ボルハン・ハルドゥン
ボールペン
ボルボックス
ポル・ポト
ホルムズ海峡
ホルンフェルス
ポーレット法(1604年)
ボロジノの戦い(1812年)
ボローニャ大学
ボローニャ中央駅爆破事件
ボロブドゥール
ボン
ホーン(角笛)
本阿弥光悦
盆アンガマ(八重山)
本因坊
香港
盆栽
ホンジュラス
梵字
ボン宣言
本草学
本草綱目
ホンタイジ
本地垂迹
ポンディシェリ
ポンテ・ヴェキオ
ポン・デュ・ガール
ボンヌ図法
ポン・ヌフ橋
本能寺の変
ポンピドゥー
ポンペイ
ボンベイ
ポンペイウス
ボンホルムスガッテト海峡
ポンメルン

 

 

碧蹄館の戦い(「へ」事項索引)

   ラテン音楽「べサメ・ムーチョ」はスペイン語で「もっとキスして」の意味。エミリオ・トゥエロが1940年に初めてレコード化し、トリオロス・パンチョ、ぺレス・プラードなど多くのアーティストによってカバーされた。▽「ベアト本」中世ヨーロッパ、聖書の黙示録に挿絵を描いた写本。スペインの修道院長ベアトゥスが786年ころに著した「ヨハネ黙示録注釈書」を10世紀以降その転写された通称。▽「ヘイトスピーチ」国籍や宗教、性的指向や障害などをおとしめ、憎悪、暴力をかき立てる表現を指す。▽「ヘイマーケット事件」1886年、シカゴで労働者と警官が衝突。▽「ヘーゲル」カント哲学の後を受けていわゆるドイツ観念論を大成し、西洋哲学に大きな影響を与える。▽「へタイリア・フィリケ」19世紀初期、トルコに対するギリシアの独立を目的とした秘密結社。▽衛生学者ペッテンコーファーーはコッホと対立し、ピストル自殺した。▽「日置弾正」近世弓術の祖。 ▽「ペチェネグ人」8世紀から9世紀にかけてカスピ海北の草原から黒海北の草原で形成されたトルコ系遊牧民。▽「ベチュアナランド」ボツワナ共和国の英国保護領時代の名称。▽「ペトラ」世界遺産に登録されるナバティア王国の古代都市。▽平凡社「大百科事典」全28巻が1934年に完結する。▽「ベヨネース列岩」3個の大岩礁と数個の小岩礁からなる伊豆諸島の岩礁群。▽「ベルクマンの規則」哺乳類の体の大きさと生息地は関連がある。寒い地域に生息するものは、暖かな地域のものよりも体が大きい。▽斎藤隆介の児童文学「ベロ出しチョンマ」は江戸時代の義民佐倉惣五郎がモデルとなっている。佐倉惣五郎はかつて実在を否定する説が唱えられたが、最近の研究から実在が証明された。(へへへ)

ヘア・ヌード
ベアト本
ベアドモア造山運動
ベアノの公理
平安京
平安時代
兵員会
閉伊川(へいがわ) 岩手
平均寿命
米軍基地
平家物語
ペイシストラトス
平治の乱
平準法
平城京
米西戦争
ヘイトクライム(憎悪犯罪)
ヘイトスピーチ
米芾
平凡社「世界大百科事典」
ヘイマーケット事件
平民社
ベイルート(レバノン)
平和主義
ベーオウルフ
ベオグラード(ユーゴスラビア)
へカタイオス
日置弾正(へきだんじょう)
碧蹄館の戦い(1593年)
北京原人
北京条約
北京大学
ペグ(ミャンマー)
へクシャー・オリーンの定理
ペクチン
ベクトル
ぺゲヨマ山脈(ミャンマー)
ヘーゲル
ベーチェット病
べサメムーチョ
ヘシオドス
ペシミズム
ヘジラ紀元
ペスタロッチ
ヘスの法則
ペースメーカー

ベーダ
へタイリア・フィリケ
ペーター・カーメンチント
ベータマックス
ベーチェット病
ベチェネグ人
ヘチマ
ベチュアナランド
ぺチョラ(川) ロシア
別子銅山
ヘッセ
ペッテンコーファー
別府温泉
べティー・ブーブ
ヘディン
ベテルギウス(オリオン座)
ぺテルゴフ宮殿
ベトナム戦争
ベートーベン
ペトラ
ペトラルカ
ベニスに死す
ベネズエラ
辺野古
ヘプターキー(七王国)
ヘブライ
ヘミングウェイ
ベヨネース列岩
ヘラクレス
ヘラクレスオオカブト
ヘリアンサス・アンヌス(ひまわり)
へリコバクター・ピロリ
ヘリコプター
ペリーの来航
ペリリュー島
ベル・エポック
ベルイマン
ペルガモン
ベルギー
ベルクマンの規則
ヘルクレスオオカブト
ヘルゴランド・ザンジバル協定
ベルサイユ宮殿
ペルシア戦争
ヘルシンキ
ペルセウス座流星群
ベルダンの会戦
ベルホヤンスク
ベルリン
ベルリンの壁
ペレストロイカ
ヘレニズム
ヘレンの塔
へロストラトス
ベロ出しチョンマ
ヘロドトス
ペロポネソス戦争
ベンガル
ベンガ
ペンギン夫婦
ペンタゴン
ベンタロン遺蹟(ペルー)
ペンテコステ(聖霊降臨)
ベン・ハー
弁韓
弁髪令
ヘンリー5世

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベート―ヴェン「運命」

  1808年のこの日、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第6番「田園」がウィーンでベートーヴェン自身の指揮により初演される。交響曲第5番ハ短調(作品67)を「運命」と呼ぶのは日本だけで、外国ではほとんど通用しない。ベートーヴェンのレコードの解説に由来しているらしい。一説によると、本野虫太郎の「音楽倶楽部」第4巻第10号(昭和4年)の記事「名曲の解説ベートーヴェンの第五交響曲運命ハ短調」が「運命」という言葉がタイトルに使われた最初だという。長らく「運命」は日本だけが使われていたと考えられていたが、最近はドイツでも運命Schicksalssinfonieと使い初められているらしい。((12月22日)

 

 

探検の世界史

 未知の地域を踏破し、調査する事業を探検というが、探検の歴史はそのまま人類の地理的な知識の発展史といえる。 NHKスペシャル「幻の山カカボラジ」2014年3人の日本人登山家の登頂ドキメンタリー。あとわずかのところまで来たものの雪山で断念する。

前1100年 アッシリアのティグラト・ピレセル1世、ティグリス川を探る
前989年、周の穆王、洛陽からウルムチ、オムスク付近までを探る(穆天子伝)
前7世紀末 フェニキア人、エジプト王ネコ(前610~595)の命により、アフリカ海岸を探検
前630年  ギリシアのコラエウス、エーゲ海から地中海を渡り、ジブラルタル海峡を通る。初めて大西洋に達したギリシア人となる
前510年  ペルシアのシラックス、インダス川より出帆、アラビア半島をまわって、エジプトに至る
前470年  カルタゴのハンノ、アフリカの西海岸をシェルブロ海峡まで探検
前401年  ペルシアのギリシア人傭兵クセノフォンの脱出行(~前400年)
前332-326年  マケドニアのアレクサンドロス大王、軍勢をひきいて、中央アジア、エジプト、ペルシアを征服、インダス川に至る
前304年 シリアのメガステネス、大使としてインドへ派遣される
前218年 カルタゴのハンニバル、軍勢をひきいて、スペインからアルプスを越え、イタリアに侵入
前120年 ギリシアのエウドクソス、エウエルゲテス2世によって、エジプトからインドへの海のルートを見つけるため派遣される
前56年 ローマのユリウス・カエサル、フランス・ドイツ・イギリスに遠征
前20年 ローマのストラボン、地理学的な情報を求めて、ヨーロッパ・アジア・エジプト、そしてリビアを旅行した
60-70年 ディオゲネスがナイルの源を見つける
84年    ローマのユリウス・アグリコーラ、イングランドを周航
97年    後漢の班超が甘英をペルシャ湾まで派遣
102年   李広、フェルガナ遠征に成功
114年   ローマがメソポタミアまで遠征し、この時ローマ帝国の境域が最大となる
150年   プトレマイオス、「地理学」を出版
166年   大秦王安敦の使者が中国に来る
255年   ゴート人、ギリシアを侵略する
399年   法顕のインド旅行「仏国記」が書かれる(~414年)
629年   玄奘のインド大旅行(~645年)
730年   イギリスの聖ウィリーバルドがサウザンプトンからイェルサレムに至り、イギリス人として聖地に最初の足跡を残す
1291年  マルコ・ポーロの東方旅行(~1295年)
1325年  イブン・バトゥータがアフリカ・アラビア・ペルシア・インド・中国と大旅行(~1354年)
1445年  ポルトガルのジョアン・フェルナンデス、ヴェルデ岬を発見
1488年  バーソロミュー・ディアス、喜望峰に到達
1492年  コロンブス、北米発見
1497-1499年 アメリゴ・ベスプッチの航海
1498年  バスコダ・ガマ、インド航路の発見
1498年  ジョン・カボット、北米海岸を発見
1500年  カブラル、ブラジル発見
1501-1502年 アメリゴ・ベスプッチ、ブラジル海岸踏査
1508年  カボット、北米を探検し、ハドソン湾を発見し、フロリダまで達した
1513年  バルボア、太平洋を発見
1513年  ポンセ・デ・レオン、フロリダを発見
1519-1522年 マゼラン一行の世界周航
1526年  カボット、ラプラタ川流域を探検(~1527)
1567年  スペインのメンダーニャ、太平洋を航海、ソロモン諸島を発見
1580年   イギリスの海賊フランシス・ドレークが世界一周を達成
1648年   セミョン・デジニョフ、ロシア・チュクチ半島のデジニョフ岬に到達
1701年  イギリスのダンピアがオーストラリア、ニューギニアを探検
1768年  イギリスのジェイムズ・クック、世界周航に成功。ニューカレドニア諸島を発見
1811年  ユングフラウが初登頂された
1849年  イギリスのリヴィングストン、カラハリ砂漠を超えてアフリカ奥地を探検。ザンベジ川およびヴィクトリア湖を発見(~1973)
1858年  イギリスのバリントンがスイスのアイガーを初登頂に成功。
1858年  イギリスのジョン・スピーク、ヴィクトリア湖およびナイル川の源を発見
1878~79年 スウェーデンのノルデンショルド、北極海からベーリング海峡をぬけ、北東航路をひらいた
1880年  イギリスのウィンバー、南米のチンボラソ山に登頂
1893年  スウェーデンのスウェン・ヘディン、チベットおよびモンゴルを探検(~1907年)
1898年  ジョシュア・スローカルが史上初の単独世界一周を達成 
1901年  アニー・エドソン・テイラーが初めてナイアガラ滝を樽に入って下り、生還に成功。
1909年  アメリカのロバート・ピアリー、北極点に到達
1911年  ノルウェーのアムンゼン、南極点に到達
1912年  デンマークの貨客船セランディア号、世界初のエンジンにより航海
1922年  イギリスの探検家マロリーは、当時の最高到達高度、エベレスト8225mに達する
1926年  アメリカのバードとベネット、飛行船で北極点飛行に成功
1927年  アメリカのリンドバーグ、大西洋の横断飛行に成功
1929年  アメリカのバード、南極にリトル・アメリカ基地を設営、飛行機で南極点上を飛ぶ
1947年  ノルウェーのトール・ヘイエルダールがコンティキ号でペルー~ポリネシア8300キロの太平洋漂流実験に成功
1953年  イギリスのヒラリーおよびネパールのテンジン、エヴェレスト山に登頂
1961年  ソ連のガガリーン、ヴォストーク1号に乗って、人類最初の宇宙飛行に成功
1969年  アポロ11号、人類初の月世界到達成功した。全世界の何十億の人がテレビを通じて見守る中を、アームストロングが初めて月面を歩いた人間となった。
1976年  植村直己、グリーンランド~カナダ~アラスカの犬ぞり一人旅に成功
1979年  長谷川恒男、アルプス三大北壁の冬期単独登攀に成功

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クチクラ(「ク」 事項索引)

  「クコ」東アジア原産のナス科の落葉低木。枸杞。赤い実は漢方として、古来より不老長寿の薬として食べられている。▽「クチクラ」生物の体のいちばん外側をおおう部分。▽「クシュ王国」紀元前10世紀から紀元後4世紀、ナイル川上流に存在した最古の黒人王国。メロエを中心にさかえた。▽「国友村」近江国坂田郡の地名で、現在の滋賀県長浜市国友町。戦国時代から江戸末期まで、鉄砲の生産地として栄えた。▽「グラミー賞」アメリカ音楽界最大の賞で、1959年から始まり、今年で第58回を迎えた。第1回の最優秀レコード賞はドメニコ・モドゥーニョ「ボラーレ」だった。58回目の最優秀レコード賞はマーク・ロンソン ft.ブルーノ・マーズのUptown Fnukが受賞した。ほかにテイラー・スウィフトが3冠を達成。▽「恭仁京」奈良時代、聖武天皇のとき一時期、都を置いたとされる。現在の京都府木津川市加茂地区。▽「クナシリ・メナシの戦い」1789年に東蝦夷地で起きたアイヌと和人の衝突。▽「クノッソス」1900年イギリスの考古学者エヴァンズによってクレタ島のクノッソス宮殿発掘される。▽「グルムキー文字」パンジャーブ語で使用されるインドの表音文字の一種。▽「グレーサー病」ブタの感染症。▽「クロール」1873年にイギリスのジョン・アーサー・トラジオンが南米に旅行した際に見た原住民の泳ぎをヒントに考案した。▽「軍機処」清の雍正帝がジュンガル征伐に際し、1729年に軍事機密の漏洩を防ぐ目的で内閣の分局として設置した。▽「クンデラ、ミラン」チェコ生まれのフランスの作家。代表作「冗談」「存在の耐えられない軽さ」「不滅」。(くくくく)

グアダラハラ爆発事故
グアダルーぺ・イダルゴ条約
グアテマラ
グアナファト(メキシコ)
クアハウス
グアム島
クアラルンプール(マレーシア)
グアンタナモ海軍基地
クイズ
グイドの手
クイビシェフ発電所(ロシア)
クウェート
空海
偶像崇拝
空中庭園
クエーカー
クエン酸
愚管抄
公卿補任
クコ
草加次郎事件
草津温泉(群馬県草津町)
草間彌生
楔形文字
草津(群馬県)
クシャトリア
九十九里浜(千葉県)
クシュ王国
釧路(北海道)
クシャン王朝
瞿秋白
愚神礼賛
葛生(群馬)
グスク
クスコ(ペルー)
楠木正成
クズネック(ロシア)
クセノフォン
グダニスク(ポーランド)
百済
駆逐艦
クチクラ
口永良部(くちのえらぶ)島
クック
グッゲンハイム美術館
屈折望遠鏡
グッドマンの法則
グーツヘルシャフト
クディリ王朝
グーテンベルク
グーテンベルグ不連続面
宮内庁
狗奴国
クナシリ・メナシの蜂起
国木田独歩
恭仁京
国定忠治
国友村
クネルスドルフの戦い(1759年)
久能山(静岡県)
グノシエンヌ(サティ作曲)
クノッソス
クーパー,ゲーリー
首かけイチョウ(東京都千代田区)
クフ王
グプタ朝
久保山愛吉(第5福竜丸)
球磨川
熊野(和歌山県)
熊本
クメール人
クメール文字
倉敷
クラーク
グラスゴー(イギリス)
倉田百三
グラーツ(オーストリア)
クラックス兄弟
グラッドストン
クラテル(ギリシア陶器)
グラナダ(スペイン)
グラマー
グラミー賞
グランチャコ
グリコ・森永事件
クリコボの戦い
クリスマス
クリスマス病
グリセロールホスフェートアシルトランスフェラーゼ
クリッペル・ファイル症候群
クリシュナ川(インド)
クーリッジ効果
グリニッジ天文台
グリニッジ・ヴィレッジ
クリボイログ鉄山(ロシア)
クリミア戦争
グリム兄弟
クリュタイムネストラ
クリルタイ
グルコース
グルジア
クルスクの戦い
クルタナガラ
くる病
くるみ割り人形
グルムキー文字
久留米(福岡県)
呉(広島県)
クレオパトラ
グレゴリオ暦
グレゴリオ聖歌
グレーサー病
クレシ―の戦い(1346年)
グレシャムの法則
クレタ島
クレッチマーの体格性格論
クレブス・マルチウス回路
クレムリン
クレルモン公会議
グレンコーの虐殺(1692年)
グレンジャー運動
クロアチア
クロイツェル・ソナタ
クロスビー,ビング
黒住教
クロスワード・パズル
黒田官兵衛
黒田清輝
クローヴィス文化
グロチウス
黒蜥蜴(江戸川乱歩)
黒船
黒部ダム
グロズヌイ
クロポトキン
クロマニヨン人
クロムウェル
クロール
クローン
クロンシュタットの反乱(1921年)
クロンターフの戦い
クロンプトン
クーロンの法則
桑木厳翼
桑名(三重県)
軍艦島(端島)
軍機処
郡県制
郡国制
君主論
群書類聚
クンデラ
クントの実験
軍閥
群馬
訓民正音(フンミンジョンウム)
君臨すれども統治せず

 

 

 

2024年12月21日 (土)

人はなぜ山に登るのか?

Clark0508  近年、老若男女の多くの人たちが山を訪れる、戦後3回目の登山ブームと言われている。ただ単に山に登りたい、自然を楽しみたいと思う人から、体を鍛えたい、野草や森林、さらに星空や地質などより専門的に自然を観察したいという人まで、登山への想いはひと様ざまである。

「なぜ山にのぼるのか」という問いに対して、イギリスの著名な登山家ジョージ・マロリーが「そこに山があるからだ」と言ったのは、今からちょうど100年前のことだ。この有名な文句は、実は「なぜエベレストに登るのか」という質問に対するジョージ・マロリーの回答である。いつしか一般的な「人はなぜに登るのか?」と言い換えられて広まっているが、もともとは世界最高峰のエベレストに限定している。

    歴史記録としてはエベレスト初登頂は1953年5月29日、エドモンド・ヒラリー(1919-2008)とテンジン・ノルゲイ(1914-1986)が成功した。だが2人に遡ること29年前の1924年6月8日に、マロリーとアービンが世界の高みを極めていた可能性がある。1999年、エベレスト北面8160mの地点で、マロリーの遺体が発見された。そして標高8490mの地点からマロリーが使用した№9酸素ボンベが発見されている。これはマロリーは帰還の際に絶命したと考えられ、登頂に成功したことを推測させるものである。だが決定的な証拠となるコダックのカメラが未だ発見されていない。マロリーがエヴェレスト初登頂したか否かは謎のままである。

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ヒラリーとテンジンは登頂後、何杯も紅茶を飲んで、かわききった喉をうるおした

南海トラフ巨大地震(「ナ」事項索引)

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   「ナナカマド」バラ科の落葉高木。赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられる。燃えにくい木で、7日間、竈に入れることで極上の炭を得ることができるため、名づけられたと考えられる。▽「内藤千代子」1893-1925。小説家。「女学世界」に多くの恋愛小説を発表した。▽「ナカダ文化」上エジプトのバダリー期に続く、先王朝時代の文化。ナカダ遺跡はルクソールの北方30㎞にある。▽「ナビ派」19世紀末のパリで活動した、前衛的な芸術家の集団。▽「夏島貝塚」神奈川県横須賀市にある約9500年前の縄文時代早期の貝塚。▽「ナムトン工業地域」韓国の南東部の沿岸部に形成された工業地域。プサンで造船業と機械工業、ウルサンで石油化学工業と自動車工業、ボハンで鉄鋼業が発達している。▽「南北問題」北半球に位置する先進諸国と南半球に位置する後進諸国との経済格差に集約される国際経済の構造的諸問題をいう。1959年にイギリスのロイド銀行頭取オリヴァー・フランクスによって初めて用いられたことば。▽「ナミブ砂漠」アフリカ・ナミビア共和国にある砂漠。▽「ナラタージュ」映画などで、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法。▽「ナラムシン」紀元前2155頃ー紀元前2119頃。古代メソポタミアのアッカド王朝の大王。大規模な遠征を繰り返し帝国の最大版図を築いたが、そのために反乱が起こり、王朝滅亡の原因になった。▽「南海トラフ」西日本には、日本の南から移動してくるフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む南海トラフとよばれる場所がある。この南海トラフでは、東海地震、東南海地震、南海地震という三つの海溝型地震が過去に繰り返し発生している。特徴としては、地震発生の間隔が100年~150年ほどであること、そして、ときに三つが連動して巨大地震になることである。▽「ナングスー・チェーク」タイの葬儀頒布本。(なななな)

ナイアガラ
ナイアガラ運動
奈井江(北海道)
内科
内閣
内閣大学士(明代)
ナイキスト線図
ナイジェリア
ナイティンゲール
内藤湖南
内藤千代子
ナイポール
ナイメーヘンの和約(1678年)
内陸アジア
ナイル川
ナイルのたまもの
ナイロビ
ナヴァロンの要塞
ナウマンゾウ
ナウル
中井竹山
直江兼続
直木三十五
中江兆民
長岡京
中岡慎太郎
長崎県
長崎親切
長崎高資
中里恒子
長篠の戦い
中先代の乱(1335年)
永田町
ナカダ文化
中臣鎌足
中大兄皇子
中野正剛
中浜万次郎
中原中也
中村正直
ナーガールジュナ(竜樹)
長屋王
今帰仁(なきじん)
ナギブ
南雲忠一
嘆きの壁
勿来関
名古屋
ナゴルノカラバフ
ナザレ(イスラエル)
ナジ・イムレ
名塩紙
ナショナリズム
ナショナルジオグラフィック協会
ナスカ(ペルー)
那須火山帯
ナスダック
ナスル朝
ナセル
ナチス
夏島貝塚
ナッシュビル(テネシー州)
夏目漱石
ナーナタ
ナトコ映写機
ナトゥフィアン文化
ナバス・デ・トロサの戦い
ナビ派
ナブッコ(ヴェルディの歌劇)
鍋島騒動
ナホトカ号重油流出事故(1997年)
ナポリ王国
ナポリタン・マステイフ(犬)
ナポレオン1世
ナポレオンフィッシュ
生麦事件
ナミビア共和国
ナミブ砂漠
ナムトン工業地域
ナメクジ
納屋助左衛門
奈良
ナラタージュ
ナラムシン
ナーランダー僧院
ナルヴァの戦い
鳴滝塾
ナルコレプシー
鳴門秘帖
ナルマダ川(インド)
ナロードニキ
ナワトル語
名和長年
南ア戦争
南極
南海寄帰内法伝
南海トラフ巨大地震
南曲
南京
南京事件
南京条約
ナングスー・チェーク
ナンシーの戦い
軟性憲法
南船北馬
ナンタケット島
ナンダ朝
ナンダコット
ナン・タルン(タイの影絵劇)
南都七大寺
ナントの勅令
南蛮貿易
南北問題
南明

 

 

 

 

 

 

 

 

パタゴティタン(「ハ」事項索引)

20090701_hailuoto[  は  ]

 「バイモ」ユリ科の属の一つ。春先にクリーム色の花を数輪うつむきがちに咲かせる山野草。▽「パタゴティタン」アルゼンチン・パタゴニア・チョブ州のセロバルチーノ累層で見つかったティタノサウルス類の竜脚類の属である。英ロンドンの自然史博物館には全長37mの骨格模型が展示されている。▽「バンジージャンプ」1971年イギリス人がバヌアツの儀式から発案し、高い場所からジャンプしたのが近代的バンジージャンプの起源という。▽「バイイ」1736-1793。フランス革命期の政治家。▽「貝多羅葉(ばいだらよう)」貝多羅ともいう。かつて南アジアや東南アジアで広く使われたシュロやヤシの樹木の葉を利用した文書の材料。▽「パサロヴィッツ条約」1718年オスマントルコがオーストリア、ベネチアとの間に締結した条約。▽「バシーの虐殺」1562年に起こったユグノー教徒を多数殺傷した事件。▽「バシリク古墳群」ロシア南シベリア。スキタイ人の遺物が発見される。▽「ハガイ」イスラエルの預言者。前6世紀バビロニア捕囚から帰還後、荒廃したエルサレム神殿を再建すべきことをすすめた。▽「パイロットファーム」1956年北海道の根釧台地で機械を導入し近代経営の形態をとる先駆的な実験農場。▽「ハイアット」1870年セルロイドを発明。▽「パレイドレア(変像症)」意味のない対象に、特定の意味を認識してしまう幻視の一種。例えば、天井のしみが秘史の顔に見えてしまう。▽「パストラル」ベートーヴェン・ピアノソナタ「田園」。▽「半仙戯(はんせんぎ)」ブランコのことで、半分、仙人になった気分になるからとか。▽「牌符」元の駅伝制(ジャムチ)で使用された通行証。▽「ハイメ1世」イベリア半島東部のアンゴラ連合王国の王ハイメ1世は13世紀イスラム支配下の地域を征服してレコンキスタの大躍進を果たして征服王と呼ばれた。▽「バージェス頁岩」約5億500万年前の海棲動物群を化石として閉じ込めた、そのころ海底崖であったところの堆積層。発見者チャールズ・ウォルコットにちなんで命名された。▽「パシュート」平昌五輪で高木美帆ら三選手スピードスケート団体競技で金メダル。pursuitとは「追跡」という意味。▽「ハナミズキ」アメリカ原産で、大正初年に渡来し、庭などに植栽された。アメリカヤマボウシという。4月から5月、白・淡桃色の四枚の大きな花びらがあざやかである。▽「ハジチ」かつて琉球列島で女性の指から手の甲、ひじにかけて施された入れ墨。「針突」と表記する。成女儀礼、本土にさらわれないための魔除けの願いが込められている。▽「バンジュール」ガンビア共和国の首都。▽「バイオーム」生物群系。ある気候条件の地域で、それぞれの条件下での安定した極相の状態になっている動植物の集り(群集)をいう。気温と降水量が主な環境要因。バイオ(bio=生物)とオーム(ome=全体)という2つの言葉をつないだもの。▽「バージェス動物化石群」1910年にアメリカの古生物学者チャールズ・ウォルコットがカナダ南部のロッキー山脈でバージェス頁岩を発見。化石の中にはピカイアやアノマロカリスも含まれる。▽「パスカルの原理」密閉流体の一部に加えられた圧力は、流体のすべての部分に大きさが変わることなく伝達される。▽「パバーヌ」16世紀にヨーロッパで流行した緩やかな宮廷舞踊。▽「ハムン」咸興。北朝鮮・咸鏡南道。▽「パラリンピック」パラプレジア(脊髄損傷等による下半身麻痺者)+オリンピックの造語。第一回大会は1960年のローマだが、用語が広まったのは1964年の東京大会からである。▽「バルディヤ刺殺事件」前522年アケメネス朝ペルシャでカンビュセス2世がバルディヤを殺害、王位を簒奪する。その後、ダリウスが反乱を即位した。▽「バルバロッサ作戦」第二次世界大戦中のドイツ軍によるソビエト連邦奇襲攻撃作戦の名称。▽「パルモア病院」神戸市中央区にある病院。1956年に日本で初めて産婦人科と小児科が一体となって医療を提供した。▽「バレイドリア現象」曖昧な図形を本来と違うものに見てしまう錯覚現象。▽「パンジャーブ」インド北西部からパキスタン北東部にまたがる地域。インダス川に囲まれた地域で、古代文明が発達した穀倉地帯である。▽「パンソリ」18世紀初頭に全羅道を中心に、庶民の間で唱劇につけて歌われた、哀歓豊かな節回しと力強いこぶしで物語りを歌い綴る韓国の代表的な伝統音楽。▽「バーンチエン遺蹟」1960年にタイ北部ウドニンターニー県ノーンノトン県にある村バーンチエンで発見された古代遺蹟。紀元前3000~2000年頃で、稲作・農耕文化をもち、陶器技術も発達した。▽「パンチャタントラ」古代インドの説話文学。世界の説話に影響を与えた。「イソップ」の原型がみられる。▽「ハンネレの昇天」ドイツのハウプトマンの1893年の戯曲。▽「ハンラサン」済州島にある漢拏山(ハンナサン)は海抜1950mある韓国で最も高い山。(ははは)

 

ハアバイ(群島) トンガ王国
バアルべク(レバノン)
バイアグラ
ハイアット
バイアブランカ(アルゼンチン)
バイイ
梅雨
バイオマス
バイオーム
バイオントダム災害(1963年)
バイカル湖
バイキング
バイクスピーチ(山)アメリカ・コロラド州
牌符(パイザ)
背水の陣
貝多羅葉(ばいたらよう)
ハイチ
ハイチ地震(2018年)
バイデン,ジョー
ハイヌウェレ
灰の水曜日
ハイビスカス
バイブル
ハイムリック法
ハイメ1世
バイモ
バイヨンヌ(フランス南西部)
ハイルオト(島) フィンランド北西部(画像)
ハイレ・セラシエ1世
バイロイト音楽祭
パイロットファーム
バウハウス
パウロ
ハオルシア・オブツーサ
馬鹿
ハガイ書
葉隠
博多どんたく
袴田事件(1966年)
バカヤロー解散(1953年)
ハギア・ソフィア(イスタンブール)
ハギオス・デメトリオス聖堂
パキスタン
萩原朔太郎
パーキンソン病
パグウォッシュ会議
パクス・ブリタニカ(イギリスの平和)
パクス・ロマーナ(ローマの平和)
白村江の戦い
バグダッド
バクテリア
ハクビシン(白鼻心)
ハーグ密使事件
バグラチオン作戦
箱根
ハサヴエルト協定(1997年)
ハザール王国
パサルガダエ
パサロヴィッツ条約
ハサンケイフ(トルコ)

バージェス頁岩
ハジチ
バージェス動物化石群
バージニア(州)
バシーの虐殺
ハシバミ
パシフィック・メイル汽船会社
パシュート
バジリカータ(イタリア南部)
パジリク古墳群(アルタイ共和国)
パスカルの原理
バスコ・ダ・ガマ
パストラル
長谷川如是閑
支倉常長
バセドウ病
バーゼル(スイス)
バタヴィア
パタカラ体操
パタゴティタン
パタゴニア
バターシーの楯
バターン死の行進
蜂須賀正勝
パチャカマック神
馬超
パチンコ
八甲田山
バッキンガム宮殿
ハックルベリー・フィンの冒険
パッサロヴィッツ条約
パテーの戦い(1429年)
パディントン(ロンドンの地下鉄)
パディントン駅列車衝突事故(1999年)
ハトシェプスト
ハドソン川の奇跡
ハード・ボイルド
ハドリアヌスの長城
ハドリアノポリスの戦(378年)
ハトロン紙
花川戸助六
パナマ運河
パナマ文書
ハナミズキ
バーナム効果
花より団子
パニック障害
バノックバーンの戦い
パバーヌ
バビロン捕囚
ハピントン陰謀事件
バベルの塔
パホイホイ溶岩
歯舞諸島
バーミヤン
ハムン
ハメーンリンナ(フィンランド)
はやぶさ(探査機)
バヤンカラ山脈
バラ
パラダイム論
ハラッパ
パラティヌスの丘
バラモン教
パラリンピック
パリ
パリ・コミューン(1871年)
ハリー・ポッター
バリウム
ハリケーン・カトリーナ
ハリジャン
パリスの審判
バリスカン造山運動
バリ島(インドネシア)
ハールィチ・ヴォルイーニ大公国
バルタザール
ハリファックス(カナダ)
バルサミコ酢
ハルシュタット文化
バルディヤ刺殺事件
バルバスバウ
バルバドス
バルバロッサ作戦
ハルピン
バルフォア宣言
ハルマ和解
パルモア病院
バレイドリア(変像症)
ハレー彗星
パレンバン
ハロウィーン
バロック
反意語
漢江(はんこう)
パン
パンアメリカン航空
バン・アレン帯
半襟
版画
樊噲(はんかい)
ハンカ湖
バンガード
ハンガリー
ハンガリー革命
ハンガリー動乱
バンクーバー
バングラデシュ
ハンゴンソウ(反魂草)
蛮社の獄
パンジャブ
バンジャルマシン(インドネシア)
バンジュール
バンギ
半規管
ハングル
パンゲア大陸
盤珪永琢
ハンゲショウ
万古焼
犯罪
半済令
ハンザ同盟
半紙
パンジー
パンジャーブ
阪神タイガース
反芻類
パンセ
万世橋
范成大
パンソリ
パンダ
半田鏝
パンチカードシステム
バーンチエン遺蹟(タイ)
番茶
パンチャタントラ
蕃鎮
パンツァーリート(ドイツ戦車行進曲)
半仙戯
パンテオン
パンデミック(世界的大流行)
半島
パントテン酸
半導体
パントマイム
パンドラ
バンドン(インドネシア)
ハンニバル
ハンネレの昇天
パンの会(1908年)
パンノキ
ハンノキ滝(富山県)
パンパスグラス
ハンラサン(済州島)
万里の長城
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 パンノキ 

冬至

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山国の 虚空日わたる 冬至かな(蛇笏)

 

    「冬至冬中冬はじめ」。暦のうえでは冬の真ん中にあたるが、実際の気候では、これから厳しい本当の冬が始まる。

   「冬至に柚子湯に入ると1年中風邪をひかない」という。「冬至」と「湯治(とうじ)」とかけられており、また柚子だけに「融通(ゆうずう)が利くように」という願いが込められている。

 また冬至の日に「かぼちゃ」を食べる風習がある。それほど古いものではなく、幕末から明治にかけて、東京で広まった風習と考えられます。

戦争の世界全史

300px131_bataille_de_malazgirt  ウクライナ侵攻のロシア軍は、北部で集合住宅など空爆、南東部でマリウポリなど主要都市を制圧。ロシアはウクライナ南部のダムを攻撃し、多くの住宅が浸水している。今後、ウクライナの反転攻勢が強まるとみられる。「人類の歴史から戦争をなくさなければならない」(ゼレンスキー大統領の広島サミットでの演説)

 数千年以上の太古の昔から今日まで、人類は文明の発生とともにいつも戦争を繰り返してきた。戦争は何故起こるのか。最近の考古学的知見によると、世界のどこでも旧石器時代の男子の死者のおよそ15%は殺人によって死亡している。これは人類の顕著な特徴であり、食糧や雌をめぐる争いはどの動物にもあるが、このような激しい戦いはみとめられない。人類が道具を使うことにより、武器による先制攻撃が優位となること、確実に勝てるという合理的行動が戦闘をひきおこすのである。こうして戦争はいつの時代も絶えることなく繰り返される。ヒストリーチャンネル「MANKIND人間史」によると有史以来人類は1万4500回もの戦争を繰り返してきたとある。戦争の原因も民族・宗教にイデオロギーが加わって、世界各地でテロが発生した。集団的自衛権を容認する安保法制が成立し、日本も紛争にまきこまれるようになった。2016年7月、ダッカでISに日本人7人が殺害された。

前25世紀、ラガシュの王エアンナトゥムがウンマの軍を破る

前23世紀、古代バビロニア、アッカド王国のサルゴン王は「戦いの王」といわれ、オリエント各地を遠征・征服を繰り返す

前1674年、ヒクソスのエジプト侵入(前1674~前1567)

前1620年、ヒッタイト・フルリ戦争(前1620~前1325)

前1457年、エジプト王国のトトメス3世はメギドの戦でカデシュ王率いるカナン連合軍(カデシュ、メギド、ミタンニ)を破る

前1350年、ヒッタイト王シュピルリウマ1世がミタンニ王トゥシュラクを滅ぼす

前1274年、エジプト王国のラムセス2世はカデシュの戦でヒッタイト王ムワタリに敗れる

前1200年、トロヤ戦争起こる。アカイア人の遠征軍と小アジアのトロイアの戦い

前1070年、殷の紂王は牧野の戦で、周の武王に敗れ、700年に及ぶ殷王朝は滅び、周王朝が成立する

前736年、スパルタがメッセニアを破る(メッセニア戦争)

前638年、楚の成王が泓水の戦で宋の襄公を破る

前632年、晋の文公が城濮の戦で楚の成王を破る

前609年、ユダ王国のヨシヤがメギドの戦でエジプトのネコ2世に敗れる

前605年、ネコ2世はカルケミッシュの戦で新バビロニアのネブカドネザルに敗れる

前591年、プサメティク2世、クシュ王国に侵攻

前580年、スキタイ遊牧民マッサゲタイのトミュリス女王がペルシアのキュロス大王を破る

前575年、晋が鄢陵の戦で楚を破る

前540年、エトルリア・カルタゴ連合軍がサルディニア島のアラリア沖で、ギリシャ軍と海戦し勝利する。

前484年、呉王夫差が艾陵の戦で斉を破る

前490年、ダリウス1世 マラトンの戦でミルティアデス率いるギリシア軍に敗れる

前480年、ギリシアのスパルタ王レオニダスはテルモピュライの戦でペルシア軍を迎え撃ち、その南下を防いたが部隊は全滅する

前480年、ギリシアのテミストクレスはサラミスの海戦でペルシアの大軍を破り、クセルクセス1世は退却する

前479年、ギリシアがミュカレの戦でペルシアに勝利する

前479年、ギリシアがプラタイアの戦でペルシアに大勝する

前432年~前430年、アテネがポティダイアの戦でコリントスとペロポネソス同盟諸国に勝利した

前406年、アテネがアルギスサイの戦でスパルタに勝利した

前405年、スパルタはペルシアの資金により海軍を設け、アイゴスポタモイの海戦でアテネに勝利した

前404年、アテネがスパルタに降伏し、ペロポネソス戦争が終わる

前396年、ローマ軍、エトルリア人の首都ウェイイを征服

前394年、アテネ人コノン指揮のペルシア軍はクニドスの海戦でスパルタ(ラケダイモーン)を破る

前390年、ローマ軍クイントゥス・スルピキウスが初めてイタリアに侵入したブレンヌス率いるガリア人セノネス族とアッリアの戦で敗れる

前371年、スパルタを中心とするペロポネソス同盟軍がレウクトラの戦でテーバイを中心とするボィオティア同盟軍に敗れる

前362年、アテネ・スパルタ連合軍がマンティネイアの戦でテーベのエパミノンダスの軍に敗れる

前343年、秦は馬陵の戦で斉の孫臏の策により大敗する。

前343年、第一次サムニテス戦争(~前301年)

前338年、ギリシャがカイロネイアの戦でマケドニアのフィリッポス2世の軍に敗れる

前333年、ペルシア軍がイッソスの戦でアレクサンドロス3世に敗れる

前334年、ペルシア軍がグラニコス川の戦でアレクサンドロス3世に敗れる

前331年、ペルシア軍がガウガメラの戦でアレクサンドロス3世に敗れる

前326年、アレクサンドロス3世はインドのパンジャブ地方まで侵攻したが、ピュダスぺス河畔の戦でパンジャブ地方の領主ポロス王に苦戦し、やむなく東方遠征をやめる。

前305年、シリア王セレウコス1世、マウリア朝チャンドラグプタに敗れる

前280年、エペイウス王ピュロスがローマ・カルタゴと戦う(~前275年)

前260年、秦の昭王が長平の戦で趙を破る

前241年、ローマ軍がアエガテスの海戦でカルタゴを破る

前220年、メディア総督モロンはアポロニアの戦でセレウコス朝のアンティオコス3世に敗れる

前216年、ローマ軍がカンネーの戦でカルタゴのハンニバルに敗れる

前202年、カルタゴのハンニバルがザマの戦でローマのスキピオに敗れる

前202年、項羽、垓下の戦で劉邦に敗れ自殺

前168年、ピュドナの戦い。共和政ローマ軍アエミリウスがマケドニア軍ペルセウスに大勝し、マケドニア王国滅ぶ(第三次マケドニア戦争が終結)。

前111年、ローマの保護領ヌミディアの王位をめぐりユグルタとローマ軍が争う。前105年にマリウスが勝利する。

前101年、ローマ軍がキンプリ・テウトニ族を破る。

前95年、同盟市戦争。

前85年、ローマのスッラがオルコメノスの戦でポントス王ミトリダテス6世を破る

前52年、アレシアの戦いが終結し、ガリアがローマの属州となる。

前48年 ポンペイウス、テッサリア平原のファルサルスの戦でカエサルに敗れる

前46年 タプススの戦い。カエサル軍が元老院派の軍を破る

前45年、カエサル、ムンダの戦でポンペイウス派の残党を破る。

前44年、カエサル暗殺される。

前42年、カエサルを暗殺したブルトゥス、カッシウスがフィリッピの戦でアントニウス、オクタウィアヌスに敗れる

前31年、アントニウス、アクティウムの海戦でオクタヴィアヌスに敗れる

前23年、劉秀、昆陽の戦で王莽を破り、漢室再興を果たす

後9年、ローマ帝国がトイトブルクの戦でゲルマンに大敗する

49年、ベトナムのチュン姉妹は後漢の侵略に抵抗し、処刑される

66年、ユダヤ民族のシモン・バル・ギオラが反乱を起こす。

70年、エルサレム攻囲戦で、ローマ軍がエルサレムの第2神殿を破壊する。

73年、マサダ砦に籠城したユダヤ人967人が集団自決し、ユダヤ戦争(66-73)が終わる

191年、董卓と袁紹が虎牢関で衝突。董卓の部下呂布が盤下で董卓を殺す。

192年、襄陽の戦で孫策は戦死し、劉表が勝利する。

200年、曹操、官渡の戦で袁紹を破る。

208年、曹操が劉備・孫権連合軍に赤壁の戦でい敗れる。

211年、曹操が渭水の戦で馬超・韓遂らを破る。

215年、陽平関の戦い。曹操、関中の張魯を下す。

215年、曹操が合肥の戦で孫権を呉の孫権を破る。

219年、定軍山の戦い。曹操、劉備軍に敗れ、関中を放棄。

219年、劉備軍の関羽が樊城の戦いで水攻めにされて殺される。

222年、劉備率いる蜀漢軍が夷陵の戦で呉の陸遜軍に敗れる。

224年、曹丕が呉を攻めるも長江で大敗する。

228年、蜀漢軍の馬謖が街亭の戦で魏軍に敗れる。

228年、蜀漢軍が陳倉を攻略、第二次北伐が失敗する。

228年、呉の孫権が石亭の戦で魏の曹休を破る。

234年、蜀諸葛亮が五丈原の戦で魏司馬懿と対戦したが、蜀漢による第五次北伐が失敗する。

238年、遼東平定戦。司馬懿、公孫淵を討つ。

244年、魏の曹爽は興勢の役で蜀軍に敗北し撤退した。

260年、ローマ軍はエデッサの戦でササン朝ペルシアのシャープール1世に敗れ、ウァレリアヌス皇帝は捕虜となる。

280年、石頭城の戦い。晋軍、呉に侵攻。大勝して呉滅び、中国を統一。

312年、ローマ皇帝正帝マクセンティウスがローマ郊外のミルウィウス橋の戦(サクサ・ルブラの戦)で副帝コンスタンティヌス1世に敗れる

313年、東のローマ皇帝マクシミヌス・ダイアがツィラッルムの戦でローマ皇帝リキニウスに敗れる

351年、ローマ皇帝コンスタンス1世がムルサの戦でコンスタンティウス2世に敗れる

363年 ローマ皇帝ユリアヌスが、ササン朝の首都クテシフォンの城壁まで進撃するが、城を落せず撤退する

378年、ローマ帝国軍、ハドリアノポリス(アドリアノーブル)の戦で西ゴート族に敗れ、皇帝ヴァレンスが戦死。トラキア地方がゴート族に占領される。

383年、前秦の符堅が淝水の戦で晋の謝石・謝玄に敗れる

402年、スティリコがボレンツァの戦でアラリックの西ゴート軍を破る

451年、フン族の王アッティラがカタラウヌムの戦で西ローマ軍のアエティウスに敗れる

454年、フン族がネグオ川の戦で東ローマ帝国に敗れる

486年、クロヴィス率いるフランク族がソワソンの戦でシアグリウス率いる西ローマ軍を破る

489年、ゲルマンのオドアケルがイゾンツォの戦でテオドリックに敗れる。

523年、六鎮の乱。

624年、マホメットがバドルの戦いでメッカ軍を破る

625年、ウフドの戦い

627年、ハンダクの戦いでメッカ軍を破る

627年、ササン朝ペルシアのコスロー2世はニネヴェの戦でへラクリウス率いる東ローマ軍に敗れる

636年、東ローマ帝国ヘラクレイオスがイスラム教カリフ軍とヤルムークで戦い敗れる

636年、カーディシーヤの戦

642年 ヤズデギルド3世 ニハーヴァンド(ネハーヴァンド)の戦でアラブ軍に敗れ、ササン朝は耀事実上滅亡した。

645年、唐の長孫無忌が朝鮮を侵攻したが、高句麗は安市城の戦で唐を撃退した

663年、日本軍は白村江の戦で唐軍に敗れ、百済滅ぶ

687年、フランク王国のピピン2世がテルトリーの戦でネウストリアのベルナルらを破る

715年、コンピエーニュの戦(フランク王国の内戦)

718年、西ゴート王国がグアタレーテの戦でイスラームに敗れて滅亡した

722年、ペラヨがコバドンガの戦でイスラム軍に勝利する。

732年、サラセン軍、ツール・ポワチエの戦でフランク王国カール・マルテルに敗れる

751年、唐の高仙芝、イスラム軍とタラス河畔に戦う。サラセン軍に捕らわれ、製紙法を伝う

756年、唐の玄宗は潼関の戦で安禄山に敗れる

804年、東ローマ皇帝ニケフォロス1世はクラソスの戦でアッバース朝に大敗する

811年、東ローマ皇帝ニケフォロス1世はプリスカの戦でブルガリア皇帝クルム・ハーンに敗れ、戦死した

841年、フランク王ロタール1世、フォントノワの戦でシャルルとルートヴィヒに敗れる

849年、ナポリ・アマルフィ・ガエータなどの艦隊がオスティア沖でイスラム艦隊を破る。

939年、神聖ローマ皇帝オットー1世はアンダーナッハの戦でフランケン公エバーハルトの反乱を鎮圧

955年、ハンガリーのマジャール軍がレヒフェルトの戦で東フランク王国のオットー1世トーマスにに敗れる

1014年、第1次ブルガリア帝国がキンバロングーの戦(クレイディオン峠の戦)で、東ローマ帝国に敗れる。

 

1014年、ブライアン・ボル―軍とレンスターのアイルランド人とダブリンのヴァイキングの連合軍が、クロンターフの戦いで、ボル―軍が勝つが戦死する。

1016年、デンマーク王クヌートがアシンドンの戦いでイングランド王エドマンド2世を破る

1057年、スコットランド王マクベスはランファナンの戦でマルカム3世に敗れ死没する

1063年、イタリアの中世都市国家ピサがパレルモ沖の海戦でイスラーム艦隊に大勝する

1066年、イングランド王ハロルド2世がへースティングズの戦でノルマンディー公ウィリアム1世に敗れる

1071年、ビザンツ王ロマノス4世ディオゲネス マンジケルトの戦でセルジューク朝に敗れる。

1096年、第1回十字軍のエルサレム攻囲戦が始まる。(~1099年)

1106年、イングランド王ヘンリー1世がタンシュブレーの戦でロベール短袴公を破る

1107年、高麗の尹瓘が女真を討ち9城を築くが(尹瓘九城の役)、翌年に撤退する。

1147年、レコンキスタで、ポルトガル王国アフォンソ1世がイスラムの勢力下からリスボンを奪回。

1148年、第2回十字軍、ダマスカス攻撃。もつとも成果の少ない十字軍だった。(~1149年)

1176年 神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世がレニャーノの戦で北イタリア・ロンバルディア同盟軍に敗れる

1187年、ギード・リュジニャン率いるエルサレム王国の十字軍がヒッティーンの戦でアイユーブ朝のサラーフ・アッディーンに敗れる

1189年、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世、フランス墺フィリップ2世、イギリス王リチャード1世らが第3回十字軍に参戦(~1192年)

1201年、チンギス・カンはコイテンの戦でジャムカを破る

1202年、第4回十字軍。ヴェネツィア商人に利用され、ビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルを占領(~1204年)

1214年、仏王フィリップ2世が、ブーヴィーヌの戦で神聖ローマ帝国、英国連合軍に勝利する

1219年、モンゴル軍はホラズムに侵攻し、翌年にはサマルカンドを攻略する

1223年、モンゴル軍はカルカ河畔の戦でキエフ大公国を破る

1226年、ホーエンシュタウフェン家とカペー家のシャルル・ダンジューが南イタリアのベネヴェントの戦う。カペー家の勝利。

1228年、第5回十字軍。神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が交渉によって平和裏に聖地を回復するが、長くは続かず(~1229年)

1235年、マリ王国のスンディアタがキリナの戦いでソソ王国のスマンゲルを破る

1236年、リトアニアがザウレの戦いでリヴォニア帯剣騎士団を破る

1241年、シュレージェン公ハインリヒ2世、リーグニッツ(ワールシュタット)の戦でバトゥが率いるモンゴル軍と戦い、大敗し、戦死。

1245年、ハールィチ・ヴォルイーニ大公国がヤロスラヴの戦いでポーランド・ハンガリーと戦う。

1248年、第6回十字軍。教皇の信任厚いフランス王ルイ9世がエジプトに侵攻するも失敗(~1254年)

1250年、フランス王ルイ9世率いる十字軍がマンスーラの戦でエジプトのアイユーブ朝に敗れる。

1258年、モンゴル軍のフラグがバグダードの戦でバグダードを占領し、アッバース朝滅ぶ。

1260年、フィレンツェがモンタベルティの戦いでシエーナ軍に敗れる。

1260年、モンゴル軍のフラグはアイン・ジャールートの戦でマムルーク朝のバイバルスに敗れる。

1264年、イングランド王ヘンリー3世に対してレスター伯シモン・ド・モンフォールらが反乱。王党派の勝利に終わった。これを第2次バロン戦争という。

1265年、イーブシャムの戦い。

1266年、ホーエンシュタウフェン家がイタリアのベネヴェントの戦でカペー家と戦い、敗れる。シチリアの支配が終わる

1270年、第7回十字軍。チュニスに侵攻したが、フランス王ルイ9世が病没したため中止。

1268~1274年、モンゴル軍は襄樊の戦で南宋を滅ぼす。

1272年、最後の十字軍(第9回十字軍)終わる。

1274年、モンゴル軍、日本に遠征するが失敗(文永の役)

1278年、モンゴル軍、ポーランド・ドイツ連合軍を破る

1278年、神聖ローマ帝国ルドルフ1世、マルヒフェルデの戦いでボヘミア王オットカルを破る

1279年、モンゴル軍、厓山の戦いで南宋を滅ぼす

1281年、モンゴル軍、日本に遠征するが失敗(弘安の役)

1284年、ピサがメロリアの海戦でジェノバに大敗する。

1288年、ドカン率いるモンゴル軍は白藤江の戦いで陳国峻率いるベトナム軍に敗れ、モンゴルのベトナム侵攻は失敗におわる。

1291年、第9回十字軍。イスラエル王国の首都アッコン滅亡する。(十字軍戦争終わる)

1294年、英仏戦争はじまる。

1298年、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世はゲルハイムの戦で長子アドルフを殺す。

1301年、オスマン1世がビザンツ帝国軍をコユンヒサルの戦で破る。

1302年、フランス王フィリップ4世はクルトレー(コルトレイク、金拍車)の戦でフランドル市民軍に敗れる

1311年、アテネ公国ゴーティエ5世がアルミュロスの戦いで東ローマ軍に敗れる

1314年、エドワード2世率いるイングランド軍がバノックバーンの戦でロバート1世のスコットランド軍に敗れる

1315年、スイス独立同盟軍がモルガルテンの戦でハプスブルク家オーストリア軍を破り、現在に至る永久盟約を得る

1322年、神聖ローマ帝国皇帝ルートヴィヒ4世がミュールドルフの戦でオーストリア大公フリードリヒ1世を破る

1331年、ヴワディスワフ1世率いるポーランド王国がブウォフツェの戦でドイツ騎士団に勝利する

1337年、英仏の百年戦争がおこる

1338年、アルネマイネンの海戦でフランスが勝利する

1345年、北フランスの貴族ギヨーム2世はワルスの戦でフリース人に敗れ戦死した

1346年 フランス王フィリップ6世、クレシーの戦でエドワード3世に敗れる

1346年、ネヴィルズ・クロスの戦。スコットランドがイギリスに敗れる

1356年、フランス王ジャン2世はポアティエの戦でイギリス王エドワード黒太子に敗れる

1363年、明の朱元璋が鄱陽湖の戦で元の陳友諒を破る

1369~70年 エドワード3世、フランス王シャルル5世に敗れて獲得した領土の大部分を失う

1371年、セルビア帝国はマリツァリの戦でオスマン軍に敗れ、ウロシュ5世はまもなく死亡。

1378年、イタリアのフィレンツェで労働者の反乱おこる。

1378年、モスクワ大公国がヴォジャ河畔の戦いでモンゴルを破る。

1380年、モスクワ大公国ドミトリー・ドンスコイがクリコボの戦いでモンゴルを破る。

1380年、ジェノバがキオッジャの海戦でヴェネツィアに完敗する。

1382年、百年戦争。ローゼンバーグの戦いでフランス軍がフランドル諸都市を破る。

1385年、ジョアン1世率いるポルトガル軍がアルジュバロータの戦いでカスティーリャ王ファン1世を破る。

1386年、スイス独立軍がゼンパハの戦でハプスブルク家の騎士軍を破る

1388年、ハプスブルク家アルブレヒト3世、ネーフェルトの戦いでスイス自由連邦に敗れる

1389年、オスマン帝国のムラト1世がコソボの戦でセルビアを破る

1391年、ティムールはコンドゥルチャ川の戦いでトクタミシュを破る

1396年、神聖ローマ皇帝・ハンガリー王ジギスムント率いるヨーロッパ諸国軍がニコポリスの戦でバヤズィト1世率いるオスマン帝国軍に大敗する

1402年、バヤズィト1世率いるオスマン帝国がアンカラの戦でティムールに敗れる。バヤズィト1世は捕虜になり、翌年自害する

1410年、ポーランド・リトアニア連合軍がグルンヴァルトの戦(タンネンベルクの戦い)でドイツ騎士団を破る

1415年、フランス軍が百年戦争アジャンクールの戦いでヘンリー5世率いるイングランド軍に敗れる。

1419年、ボヘミアのフス戦争(~1434)。フス派の勝利。

1429年、ジャンヌ・ダルクに率いられたフランス軍がパテーの戦いでイングランド軍に圧勝。イングランドのジョン・タルボットは敗れて、捕虜となる。百年戦争の仏軍の初めての勝利であった

1444年、オスマン帝国のムラト2世はヴァルナの戦でハンガリー・ポーランド連合軍を破る。

1450年、百年戦争。イングランド軍はフォルミニーの戦でフランスに大敗し、ノルマンディーから撤退する。

1453年、イングランド軍はカスティヨンの戦でフランスに敗れる。百年戦争最後の戦い。

1453年、東ローマ帝国コンスタンティノス11世 メフメト2世のオスマントルコ軍に攻められコンスタンティノープル陥落

1454年、十三年戦争が始まる。

1455年、薔薇戦争最初の戦い。ヨーク公リチャードはサマセット公エドムンド率いるランカスター派をセント・オールバーンズの戦で破る。

1456年、ワラキア公国のフニャディ・ヤーノシュがベオグラード包囲戦でオスマン帝国に勝利する。

1460年、薔薇戦争、ウエイクフィールドの戦い。

1460年、薔薇戦争、ノーサンプトンの戦いでヨーク派がランカスター派を破る。

1461年、薔薇戦争・タウトンの戦い。ヨーク家のエドワード4世がマーガレット王妃らランカスター派を破る。

1466年、ポーランドとプロシア連合の同盟とドイツ騎士団国とのあいだで起きた十三年戦争がプロシアとポーランドの勝利に終わる(~1454年)。

1471年、薔薇戦争・テュークスベリ―の戦い。ランカスター家のエドワード王太子が戦死。

1477年、ブルゴーニュ公シャルル(豪肝公)がナンシーの戦い(ブルゴーニュ戦争)でロレーヌ公ルネ2世に敗れ戦死。

1485年、ヨーク派のリチャード3世はボズワースの戦でランカスター派のヘンリー7世に敗れる

1487年、薔薇戦争の最後の闘いストーク・フィールドの戦いが行われる

1503年、フランスはチョリニョーラの戦、ガレラノの戦でスペインに敗れる

1507年、ポルトガルのインド総督アルブケルケ、ペルシャ湾口の香辛料集散地ホルムズ島を占領した。

1509年、フランシスコ・デ・アルメイダ率いるポルトガル海軍がディウ沖海戦でイスラム教徒のマムルーク朝、クジャラート・スルタン朝及びカリカットの領主ザモリンの連合海軍を破る

1513年、スコットランドがフロドゥンの戦でイングランドに大敗し、国王ジェームズ4世が戦死。

1514年、サファヴィ朝ペルシャ軍イスマーイール1世がチャルディラーンの戦でオスマン帝国セリム1世に敗れる。以後両国の戦いは124年間続く。

1515年、仏王フランソワ1世・ヴェネツィアがスペイン・神聖ローマ・イギリス・ミラノのスイス傭兵軍とマリニャーノ戦いで勝利する。

1516年、オスマン帝国がマルジュ・ダービクの戦でマムルーク朝を破り、シリアを支配する。

1519年、スペインのコルテスがタバスコの戦でインディオに勝利し、メキシコを征服した。

1521年、独帝カール5世と仏王フランソワ1世との間にイタリア戦争始まる。

1524年、ドイツ農民戦争。フランケンハウゼンの戦で農民軍が諸侯軍に敗れて終結する(~1525年)

1525年、仏王フランソワ1世、パヴィアの戦でスペインに敗れる。

1526年、インドのロディ朝がパーニーパットの戦でムガール帝国のバーブルに敗れる

1526年、オスマン帝国がモハーチの戦でハンガリー王国を破る

1529年、オスマン帝国の第一次ウィーン包囲。

1529年、スイスの宗教戦争、第一次カッペル戦争

1531年、第二次カッペル戦争でチューリヒのカトリック軍が勝利する。

1531年、スコットランド王ジェームズ4世が2万の軍勢を率いて国境を侵攻するが、英国軍にフロッドンの戦で大敗し、ジェームズ4世は戦死する

1531年、チューリヒの宗教改革の指導者ツヴィングリがカベルの戦で戦死

1532年、スペインのピサロがカハマルカの戦いでインカ帝国アタワルパを捕らえた。何千もの市民や軍人を殺戮した。

1538年、スペイン・ヴェネツィア・ローマ教皇連合軍はプレヴェザの海戦でオスマン帝国と対戦するが、連語国側は統制がとれずに敗れる。

1546年、シュマルカルデン戦争がはじまる。

1547年、プロテスタント軍がミュールベルクの戦で神聖ローマ軍に敗れる

1558年、リヴォニア戦争(~1583)。

1562年、ユグノー戦争。フランスのヴァシーでプロテスタントが大量に殺される。

1565年、南インドのヴィジャナガル王朝がターリーコータの戦でデカン・スルターン朝に敗れる。

1568年、オランダ独立戦争おこる。

1570年、スペインのレガスピがフィリピン・マニラの戦で勝利し、翌年には城郭都市イントラムロスを建設。

1571年、オスマントルコ帝国がレパントの海戦でスペイン、ベネチア、ローマ教皇の連合軍に敗れる

1588年、スペイン王フェリペ2世の無敵艦隊(アルマダ)がプリマス沖、カレー沖、グラヴリーヌ沖の海戦でイギリス艦隊に敗れる

1593年、オスマントルコ帝国ムラート3世の宰相ハサン・パシャは、シサクの戦でクロアチア軍に敗れる

1593年、ハプスブルク家とトルコの十五年戦争(~1606)。

1593年、小早川隆景らが李如松率いる明軍を碧蹄館の戦いで破る

1618年、三十年戦争

1619年、ヌルハチ率いる後金(のちの清)がサルフの戦で明を破る

1620年、白山の戦。

1630年~31年、ルター派の都市マグデブルクが包囲され、破壊・略奪される(三十年戦争)

1630年、フランスがヴェイッラーネの戦でスペインを破る。

1631年、神聖ローマ帝国がブライテンフェルトの戦でグスタフ2世アドルフ率いるスウェーデンに敗れる。

1632年、アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン率いる神聖ローマ帝国がリュッツェンの戦でグスタフ・アドレス2世(スウェーデン)の軍に敗れる。

1632 年、ロシアがスモレンスクの戦でポーランドの軍に敗れる。

1640年、ポルトガルの貴族ブラガンサ公ジョアンらがリスボンのスペイン王宮を襲撃、ポルトガル王政復古戦争が始る。

1641年、清のホンタイジが松山・錦州の戦で明を滅ぼす

1643年、清教徒革命。国王軍がアドウォルトン・ムーアの戦で議会軍に勝利する。

1644年、清教徒革命。チャールズ1世の国王軍がマーストン・ムーアの戦でクロムウェル率いる議会軍に敗れる。

1645年、イギリス、ルーパート王子軍がネーズビーの戦でクロムウェルの議会軍に敗れる。ロートン・ヒースの戦い。

1648年、ウェストファリア講和条約。三十年戦争終わる。

1652年、第一次英蘭戦争。イギリスの勝利。

1653年、ポートランドの海戦(第一次英蘭戦争)~1654年まで

1654年から1667年、ロシア・ポーランド戦争

1659年、ロシア大公アレクセイ3世がコノトプの戦でウクライナ・コサック軍に敗れる。

1666年、ダンケルク沖の海戦でオランダがイギリスを破る。

1667年、第二次英蘭戦争終わる。

1670年、ロシアでステンカ・ラージンの農民反乱おこる。(~1671年)

1672年、英仏対オランダの戦争始まる(第三次英蘭戦争)。ソールベイの海戦でオランダの勝利。

1674年、英蘭戦争終わる、ウェストミンスター条約の締結。イギリスの制海権が確立。北米植民地ニューアムステルダム(ニューヨーク)はイギリスに返還される。

1675年、デンマーク・スウェーデンでスコーネ戦争始まる(~1679年)。

1680年、インドでラージプート戦争が起こる。

1685年、清の康熙帝はロシアが東方に進出して黒竜江流域にきずいたアルバジン城を奪回した。

1687年、清ジュンガル戦争起こる。康熙帝、乾隆帝と三次にわたるが、清に対して反乱を起こしたアムルサナーは1759年敗れる。

1688年、フランスのルイ14世が神聖ローマ帝国領のファルツ公家の継承問題に介入してファルツ戦争(~1697年)が始まる。

1690年、イングランド軍がボイン川の戦いでアイルランド軍に勝利する。

1697年、オスマン帝国がゼンタの戦でオーストリア軍に大敗する。

1700年、スウェーデン王カール12世がナルヴァの戦でロシアのピョートル1世に勝利する。1721年まで続く北方戦争はロシア側が勝利し、バルト海の覇権はロシアに移る。

1701年、スペイン継承戦争始まる。1714年まで続く。

1702年、アン女王戦争。

1704年、イングランド・オーストリア同盟軍がフランス軍と戦い、ブレンハイムの戦いで勝利した(スペイン継承戦争の一つ)。

1706年、オーストラリア軍がトリノの戦いでフランス軍を破る(スペイン継承戦争の一つ)

1709年、スウェーデンのカール12世、ボルタヴァの戦でロシアに敗れる。

1710年、スペイン・フランス連合軍がビリャビシオーサの戦でカール大公率いるハプスブルグ家を破る(スペイン継承戦争の一つ)

1710年、イギリスがカナダ植民地ポートロワイヤルでフランスに勝利する

1712年、スウェーデンがガーデブッシュの戦でデンマークに敗れる。

1714年、ロシアのピョートル1世がハンゴ沖海戦でスウェーデンを破る。

1721年、スウェーデンとロシア・デンマークを中心に行われた大北方戦争(1700-1721)が終る。ニスタット条約を締結。

1722年から1725年までラル神父戦争。アメリカ東部植民地とインディアンの戦い。セバスチャン・ラルがノリッジウォックの戦いで戦死。

1733年、ポーランド継承戦争始まる(~1735)。

1734年、ロシア軍がフランス、スウェーデンと戦い、ダンツィヒを攻囲する。

1739年、アフガニスタンのホータキー朝がカンダハール包囲戦でペルシアのアフシャール朝に敗北し滅亡する。

1740年、オーストラリアのマリア・テレジアが即位し、オーストラリア継承戦争始まる。

1741年、マリア・テレジアがモルヴィッツの戦でフリードリヒ2世のプロシアに敗れる。

1743年、オーストリア継承戦争。英墺連合軍と仏軍がディティンゲンで戦い、英墺連合軍が勝利する。

1744年、オーストリア継承戦争。スペイン・フランス連合軍がクーネオの戦でサルディニーア王国に勝利した。

1745年、フランスがフォントノワの戦で英蘭墺連合軍に勝利する。

1746年、カロデンの戦。スコットランドで名誉革命反対派・ジャコバイトがイギリス政府軍に敗れ、多数が虐殺される。

1756年、プロイセンとオーストリアで七年戦争始まる。

1757年、プロイセンのフリードリヒ2世がロスバッハの戦、ロイテンの戦でオーストリアを破る。

1757年、フランス勢力と組んだベンガル太守のシラージュ・ウッダウラはプラッシーの戦でロバート・クライブ率いるイギリス軍に敗れる。

1758年、プロイセン軍がツォルンドルフの戦でロシア軍に勝利する。

1758年、七年戦争;ホッホキルヒの戦 オーストリア軍の勝利

1759年、プロイセン軍がクネルスドルフの戦でロシア・オーストリア連合軍に敗れる。

1761年、第3次バーニーパッドの戦い、マラーダ連合軍敗北する。

1763年、フベルトゥスブルク条約、七年戦争おわる。

1764年、イギリス東インド会社がインドのブクサールの戦でムガル帝国を破る。

1764年、アメリカ大陸軍がカナダ侵攻。ロングポイントの戦でイギリス軍が勝利する。

1767年、第1回マイソール戦争(~1769)。マイソール王国がイギリス東インド会社に勝利する。

1768年、露土戦争起こる。

1775年、アメリカ独立戦争始まる(~1783)。レキシントン・コンコードの戦で英軍と米植民地兵が武力衝突。アメリカ軍はモントリオールを占領するが、ケベックの戦いに敗れる。

1775年~82年。マラータ戦争が起こる。マラータ同盟がイギリス東インド会社に勝利する。(~1818年)

1776年冬、大陸軍はニュージャージーの戦いでイギリス軍に勝利する。

1777年、アメリカ独立戦争:クリントン砦とモントゴメリー砦の戦いで英軍の勝利。

1777年、英軍バーゴイン将軍がサラトガの戦で米植民地軍に敗れる。

1778年、アメリカ独立戦争・ジョージア植民市サバンナの戦いで、英軍の勝利。

1780年、アメリカ独立戦争・ワックスホーの戦。戦闘に勝利した英軍は、大陸軍が白旗を挙げたのを無視して大陸軍兵113人を虐殺。

1781年、アメリカ独立戦争・ヘンリー岬の海戦・チェサピーク湾の海戦。英軍の敗北。

1781年、チャールズ・コンーウォリス率いる英軍はヨークタウンの戦でジョージ・ワシントン率いる独立軍に攻囲され敗れる。

1781年、インドのポルト・ノヴァでマイソール王国はイギリス軍に敗れる。(第二次マイソール戦争の1つ)。

1783年、パリ条約(アメリカの独立を承認)

1789年、フランス革命起こる。

1790年、第3回マイソール戦争。

1792年、フランス革命を巡ってフランスとヨーロッパ諸国との間で戦争がおこる(フランス革命戦争、~1799)

1793年、フランス軍はナポレオン率いる革命軍にツーロン要塞の攻撃で敗れる。

1796年、オーストリア軍がカスティリオーネの戦でナポレオン軍に敗れる。

1798年、オスマン帝国がピラミッドの戦でナポレオン軍に敗れる。

1799年、第4回マイソール戦争。

1800年、オーストリア軍がアルプスを越えて侵攻したナポレオン軍にマレンゴの戦で敗れる。

1805年、オーストリア・ロシア連合軍がアウステルリッツの三帝会戦でナポレオンに敗れる。

1805年、トラファルガルの海戦でイギリス艦隊がナポレオン率いるフランス・スペイン聨合艦隊に勝利。ネルソン提督は戦死。

1806年、プロシア軍がイエナ・アウェルシュタットの戦でフランス軍に敗れる。

1809年、ナポレオン、ワグラムの戦でオーストリア軍に大勝する。

1810年、セブンオークスの戦い。カナダのレッドリバー植民地で毛皮交易をめぐり交易会社同士で争い。

1812年、モスクワに遠征したナポレオンがクトゥーゾフ将軍のロシア軍とボロジノの戦で交戦。10万人の犠牲を出したが勝敗は決せず。

1812年、米英戦争はじまる。

1813年、ナポレオン軍がライプチヒの戦でプロイセン・オーストリア・ロシア連合軍に敗れる。

1814年、アメリカ軍はブラーデンスバーグの戦でイギリス軍に敗れ、ワシントンのホワイトハウスなどの建物が焼失した。

1814年、イギリス東インド会社とネパール(ゴルカ朝)とのグルカ戦争が起こり、1816年イギリスの勝利により、スガウリ条約が結ばれる。

1815年、ナポレオンがワーテルローの戦でイギリス・プロシア連合軍に敗れる。

1815年、米英戦争ニューオーリンズの戦でイギリス軍はアンドリュー・ジャクソン率いる5千人の米兵に敗れる。

1816年、セブンオークスの戦。カナダのレッドリバー植民地で毛皮交易をめぐり交易会社同士で争い。

1817年、第3回マラータ戦争。

1819年、シモン・ボリバルの独立革命軍はボヤカの戦(コロンビアのボゴタ近郊)でスペイン軍に勝利する。

1821年、スペイン軍がカラボボの戦でシモン・ボリバル率いる反乱軍に敗れ、ベネズエラの独立が決定した。

1821年、ギリシャ独立戦争。

1824年、スペイン軍がアヤクーチョの戦でスクレ将軍率いるペルー解放軍に敗れる。

1824年~26年、ビルマ戦争。イギリスがビルマのコンバウン朝に勝利する。

1827年、英仏露3国艦隊がナヴァリノの海戦でトルコ艦隊を破る。

1836年、テキサス軍がサンジャシントの戦いでメキシコ軍を破る。

1836年、テキサス軍がアラモ砦でメキシコ軍と戦い全滅する。

1838年、ズールー族がブラッド・リバーの戦いでボーア人に敗れる。

1839年、バーラクサイ朝アフガニスタン首長国がイギリスを討つ(第1次アフガン戦争(~1842年)

1840年、アヘン戦争(~1842年)

1845年~46年、第一次シク戦争。シク王国とイギリス東インド会社の戦争。イギリスの勝利。

1848年、サルディニア王カルロ・アルベルトがクストッツァー・ノヴァラの戦でオーストリアに敗れる。これにより、イタリアの統一運動は一時中絶した。

1849年、ガリバルディがローマ大学の戦いでフランス軍を破る。

1852年、第二次ビルマ戦争。

1854年、クリミア戦争でロシアのセヴァストーポリ要塞を目指す英仏軍がアルマでロシアと交戦する。

1855年、セヴァストーポリ要塞が英仏軍の攻撃によって陥落する。

1856年、アロー号戦争(~1860年)

1856年、コスタリカ軍が第二次リバスの戦いでニカラグア軍を破る。

1857年、セポイの反乱(~58年)

1859年、イタリア統一戦争・ソルフェリーノの戦い。アンリ・デュナンが戦場の惨状に衝撃を受け、後の赤十字運動につなげる。

1860年、ガリバルディ率いるイタリア義勇軍はヴォルトルノ河畔の戦でナポリ軍を破り南イタリアを制圧する。

1861年、南北戦争:北軍はブル・ランの戦で南軍に敗れる。

1861年、南北戦争:ボールズブラフの戦。

1862年、南北戦争:セブンパインズの戦。決着つかず。

1862年、南北戦争:ヘンリー砦の戦で北軍の初勝利。

1862年、南北戦争:シャイローの戦。北軍の勝利。

1862年、南北戦争:ペリービルの戦

1862年、フランスのナポレオン3世がメキシコ出兵、プエフラの戦でフランスに勝利する。(フランス・メキシコ戦争1862-1867)

1863年、カメロンの戦でメキシコが勝利するも、フランスの傀儡政権であるメキシコ帝国が建国。

1863年、南北戦争、ゲッティスバーグの戦で南軍の衰勢が決定した。

1864年、南北戦争:シーダークリークの戦い

1864年、曽国藩が太平天国の乱を鎮圧した。

1866年、イタリア海軍がリッサの海戦でオーストリア海軍に敗れる。

1866年、オーストリア帝国はチェコのケーニヒグーレツの戦(サドワの戦)でプロシアに敗れる。

1868年、アメリカ軍のカスター中佐が率いる第7騎兵隊がシャイアン族インディアンを虐殺する(ウォシタ川の戦)。

1868年、エチオピアのテオドロス2世、マグダラの戦いでイギリス軍に大敗し、自殺する。

1870年、モルトケ率いるドイツ軍がグラヴロットの戦でバーゼル率いるフランス軍を破る

1870年、フランスのナポレオン3世はセダンの戦でプロイセン軍に敗れる。

1873年、アチェ-戦争、オランダがスマトラのアチェー王国征服(1904年)

1876年、アメリカ陸軍とインディアンがモンタナ州のリトルビックホーンで戦い、カスター将軍率いる第7騎兵隊ら本隊が全滅した。

1877年、露土戦争(~1878)

1878年、第2次アフガン戦争(~80年)

1879年、ズールー戦争おこる。イギリスと南アメリカのズールー王国との間で行われた戦争でアフリカの植民地支配がはじまる。

1880-1881年、イギリスがトランスヴァール共和国に破れる(第一次ボーア戦争)

1885年、清仏戦争でフランスによるベトナムの植民地化が始まる。

1885年、ビルマ王ティーボーは英緬戦争でイギリス軍に敗れ、コウバウン朝は滅亡し、イギリス領インド帝国に併合される。

1894年、日清戦争(~1895年)

1896年、イタリアのエチオピア侵攻軍がアドワの戦でエチオピアのメネリク2世に大敗する。

1898年、米西戦争。7月アメリカ軍がキューバのサン・ファン・ヒルの戦いでスペイン軍を撃破する。

1899年、南アフリカのルイス・ボータ将軍がコレンソの戦いでイギリスを破る。

1899年、米比戦争始まる(~1902年)アメリカの植民地支配が始まる。

1902年、南アフリカのボーア戦争、イギリスの勝利に終わる。

1904年、日露戦争(~1905年)

1905年、ロシアのバルチック艦隊が日本海海戦で日本の連合艦隊に敗れる。

1911年、イタリア・トルコ戦争。イタリアがオスマントルコ領リビアの領有を図って起こす。イタリア敗北。

1912年、バルカン戦争(~1913年)。

1914年、ベルギーを突破し、北仏に進軍したドイツ軍(モルトケ)は、マルヌの戦でフランス軍(ジョッフル)に敗れる。

1914年、ロシア軍がタンネンベルクの戦でドイツ軍(ヒンデンブルク)に包囲、殲滅される。

1915年、オスマン帝国はダーダネルス海峡のガリポリの戦で英仏連合軍に勝利する。

1915年、第一次大戦・イ―ペルの戦い。ドイツ軍がフランス軍に対し、毒ガス攻撃。

1916年、ヴェルダンの戦、フランスは守り切った。

1916年、ソンムの戦。第一次世界大戦における最大の戦争であるが、英仏連合軍とドイツ軍がフランスのソンムで激突したが、両軍目立った戦果をあげることがなかった。

1916年、ユトランド沖海戦。

1916年、アメリカ、パンチョ・ビリャ遠征軍をメキシコに派遣。

1917年、ロシア革命。

1917年、第一次世界大戦におけるカンプレーの戦いで、英軍が世界初となる大規模な戦車の投入を行った。

1918年、イ―ペルの戦でドイツ軍か毒ガスを使用。

1918年、フィンランド内戦がおこる。タンペレの戦いで白軍が赤軍に勝利し、共和国となる。

1920年、ポーランド・ソ連戦争。ポーランドの旧版図回復。

1922年、トルコ軍がドゥムルプナルの戦でギリシャ軍に勝利する。

1935年、イタリア、エチオピア侵略。

1936年、スペイン内戦始まる。

1937年、日中戦争始まる。

1939年、関東軍とソ連が満蒙国境線めぐりノモンハン事件おこる。

1939年、ソ連がフィンランドに侵攻し冬戦争がおこる。(~1940年)

1940年、ドイツ軍がオランダ・ベルギーに侵入(ベルギーの戦い)。

1940年、フランス軍はダンケルクの戦でドイツに敗れ、降伏する。

1941年、ドイツ軍がロシアに侵攻する(~1945年)。

1941年、太平洋戦争始まる。

1942年、ドイツの戦車軍団ロンメルは北アフリカのエル・アラメインの戦で英軍モントゴメリーに敗れる。

1942年、ドイツ軍はソ連とのスターリングラードの戦(~1943年)で消耗し、これによってドイツの後退が始まる。

1942年、太平洋戦争最大の激戦、ガダルカナル島の戦いで日本軍が全滅。

1943年、ドイツ軍はドニエプル川の戦でソ連軍に敗れる。

1943年、ドイツ軍はクルスクの戦でソ連軍に大敗。

1943年、スターリングラードの戦でドイツ軍のパウルス司令官と幕僚がソ連に降伏する。

1943年、アッツ島の戦い。

1944年、ドイツ軍はナルヴァの戦でソ連軍の進撃を阻止する。

1944年、日本はレイテ沖海戦で米軍に大敗し、事実上壊滅。シブヤン海海戦・戦艦武蔵が沈没。

1944年、連合軍、ノルマンディー上陸作戦に成功する。

1944年、フィンランドとドイツ連合軍はタリ・イハンタラの戦いでソ連軍の侵攻を阻止する。

1945年、独ソ戦最後の戦い、プラハの戦い。

1945年、硫黄島の戦いで、アメリカが硫黄島を完全占領

1946年、フランス・インドシナ戦争(~1954年)

1947年、第一次印パ戦争(~1949年)

1950年、朝鮮戦争が始まる(~1953年)

1950年、マッカーサーの国連軍が長津湖の戦いで毛沢東率いる中国軍と戦う。

1953年、ポークチョップヒルの戦い

1954年、アルジェリアとフランスとでアルジェリア戦争始まる(~1962年)。

1954年、ディエンビエンフーのフランス軍拠点が陥落。インドシナから撤退する。同年ジュネーヴ協定結ばれる。

1959年、チベットで反中国暴動。

1959年、中印戦争(~1962年)

1963年、インドネシア、マレーシア戦争(~1966年)

1963年、ギニアビサウ独立戦争(~1974年)

1963年、アメリカ軍と南ベトナム軍がアプバクの戦いでベトコンに敗北する。

1965年、第二次印パ戦争(1966年)

1967年、ビアフラ戦争(~1970年)。

1967年、第三次中東戦争。

1968年、南ベトナムのケサンでアメリカ軍と北ベトナム軍が戦う。

1969年、北アイルランド紛争(~98年)

1971年、第3次印パ戦争

1973年、第四次中東戦争。

1974年、カンボジアのロン・ノルがカンポットの戦でボル・ポトに敗れる。

1975年、サイゴン陥落、ベトナム戦争終了。

1979年、ソ連のアフガニスタンへの侵攻

1982年、アルゼンチンはフォークランド紛争でイギリスに敗れる。

1991年、第一次湾岸戦争。

1991年、スロヴェニア独立戦争。

1991年、ソマリア内戦(~継続中)

1994年、ルワンダで内戦始まる。50万人が殺される。

1994年、第一次チェチェン紛争(~1996年)

1998年、コソボ紛争起こる。コソボは2008年にセルビアから独立。

1999年、第二次チェチェン紛争(~2000年)

2001年、アメリカのアフガニスタン侵攻。

2003年、第二次湾岸戦争。

2005年、イラク戦争。ハディサで米軍兵士がイラク市民24人を虐殺(ハディサ事件)。

2006年、カンダハルの戦い。米軍対タリバン。

2006年、ヒズボラ戦争。イスラエル対レバノン。

2008年、イスラエル軍がパレスチナのガザに侵攻。ハマースとの間にガザ紛争おこる(~2009年)

2011年、シリア内戦(継続中)。アサド政府軍(シーア派)と反政府軍(スンニ派)との間で内戦おこる。

2014年、ロシアがウクライナのクリミヤ半島を一方的に併合。

2022年、ロシアのウクライナへの侵攻。

 

 

 

 

排蘆小船(「ア」事項索引)

Alticamelus[  あ  ]

 石川さゆりの「あぁ・・・あんた川」はカラオケのインデックスで一番最初にでてくるのをねらって曲名をつけたようだ。▽俳優の斎藤工はレンタルビデオ屋で、映画のタイトルの「あ」から順番に借りて見ていった。1925年のフランス映画「ああ無情」(アンリ・フェスクール監督)が最初の一本か。▽「アイルロポダ・メラノレウカ」とは何か。上野動物園でもお馴染みのジャイアント・パンダの学名である。この世の中、すべての知的活動は人種・民族を問わず全て言葉と文字で成り立っている。そこで先ず「ア」で始まる語句・用語、主要な人名・地名を徹底的に探しまくる事項索引インデックス。

「アーイラ」アラビア語で「家族」や「共同体」を意味する。▽「アーウー」1978年11月に大平正芳が首相になった。牛のようにもっさりした風体に、「アー」とか、「ウー」とやたら間延びした口調で演説したことから、この年の流行語になった。▽「アーケアンサス」白亜紀に生息した被子植物の一種。学名は「最初の花」を意味しており、花はモクレンに似ている。▽「アーティゾン美術館」東京・京橋にある日本・西洋美術を絵画を中心に幅広く収集している。旧・ブリヂストン美術館。▽「噫呼無情」ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」黒岩涙香訳。▽「アーガイル」菱形格子柄(の靴下)。▽「アアフメス」前16世紀中頃のエジプトの書記官。▽「アーホテッブ」エジプトの女王。?‐紀元前1546)。▽「アイオナ修道院」563年に聖コルンバがアイオナ島に創建した中世ケルト教会の修道院。▽「アイダ」小惑星ディディモスを周回する小さな衛星ディディムーンの小惑星に宇宙船を衝突させて、その軌道を変更することができるのか。このミッションをNASAはアイダ(AIDA)と呼んでいる。Asteroid Impact & Deflection Assessmentの略称。▽「アイゼナハ」ドイツ中部の年。1869年ドイツ社会民主労働者党(アイゼナハ党)を結成した地。作曲家バッハの生地。▽「アイソザイム」同一個体内で、同一の触媒反応を行うが、化学構造が異なる酵素の総称。イソ酵素。▽「壒嚢鈔(あいのうしょう)」室町時代に編纂された辞典。▽「アイメリア」Eimeria脊椎動物の消化管上皮細胞に寄生する原生動物。▽「アイバク」インドの奴隷王朝初代のスルタン。在位1206年ー1204年。▽「アイルランガ王」11世紀インドネシア、ジャワ島に繁栄してクディリ王国の君主。▽「アインハルト」カール大帝の秘書。710-840。その著「カール大帝伝」は中世伝記文学として価値がある。▽「アウスピキウム(鳥占)」ローマの政務官や将軍は、民会の開催や戦闘の開始といった公的な活動を行なうとき、それらが神々の意にかなうか否か占いで確かめた。占いには鳥がよく用いられたので、この占いをアウスビキウム、アウグル(鳥占官)という。▽「アウタルキー」経済的自給自足。国民経済の自立を目指して、原料の自給化、外国依存の廃止をはかる政策。Autarkieは1930年代のドイツでブロック経済の意味で使われたが、もとはギリシャ語の「自給」の意。▽「アウディエンシア」audiencia スペイン・カスティーリャ王にあった高等司法裁判所。▽「アウト・デ・フェ」中世スペインの異端判決宣告式。15世紀末から16世紀はじめ、スペインの宗教裁判はその残酷さで悪名高かった。アウト・デ・フェ(auto de fe)とは「信仰の成せるわざ」を意味する。▽「アウフヘーベン」Aufheben(独語)「止揚」などと訳されているが、普通はただ「やめる」という意味。ヘーゲルが弁証法的発展を示す特殊なことばとして使用した。▽「阿吽の呼吸」二人以上で何かをするときに、おたがいの微妙な調子や気持ちがぴったりと合っているいること。「あうん」とは古代インド語で、「阿」は吐く息、「吽」は吸う息を意味する。▽「青いバナナ」ブルーバナナ。イギリス南部からドイツ西部とフランス東部を経て北イタリアにいたる地域で、特に経済的、人口的に発展しているバナナ型の地帯のこと。▽「アオザイ」ベトナムの女性用民族衣装。「アオ」とは「上着」、「ザイ」とは「長い」を意味する。▽「赤潮」プランクトンが大量に発生することによって、海水の色が変わる現象。▽「アカンソル」鉤頭虫類。口と消化管のない腸寄生虫。中間宿主中に二つの異なった幼生形がある(アカンソル=鉤幼虫からアカンテラとなる)。最終宿主は脊椎動物。▽「飽咋之宇斯能神」伊耶那岐神が禊を祓い、投げ捨てた冠から生れた神。▽「木通」アケビ科の蔓性落葉低木。4月頃淡紅紫色の花をつける。果実は長楕円形で、果皮は紫色を帯び、果肉とともに食用、木部は薬用となる。▽平凡社の世界大百科事典33(1972年版)の総索引を見ると、「ア」は「阿」「ああ革命は近づけり」「ああ玉杯に花うけて」「ああそはかの人か」「嗚呼忠臣楠之墓」の順に項目が並んでいる。▽「アア溶岩」玄武岩質溶岩の表面がガサガサで棘々しい状態になったもの。「アア」はハワイ語。▽「商場知行制度(あきないばちぎょうせいど)」江戸時代、松前藩が蝦夷地の一定の区域(商場)におけるアイヌの人々との交易圏を家臣に知行として与えた制度のこと。▽「アビダルマ」仏教の教説の解釈・注釈書。▽「阿毘曇心論」東晋の慧遠の漢訳。▽「アエピカメルス」(画像)中新世後期から鮮新世後期にかけての約2000万年前~200万年前に生息していたラクダ科の一種。背が高く、木の高い部分の葉を食べた。▽「アキテーヌ盆地」フランス南西部にあるアキテーヌ地方は大西洋に面した温暖な気候でボルドーワインの産地ボルドーがある。▽「阿闍世コンプレックス」阿闍世とは、サンスクリット語で「アジャータシャトル」といい、未生怨すなわち出生以前に母親に抱く怨みの事を意味する。▽「排蘆小船」あしわけをぶね。本居宣長の歌論書。▽「アシュヴァゴーシャ」古代インドの仏教僧侶。後80年頃~後150年頃。馬鳴。

   「アスキア墳墓」マリ共和国ガオ地方にあるソンガイ王国盛時のアスキア・ムハマンド1世の墓。▽「アストラハン・ハン国」15世紀から16世紀ヴォルガ川下流域、カスピ海北岸にあったトルコ系アストラハン・タタール族の国家。1556年ロシアのイヴァン雷帝に滅ぼされる。▽「ああ言えば上祐」オウム真理教上祐史浩は学生時代の英語のディベートで鍛えただけあって、立て板に水のごとく喋りまくった。この詭弁について、日刊ゲンダイの二木啓孝が命名したことばで、一言いうと倍以上の言葉が返ってくるという意味に使われた。1995年の流行語。▽「アイギストス」ギリシャ神話に登場する英雄。▽「阿弖流為(あてるい)」奈良末期・平安前期の蝦夷の族長。802年4月に降伏し、同年8月河内国杜山で斬刑に処せられる。▽「アルティメット」フリスビーを用いた競技の一種。▽「アイコン」書類やフォルダーに相当するプログラムを、その内容を象徴したデザインの絵文字で表したもの。▽「アイ・ハノン」Ai khanon アフガニスタン北部クンドゥズ東北方、アム川とコクチャ川の合流点に発見されたギリシャ文化の遺跡。▽「アシガバート」トルクメニスタンの首都。▽「アスクレーピオス」ギリシャ神話に登場する名医。▽「アステカ」1428年頃から1521年までの約95年間メキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家。▽「アタラクシア(Ataraxie)」心の平静不動なる状態のこと。▽「穴熊」将棋用語で、香車の位置に王将が入り、金将・銀将で守りを固めるもの。▽「アポトーシス」細胞の自然死。▽「アルハンガイ」モンゴルの行政区(県)。逸ノ城の出身地。▽「アヌラーダプラ王国」紀元前4世紀から11世紀にかけてスリランカに存在したム王国。▽「アヌンチャタ」アンデルセンの即興詩人に登場するオペラ歌手。▽「アエノコト」石川県奥能登で古くから行なわれている新嘗の祭礼。▽「アンチョビーanchovy」いわし類の小魚。▽「アベノミクス」安倍晋三政権の経済政策。地域格差が拡大。▽「アサバスカ湖」カナダのほぼ中央に位置し、国内8番目に大きい湖。▽「藍大島」藍染めの大島紬。大島紬は鹿児島県奄美大島で生産される高級の紬で、泥染めが特徴である。▽「アステロイド ベルト」太陽系の中で火星と木星の間にある小惑星の軌道が集中している領域のこと。▽「アダダ」1987年の韓国映画。過酷な運命を生きる聾唖の美しい少女アダダの半生。シン・イエソ(申惠秀)主演。▽「アタナシウス派」323年二カイア宗教会議の正統派教父。その教理は三位一体説とロゴス・キリスト論にある。▽「アタワルパ」インカ帝国の実質的な最後の皇帝。▽「アチェ」インドネシア・スマトラ島。16~17世紀の貿易拠点として栄えた。▽「アミ族」台湾原住民のなかで一番多く14万8992人の人口規模を持つ民族集団。▽7「アメイジア」約2億5000万年後までに地球に出現すると考えられている超大陸。▽「阿里山」台湾嘉義県。▽「アルデバラン」おうし座で最も明るい恒星で、占星術では、富と幸福の前兆となる幸運の星といわれる。▽「アレンの法則」寒い地方にすむ動物は、暖かい地方に住むものに比べて、耳、鼻面、尾などの突出した部分が小さくなる傾向にある。▽「アンチョビー」片口イワシをオリーヴオイルで漬けたもの。▽「アバロウニ」 abalone アワビ。▽「アスターポヴォ」ロシアの文豪トルストイが没した駅名。▽「アイオワ州」アメリカ合衆国中西部に位置する「アメリカのハートランド(中心地)」と呼ばれる州。▽「アムリットサル事件」1919年インド北部のアムリッツァルで英将校が多数のインド市民を射殺した事件。▽「アラリスク」カザフスタン共和国。かつてはアラル海の北端の漁港で栄えた港町。▽「アレシアの戦い」紀元前52年、カエサル率いるローマ軍がアレシアの戦いでアルウェルニ族のウェルキンゲトクス率いるガリア人に勝利する。▽「合せ砥」あわせど。刀剣・剃刀などを研ぐ時、仕上げに用いる砥石。▽「アングリラ・ジャポニカ」二ホンウナギの学名。Angurila japonica。▽「アンゴラ兎」トルコのアンゴラ地方産の兎のことで、純白の長い毛を持ち、高級毛織物の原料となるので、飼育が流行したが、たくさん飼い過ぎて失敗する者が多かった。▽「アンセルムス」1033-1109。カンタベリー大司教。スコラ学の父と呼ばれる。▽「安楽庵策伝」江戸前期の僧・咄家。

 

あ (大槻あかね著、こどものとも絵本)
あああああ(石崎虚空の詩集)
アアア・ア・ア(松島節の小説)
ア、秋(太宰治の短編)
あああ あああ ああ渚のシンドバット(ピンク・レディー)
あ~あぁ やんなっちゃった(牧伸二)
ああ青森(平川幸夫の歌謡曲)
あぁ・・・あんた川(石川さゆりの歌謡曲)
嗚呼硫黄島(安藤富治著)
ああいう(「あのような」の意)
ああ言えば上祐
亜愛一郎の転倒(泡坂妻夫の小説)
あゝ!一軒家プロレス(2004年の久保直樹監督の映画)
ああ青春
アイルロポダ・メラノレウカ
アーイラ
アーウー
アーヴィング,ジョン(「ガープの世界」の小説家)
アーヴィング,ワシントン(「スケッチ・ブック」の作家)
ああ上野駅(井沢八郎の歌謡曲)
嗟内田喜作中尉(須永弘編著)
アアウセルラ・アペピ(古代エジプト王)
嗚呼、おんなたち猥歌(神代辰巳監督の映画)
アーカイブ(公文書館)
アーガイル
アーガイル・ローバトソン瞳孔
ああ革命は近づけり(築比地仲助の作詞「革命歌」)
アーカディン(オーソン・ウェルズの映画)
アーカンソー(アメリカの州)
アーキオプタリスク(始祖鳥)
アーキテクチャー(建築物)
アーキペラゴ(多島海)
アーキペンコ,アレクサンダー(彫刻家)
嗚呼玉杯に花うけて(佐藤紅緑)
アークェット,パトリシア(女優)
アークェット,ロザンナ(女優)
アーク燈
アークライト,リチャード(発明家)
アーケアンサス(古代の花)
アーケイド
アーケオテクトニクス時代
アーケオプテリスク(始祖鳥)
ああ結婚(ヴィットリオ・デシーカ監督の映画)
アーケロン
アーサー王物語
ああしやごしや
ああ人生に涙あり(ドラマ「水戸黄門」主題歌)
アース
アアソウカイ(キョウチクトウ科の多肉植物)
ああそはかの人か(歌劇「椿姫」のアリア)
アーチ
アーチヴォルト(建築開口部の拱部)
アーチェリー
アーチスト
嗚呼忠臣楠子之墓(湊川神社)
アーツ・アンド・クラフツ運動
アーティ・チョーク
アーティゾン美術館
アードウルフ
アートタイプ
アードバーク(ツチブタ)
アートマン
アーニー・パイル
あーのねおっさん(高勢実乗)
アーノルド,マシュー(歴史家)
アーパネット(1969年)
アーバン
アーバン・インスティテュート(民間の政策研究機関)
アーバン・クライシス
アアフメス(古代の数学者)
アーベーセー(a.b.c.)
アーベルカンブ,ヘンドリック
アーヘン(ドイツの都市)
アーヘン大聖堂
アーヘンの和約(1748年)
アーホテップ
アーマダバード(インドの都市)
ああ みずいろの雨(八神純子の歌謡曲)
アーミッシュ
噫無情(ユゴー作「レ・ミゼラブル」、黒岩涙香訳)
アーメン
アーモンド
アアヤバータ(インドの数学者)
ああ、大和にしあらましかば(薄田泣菫)
アーユルヴェーダ・ススルタ大医典
アア溶岩
アアラ島
アーリア語系言語
アーリア人
アーリマン(ゾロアスター教の悪神)
アール・グレイ
アール・ヌーヴォー
アアルスメール(オランダの都市)
アールデマ,ヴェルナ
ああ 私の恋は(松田聖子「青い珊瑚礁」)
ああ、私の幽霊さま(2015年韓国ドラマ、パク・ボヨン主演)
アーンドラ王朝
安威(あい) 茨木市の地名
AI(あい) 女性ミュージシャン
アイ(能)
アイアイ(マダガスカル島にすむ夜行性のサル)
相合傘
アイアトン,ヘンリー(清教徒革命期の軍人)
アイアム野田(タレント、鬼ヶ島)
アイアン(ゴルフのクラブ)
アイアンクロス(ベゴニア)
アイアンズ,ジェレミー(俳優)
アイアンノブ(オーストラリアの鉱山町)
アイアンロー
阿育王
愛育会
愛上男(あいうえお)
愛内里菜(ミュージシャン)
アイヴァンホー(スコットの小説)
アイウン(西サハラ)
アイエコール(抗悪性腫瘍薬)
アイエルツ
合縁奇縁(あいえんきえん)
秋穂(あいお)
相生(あいおい)
相生ペーロン祭
愛多き者は則ち法立たず(韓非子)
藍大島(あいおおしま)
アイオナ修道院
アイオリス人
アイオワ州
アイオン台風
アイオン島(ロシア・チュクチ半島)
アイガー(スイス)
アイガー・サンクション(トレヴェアンの小説)
合鍵
アイカメラ
アイカラー
相川恵里(歌手)
愛川欣也(俳優)
アイギストス
合気術
アイギナ島(ギリシャ)
アイキャッチャー
IQ アイ・キュー(知能指数)
間狂言(あいきょうげん)
アイク兄弟(画家)
匕首伝説(ドイツ)
愛琿条約
aiko(ミュージシャン)
愛国社(板垣退助)
愛国心(パトリティズム)
アイゴスポタモイの海戦(前405年)
合言葉
アイコニクス
アイコノスコープ(撮像管)
アイコン
アイコンタクト
挨拶
アイザックス症候群
相沢事件(相沢三郎)
相沢忠洋
艾山(あいざん) 中国山東省
愛して愛して愛しちゃったのよ(田代美代子&和田弘とマヒナ・スターズ)
アイシャドー
哀愁(映画)
愛傷歌(森昌子)
阿井渉介(小説家)
アイ・ジョージ(歌手)
アイソレーショニズム(国内問題優先主義)
愛新覚羅溥儀
アイシンギョロ
アイシング
アイシングルム(後金)
相生千恵子(女優)
相生由太郎(実業家)
相川佳予子(服飾研究家)
相川梨絵(アナウンサー)
相川七瀬(ミュージシャン)
あいざき進也
相沢事件
会沢正志斎
会津小鉄
アイズシモツケ(樹木)
会津塗
会津磐梯山は宝の山よ(会津盆踊唄)
会津八一
会津屋八右衛門
アイシンギョロ(愛新覚羅)
愛洲移香斎
アイスキューブ
アイスキュロス
アイスクリーム
アイスランド
愛すれど心さびしく(映画)
アイゼナハ(ドイツ)
アイセル湖(オランダ)
愛染かつら(映画)
アイゼンカンツラー(鉄血宰相)
アイゼンハウアー,ドワイト
愛染明王
アイゼンメンゲル症候群
アイソザイム
アイソポス
アイソレイト・フォーカス
アイソン彗星
アイソスタシー
アイソトープ(同位元素)
愛想もこそも尽き果てる
藍染め
アイダ(AIDA)
アイーダ
相対死(あいたいじに)
相対済し令
開いた口へ牡丹餅
愛他主義(道徳の基礎は愛にあるとする説)
アイダホ州
愛知県
愛知大学
愛知万博
愛知用水
愛着慈悲心(あいぢゃくじひしん)
アイディア
愛弟通信
アイテム(品目)
アイデンティティ(自我同一性)
愛別離苦(あいべつりく)
愛と死(武者小路実篤の小説)
愛と死をみつめて(映画)
愛と追憶の日々(映画)
愛と認識との出発
アイドマの法則
アイドル(Idol 偶像)
アイナメ(魚)
アイネアス
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト作曲)
アイネシモデス
愛のあいさつ(エドワード・エルガー作曲)
愛の一家(ザッパーの小説)
壒嚢鈔(あいのうしょう)
愛の学校(アミーチス「クオレ」)
愛の詩集(室井犀星の詩集)
間(あい)ノ岳(山梨県・静岡県)
相ノ谷古墳群
アイバク,クトゥブッディーン
アイパグゴル川(艾不蓋河) 中国内蒙古自治区
アイ・ハノン
アイバンク
アイビー(韓国のミュージシャン)
アイビー・グリーン(ヘレン・ケラーの生家)
ips細胞
逢びき(デビッド・リーンの映画)
アイヒマン
アイフェル丘陵(ドイツの地名)
相武紗季(女優)
アイベックス
相棒(水谷豊主演のドラマ)
アイヌ
アイヌキンオサムシ
アイネアス
曖昧模糊(あいまいもこ)
靉光(あいみつ)
藍美代子(歌手)
アイメリア
あいや節
アイユーブ朝
愛欲之海(あいよくのうみ)
姶良市
姶良カルデラ(鹿児島県)
アイリス
アイリッシュ・ウイスキー
アイリッシュ海(イギリス)
アイル(蒙古語で村)
アイルランガ王
アイルランド
アイルワースのモナリザ
アイレ可愛や(笠置シヅ子)
アイロニー
アイロン
アイワゾーフスキー,イワン
アイン・ジャールートの戦い
アインシュタイン,アルベール(物理学者)
アイントホーフェンの法則
アインハルト
アヴァターラ
アヴァール人
アヴァンギャルド
アヴィケンナ(哲学者)
アヴィニョン捕囚
アヴェスタ(ゾロアスター教の経典)
アヴェロエス(哲学者)
アヴェロンの野生児
アヴォガドロ,アメディオ(物理学者)
奥義抄(あうぎせう)
アウグスティヌス(神学者)
アウグストゥス(ローマ皇帝)
アウグスブルク(ドイツ)
アウグスブルクの和議
鶯宿梅(あうしゅくばい)
アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所
アウステルリッツの戦い
アウストラシア
アウストラル諸島
アウストラロピテクス・アファレンシス
アウスピキウム(鳥占)
アウタルキー(自給自足経済)
アウディエンシア
アウトゴルぺ
アウトサイダー
アウト・デ・フェ
アウトバーン
アウトリーチ・サービス
会うは別れの始め
アウフヘーベン
アウランゼーブ
アヴリル,ジャンヌ
阿吽の呼吸
アウンサンスーチー
阿英
アエタ族(フィリピンに住む部族)
アエティウス
あえて寸を進まずして尺を退く(老子)
アエノコト
アエピカメルス
アエミリアヌス(小スキピオ) カルタゴの破壊者
和(あ)え物
アエリア・カピトリナ
亜鉛
青い山脈(石坂洋次郎の小説)
蒼い時(山口百恵)
青い鳥(メーテルリンクの戯曲)
青いバナナ
青色申告書
アオカビ
青木ヶ原樹海
青木昆陽
青木湖(長野県)
青木繁
青木周蔵
青木文蔵
アオザイ
青島海岸(宮崎県)
青写真
アオテアロア序曲
青野季吉
青田買い
敖漢旗(アオハンチ―)
青髭
アオミドロ
青森県
青山京子
青山孝
あおり運転
亜音層
赤穴宗右衛門(「雨月物語」菊花の約)
アカイア人
赤い靴(アンデルセンの童話)
赤いハンカチ(石原裕次郎の歌謡曲)
赤紙召集
アカシアの雨がやむとき(西田佐知子の歌謡曲)
赤いスイートピー(松田聖子の歌謡曲)
赤木圭一郎
赤城山
赤く咲くのはけしの花(藤圭子)
赤毛のアン
赤潮
明石海峡大橋
明石覚一
明石原人
明石縮(ちぢみ)
明石家さんま
赤染衛門
赤線
県召除目
アカディール事件
アカデミー賞
アカデミー・フランセーズ
赤銅鈴之助
赤根武人(奇兵隊初代総督)
赤の広場
赤旗
アカバ(ヨルダン)
赤羽(東京都北区の地名)
赤福
赤船
赤堀又次郎
ア・カペラ
アガメムノン
アガラス岬
阿川弘之
明るい表通りで
阿寒湖
アカンソル
亜漢文
アギオスデメトリオス教会(アテネ)
飽咋之宇斯能神(あきぐひのうしのかみ)
穐田定樹
秋田城
秋月の乱
秋津嶋物語
秋でもないのに(本田路津子の歌謡曲)
商場知行制度(あきないばちぎょうせいど)
アギナルド
アキノ,コラソン
アキノ,ベニグノ
アキュラス訳
秋吉台
アキレウス
アキレス腱
アキンボー
アクィナス、トマス
アクセス権
アクセント
阿骨打(アクダ)
芥川賞
芥川龍之介
悪太郎の一生(ジョン・バニヤン)
アクチュエータ
悪徳商法
アクバル(ムガール帝国の皇帝)
握斧
アグネス論争
悪魔の詩
アクラ(ガーナの首都)
アグラ(インドの都市)
胡坐
アグリッパ
アグリッピナ
アクリルアミド
アグレマン
アグロバクテリウム
アクロバット
アクロポリス
アクワム王国
アグン火山(インドネシア)
明智光秀
アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)
アケビ
上げ米の制
あげまん
アケメネス朝
朱樂菅江(あけらかんこう)
アゲラタム
アコイメタイ派
赤穂義士
吾郷寅之進
アゴラ
アコンカグア山
阿含経

浅井長政
麻丘めぐみ
朝丘雪路
浅丘ルリ子
あさ香社
アサギマダラ
浅草
朝倉義景
アサド
字(あざな)
浅沼稲次郎
浅間山
浅野長矩
アサバスカ湖
旭川
朝日新聞
朝日訴訟
Asahidainipponbeer_1937 アサヒビール
朝熊ヶ岳(あさまがたけ)
アサリ
アザレア
アサンソール(インド)
アジア
あじあ号
アジア的生産様式
アシアナ航空(韓国の航空会社)
アジア・モンロー主義(1932年)
足洗(千葉県旭市の地名)
足尾銅山
足利尊氏
足利義政
足利義満
アシガバート
芦川いづみ
アジサイ
アジスアベバ(エチオピア)
足摺岬 
芦田式七変化
芦田伸介
朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり
あしたのジョー(ちばてつやの漫画)
芦田均
芦ノ湖
アージービカ派
アシモフ,アイザック
排蘆小船
芦屋
阿闍世コンプレックス
アジャニー,イザベル(女優)
アジャパー
アジャンクールの戦い(1415年)
アジャンター窟院
アシュヴァゴーシャ
アシュケナジム
アシュモレアン博物館
アジュール文化
アショカ王
飛鳥時代
アスクレーピオス
アスクレピオン遺跡
アスコット競馬場
アスコルビン酸
アスタキサンチン
アスターナ
アスター図書館
アスターポヴォ
アスタリスク
アステカ文化
アステロイド ベルト(小惑星帯)
アストラハン・ハン国
明日に向かって撃て
アスパラガス
アスファルト
アスフォデリネ
アスペルガー症候群
東歌
吾妻鏡
アスワン・ダム
アスワン・ハイ・ダム
アスンシオン(パラグアイの首都)
校倉造
アゼス貨幣(古代ギリシャの貨幣)
アセチルグルコサミン
アセチレンガス
アセンション島
アゼルバイジャン
アセロラ
阿蘇一揆(1877年)
阿蘇山
麻生太郎
アゾフ海
アゾレス海
アタカマ砂漠(チリ)
愛宕山事件(1945年)
アダダ
アタックNo.1(浦野千賀子の漫画)
アタマジラミ
アタナシウス派
アタナヒルド
アダム(旧約聖書世で最初の人)
アダムズ・オニス条約
アダムとイヴの遺産
アタラクシア
新しい女(青鞜)
新しい貧困
あたりき車力車引き
あたり前田のクラッカー(藤田まこと)
アタワルパ
アチェ
アチェー戦争
阿直岐(あちき)
アチソンライン
あちゃら漬
アッカド
アッケルマン条約(1826年)
アッコン
暑さ寒さも彼岸まで
アッサム
アッシジ(イタリア)
あっしにはかかわりのねぇことで(木枯し紋次郎)
アッシャー家の末裔(ポーの小説)
安土城
あっせん収賄罪
アッティラ
アットゥシ織
あっと驚くタメゴロー(ハナ肇)
アッパー・スヴァネティ(ジョージアにある世界遺産)
アッピア街道
アップダイク
アップルコンピューター
渥美清
アディアフォラ論争
当て字
アテナ(ゼウスの娘で、オリンポス十二神の1人)
アデニン
アテネ
アテネの七賢人
アデリーペンギン
阿弖流為(あてるい)
アトウォーター係数
アドウォルトン・ムーアの戦い
アトピー性皮膚炎
阿堵物(金銭のこと)
アドラー,アルフレッド
アトランタ
アドリアノーブルの戦(378年)
アドリアノープル条約
アトリエ洗濯船
アドレナリン
アドワの戦い(1896年)
アナウワカリ美術館(メキシコ) ディエゴ・リベラ博物館
穴窯
アナクロニズム(時代錯誤)
アナーキスト(無政府主義者)
アナバシス
アナフィラキシー・ショック
アナベラ
穴穂部皇子
アナポリス(メリーランド州の都)
アナルセックス(肛門性交)
アナロギア・エンティス
アニサキス症
アニソドンティア(アオイ科)
アニミズム
アヌラーダプラ王国
アヌンチャタ
姉川の戦い(1570年)
アネモネ
穴太積(あのうづみ)
アノマロカリス
アノミア(失名辞)
アバ Abba(大司教に用いる敬称)
アバカ
アバター
アハ体験
アハタデナ(カリフォルニア州パサデナ)
痘痕も靨(あばたもえくぼ)
アバダン
アパーチュアカード
アパッチ
アパトサウルス
アパートの鍵貸します(映画)
アパルトヘイト
アバロウニ
アビガイル
アビシニアン
アビダルマ(阿毘達磨)
阿眦曇心論
アフォリズム(警句)
アフガニスタン・イスラーム共和国
アブガル物語
阿武隈川(福島県および宮城県を流れる一級河川)
アプシス(キリスト教聖堂の半円形の所)
アフシャール朝(ペルシア)
阿仏尼
アプト式線路
アブー・バクル
アブハシア共和国
あぶみ骨
油すまし
アブラゼミ
油瀝青(あぶらちゃん)
アブラハム(イスラエル国民の父で傑出した信仰の人)
アフリカ
アプレゲール
アーブロース宣言(1320年)
アプローチ
アベイの牢獄
アベノマスク訴訟
アベノミクス
アベラール
アペリティフ(食前酒)
アベル派
アベルキウス碑文
アヘン戦争
アポイ岳
阿房宮
アボカド
アボガドロの法則
アポトーシス
アポマトックス・コーストハウスの戦い(南北戦争)
アボミナブル・スノーマン(雪男)
アボリジニ
アポリネール,ギョーム
アポロ11号
アヌイ,ジャン
姉崎正治
アネロイド気圧計
あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子の歌謡曲)
網走番外地(高倉健)
アブシンベル神殿
アプバクの戦い
アフラ・マズダ(ゾロアスター教の善神)
アフロディテ(オリュンポス十二神の1人)
安部公房
阿部次郎
安倍晋三
阿部知二
安倍なつみ
阿倍仲麻呂
阿倍比羅夫
アベノミクス
阿部寛
アヘン戦争
アポフセグマタ
アボリジニ
アポリネール,ギョーム
アポロン(オリンポス十二神の1人)
亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
アマガエル
甘粕事件
甘樫の丘
天城越え(石川さゆりの歌謡曲)
天草四郎
天知茂
天地真理
あまちゃん(2013年放送のNHK連続テレビ小説)
アマチュア
アマデウス(映画)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
アマルダ戦争
アマルフィ海岸
余部橋梁(1912年)
天野貞祐
アミアン大聖堂
アミアンの和約
アミスタッド号事件(1839年)
アミ族
阿弥陀経
阿弥陀堂
アミタール面接
アミノ酸
アムステルダム
アムネスティ・インターナショナル
アムネマチン山脈(青海省)
アムリットルサル事件(1919年)
アムールトラ
安室奈美恵
アムンセン
アメイジア大陸
アメイジング・グレイス
雨に唄えば(映画)
アメニティ(生活の快適さ・住みよさなどの意味)
天の御柱(あめのみはしら)
アメリカ
アメリカ横断鉄道
アメリカン・グラフティー
アメリカンフットボール
アメンホテプ3世
アメンホテプ4世
厦門(アモイ)
アモーレ
安邪国
綾瀬はるか
アユイ,バランタン
鮎川信夫
鮎川義介
アユタヤ(王国)
アユルシリダル(元の昭宗)
アーユルベーダ
アラー
新井白石
新井声風
新井春美
荒尾(熊本県)
新垣結衣
荒川バラバラ事件(1952年)
荒木久美子(ジュリアナ東京)
アラキドン酸
荒木又右衛門
荒木道子
アラコシア
アラゴン,ルイ
嵐が丘(エミリー・ブロンテの小説)
嵐寛寿郎
アラスカ(アメリカの州)
荒畑寒村
アラバマ(アメリカの州)
アラビア
アラビア海
アラビアン・ナイト
アラブ
アラファト
アラフラ海
アラベスク模様
アラミス(エチオピアのアウストラロピテクス化石発見場所)
アラミド繊維
アラム人
アララギ
アララート
アラリスク
アラリック
アラルコン
アラン諸島(アイルランド)
アラン・ドロン
有明海の干拓
阿里山(ありさん)
有島生馬
有島一郎
有島武郎
有栖川宮熾仁親王
アリスタルコス
アリストテレス
アリストファネス
有田・クレーギー会談
孔(ありな) ラ行変格活用
有馬稲子
有馬皇子
有馬温泉
有馬記念
有村架純
有村次左衛門
有吉佐和子
在原業平
有松絞り
アリューシャン列島
ある愛の詩(映画)
アルヴィナ,アニセー
アルカイダ
アルカイック・スマイル
アルカトラズ島(カリフォルニア州)
アル・カーミル
アルキトラヴ(列柱の上に乗る水平の無装飾の梁部)
アルギニン要求株
アルキメデス
アルクイン
アルクトゥルス
アルコール・ハラスメント
アルコールランプ
アルサクレイグ島(スコットランド)
アルザシアン
アルストロメリア・アウランティアカ Alstromeria auratiaca
アルチンボルド(画家)
アルザス・ロレーヌ
アルサンピエール美術館
アルジェ
アルジェリア戦争
アルジャントゥーユ(フランス)
アルジュバロータの戦い
アルストロメリア
アルゼンチン
アルタイ語系
アルタ・バディア(イタリア)
アルタミラ(スペインの旧石器時代遺跡)
アルタン・ハン
アルティメット
アルディピテクス・カダッバ
アルディピテクス・ラミダス
アルデバラン
アルテミア
アルテミシオンの海戦(紀元前480年)
アルテミス計画
アルトドルファー,アルブレヒト(画家)
アルドラ王国
アルドリッチ,ロバート
アルヌール,フランソワ
アルバ公
アルバ公爵夫人(ゴヤによる肖像画)
アルハゼン
アルバニア
アルハンガイ
アルハンゲリスク
アルハンブラ宮殿
或る日突然(トワ・エ・モワ)
アルビノーニのアダージョ
アルピジョア十字軍
アルファベット
アルブケルケ
アルプス
アルフレッド大王
アルペジオ
アルベラの戦い
アルベロベッロのトゥルッリ
アルマアタ宣言
アルマゲドス(プトレマイオス)
アルメイダ(宣教師)
アルメニア
アルモハード帝国
アル・ラーゼス
アルルの女(ジョルジュ・ビゼー作曲)
アルレッティ
アールト,アルヴァ(建築家)
アルマダの海戦
アレオパジティカ
アレキサンドリア(エジプト)
アレキサンドリア派文献学
アレクサンドロス大王
アレクシウス1世
アレグロ
アレグロ・ビヴァーチェ
アレシアの戦い
アレシボ天文台(プエルトリコ)
アレッポ(シリア)
アレフ
アレルギー
アレン,ウデン
アレンの法則
アロー号事件
アロマンティック・アセクシュアル
アロン(モーゼの兄)
阿波
阿波おどり
泡宇宙
淡路恵子
淡路島
淡島千景
合せ砥
アワビ
あわれな辻音楽師(グリルバルツァーの小説)
哀れなハインリヒ(ハルトマン・フォン・アウエの詩)

アンアン
アンカラ
アンガライオン(古代ペルシアの駅伝制)
アンガラ楯状地
アンガラランド
アンカレッジ
安閑天皇
暗記
アンギラ
アンキロサウルス
アンクケペルウラ・メリィワァエンラー(スメンクカラー)
アングラ・マインユ
アングリラ・ジャポニカ
アングル,ジャン・オーギュスト・ドミニク
アングロ・サクソン
アンコウ
暗号
鞍鋼憲法
安康天皇
暗黒星雲
アンゴラ兎
アンゴラの戦い
安西郷子
安西冬衛
アンジェラ・アキ
アンジェラスの鐘
アンジオテンシンン変換酵素阻害薬
安市城の戦い(645年)
安史の乱
鞍山製鉄所
アンシャン・レジーム
安重根(アンジュングン)
アンスリウム
安政五ヵ国条約
安政の大獄
安全保障理事会
アンソール,ジェームズ(画家)
安息日(Sabbath)
アンダーソン,ヨハン
アンダーナッハの戦い(939年)
アンダーヒル,イーヴリン(イギリスの宗教家)
アンダマン島(インドネシア)
アンチョビー
安珍・清姫(娘道成寺)
アンティグア(グアテマラ)
アンティグア・バーブーダ
アンティノミニズム(反律法主義)
アンティーブ(フランス)
アンティフォーナ(交誦)
アンティボディーズ諸島
アンデス
アンデスの秘密(アン・ノーラン・クラークの児童文学)
アンデルセン,ハンス・クリスチャン
安直戦争
アントウェルペン(ベルギー)
安藤昌益
安藤太郎(禁酒運動家)
安藤信睦
安藤広重
アントニオーニ,ミケランジェロ
アンドレス,ウルスラ
アントネッリ,ラウラ
アントネロ・ダ・メッシーナ(画家)
アンドラ
アンドラ・ラ・ベリャ
アンドルソヴォ条約
アンドレア・デル・サルト(画家)
アントレライト
アンドロジナス(両性具有)
アンドロポフ,ユーリ・ウラジーミロヴィチ(ソ連の政治家)
アンドロメダ銀河
アンナ・カレーニナ(トルストイの小説)
あんなに可愛い瞳を、私どうしても汚してはいけないと思ったわ(二十四の瞳)
安和の変
安南都護府
安寧天皇
アンネの日記
アンパサンド(&)
アンバリッド
アンパンマン(やなせたかし)
アンピール様式(19世紀初めヨーロッパで流行した建築・家具・装飾などの様式)
アンフォラ(2つの把手がある壷)
アンブラー,エリック
アン・ブリン(ヘンリ8世の第2の妃)
アンベルス(アントワープ)
アンペールの右ねじの法則
アンボイナ虐殺事件
安保闘争
アンマン
アンモナイト
安楽庵策伝
安楽死(ユーサネイジア Euthanasia)
暗夜行路(志賀直哉の小説)
アンリオ,エミール(フランスの批評家)
アンリ三世とその宮廷(デュマの戯曲)
アンリ4世(フランス国王)
安禄山
アンワリー(イランの詩人)
アンワル,ハイリル(インドネシアの革命詩人)
アンワル・イブラヒム(マレーシアの元副首相)
アンワンティボ(樹上滋養で生活するリス科の動物)
Photo

 

 

 

 

 

 

 

 

国定忠治、磔刑となる

Photo1 国定忠治慰霊碑

 

   戦前の日本の時代劇でいちばん人気があったヒーローは、四十七士の面々を別とすれば、「赤城の山も今宵限り」でおなじみの国定忠治(1810-1850)ではあるまいか。舞台では澤田正二郎だが、活動写真ではギョロリと目玉をむいた尾上松之助が国定忠治を演じている。「国定忠治(日光円蔵と国定忠治)」(大正3年)、「国定忠治」(大正7年)など。だが目玉の松ちゃんの映画は歌舞伎調で女優を使わず女形がでている。阪東妻三郎などのスマートな役者が現れると古臭く感じられた。そんなとき昭和2年に大河内伝次郎の「忠治旅日記」三部作が大ヒットした。群馬県の誇るモダニズムの詩人・萩原朔太郎も国定忠治に入れ込んでわざわざ自転車で忠治の墓まで出かけて詠んだ詩がある。

 

 わが村に来りし時

 上州の蚕すでに終りて

 農家みな冬の閾を閉ざしたり

 太陽は埃に暗く

 悽而たる竹藪の影

 人生の貧しき惨苦を感ずるなり。

 見よ 此処に無用の石

 路傍の笹の風に吹かれて

 無頼の眠りたる墓は立てり。

   萩原朔太郎は、おそらく伊藤大輔の映画「忠治旅日記」を見たことであろう。彼の訪れた忠治の墓は金城山養寿寺(伊勢崎市国定町)の墓だろう。これとは別に忠治の処刑場跡には「侠客国定忠治慰霊碑」がある。(群馬県吾妻郡東吾妻町大戸)

   国定忠治が大戸で磔刑になったのは41歳のときである。嘉永3年12月21日。師走で雪が降って、錆槍が縦横に突き刺した。忠治には一人の男の子がいたことはあまり知られていない。もちろん勘太郎ではない。勘太郎は勘助の子である。大谷国次(1844-1867)、幼名を寅次という。忠治の刑死後、その母お貞は寅次を連れて、貞の父である大久保一角の生地・野州都賀郡大久保村へ行き、出流山千手院にたくして僧となり千乗と名乗った。寅次は生来、武芸が好きであり、僧になることを好まず武術家になることを志し、還俗する。戊辰戦争の折には、慶応3年、官軍の出流山挙兵のとき、大谷刑部と改名し、軍資の調達に奔走する。岩船山の戦いで幕府軍に捕らえられて、慶応3年12月18日、佐野河原で処刑された。わずか24歳であった。大谷国次の名前は人名事典に収録されているが、勘太郎より年上であるが、お芝居には登場しないのはなぜだろうか。中風で病む忠治を訪ねて成長した国次と親子の対面。そのとき名刀の小松五郎義兼を渡され、父の形見の名刀を抱いて国次は幕末の国事に大活躍というチャンバラ映画があってもよさそうに思うのだが。どうやら国次の実在性を疑問視する学者もあるらしい。

2024年12月20日 (金)

ナルマダ川

 インドの地形は、3つの地域に分かれる。つまり、北部インド、デカン地方、南部インドで、これは地理的な自然区分である。北部インドは、北側ではヒマラヤ山脈が境界となっており、南の境界はナルマダ川とヴィンディヤ山脈である。ナルマダ川は全長1290kmでインドの中部をおおむね東西方向に流れている。南インドとデカン王朝の国境地帯となり係争地となった。ヒンドゥー教の聖なる河の一つで、沿岸には聖地が多くある。

「い」 ファースト・ネームから引く人名一覧

600fullirinademick   「い」から始まる英語圏の外国人名は少ない。「ドリナの橋」で知られるイヴォ・アンドリッチはユーゴスラビアを代表するノーベル賞作家。▽「史上最大の作戦」のイリナ・デミック(画像)フランス女優だが、実はロシア人。イ・ビョンホン、イ・ヨンエなど韓国姓「李」は大数なので省く。▽「イエジ―・カヴァロヴィッチ」ポーランドの映画監督。代表作「影」「夜行列車」「尼僧ヨアンナ」1922-2007。▽「イーゴリ1世」865-945。キエフ公国の大公。▽「イレネウス・アイブル・アイベスフェルト」1928年オーストリア生まれの動物行動学者。▽パリ五輪の馬術で優勝したドイツの選手、イエシカ・フォンプレドーウェルンドル。

E・G・マーシャル
イアン・ソープ
イアン・フレミング
イアン・ホルム
イアン・マキューアン
イアン・マッケラン
イヴ・クライン
イヴ・モンタン
イヴァン・モジュヒン
イヴォ・アンドリッチ
イヴォンヌ・ジョルジュ
イヴォンヌ・ストラホフスキー
イヴォンヌ・プランタン
イーヴリン・アンダーヒル
イーヴリン・ウォー
イヴリン・ヴェネブル
イヴリン・ブレント
イエジ・J・ヴィアトル
イエジ―・アンジェイエフスキー
イエジー・カヴァロヴィッチ
イエシカ・フォンプレドーウェルンドル
イオアニス・メタクサス
イオアニス・ラリス
イオアン・ヴェニアミノフ
イオセブ・ベサリオニス・ジュ・ジュガシヴィリ(スターリン)
イグナーツ・モシェレス
イグナツィ・ヤン・パデレフスキー
イグナティウス・デ・ロヨラ
イクノ・アムラク
イーゴリ1世
イーゴリ・ストラヴィンスキー
イゴール・タム
イサイアス・アフェウェルキ
イサーク・バーベリ
イサドラ・ダンカン
イザベラ・デステ
イザベラ・バード
イザベラ・ロッセリーニ
イザベル・アジャニー
イザベル・ユペール
イーサン・ホーク
イスマーイール・パシャ
イスメト・イノニュ
イズライル・ゲルファント
イタリア・アルミランテ・マンツィーニ
イタロ・ズヴェーヴォ
イーデス・ハンソン
イーデス・シットウェル
イナ・バウアー
イナマ・シュテルネック
イビチャ・オシム
イブン・アラビー
イブン・アル・ハイサム
イブン・サウード
イブン・シーナー
イブン・ハズム
イブン・バットゥータ
イブン・ハルドゥーン
イブン・ファドラーン
イブン・マイムーン
イブン・マージド
イブン・ルシュド
イベット・ジロー
イベンダー・ホリフィールド
イポリット・テーヌ
イポリット・プティジャン
イメルダ・マルコス
イーライ・ウォラック
イライザ・タルカット
イライザ・ドゥシュク
イライジャー・ウッド
イリア・カザン
イリア・トラベルグ
イリエール・ジェルマン・エドガー・ドガ
イリナ・デミック
イリヤ・エフィーモヴィチ・レーピン
イリヤ・グリゴリエビッチ・エレンブルク
イリヤ・フランク
イレーヌ・ジャコブ
イレーヌ・ジョリオ・キュリー
イレーネ・パパス
イレネウス・アイブル=アイベスフェルト
イーロン・マスク
イワン・アイワゾーフスキー
イワン・ゴンチャロフ
イワン・セルゲーエヴィチ・ツルゲーネフ
イワン・ニコラーイェヴィチ・クラムスコイ
イワン・パブロフ
イワン・ピエトロビッチ・パブロフ
イワン・プイリエフ
インガー・スティーブンス
インキジノフ
イングマール・ベルイマン
イングリッド・クリスチャンセン
イングリッド・バーグマン
インディラ・ガンディー
インノケンティウス3世
インノケンティウス4世
インラック・シナワトラ

 

Evelyntorchlookalike
 イヴリン・ヴェネブル

 

 

英領インドにおける高等文官制度

 1853年のセポイの反乱が起きたのち、イギリスはインドをたんに搾取の対象と考えるのではだめだということに気づく。そのため、東インド会社なよるインド支配を廃止し、これに代わる直接統治のための新しい行税機構を作った。インド高等文官制度(Indian Civil Service)といわれるもので、千人前後のエリート青年が大植民地を管理する精鋭として送り込まれた。1880年代以降、道路網や運河、鉄道などが急速に整備された。

参考:「1880年代英領インドにおける植民地官僚制改革問題について」本田毅彦 史林73巻1号 1990年  

2024年12月19日 (木)

大岡越前と天一坊事件

 宝暦元年のこの日、大岡忠相死す。公正な裁判で名奉行とよばれ、映画などでは天一坊事件が広く知られている。享保14年(1729年)4月21日、将軍吉宗の落胤を名乗る天一坊改行(1699-1729)が品川で死罪の上、獄門となった。天一坊のもとに集まっていた常楽院(赤川大膳)や山内伊賀亮など浪人たちも遠島や江戸払いとなる。

    天一坊の正体は紀州田辺の生まれで、幼名は半之助というが真偽は定かではない。「大岡政談」では宝沢(ほうたく)という感応院というお寺の小坊主となっている。享保日録等の史料に見え、天一坊は実在の人物と思われるが、将軍家を揺るがすような大事件ではなかった。大岡忠相の名裁きの一つとされるが、実際には大岡忠相はこの事件には全く関係していない。(12月19日)

 

 

2024年12月18日 (水)

恥ずかしながら知らなかった本当の話

Photo_4  壇蜜が語る。「いまだに私、壇が苗字で、蜜が名前っていうのが、なかなか気づいてもらえない。どちらかというと、林修さんとか森泉さんの仲間に入るんですよ。瑛太さんとか優香さんの仲間ではなく」 例えが的確で頭がいいことがわかる。 つまり姓は壇、名は蜜。知らなかった~。ずっと「壇蜜」とは一つ括りと思っていた。壇蜜に年賀状やファンレターを書くとき、宛名は「壇」と「蜜」の間はすこし空けておくのが正しい。▽日本エレキテル連合のネタ「ダメよ~ダメダメ」のフレーズが大流行。実は白塗りメイクの女性、未亡人の朱美ちゃんはダッチワイフという設定だった。▽競馬の有馬記念。関西には有馬温泉があるので、有馬という地名と関係するのかとずっと思っていた。政治家、有馬頼寧(1884-1957)に因む名称である。▽30年以上も知らなかったこと。石川ひとみ「マリンブルーに溶けないで」(1982年)とてもハッピーな感じの夏の海の歌。ところが詩の意味は、失恋した女性が海に身を投げたという内容だった。▽ネプリーグの問題。「タンポポは何科?」林修先生はアブラナ科と回答。正解はキク科。国語が専門なので理科や社会には弱いところがある▽今更ながら「あまちゃん」南部ダイバーの歌をyoutubeで聴く。ドラマ用の歌ではなく実際にある歌。南部潜りの魂を謡うカッコイイ男の歌だ。ちなみに種市高校が実在し、アキの初恋の人、種市先輩の名前につかわれている。

 

 

 

 

 

 

インドの多様性と統一性

  インドには14億以上の人々が日本の約9倍の面積にあたる広い国土に住んでいる。UNFPAの推計によると、インドの人口は14億4,170万人(2024年現在)に達し、中国をぬいて世界一の人口になっている。その人種と民族もきわめて複雑な構成を示している。言語は方言を含むと800種類以上が数えられる。法律で認められている言語は、ヒンディー語、ベンガル語、マラーティー語、テルグ語、タミル語、ウルドゥー語、グジャラート語、カンナダ語、オリアー語、パンジャーブ語、マラヤ―ラム語、サンスクリット語、オリヤー語、ビハール語、ラージャスターン語、アッサム語、ビリー語、サンタル語、カシミール語などの22言語がある。言語の問題は、この国の文化的統一をはかるうえで非常に重要な意味をもっている。

  インドは「嫌悪すべきものと崇高なもののすべてを包含している」「インドの多様性ときたら大変なものである。それはもう、はっきりとしたものだ」という、ジャワハルラール・ネルーの言葉に示されるように、多様性を持ち、はげしい矛盾に満ちた複雑な国である。われわれはインドの歴史を研究すればするほどインド文化が、単一の基盤から成り立っているのではないことを教えられる。インドの美術や文化をみても、紀元前2500年頃にインダス河流域に繁栄したインダス文化は現在ではパキスタンの領土となっている。また西暦1世紀頃から起こったガンダーラ美術も従来はインド美術として考えられているがやはり現在の領域でいえばパキスタンの美術として考えなければならない。つまりインドという名称は、インド大陸だけをさす場合と、東西パキスタンを含めて拡大されたインドの2つがある。「インド亜大陸」といえば、バングラデシュ・ネパール・ブータンなどの国々を含めることが多い。

  そもそもインドという地名の語源は、インド・アーリア人の言語で「川」を意味する「シンドゥ(sindhu)という語にある。この普通名詞が、彼らがインドで接した大河、インダス川の意味にも使われるようになりさらに、インダス川の流れる広大な土地の意味にもなった。この「シンドゥ」という地名をペルシア人がなまって「ヒンドゥ」と呼び、さらにこれをギリシア人がなまって「インディア」と呼んだ。このギリシア語なまりが、ヨーロッパで使われるようになったのである。

   ヒンドゥー社会は、ヴァルナによる身分枠と各自が生まれながらに属するジャーティとよばれる社会集団によって規定されてきた。このヴァルナとジャーティを合わせたインド特有の社会制度がカースト制度である。今日では、カースト制度による差別は憲法で禁止されているが、現実社会にはいまもなお結婚などに根強く残っている。

13世紀にイスラーム教がインドに伝わり、ヒンドゥー教の影響を受け生まれたイスラーム文化、ムガール帝国の庇護下で発展した。17世紀後半、アウランゼーブ帝は、ジズヤの復活やヒンドゥー教寺院の破壊など、ヒンドゥー文化への抑圧策をとった。そのため彼らの離反を招き、帝国内は混乱に陥る。さらにイギリスやフランスがインドへの進出を狙っており、帝国に危機が迫っていた。

参考文献:「アーリヤ人の誕生」長田俊樹 講談社学術文庫

 

 

 

 

東京駅開業(大正3年)

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  6年の歳月をかけた東京駅は、大正3年3月19日、完成し、その年の12月18日に完成式と開業が行われた。設計者は辰野金吾(画像 1854-1919)。鉄骨レンガ、石材造りの3階建て。ルネサンス調建造物として近代西洋建築の頂点を示している。 

931   100年以上の歴史ある東京駅だが、最大の事件といえば、大正10年に起きた原首相の暗殺事件であろう。原敬(1856-1921)は11月4日、中岡艮一により刺殺された。66歳。背後関係はいまだ不明である。

2024年12月17日 (火)

最後の仇討ち

 明治13年のこの日、臼井六郎が父母と妹の仇討ちをした。安政4年、秋月藩の家老臼井亘理が干城隊の山本克己(のち一瀬直久と改名)に殺害された。その後、成人した息子の六郎は一瀬に復讐を志し、明治13年に念願を成就した。当時の新聞は美挙として報じたが、すでに「仇討ち禁止令」が発令されており、仇討ちは当時の法律では死罪に当たる。なんとか終身刑に原型されたが、服役した。のちに大日本帝国憲法発令により特赦を受け、釈放される。後半生の人生は詳細は述べる暇がないが市井の人として60歳で他界した。明治の人物としては「日本最後の仇討ち」として著名らしく、あの森鴎外も紀行文「みちの記」(明治23年)に記している。(12月17日)

2024年12月16日 (月)

紙の記念日

  本日は「紙の記念日」。明治8年のこの日、東京・王子の抄紙会社の工場で営業運転を開始した。抄紙会社は渋沢栄一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたもので、王子製紙の前身。製紙法は古く中国、後漢の宦官蔡倫によって発明されたもので、その後改良により実用化され周辺諸国に広がり、東アジア文化圏の礎となった。8世紀唐代になってイスラム世界に伝わった。751年タラス川の戦いで唐が大敗した際、捕虜となってサマルカンドに連行された兵士の中に紙すき職工がいた。アッバース朝ではサマルカンドに製紙工場を設けて紙をつくらせ、やがてバグダッドをはじめとするイスラム世界の各地に製紙工場が設立された。ルートはサマルカンド(751年)→バグダッド(794年)→カイロ(900年)→コルドバ(1144年)→ナポリ(13世紀)→フランス(1320年)→イギリスには1494年に製法が伝わった。(12月16日、世界史)

参考:「紙の歴史」 桑原隲蔵 芸文2-9、10  1911
「紙幣発達史」 曽我部静雄 印刷庁 1951
「中国製紙技術史」 潘吉星著 佐藤武敏訳 平凡社 1980

ワッハーブ王国(「ワ」事項索引)

  18世紀のなかばごろ、アラビア半島でイスラム教の改革をとなえるワッハーブ派の運動が起こり、かれらは豪族のサウード家とむすんで「ワッハーブ王国」を建設した。ワッハーブ派は、神秘主義と聖者崇拝をイラン人やトルコ人によるイスラム教の堕落とみなし、本来のムハマンドの教えに立ち返れと説いた。それはイスラム改革運動のはじまりであったばかりでなく、トルコ人支配に反抗するアラブ民衆のあいだにひろまり、アラブの民族的自覚のさきがけとなった。▽「ワイアットの乱」1554年、イングランド王国で女王メアリー1世とスペイン王子フェリペの結婚への抗議で反乱が起きる。首謀者トマス・ワイアットは処刑される。▽「ワーシト」ウマイア朝時代に建設。15世紀にティグリス川の流路が変わるまで交易で栄えた。▽「若草物語」アメリカの女流作家オルコットの1868年の小説。▽「ワッセルマン反応」梅毒検査法のひとつ。▽「和白(わはく)」新羅の部族会議。「新唐書」東夷伝新羅の条に、新羅政治の特色として重要な国政は多数の人が討議し、反対者が1人でもあれば実施しないとあり、この会議を和白といった。新羅の王位は当初は和白による推戴という形式をとった。▽「ワヤン・クリ」インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる影絵人形芝居。10生気には既に演じられていたと記録されている。▽「ワンユワン」中国四川省の万源(まんげん)市。人口56万人。▽「ワレンシュタイン」三十年戦争の英雄でドイツ人なら誰でも知っているが日本人はあまり知らない。▽「椀つくりの欠け椀」人のことにばかりせわしくて、自分のことにまでは手の及ばないことをいう。▽「ワシーリー・ブラジェンヌイ大聖堂」16世紀イワン雷帝によって建造されたロシア正教会の教会堂。▽「ワチナンゴ・ア・ラ・ベラクルサーナ」メキシコの魚料理。▽「ワンダーフォーゲル」渡り鳥運動。ドイツの青年運動の口火を切った活動。ベルリンの大学生カール・フッシャーおよび数人の学生がギムナジウムと一緒に、画一的な学校生活から解放されて、休日や午後に自然のなかを歩くようになったことから始まる。▽「ワルソー条約」1929年ポーランドのワルシャワで締結された国際的な航空貨物、旅客の運送に関する条約。損害賠償責任の限度額を定めている。▽「ワムシ」池などにすむプランクトンで輪形動物の総称。稚魚の餌として利用される。▽「ワンクッション置く」物事がうまく運ぶように、直接的な方法をとらず、間に一段階をおく。▽「ワシントン条約」絶滅の恐れのある野生動物の国際取引に関する条約。▽「ワリキューレ」ゲルマン神話で、戦士の神オーデンに仕える武装した美女たち。▽「ワリード1世」674-715。ウマイヤ朝の第6代カリフ。8世紀イスラム帝国の勢力は東西にのび、アジア、アフリカ、ヨーロッパの3大陸に拡大した。▽「ワルデルゼー」は義和団事変連合軍のドイツ総司令官。▽「わんこそば」岩手県盛岡の名物そば。わんことは、平たくて浅いお椀のこと。▽「王建(ワンゴン)」高麗の建国者。▽「ワン・ハン」王罕。12世紀モンゴル、ケレイト部の部長。▽「ワンデル勧告」ウィリアム・H・ワンデルを団長とするアメリカ社会保障調査団が1948年に占領軍総司令官に提出した勧告書。

(わわわわ)

ワイアットの乱
淮河
ワイタンギ条約(1840年)
ワイオミング(州)
ワイキキ(ハワイ)
淮軍
淮南
ワイマール憲法
ワイルド
わいわい天王
若きヴェルテルの悩み
若草伽藍
若草物語
若狭
稚足彦尊(わかたらしひこのみこと)
吾輩は猫である
我が道を往く
和歌山
「別れの曲」ショパン
倭漢惣歴帝譜図
脇屋義助
惑星
ワグナー
ワグナー法
倭寇
和光同塵
倭国
ワサビ
ワジ
わし座(アクュイラ)
ワーシト
ワシーリー・スリコフ
ワシーリー・ブラジェンヌイ大聖堂
ワシントン
ワシントン会議
ワシントン記念碑
ワシントン条約
ワシントン体制
輪中
わすれなぐさ
忘れ鼻
わたし作る人・ボク食べる人
わだつみのいろこの宮(青木繁)
渡辺崋山
渡良瀬川
渡り鳥
ワチナンゴ・ア・ラ・ベラクルサーナ
稚内
ワックスホーの虐殺(1780年)
ワッセルマン反応
ワット
ワット・タイラーの一揆
ワット・ラ―チャプラーナ
ワッパ煮
ワッハーブ王国
ワディ・ラム
ワーテルローの戦い
ワトー
王仁
和珥部君手(わにべのきみて)
和白
ワフド党
ワムシ
ワヤン・クリ(影絵人形劇)
笑い
ワラキア公国
わらしべ長者
ワラジムシ
ワラスボ
ワラビー
わらび餅
ワリス・フトゥナ諸島
ワリード1世
割符
和琳
ワルキューレ
ワルシャワ条約
ワルシャワ大公国
ワールシュタットの戦い
ワルシン腫瘍
ワルソー条約
ワルツ
ワルツィング・マチルダ
ワルデルゼー
ワルテンベルク徴候
ワルド派
ワルハラ宮
ワルプスギスの夜
ワルラス
ワル―ン語
われ思う、故にわれあり
ワレンシュタイン
ワンカヨ(ペルー)
湾岸戦争
腕足動物
完顔阿骨打(ワンヤンアクダ)
ワンクッション置く
わんこそば
王建(ワンゴン)
ワンセグ
ワンダーフォーゲル
ワンチョウ 万州(中国)
椀つくりの欠け椀
ワンデュロ(麻薬)
ワンデル勧告
腕頭動脈(わんとうどうみゃく)
ワンナノサウルス(恐竜)
ワン・ハン
椀屋久右衛門
ワンヤン・シアン(万洋山)
ワンユワン(万源)
ワンライティング・システム
ワンレングス
ワンワールド
ワンワン(犬のほえ声。bowbow)

 

 

 

 

 

 

 

 

風呂敷の話

 物を包むのに用いる方形の布を「風呂敷」と呼んでいる。起源は奈良時代に遡ることができるが、平安時代には「平包(ひらづつみ)」と呼ばれて、庶民が衣類を包んで頭にのせて運んでいる様子が描かれている。江戸時代、銭湯が盛んとなり、風呂に敷く布を包むことから「風呂敷」と広く呼ばれるようになった。また江戸時代から、女たちが「お高祖(こそ)頭巾」として用いられている。(参考:風呂敷関係年表 竹村昭彦「風呂敷」日貿出版社 2008年)

 

2024年12月15日 (日)

「う」 ファースト・ネームから引く人名一覧

Shake   「う」から発音する外国人名は「ウィリアム(William )」が圧倒的に多い。シェイクスピア、シェンストン、コリンズ、クーパー、ブレイク、ワーズワース、ブライアント、イェーツ、バーンズ、コーリなど詩人だけで10指を数える。米国大統領にはハドソン、マッキンリー、タフトがいる。ビル・ゲイツの父の名前もウィリアム。▽「ヴィクトール・フランクル」1905-1997。オーストリアの精神科医。「夜と霧」(1946)はナチス強制収容所での体験を元にしたもので世界的なベストセラーとなった。▽ウィリアム・アーチャー(1856-1926)はイギリスの劇評家。▽「ウィリアム・ケムラー」1860-1890。1890年に世界で初めて電気椅子による死刑で執行された死刑囚。▽「ウィリアム・ゴールドマン」米国映画脚本家。「明日に向かって撃て」。▽山川出版社の「詳説世界史」2006年版まではオマル・ハイヤームだったが、2007年版からウマル・ハイヤームとなった。▽「ウィリアム・カレン・ブライアント」1794-1878。アメリカの詩人。清教徒的倫理観と自然愛とをうたった。詩「水鳥へ」「森の聖歌」。▽「ウィリアム・シャーマン」1820-1891。南北戦争時の北軍の軍人。▽「ウィリアム・ダンピア」1651-1715。イングランドの海賊。オーストラリア、ニューギニアを最初に探検したイギリス人。▽「ウィリアム・トラビス」1809-1836。アラモの砦の戦いはデビー・クロケットやジェームズ・ボーイは有名であるが、砦の守備隊長トラビスを知る日本人は少ない。アメリカ人にとつてはTravisの名前は常識である。▽「ウィリアム・ブース」1829-1912。イギリスのメソジスト説教者。救世軍の創立者。▽「ウィリアム・マーチ」1893-1954。アメリカの小説家。代表作「K部隊」「ドアから入れ」「鏡」「悪い種子」など。▽「ウィリアム・モーリス・デーヴィス」1850-1934。アメリカの自然地理学者。1899年に、地形の浸食輪廻を唱えた。▽「ヴィルヘルム・ビヤークネス」1862-1951。ノルウェーの気象学者・海洋学者。▽「ウォルター・ウェストン」イギリス人宣教師・登山家。「日本旅行記」などの著作で日本の山を世界に紹介した。▽「ウゲン・ワンチュク」1862-1926。初代ブータン国王。▽「ヴワディスクフ・レイモント」1824-1867。ボーランド小説家「喜劇女優」。▽「ヴィ」「ヴォ」など濁音は清音「ウ」として配列する。ビルマ人は男性に対する敬称として「ウ(U)」をつける。ウー・タント、ウー・ヌの正しい名前は「タント」「ヌ」である。

ヴァージニア・アクスライン
ヴァージニア・ウルフ
ヴァシリイ・カンディンスキー
ヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニン
ヴァーツラフ・ニジンスキー
ヴァルター・ラーテナウ
ヴァレリー・ゲルギエフ
ヴァレリー・ジスカール・デスタン
ヴァレリー・ラルボ
ウァレンティニアヌス1世
ヴィヴィアン・フックス
ヴィヴィアン・リー
ヴィヴィカ・リンドフォース
ヴィクター・アイゼンメンゲル
ヴィクター・フレミング
ヴィクトリア・アダムズ
ヴィクトール・エミール・フランクル
ヴィクトル・エリセ
ウィスタン・ヒュー・オーデン
ヴィチェンツォ・ペルージャ
ヴィッサリオン・べリンスキー
ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世
ヴィットーレ・カルパッチョ
ウィトルド・ゴンブローヴィッチ
ウィノナ・ライダー
ウィリー・ブラント
ウィリー・メッサーシュミット
ウィリアム・アサートン
ウィリアム・アダムズ(三浦按針)
ウィリアム・アーチャー
ウィリアム・アリンガム
ウィリアム・ウォルトン
ウィリアム・ウォレス
ウィリアム・エインズワース
ウィリアム・H・メーシー
ウィリアム・エウォート・グラッドストーン
ウィリアム・S・バロウズ
ウィリアム・オートレッド
ウィリアム・オールド
ウィリアム・カット
ウィリアム・カレン・ブライアント
ウィリアム・キッド
ウィリアム・ギブソン
ウィリアム・キャヴェンディッシュ
ウィリアム・キャクストン
ウィリアム・キャヴェンディッシュ・ベンティンク
ウィリアム・ギャンブル
ウィリアム・ギルバート
ウィリアム・クーパー
ウィリアム・クライン
ウィリアム・グラッドストン
ウィリアム・クラポー・ビリー・デュラント
ウィリアム・グレンヴィル
ウィリアム・ケムラー
ウィリアム・ゴドウィン
ウィリアム・コベット
ウィリアム・コーリ
ウィリアム・コリンズ
ウィリアム・ゴールディング
ウィリアム・ゴールドマン
ウィリアム・サマセット・モーム
ウィリアム・サローヤン
ウィリアム・G・モーガン
ウィリアム・シェイクスピア
ウィリアム・ジェイムズ
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン
ウィリアム・ジェームズ
ウィリアム・ジェームズ・デュラント
ウィリアム・シェンストン
ウィリアム・シャトナー
ウィリアム・シュテルン
ウィリアム・ショックレー
ウィリアム・ジョージ・アストン
ウィリアム・ジョージ・アームストロング
ウィリアム・スタージャン
ウィリアム・スミス
ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズ
ウィリアム・ダイス
ウィリアム・タフト
ウィリアム・ダンピア
ウィリアム・ティンダル
ウィリアム・テカムセ・シャーマン
ウィリアム・テル
ウィリアム・トラビビィス
ウィリアム・ハーヴェ
ウィリアム・パウエル
ウィリアム・パーキンズ
ウィリアム・ハーデー・マクニール
ウィリアム・ハート
ウィリアム・バトラー・イェーツ
ウィリアム・ハリソン
ウィリアム・バーンズ
ウィリアム・ハンター
ウィリアム・ハワード・タフト
ウィリアム・ハント
ウィリアム・フィッチナー
ウィリアム・フォークナー
ウィリアム・ブース
ウィリアム・ピット
ウィリアム・ヒ―リス
ウィリアム・ブレイク
ウィリアム・ブラッドフォード
ウィリアム・フリス
ウィリアム・フリードキン
ウィリアム・ペン
ウィリアム・ヘンリー・スワード
ウィリアム・ヘンリー・ハドソン
ウィリアム・ヘンリー・ビル・ゲイツ3世
ウィリアム・ボーイング
ウィリアム・ホガース
ウィリアム・ホールデン
ウィリアム・ボールドウィン
ウィリアム・マーチ
ウィリアム・マッキンリー
ウィリアム・メイクピース・サッカレー
ウィリアム・メレル・ヴォーリーズ
ウィリアム・モリス
ウィリアム・モーリス・デーヴィス
ウィリアム・ラッセル
ウィリアム・リーヒ
ウィリアム・リンク
ウィリアム・ロウズ・カリー
ウィリアム・ローワン・ハミルトン
ウィリアム・ワイラー
ウィリアム・ワトソン
ウィリアム・ワンデル
ウィル・スミス
ウィル・フェレル
ウィルソン・キプサング・キプロティチ
ウィルフレッド・オーウェン
ヴィルヘルム1世(ヴュルテンベルク王)
ヴィルヘルム2世(ドイツ皇帝)
ヴィルヘルム・ヴィンデルバント
ウィルヘルム・ヴント
ウィルヘルム・エドゥアルト・ウェーバー
ヴィルヘルム・エルサレム
ヴィルヘルム・クリスティアン・ルートヴッヒ・ディルタイ
ヴィルヘルム・グリム
ヴィルヘルム・ディルタイ
ヴィルヘルム・ビヤークネス
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ヴィルヘルム・リープクネヒト
ウィルヘルム・ルー
ウィルヘルム・レントゲン
ヴィルヤルマー・ステファンソン
ウィレム・アイントホーフェン
ウィレム・カルフ
ウィレム・クラース・ヘダ
ウィレム・デ・クーニング
ウィレム・デフォー
ウィレム・ヤンスゾーン
ウィンストン・チャーチル
ウーヴェ・ヨーンゾン
ウェズリー・スナイプス
ヴェパシアヌス
ヴェラ・チャフラフスカ
ウェルギリウス
ウェルキンゲトリクス
ヴェルナー・カール・ハイゼンベルク
ウェルナー・ハイゼンベルク
ヴェルナー・フォン・ブラウン
ヴェロニカ・ゲリン
ヴェロニカ・レイク
ヴェンセスラウ・デ・モラエス
ウェントワース・ミラー
ウォード・ボンド
ウオラス・ヒューム・カロザーズ
ウォールタ・サヴィジ・ランダー
ウォルター・ウェストン
ウォルター・エドモンズ
ウォルター・オマリー
ウォルター・クライシス
ウォルター・スコット
ウォルター・デ・マリア
ウォルター・バジョット
ウォルター・ピジョン
ウォルター・ヒューストン
ウォルター・ブレナン
ウォルター・ホイットマン
ウォルター・マッソー
ウォルター・ラング
ウォルター・リップマン
ウォルター・ローリー
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ウォルフガング・オストワルト
ヴォルフガング・カップ
ヴォルフガング・ベッカー
ウォーレ・ショインカ
ウォーレス・カロザース
ウォーレン・エドワード・バフェット
ウォーレン・オーツ
ウォーレン・トムソン
ウォーレン・ハーディング
ウォーレン・ビーティー
ウォーレン・へースティングス
ウォレス・ハリソン
ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー
ウゲン・ワンチュク
ウゴ・チャベス
ウサイン・セント・レオ・ボルト
ウサーマ・ビン・ラーディン
ウジェーヌ・イヨネスコ
ウジェーヌ・ドラクロワ
ウージェーヌ・フロマンタン
ウスタッド・アーマド・ラホーリ
ウッディー・アレン
ウッディー・ストロード
ウッディー・ハレルソン
ウッドロー・ウィルソン
ウッドロー・ハーディング
ウーピー・ゴールドスミス
ウーマ・サーマン
ウマル・イブン・八ッターブ
ウマル・ハイヤーム
ヴャチェスラフ・モロトフ
ウラジーミル・メニショフ
ヴランスラフ・ヴァンチュラ
ウラディーミル1世
ウラディーミル・アシュケナージ
ウラディミール・ウラジミロヴィッチ・プーチン
ウラディミール・ウラジミロヴィッチ・マヤコフスキー
ウラディミール・タトリン
ウラディミール・ツヴォルキン
ウラディミール・ペーター・ケッペン
ウラディミール・ナボコフ
ウラディミール・ホロヴィッツ
ウラディミール・マヤコフスキー
ウラディミール・ラモン・バレンティン
ウラディミール・レーニン
ヴラド・ツェペシュ
ウラル・アレクシス・ジョンソン
ウルスラ・アンドレス
ウルスラ・グラス
ウルフ・ステファンテ・フォン・オイラー
ウルリヒ・ツヴィングリ
ウルリヒ・フォン・フッテン
ヴワディスワフ2世ヤギェウォ
ヴワディスクフ・レイモント
ウワディスワフ・シュピルマン
ウンベルト1世
ウンベルト・エーコ
ウンベルト・ノビレ
ウンベルト・ボッチョーニ

 

 

年賀状じまい

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   郵便も やや遠のきし 六日かな (蘭聚)

 そろそろ年賀状の準備をする頃となった。やはり正月の楽しみは年賀状だろう。江戸時代には武家も町人も、年始回りで、新年の挨拶をした。江戸城には元日早朝から、将軍家に挨拶する人たちがぞくぞくと集まってきた。町人も得意先や近所に年始回り。職人は親方のところへ、子供も寺子屋のお師匠さんに挨拶に行った。ただ、年始回りに行ったが、先生も年始回りに行って留守だった、とか、あまりに年始客が多すぎていちいち顔を出していられない、という場合もあった。そういうときは、玄関に置いてある帳面に名前を書いて帰った。それでも、先生の家が遠方だったりして、どうしても回りきれないところが出てくる。そのため、松の内が終わってから、年賀状を書いて飛脚に託したり、お使いの人に持って行かせたりした。

   明治になっても、年始回りの習慣は続いた。ただ、社会的にも個人的にも人々の交際範囲は広がり、松の内の年始回りでは追いつかなくなった。いきおい、年賀状ですませるのだが、その時期に日本にも普及しだした郵便制度である。明治6年、郵便葉書の発行により、はがきで年賀状を送る習慣が急速に広まっていった。もちろん、このころは年が明けてから書いた。ところが、知恵者がいて、正月に配達する年賀状を暮れのうちから受けつけたらどうだろう、と思いついた。明治32年、年賀郵便特別取扱制度ができた。明治38年には全国どこの郵便局でも前年のうちに年賀状を受け付けることになった。昭和12年には現在のように12月15日から25日までの間に投函する、元日に届く年賀郵便の特別扱いが開始された。ちなみにお年玉付き年賀状は昭和25年に始まり、京都の林正治(1909-1990)のアイデアである。近年は高齢化やメール、SNSの普及で、2003年が44億枚をピークで、そこから減少傾向となり、2021年はついに20億枚を下回っている。わが家でも郵便料金も値上がりしたし、私も体調が悪いので「年賀状じまい」にしている。

2024年12月14日 (土)

荼毘に付す(日本語になったサンスクリット語)

 サンスクリットは古代から中世にかけて、インド亜大陸や東南アジアにおいて用いられてきた言語。現在の母語話者は少ないが死語ではなく、インドでは憲法で認知された22の公用語の1つである。漢語で「梵語」という。漢字で音写され、その漢字音が日本で変化した結果、元の発音とは大きく異なるものが多い。日本には仏教経由で伝来した語が多い。

 「旦那」は寺院や僧侶に布施をする「施主」や「檀家」の意味として主に僧侶が用いる言葉であったが、旦那の語は一般に広まり、妻が夫を、商家の奉公人が主人を呼ぶときに用いる敬称となった。

   「彼岸」とはその名の通り「岸の向こう」。その向こうの岸とは悟りの世界のこと。サンスクリットではバーラミター(波羅密多)という。「河の向こう」の意味。迷いの世界(此岸)に対する言葉であるが、日本の信仰では死後は阿弥陀如来の導きにより人は彼岸に渡ることができる、と考えられているため、彼岸の仏事の習慣がある。

 「閼伽(あか)」は本来「価値あるもの」の意味。仏前に供える神聖な水や花を呼ぶようになった。

「荼毘に付す」は、火葬をするを意味する。サンスクリット語の「ジャーベティ」の音の漢訳。「荼(だ)」という漢字は、「茶」ではなく、苦しみや害悪という意味があり、「毘(び)」は助けるという意味がある。

    このほか日本語にはサンスクリットからきた言葉は多い。「お盆」は「ウラバンナ」に由来する。「刹那」は「クシャナ」に由来。時間の最小単位。「奈落」は「ナラカ」に由来。地獄を意味する。「涅槃」は「ニルヴァーナ」に由来。「鳥居」は「トーラナ」に由来。アーチ型の門を意味する。お布施。「僧伽」は「サンガ」に由来する。僧侶のこと。(Sanskrit,ullambana,naraka,dana,samgha,stapa)

阿闍梨(アーチャルヤ)、奈落、伽藍、塔、卒塔婆(ストゥーパ)、旦那(ダーナ・パティ)、しくゃみ、韋駄天、境内、達磨、餓鬼、舎利(、シャーリ)、涅槃(ニルヴァーナ)、娑婆(シャバ)、菩薩(ボーティサットバ)、鳥居、(トーラナ)、痘痕、お盆(ウラバンナ)、彼岸、荼毘、鉢(パートラ)、かわら(カバーラ)、栴檀、空、沙門、袈裟、月、飛鳥、かさぶた(アルブタ)、玄関、、相好、馬鹿、おっかあ、とうさん。

 

 

なぜ日本人は忠臣蔵が好きなのか

Img_0029 市川海老蔵の天川屋義平

 

   本日は赤穂義士討ち入りの日。今日の時刻では15日の午前4時頃だが、むかしから慣例として14日に祭りがある。映画「最後の忠臣蔵」舞台あいさつで、佐藤浩市が共演の桜庭ななみを暴露。大石内蔵助の娘・可音を演じる桜庭は初め忠臣蔵の話を全然知らなかった。亡君復讐劇ということも、赤穂義挙も、内匠頭と上野介も、松の廊下刃傷も、四十七士吉良邸討ち入りも、本懐達成、高輪泉岳寺墓参も知らない。つまり若い人で知らない世代もでてくるから、忠臣蔵はいつも新鮮な話で永遠に終わらないということだ。視点を変えれば、いくらでも話のタネはつきない。増上寺畳替、烏帽子大紋、脇坂淡路守、判官切腹、赤穂開城、勘平と定九郎、与市兵衛、お軽・勘平、山科閑居、一力茶屋、南部坂雪の別れ、徳利の別れ、天川屋義平、垣見五郎兵衛、神崎与五郎東下り、加古川本蔵、堪忍袋詫び証文、笹売り源五、毛利小平太など脱盟者、茶会、吉良邸絵図面、本所松阪町、俵星玄蕃、清水一角、南部坂雪の別れ、寺坂吉衛門など忠臣蔵外伝、エピソードの宝庫つまり忠臣蔵。それにしても日本人は忠臣蔵が大好きである。ところが最近は新作が無くなったのはなぜだろうか?理由は忠臣蔵はオールスター総出演が相場で、ギャラや製作費に膨大なお金がかかり儲からないからであろう。 (12月14日)

 

 

赤垣源蔵、徳利の別れ

Ce183902a51dd0f0f20a0788acc8fe14   赤垣源蔵は大の酒好き。脇坂淡路守に仕える塩山伊左衛門という兄がいた。ある雪の夜、源蔵は貧乏徳利と土産の品をさげて、芝新銭座にある兄の家をひょっこり訪ねた。折悪しく兄は留守で、嫂は癪で臥せていた。いつもは着たきり雀の源蔵は、今日に限って珍しく小袖を着ていたが、下女のおすぎに暫く待たせてもらうと断わって、横になってひと眠りした。目が覚めたが兄はまだ帰らない。すると源蔵は、兄の羽織を出させ、衣紋かけに通して柱にかけ、湯呑みに冷や酒を注いでその前におくと、居ずまいを正して両手をつき、「兄上、今日はお暇乞いに参りましたが御不在、源蔵、力なく戻ります」といって、ホロリとひとしずく、おすぎに遠方へ行くといって、帰っていった。

   その夜、兄は若党をつれて帰ってきたが、明くれば元禄15年12月15日、雪の朝の日本晴れ。大勢の者が、「仇討ちの引きあげだ」と叫びながら駆けて行く。よく聞くと、赤穂の浪人が吉良上野介の屋敷へ討ち入り、引きあげる途中だという。伊左衛門は驚いて、すぐ若党を走らせた。若党は返り血を浴びた源蔵に会い、槍につけた短冊や笛、癪の薬、小判などを貰って帰ってきた。伊左衛門は源蔵が残したた貧乏徳利とそれらの品物を床の間におき、その前に両手をついて、「源蔵、昨日は残念であった」と語りかけた。

   これをみたおすぎはたまげて、「昨日は源蔵さまが着物に口をきいていらっしゃいましたが、今日は、旦那さまが徳利に口をきいていらっしゃいます」

   さて、このことが脇坂淡路守のお耳に入り、伊左衛門は五十石の加増、貧乏徳利は脇坂家の家宝になり、徳利の入った箱には、「忠義赤垣の徳利」と墨くろぐろと書かれたという。(参考:「決定版忠臣蔵のすべて」人物往来社)

2024年12月13日 (金)

13日の金曜日

Friday13b   13日の金曜日が不吉で悪い出来事が起きる、というのは英語圏の多くとドイツ、フランスなどで広まっている迷信である。金曜日がなぜ不吉なのか。イエス・キリストが磔刑されたのが金曜日とされるが、聖書には13日の記述はみられない。Fridayという言葉は北欧神話の神フリッグから来ており、フリッグが「金曜日に悪魔を招いて悪事を企んでいる」と信じられるようになったから。金曜日に13を合わせて13日の金曜日を不吉とする風習は、古文献には見られず、19世紀になってから成立したとする意見がある。13を不吉な数とするのは、キリストの最後の晩餐に13人の人がいたことから生じたものであろう。1980年の映画「13日の金曜日」(1980)では殺人鬼ジェイソンがキャンプ場を舞台に若者たちを次々と惨殺するというホラー作品で、この影響によって、この日を不吉とする考えは世界的に広まった。しかし13日の金曜日=不吉で悪い出来事がおこる、という警戒感から、交通事故などを避けるため、事故件数は通常より少なく、安全な日という報告もなされている。2015年の11月13日の金曜日、パリで同時多発テロが発生し、120人以上が死亡した。金曜日が不吉な出来事が起こることはケネディや安倍晋三の事例でも見られるようだ。

 

 

2024年12月12日 (木)

シャコバサボテン(「シ」事項索引)

[ し ]

   「シェア・クロッパー」分益小作農民。南北戦争後のアメリカ南部において、苛酷な小作条件と前借り制度によって隷属的な立場に置かれた小作人。▽「シェションク」古代エジプト第22王朝の初代ファラオ。リビア人の将軍。在位前935年頃ー前914年頃。▽「ジェンネ・ジェノ」マリ共和国にあるBC3世紀頃の古代遺跡。▽「シオニズム」イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しよう、あるいはユダヤ教、ユダヤ・イディッシュ・イスラエル文化の復興運動を興そうとするユダヤ人の近代的運動。▽「シークワーサー」沖縄のミカン科の柑橘類。▽「シマエナガ」冬の北海道でよく見られる小さな鳥です。真っ白な愛くるしい姿から「雪の妖精」と呼ばれています。▽「ジャポニウム」日本人が発見した初の新元素113番。▽「ジギタリス」薬用植物であることは古くから民間伝承で知られていたが、1776年イギリスの植物学者ウィリアム・ウィザリングが強心剤としての薬効を発見し、以来、うつ血性心不全の特効薬となる。▽「湿舌(しつぜつ)」湿った暖かい気流が東シナ海方面から日本列島に向かって舌のような形で流れ込む現象。梅雨期に多く発生し、大雨をもたらす。▽「ジャンタル・マルタン天文台」ムガール帝国のジャイ・シング2世が1728年にインドのジャイプルに作った天文観測機施設。▽「ジビエ」狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。▽「品川巻き」のりを巻いた小型のせんべい。▽「シーボルト台風」1828年9月17日、九州・中国地方にかけて大被害をもたらした台風。死者2万人、負傷者1万9千人以上。名称はドイツ人学者シーボルの乗船が座礁し、日本地図の国外持ち出しが発覚したことらつけられた。▽「しまなみ海道」広島県尾道市と愛媛県今治市と結ぶ全長59.4㎞の自動車専用道路。▽「資本主義」資本家が利益を得るために、労働者をやとって商品を生産する経済のしくみ。▽「ジャーゴン」支離滅裂で意味不明な状態。失語症者に見られる。▽「ジャヤワルマン7世」12世紀カンボジアクメール王朝の王。アンコール・トムを建設。▽「シャーテンフロイデ」(ドイツ語、schadenfreude)他人の不幸を知った時に生じる喜び。▽「朱全忠」852-912。五代後梁の初代皇帝(太祖)。▽「樹木男症候群」手や足に木の皮のようなイボが生じる皮膚病の一種。ツリーマン症候群。▽「シグロ・デ・オロ siglo de oro」15世紀から17世紀にかけてのスペインの美術・音楽・文学隆盛の黄金時代。▽「春香伝」春香(チュニャン)と夢龍(モンニョン)17世紀後半の韓国を舞台にしたロマンス。▽「囚人のジレンマ」自分にとって合理的な行動をとった結果、双方にとって小さい利得しか得られないことを意味する。▽「ジュラマイアシネンシス」2011年中国遼寧省で発見された約1億6000万年前のネズミに似た哺乳類の化石。▽「蕭道成」しょうどうせい。479年南朝宋順帝より禅譲を受け高帝となり南斉を建国。南朝斉はわずか2代23年で滅ぶ。▽「白保人」平成20年から平成28年にかけて沖縄県石垣市の白保竿根多原洞穴遺跡で発見された化石人骨。▽「じれった結び」江戸末期から、下流の女性の間で結ばれた髪型の一つ。洗髪後などに結った無造作な櫛巻風の結い方。▽「シンハラ語」スリランカで話されているシンハラ人の言語。▽「信用創造」銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと。(しししし)


詩(ポエトリ)

シアウ島(サンギヘ諸島、インドネシア)
次亜塩素酸ナトリウム
ジアスターゼ
ジアゾ反応
指圧療法
シアトル
シアニン
シアヌーク
シアノバクテリア
シーア派
シーア派イマーム
西安(シーアン)事件
ジークフリート
紫衣事件
椎茸
ジイド
椎名麟三
シヴァ神
シウダー・ボリーバル(ベネズエラ)
紫雲山(香川県高松市)
シェア・クロッパー
自衛隊
GHQ
シェークスピア
シェションク
ジェズイット教団
ジェノバ
ジェファーソン
ジェームズ1世
ジェームズ2世
ジェームズタウンの虐殺(1622年)
シエラネバダ山脈
シエラレオネ内戦
慈円
ジェンナー
ジェンネ・ジュノ
シオニズム(zionism)
塩の行進
潮岬
シカゴ
シカせんべい
地方三役
志賀直哉
史記
私擬憲法
直参
ジギスムント
ジギタリス
式亭三馬
式年遷宮
食封
色目人
シク教徒
シークワーサー
シグロ・デ・オロ
始皇帝
地獄の黙示録
四庫全書
自墾地系荘園
シーザー
シサクの戦い(1593年)
鹿ケ谷の変
資治通鑑
死者の書
時宗
歯周病
地震
静岡
雫石事故
Sistrum0_2シストルム(古代エジプトの楽器)
ジズヤ
氏姓制度
耳石症
支石墓
自然
自然主義
自然法思想
四川暴動
氏族社会
シソーラス
下地中分
七月革命
七卿落ち
七年戦争
自治
シチリア王国
シチリアの晩鐘事件(1282年)
市町村
失業
ジッグラト(聖塔)
執権
湿舌
シッソイド
幣原喜重郎
四天王寺
地頭
シドニー
品川巻き
シナトラ,フランク
信濃川
士農工商
シノワズリ(中国趣味)
司馬光
司馬江漢
司馬遷
ジビエ料理
鮪川層
渋沢栄一
渋川春海
ジプチ
ジブラルタル
紙幣
シベリア
司法
シーボルト
シーボルト台風
資本
資本主義
資本論
シマエナガ
島崎藤村
しまなみ海道
島原の乱
四万十川
清水トンネル
ジム・クロウ制度
ジムノペディ(サティ)
シーメンス事件
下筌(しもうけ)ダム
下河辺長流
霜月騒動(1295年)
下仁田ネギ
下関事件
シモン・ボリバル
ジャイナ教
シャイレーンドラ朝
シャウプ勧告
釈迦
社会
社会主義
社会主義市場経済
ジャカルタ
シャクシャインの乱(1669年)
シャコバサボテン
ジャコバン派
ジャーゴン
写実主義
シャー・ジャハーン帝
ジャーギール制
シャクンタラー
ジャズ
ジャスミン革命
シャニダール
ジャポニウム
ジャポニズム
シャーマン法
ジャムチ(元の駅伝制度)
ジャルモ遺跡
シャーレ
ジャヤワルマン7世
シャルル・ド・ゴール国際空港
シャーロック・ホームズ
シャーロッツビル(米国バージニア州)
シャーロット(米国ノースカロライナ州)
ジャワ島
ジャワ原人
シャンゼリゼ通り
上海
ジャンタル・マルタン天文台
ジャンヌ・ダルク

周恩来
衆議院
宗教改革
習近平
重慶
十字軍
重商主義
囚人のジレンマ
柔然
自由党
周敦頤
十二表法
儒家
儒学
儒教
綜芸種智院
朱子学
授時暦
朱全忠
シュードラ
シュードモナス(細菌類)
シュトレーゼマン
シューベルト
ジュネーブ
ジュネーヴ条約
シュメール人
樹木男症候群
ジュラ紀
ジュラマイアシネンシス
シュリーマン
シュリーヴィジャヤ(室利仏逝)王国
シュレーゲルアオガエル
荀彧
春香伝(しゅんこうでん)
春秋戦国時代
書院造
小アグリッピナ
蒋介石
城下町
承久の変
商業
城子崖
成尋(じょうじん)
正倉院
浄土教
蕭道成
聖徳太子
常平倉
承平天慶の乱
障壁画
情報化社会
聖武天皇
縄文時代
条約
生類憐みの令
昭和天皇

植民地主義
食糧生産革命
徐光啓
徐錫麟
諸子百家
女真
ショルツ理論
ジョン万次郎
シーラカンス
白樺派
シラス台地
白瀬矗
白保人
シリア内戦
シリカゲル
シリコーン
シルクロード
ジルバブ(インドネシアの女性用スカーフ)
じれった結び
ジローナ大聖堂
ジロンド派


辛亥革命
シンガサリ王国
新型コロナウィルス流行(2020年)
シンガポール
進化論
新疆
神曲
シンコ・デ・マヨ
シンコペーション
人口
人工リーフ
人種
真珠湾
ジンジャー・エール
ジンジャントロプス・ボイセイ
紳士は金髪がお好き
人種のサラダボウル
浸食輪廻
壬申の乱
神聖ローマ帝国
新石器時代
深圳
心タンポナーデ
心電図
新燃岳
新バビロニア
ジンバブエ
シンハラ語
清仏戦争
シンプロン・トンネル
人文主義(ユマニスム)
ジンベイザメ
神武天皇
新約聖書
信用創造
新羅
親鸞
神話

 

 

 

 

ラディゲとベアトリス

15580
 ベアトリス・ヘイスティングス

   1914年、モディリアーニ(1884-1920)は、ザッキン(1890-1967)の紹介でイギリスの女流詩人でジャーナリストであるベアトリス・へイスティングス(1879-1943)を知る。彼女は北アフリカに生まれ、へイスティングスと結婚するも、間もなく別居。ロンドンへ行き週刊誌「ニューエイジ」のパリ特派員としてモンパルナスのノルヴァン街13番地に住んでいた。詩人エズラ・バウンドを発見し、小説家キャサリン・マンスフィールドと交友があった。モディリアーニは教養が高く、女権論者の5歳年上のベアトリスに惹かれた。やがて2人は恋仲となり同棲する。ベアトリスをめぐる詩人マックス・ジャコブ(1876-1944)との三角関係も1916年半ばには破局を迎えた。その後、ベアトリスはかつてモディリアーニから紹介されたレイモン・ラディゲ(1903-1923)と関係を持つようになる。ラディゲは年上女性との体験をもとに「肉体の悪魔」を1919年ころから書き始め、1923年に完成しベストセラーとなった。ラディゲは腸チフスにかかり、1923年12月12日、パリの病院で20歳の若い生涯を閉じた。ベアトリスはその後ファシズムのシンパとなったが、1943年に自殺している。翌年、ベアトリスの昔の恋人マックス・ジャコブもユダヤ人強制収容所で病死している。

因幡の白兎(「イ」 事項索引)

Iigiri2[  い  ]

  「飯桐」イイギリ科の落葉高木。暖地の山地に自生。秋に南天に似た赤い実をつける。▽「イアリュソス」ロードス島にあったミケーネ時代の都市。▽「いいあ帖」綴込みの際に、折帖順を、誤って前後にしたものの称。▽「鋳掛屋の天秤棒」(鋳掛屋の天秤棒は普通のものより長いことから)でしゃばりな人、またさの行為をいうようになった。▽「イェニチェリ」オスマン・トルコ帝国の常備歩兵軍団。14世紀後半ムラト1世によって創設され、1430年頃までに制度的に完成された。帝国領内のキリスト教徒住民から強制徴収した年少者をイスラム教の戦士として訓練育成し、オスマン帝国の中核とした。身分的にはスルタンの奴隷であったが、大宰相をはじめ文武の高官が彼らの中から出た。1826年に廃止された。▽イカレポンチとは「いかれた男」の意味。獅子文六「自由学校」(1950)から流行語になった。▽「イカロス」は父が発明した翼をつけて空中高く飛んだため、翼が太陽熱で溶けて、イカリオス海に落ちて溺死した。▽「イー・クラートカェ」ロシア文字の名称。▽「いさば」魚を売買する店。「いさば屋」ともいう。魚市場や海産物を扱う商人をいうこともある。▽「イーストエンド」はロンドンの下町。貧民窟で有名。▽「イスファハーン」1579年サファヴー朝の都。▽「依存効果」消費者が企業の宣伝や広告に依存して消費活動を行うこと。▽「イップス」精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレーや意識が出来なくなる症状のこと。▽1933年、岩倉具視の孫娘「岩倉靖子」は日本共産党の活動に参加して検挙される。▽「イディシュ語」東欧のユダヤ人に用いられる言語。▽「インキュナブラ(incunabula)15世紀ころ西欧で作られた最初の金属活字印刷物のこと。▽「イヒチオール」Ihthyol消炎・殺菌剤。▽「イルガ―トル」irrigator 輸血・膣洗浄・浣腸などに用いる医療器具。▽「五浦海岸」茨城県の那珂川河口付近にある美しい海岸。岡倉天心はこの五浦海岸を東洋的な風景ととらえ、1906年に日本美術院を東京からここに移し活動の拠点とした。▽「イスカリオテのユダ」イエスに選ばれた12人の弟子の1人。イエスを銀貨30枚で売ったことから、裏切り者の代名詞のような存在。十二使徒の会計係をしていた。後悔し、首を吊って自殺する。▽両側の表わすものが等しいという記号「=(等号、イコール)は1557年イギリスの数学者ロバート・レコード(1510-1558)によって考案された。ただし当初は「=」ではなく、「Z」のような形だった。あまり普及しなかったが、トマス・ハリエットが再び使用し、広まった。▽「医心方」30巻、平安時代の宮中医官・丹波康頼による日本最古の医学書。▽「イビサガール」NMB48の楽曲。イビサ島は地中海西部のスペインのバレアレス諸島にある島。▽「入江長八」江戸末期から明治初期の名工。鏝絵(こてえ)。▽「インケツ」最低最悪の絶望的な状態のこと、またはそんな状態を招く厄病神のようなヤツのこと。▽「一万円年金」1965年6月1日。厚生年金保険法が一部改正され、平均月収2万5000円で20年間の被保険者は老齢年金が月1万円となる。▽「インディギルカ号沈没」1939年旧ソ連貨客船インディギルカ号が北海道猿払村で座礁・沈没。(いいいい)


夷(い)
匜(い) 古代中国で水や酒を注ぐために使用された容器)
居合術
イアーゴ(「オセロ」に登場する悪人の副官)
イアコ川(Iaco ブラジル)
イアス(Iacu ブラジル)
イアリュソス
イアロス島(Yiaros ギリシャ)
慰安婦問題
イアンボス(古代ギリシャの古典詩に用いられた韻脚形式)
いいあ帖
飯岡助五郎
言い出しっ屁
イヴォルガ(ロシアにある匈奴の集落址 Ivolga)
イーヴァント,ハンス・ヨアヒム(ドイツの神学者)
イースター
イースター島(チリ)
イーストウッド,クリント(俳優)
イーストエンド(ロンドン)
イーストマン,ジョージ(写真技術者)
イーストレーキ,フレデリック(博言博士)
イーゼル
E.T.(スティーブン・スピルバーグの映画)
イーデン,ロバート(イギリスの政治家)
イートン校
イートン・ランバート症候群(筋無力症症候群)
飯岡(千葉県)
飯尾彦六左衛門尉(応仁の乱頃の京都の人)
飯篠長威斎(いいざさちょういさい)室町時代の刀槍術者
飯島魁(いいしまいさお) 寄生虫学者
飯田(長野県)
飯田橋事件
飯田蛇笏(俳人)
飯田忠彦(幕末の歴史家)
飯塚(福岡県)
飯塚琅玕斎(いいづかろうけんさい) 竹芸家
井伊直弼
飯沼正明(飛行士)
飯盛山(福岡県)
飯山(長野県)
伊井蓉峰(俳優)
イヴァン3世
イヴァン4世
イエイツ,フランセス
イエス・キリスト(Jesous Christos)
イエズス会
イェスペルセン,オットー(言語学者)
イエスの方舟
イェタン(韓国の結納)
イエーツ,ウィリアム・バトラー(詩人)
イエーツ,ピーター(映画監督)
家つきカーつきババア抜き
イェ―テボリ(スウェーデン)
イエップ,ローレンス
イエドヴァブネ事件
イエナ(ドイツ) Jena
イエナ・アウェルシュタットの戦い
家永三郎
イェニチェリ(オスマン帝国の常備歩兵軍団)
イエメン
イェルマーク
イエローカード
イエローページ
イエローストーン公園
イエンセン,バージニア・アレン
イオウ
硫黄島
イオニア海
イオン交換樹脂
伊賀
威海衛
囲郭都市(いかくとし)
鋳掛屋の天秤棒
イカす
伊香保温泉(群馬県)
胃カメラ
怒りの葡萄(スタインベックの小説)
イカレポンチ
イカロス
壱岐島(長崎県)
イギリス
生きる(黒澤明の映画)
イグアス滝(ブラジル)
育英事業
イクター制(徴税権)
郁達夫
生田万の乱
イクチオステガ(古生物)
イグナティウス・ロヨラ
生野の変(但馬国生野で尊王攘夷派が挙兵)
イー・クラートカェ
イグルー(エスキモーの冬の住居)
幾世餅
池田市(大阪府)
池田小児童殺傷事件
池田大作
池田勇人
池田屋事件
池禅尼
生け花
イケメン
いこい(タバコ)
韋后
異国船打払令
イコール
イコン(icon 聖像画)
イサウリア朝
いざ鎌倉
イサク(Isaac イスラエル族長のひとり)
いざなぎ景気(1965年から70年にかけての好景気)
イザナギとイザナミ
いさば
諫早湾干拓
イサベル
イサム・ノグチ
イザヤ(Iaaich 旧約聖書の預言者)
胆沢城(いさわじょう)
石井茂吉
石井十次(キリスト教社会事業者)
石井・ランシング協定(1917年)
石垣島
石狩平野
石川啄木
イシス(エジプトの女神)
イシドルス偽文書
石の上にも三年
石破茂
石橋を叩いて渡る
石橋湛山
沙鉢略可汗(Ishbra)
いじめ
石山合戦
石山本願寺
イシュポシェテ(サウルの息子)
イシュマエル(アブラハムとハガルの間の息子)
衣食足りて礼節を知る
因斯羅我(いしらか)
維新
以心伝心
医心方
伊豆
渭水
渭水の戦い
イスカのはし
イスカリオテのユダ
何処へ(正宗白鳥)
イースター島(チリ)
イスタンブール
イスパニア
イスファハン(イラン)
イズミル(トルコ)
出雲崎
出雲大社
イスラエル
イスラマバード(パキスタン)
イスラム教
イスンシン(李舜臣)
伊勢神宮
伊勢暴動(地租改正反対一揆 1876年12月)
伊勢物語
伊勢湾台風
礒女(いそおんな)
急がば回れ
イソクラテス
イソップ
磯のあわびの片思い
石上宅嗣
依存効果
イタイイタイ病訴訟
板垣退助
いたちごっこ
板付遺跡(福岡市)
韋駄天
イタビラ鉄山(ブラジル)
イタリア
イダルゴ
イタンキ浜事件
市川市(千葉県)
イチゴ
イチジク
一事不再理
市場
一億円拾得事件
一帯一路
一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭
一網打尽
一揆
一挙両得
一刻千金
一乗谷城
一姫二太郎
一里塚
イチロー
厳島
一級河川
一休宗純
一向宗
一神教
一票の格差
一万円年金
イッソスの戦い
五浦海岸
イデー(idee)
イデア論
イディシュ語
イデオロギー
いて座
囲田(いでん,宋代の田制)
緯度
糸魚川(新潟県)
伊土戦争
イドメネオ(モーツァルト)
イトマン事件(1991年)
イドリーシー
糸割符
因幡の白兎
稲荷
いなりずし
稲荷山古墳(埼玉県行田市)
イナンナ(Inanna メソポタミアの愛と豊穣の女神)
イニシアチブ
イヌイット
伊能忠敬

犬追物
犬養毅
犬上御田鍬
犬も歩けば棒にあたる
犬山市(愛知県)
イネス,ハモンド
井の頭公園
猪瀬直樹
イビサ島
イヒチオール
イピランガの叫び
イプセン,ヘンリク
イブン・サウード
イブン・シーナー
イブン・バットゥーン
イブン・ハルドゥーン
イブン・ルシュド
イベリア半島
イ―ペルの戦い
異邦人
違星北斗
今川義元
今出川豆腐
イミタチオ・クリスチ
移民法
イムホテプ
イモ
いもち病
イヤミ
イヨマンテ(熊祭り)
イラク
岩倉具視
岩崎弥太郎
岩瀬忠震(いわせただのり)
イラワジ川(ミャンマー)
イラン
イラン革命(1978年)
イリアス
イリアンジャヤ(インドネシア)
入江九一(尊王攘夷運動の志士)
入江長八
入江惣兵衛(池田屋惣兵衛)
入江美樹
入江若葉
西表島(沖縄県)
イリオモテヤマネコ
イリ事件(1871年)
イリ条約
イリノイ州(アメリカ)
夷陵の戦い(222年)
医療保険
イルガートル
イルクーツク(ロシア)
イル・ハン国
岩手県
岩戸景気(1958年から61年にかけての好景気)
岩波文庫
岩のドーム
イワン
インカ文明
因果応報
殷鑒遠からず
インキュナブラ
殷墟
インケツ
隠元
因業
印刷
陰山山脈
印象派
殷汝耕
インスリン
院政
姻族
院体画
インダス文明
インターラーケン(スイス)
インターナショナル
インターネット
インディアナポリス
インディアン強制移住法
インディオ
インディギルカ号沈没(1939年)
インディーズ(独立プロ系の作品)
インディラ・ガンディ
インテリゲンツィア(intelligentsia 知識階級)
インド
インドシナ
インドネシア
インド・ヨーロッパ語族
インドラ
因縁
因島
インパナティオ(Inpanatio 「パンの中にある」の意)
印旛沼(千葉県)
インパラ
インパール(インド)
インピリアル谷(米国カリフォルニア州)
インフルエンサー
インプレーサ(標語付き図案)
インフレーション
インペラトル
インペリアル運河(スペイン)
インボイス制度
インノケンティウス3世(教皇)
インム二テート(immunitat 不可侵権)
陰陽家
陰陽五行説
韻律学
飲料
引力
印籠

2024年12月11日 (水)

瀛涯勝覧(「エ」 事項索引)

[  え ]

  「エ」で始まる語句・用語、主要な人名・地名を集める。▽「瀛涯勝覧」明の馬歓が著した南海諸国見聞録。▽「エウセビオス」263年頃ー339年。古代ローマの司教。コンスタンティヌス帝の信任をうけた。著書「教会史」がある。▽「衛正斥邪思想」19世紀中葉、朝鮮は西洋との通商条約を拒否した。正学である朱子学を衛り、仏教などの邪学を斥けるという思想。▽「エゴサーチ」自分の名前をネットで検索すること。▽「エシェデ鉄道事故」1998年6月3日にドイツ・ニーダ―ザクセン州のエシュデ付近で発生した列車脱線事故である。高速列車のICEが脱線し道路橋に衝突、101人が死亡した。▽「エスタブリッシュメント」社会的に確立された制度や体制。▽「エセン」15世紀中頃の蒙古オイラート部の族長▽「恵庭事件」北海道の農民が陸上自衛隊内の通信線を切断した事件。▽「エニシダ」欧州中南部原産で、マメ科の半常緑(時に落葉)性低木。黄色い蝶形花を5~6月に開く。▽「エッサイの樹」ダヴィデ王の父エッサイの家系。▽「エピファニー」1月6日。イエスの誕生を祝うためら3人の賢者が贈り物を持ってきやってきた日を記念する祭。▽「エッジワース・カイパーベルト」海王星軌道の外にある小惑星や氷・ちりなどが密集した領域。▽「エコーロケーション」イルカは超音波で反射してきた音で、獲物をさがしたり、仲間とコミュニケーションしたりする。▽「エパミノンダス」紀元前420年?ー紀元前362年。古代ギリシャのテーベの将軍。前371年のレウクトラの戦いでスパルタ軍を破った。▽「エルニーニョ現象」南米ペルー沖の近海で、毎年12月ごろ貿易風が弱まることで付近の暖流が移動して水温が高まる現象。▽「ATP」アデノシンに3分子のリン酸が結合したヌクレオシド。▽「エンケの間隙」土星の環のうちA環内にある間隙のことをいう。詳しいことはわからない。発見者のドイツの天文学者ヨハン・フランツ・エンケの因む。▽「エンコミエンダ制」16世紀のアメリカ新大陸などのスペイン植民地での、キリスト教教化を条件に現地人労働力で実質的な奴隷として使役することを可能にした農園経営形態をいう。encomienda。▽「エンテべ空港事件」1976年7月、イスラエルの特殊部隊がウガンダのエンテべ空港を奇襲し、ハイジャック犯人らを射殺、人質を救出した事件。(ええええ)

 

エア湖(オーストラリア)
エアコン
エアーズ・ロック(ウルル) オーストラリア
エアポート
エイ(魚鱏)永遠回帰(ニーチェの思想の基本概念のひとつ)
映画
瀛涯勝覧
栄華物語
永享の乱(1438~39年)
永業田
英国式庭園
エイサー(沖縄の伝統芸能)
衛氏朝鮮
エイズ
衛正斥邪思想
エイゼンシュテイン,セルゲイ(映画監督)
栄西
頴尊
永仁の徳政令
頴原退蔵(国文学者)
永平寺
英雄崇拝論(カーライルの講演集)
永楽通宝
永楽帝(明成祖)
エイリアン
AKB48(エーケービー)
エープリルフール
エヴァンゲリオン
エヴァンス,アーサー(考古学)
エヴェンキ族
エウセビオス
エウダイモニア(幸福)
エウリピデス
ええじゃないか
慧遠(えおん、東晋の名僧)
エカテリーナ宮殿
エカテリナ2世
江川宇礼雄(俳優)
江川卓(野球)
江川担庵

易経
エキストラ
江木欣欣
易姓革命
江木俊夫(アイドル)
駅馬車(ジョン・フォード監督の映画)
江藤淳(文芸評論家)
エクアドル
エクスキューズ(言い訳、弁解)
エクスプロイテーション映画
エクソシスト
江口渙(小説家)
江口章子(えぐちあやこ)詩人
江口夜詩(詩人)
エグバード
笑窪(えくぼ)
エーゲ海の真珠(ポール・モーリア)
エーゲ文明
エゴイズム
エゴサーチ
エコーチェンバー現象
エコノミスト
エコーロケーション
江差追分
エシェデ鉄道事故
エジソン,トーマス
エジプト
エジプトの神々
エジプトはナイルの賜物
絵島生島事件
懐奘
恵心僧都
恵信尼(えしんに、親鸞の妻)
SOS(エスオーエス)
SF(エスエフ)
エスカルゴ
エスキモー
エスタプリッシュメント
エステベス,エミリオ(俳優)
エスプリ(フランス語で精神、知性、才気の意味)
エズラ(古代ユダヤの律法学者)
エスワティニ
エセン
江田三郎
エタノール
江田船山古墳出土の太刀銘
枝豆
エチエンヌ・マルセルの乱(1358年)
エチオピア
越後
越前蟹
エチュード(練習曲)
エディンバラ(イギリス)
エデン(ヤハウェが最初の人アダムとエバのために設けた楽園)
エッサイの樹
エッジワース・カイパーベルト
エデッサ伯国
エデンの園
エデンの東(スタインベックの小説)
エッフェル塔
エーデルワイス
干支(えと)
江戸
江戸川乱歩
エトーシャ国立公園(ナミビア)
江戸城
江戸幕府
江戸町奉行
江藤淳
江藤新平
江戸屋猫八
エトワール凱旋門
淮南子
恵庭事件
エネルギー
エノコログサ
榎本其角(俳人)
榎本喜八(野球)
榎本健一(俳優)
榎本武揚
榎本多津(女流文人)
海老(エビ)
エパミノンダス
エピクロス
海老沢亮(えびさわあきら 牧師)
ABCD包囲陣
海老名弾正
海老原博幸(ボクシング)
エピファニー
エフェソス公会議(431年)
えぶり
エベンキ族
恵方詣(えほうまいり)
烏帽子(えぼし)
エホバ(旧約聖書の神の固有の名ヤハウェのこと)
エボラ出血熱
絵本
絵馬
絵巻物
江間章子(えましょうこ)詩人
江見水蔭
恵美押勝
エミュー
エムス川
エムス電報事件
エムデン・マイヤーホフ・パルナス経路
エメラルド
江守徹(俳優)
エライジン酸
エラスムス
エラトステネス
エラトステネスの篩
エリア随筆
エリアーデ,ミルチヤ(ルーマニアの宗教改革家)
エリオット,ジョージ(小説家)
エリオット,トーマス・スターンズ(詩人)
エリコ(ヨルダン)
エリザベス1世
撰銭令
江利チエミ
エリツィン
エリトリア
襟巻
エリュトゥラー海航海記
エリオペイド文化
エルケンチョ(アルゼンチンの角笛)
エルサルバドル
エルチチョン(メキシコ)
エルツ山脈
エルトゥールル号海難事故(1890年)
エル・ドラード(黄金郷)
エルカーノ,フアン・セバスティアン
エルゴードの定理
エルニーニョ現象
エルバ島
エルバー山
エルフルト綱領
エルベの誓い
エレジー(悲歌)
エレミヤ(ユダの預言者)
エロア資金
エローラ

延安革命
燕雲十六州
演歌
塩課
エンカウスティーク(蠟画)
円覚寺
えんがちょ
延喜格式
延喜・天暦の治
延喜の荘園整理令
円空
円珍
縁起かつぎ
園芸
演劇
エンケの間隙
エンゲル係数
エンゲルス
遠交近攻
エンコミエンダ制
エンジェル
エンシスハイム隕石(フランス、1492年)
延寿祭(えんじゅさい)
援蒋ルート
猿人
エンスラボイド作戦
袁世凱
厭世主義
エンゼルフィッシュ
遠足
エンタシス
円地文子
円珍
エンテべ空港事件
円爾弁円
円仁
豌豆(えんどう)
遠藤周作
エントロピー
縁日
役小角(えんのおづの)
朳(えんぶり)八戸の田植踊)
閻魔
エンマコウロギ
エンマ帳
円明園
エンメバラゲシ
エンメリヒ,アンナ・カタリーナ(ドイツの禁欲的修道女)
園遊会(マンスフィールドの小説)
エンリケ航海王子
閻立本
延暦寺
ATP

長いタイトル、短いタイトル

Photo_3     楽曲や映画、小説にとって、そのタイトルをどう付けるか、というのは言うまでもなく大問題。2013年12月11日に発売されたAKB48のタイトルがやたらと長かった。「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」。何と76字ある。miwaの新曲「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」は22字。

   小説では2014年刊行の村上春樹の新作も長かった。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年に」は20字。2010年のベストセラー「もしドラ」は33文字あった。2011年の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や浅田次郎のエッセイ「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」は19文字。奇抜で刺激的なタイトルで人の目をひこうという魂胆がみえる。ワンセンテンスがタイトルとなるのは片山恭一の「世界の中心で、愛をさけぶ」あたりからの流行だろうか。作家が小説のタイトルをつけるには、それなりの思い入れがあるのだろうが、こうしてダラダラと長いタイトルが出てくるのだが、むしろ漢字一文字という題名が、ことさら強い印象がのこる。漱石「心」「門」、芥川龍之介「鼻」、森鷗外「雁」、長塚節「土」、谷崎潤一郎「卍」「鍵」、丹羽文雄「顔」などなど。

2024年12月10日 (火)

琵琶形銅剣文化圏(「ヒ」事項索引)

[  ひ  ]

  「ビアフラ共和国」1967年から1970年まで西アフリカに存続した国。▽「東沢瀉」ひがしたくしゃ。1832-1891。幕末の岩国藩士・儒学者。精義隊を組織し、戊辰戦争などで活躍。▽「ヒクソス」紀元前17世紀から前16世紀の約1000年間、エジプト中王国滅亡後シリア、パレスティナ方面からエジプトに侵入した古代オリエントの民族の一つ。この期間はエジプト史上もっとも文化のおとろえた時代。▽気象レーダーの発する電波が、通常の伝搬経路から大きく外れることがある。この現象を異常伝搬と呼び、送信電波が曲げられて地表面や地表の構造物に当たって反射すると、降雨がないのに赤とか黄色とかの「猛烈な雨」の表示がされることがある。これを「非降水エコー」と呼ぶ。▽「飛銭(ひせん)」中国唐宋期、遠隔地取引に使われた為替(送金手形制度)をさす。「便銭」「便換」ともいう。利用者はおもに茶商人であった。▽ギリシアの商人ヒッパロスは西暦79年、アラビア人からインド洋の季節風の変化の知識を手に入れ、紅海とインド洋を結ぶ航路を開拓した。この発見により東と西とのあいだで、盛大な貿易が発展したのである。エリュトラ―航海記には「ヒッパロスの風」と書かれている。▽「ピンポンダッシュ」見知らぬ家の玄関先にある呼び鈴(チャイム)を鳴らして逃げるいたずら。▽ラオスの首都「ビエンチャン」は「ビャクダンの都」の意味。▽「ビアリッツの密約」1865年にプロイセン首相ビスマルクとフランス皇帝ナポレオン3世との間に結ばれた密約。▽「ビオン」前2世紀末のギリシアの牧歌詩人。「アドニス哀悼歌」▽「ビオ・サヴァールの法則」定常電流のまわりに発生する磁場を微分形式で表した法則▽「飛銭(ひせん)」中国、唐代で慣用された為替(送銭手形)をさす用語。▽「人返し令」1843年、江戸に流入した人々の帰村を強制するとともに、農民の離村を禁止した。▽「ピッグス湾事件」1961年ケネディ大統領はカストロ革命政権の打倒を試みたが失敗した事件。▽「ピヒヒアパン」2018年10月メキシコ南部チアパス州ピヒヒアパンでアメリカを目指す移民6000人が大移動。▽「ヒポコンデリー」神経質な人、鬱状態にある人は自信の身体の健康に対する不安感があり、常に頭が痛いとか、肩がこるとか、胃が重いなどと思い込んで悩む症状がある。その結果、たえず意識が自己の身体に集中しており、また意識が集中するためにわずかな身体の変調が気にかかるという悪循環に陥っている。▽「ピラトの妻」ゲルトルート・フォン・ルフォールはドイツのカトリック文学の女性の作家で代表作は「断頭台の最後の女」「ベロニカのハンカチ」「海の裁き」「無実の罪の子ら」など。▽「ピボット」バスケットボールのステップ方法の1つ。片足を軸足にしてコートの同じ場所で接地し、軸足ではないほうの足は自由に動かすことができる。このステップ方法をピボットという。▽「平沢常富」1735-1813。天明期の狂歌師。朋誠堂喜三二、手柄岡持の筆名がある。(ひひひひ)

 


日明埠頭(小倉港)
ヒアシンス
ピアス
ビアスト朝(ポーランド)
ピアソン(数理統計学)
ビア樽ポルカ
ピアチュンツァ(イタリア北部)
ピアッツィ
ピアディーナ
ピアトラネアムツ(ルーマニア)
ピアニシモ
ビアフォ(氷河)
ビアフラ共和国
ピアリッツの密約
ヒアルロン酸
ビアレッジオ(イタリア中部トスカナ州の都市)
p53遺伝子
ヒヴァ・ハン国
比叡山
冷え症
ピエタ
稗田阿礼
ビエゾ電気
日吉大社(大津市)
ピエモンテ(イタリア北部の州名)
ピェリチカ岩塩鉱(ポーランド)
ビエルフォン城(フランス)
ヒエログリフ
ヒエロニムス
ビエンチャン
ビオ・サバールの法則
ビオリア(アメリカ合衆国イリノイ州)
ビオレ・ル・デュック
ビオン
菱垣廻船
非核三原則(1967)
東インド会社
東ゴート王国
東沢瀉
東嶋徳左衛門(ひがしじま とくざえもん)
東山文化
東ローマ帝国
ピカソ
ヒカリゴケ
ピカリング凝固
引札
飛脚
比企能員
ヒクソス
樋口一葉
ビクトリア女王
ピグマリオン
ひげ
飛行機
非降水エコー
彦根
ピサの斜塔
ピサロ
ビザンツ帝国
肱川あらし
菱川師宣
ヒジュラ暦
ヒスタミン中毒
飛銭
備前焼
ピータールーの虐殺(1819年)
ピタゴラス音律
ピチカート
ビッグス湾事件(1961年)
ビッグバン
ピック病
ヒッタイト帝国
ヒッパロスの風
ヒッポクラテス
悲田院
人返しの法
ヒトラー
ヒトラーユーゲント
ビートルズ
ピナトゥボ山
ピナ・メニケリ
ピノキオ
日野富子
檜原村
ピヒヒアパン
ヒポクラテスの誓い
ヒポコンデリー
ピボット
ヒマラヤ
ヒマワリ
卑弥呼
百年戦争
白蓮教徒の乱(1796年)
百科全書
日向灘
ヒュースケン
ピュダスペス河畔の戦い
ピュドナの戦い
ピューリタン
ピューリッツアー賞
平等院鳳凰堂
ピョートル大帝
ビョルケ密約
平沢常富
ヒラー山
平田篤胤
ピラティス
ピラトの妻(ルフォールの小説)
ピラミッド
ピルニッツ宣言(1791年)
ビルマ(ミャンマー)
ピレネー条約(1659年)
広島
広田弘毅
琵琶形銅剣文化圏
琵琶湖
貧窮問答歌
ピンザアブ洞人
ヒンターカイフェック事件(1922年)
ヒンディー語
ヒンデンブルク
ヒンドゥー教
ピンポンダッシュ

 

 

三億円事件の日

Img_785584_61955498_0     1968年12月10日午前9時20分頃、東芝府中工場従業員のボーナスのための現金約3億円を積んだ日本信託銀行の現金輸送車が府中刑務所北側の路上で後を追ってきた白バイ警官に止められた。白バイ警官は爆発物らしき物を発見、行員たちが車外へ出て避難すると、運転席に乗り込みそのまま走り去った。このようにして3億円はまんまと奪われてしまったのである。1968年当時の3億円は現在の貨幣価値に直すと約10億円にあたる。1988年12月に民事時効が成立。戦後最大の未解決事件となった

2024年12月 9日 (月)

漱石忌

Photo_2   夏目漱石は大正5年11月21日、築地の精養軒における辰野隆、江川久子(山田三良)の結婚披露式に出席した。翌日、机上の原稿紙に189と『明暗』の回数を書いたままうつぶせ、ひとり苦しんでいた。胃潰瘍の5度目の発作が起こった。真鍋嘉一郎が主治医となったが、11月28日、大内出血があり、12月9日午後6時50分、永眠。享年49歳。12日、青山斎場で葬儀が行われた。導師は釈宗演。戒名は「文献院古道漱石居士」。狩野亨吉が友人代表として弔辞を読む。28日、雑司ヶ谷墓地に埋葬された。漱石の死は明治という時代が終わったという感がある。

   その最期は、物静かに「有難い」と一口云って息を引き取ったと伝えられる。(別冊太陽、夏目漱石)漱石の臨終記録は、このほかに、

いよいよ臨終となった時、寝間着の胸をはだけ、「ここに水をかけてくれ!死ぬと困るから…」と叫んで意識を失い、そのまま息を引き取っている。

   とある。「則天去私」の境地とは程遠いが、おそらくこちらが真実であろう。

  また漱石家もその頃、家族8人、鏡子夫人、長男純一(1907生)、長女筆子(1899生)、次女恒子(1901-1936)、三女栄子(1903生)、四女愛子(1905生)、次男伸六(1908生)が住んでいた。それに、小宮豊隆、阿部次郎、森田草平、内田百閒、赤木桁平、松根東洋城、野上豊一郎、鈴木三重吉、岩波茂雄、安倍能成などの木曜会のメンバーたちが臨終にいたであろう。(未確認)

つまり漱石の最期はかなり賑やかなものだったと想像される。

  漱石の脳がエタノールに漬けられた状態で、東京大学医学部で保管されている。その重さは1425グラムで、日本人の男子の平均より75グラム重く、天才的頭脳の型であった。

 

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Photo  道後温泉本館三階の一室「漱石の間」には「則天去私」の掛け軸がある。直筆ではなく平田抱山が書いた偽物。そこには「小さな私を去って自然にゆだねて生きる」と簡潔な説明がある。弟子の小宮豊隆は「漱石先生は晩年に至って則天去私という悟りの境地に達しておられた」と書いている。東洋的な調和の境地はすでに初期の作品にもみれるが、漱石自身が晩年に至るまで「則天去私」という言葉を一度も書き残していないことから、ついに最後まで悟りの境地に達することができなかったのではないだろうか。つまり則天去私とは漱石の晩年の思想というより、悲願、こうありたい、という切実な求道であった。

 漱石揮毫の「則天去私」の四文字は最晩年に仙紙半紙より短い紙に、行書体で書かれたもの。日本文章学院編「文章日記」(大正5年)に初めて掲載されている。(参考:石崎等「漱石と則天去私」 跡見学園短期大学紀要 1978-03)

 

 

「十六島海苔」なんと読むでしょうか?

 読めたらすごい難読漢字の読みを出題します。漢字の勉強は毎日「兀兀」(コツコツ)やることです。

   ↓

   ↓

   ↓

答え:「十六島海苔」難しい読み方の食品の一つである。「うっぷるいのり」と読む。出雲産がもっとも有名である。十六島は、十六権現が人間の姿をかりて現れるとされていた地で、水底に良い海苔がある。島根県太田市の三瓶山に雪が降って、この池に影が映るときに、この海藻をとればよいという言い伝えが残る。▽「女三人寄れば姦しい」女性はおしゃべりだが、寄り集まるとさらにうるさい、という意味だが、なぜ三人か。「姦(かしま)しい」という字が「女」の字三つからなっていることに通わせて言ったものらしい。この漢字、なんと読む? 愛馬進軍歌の歌詞「泣いて秣を食わしたぞ」 「秣」この漢字なんと読む?

 

1 蚯蚓

 

2 守宮

 

3 

 

4 

 

5 栄螺

 

6 章魚

 

7 

 

8 若布

 

9 萱草

 

10 枳殻

 

11 蛞蝓

 

12 海月

 

13 公魚

 

14 杜若

 

15

 

16 蜀魂

 

17 雲丹

 

18 

 

19 海鼠

 

20

 

21

 

22 這般

 

23 剴切

 

24 真秀

 

25 孑孑

 

26 飛蝗

 

27 天牛

 

28 螽斯

 

29 壁蝨

 

30 蝦蛄

 

31 熨斗

 

32

 

33 覆盆子

 

34 胡獱

 

35 木賊

 

36 素面

 

37 羚羊

 

38 裾濃

 

39

 

40

 

41 水雲

 

42

 

43 縷蛄

 

44 牛蒡

 

45 淪落

 

46 虎杖

 

47 忝し

 

48 楸

 

49 柳葉魚

 

50 菟葵

 

51 鴇

 

52 雲脂

 

53 白膠木

 

54 撥

 

55 竜髭菜

 

56 混凝土

 

57 齷齪

 

58 瞽女

 

59 自然薯

 

60 朳

 

61 散蒔く

 

62 愛猫

 

63 微睡む

 

64 如雨露

 

65 萵苣

 

66 匕

 

67 蟹眼

 

68 占地

 

69 巻繊汁

 

70 鼈

 

71 倦ねる

 

72 小火

 

73 嚏

 

74 満俺

 

75 縺れる

 

76 琢く

 

77 怠い

 

78 牢い

 

79 迸り

 

80葡萄茶

 

81木通

 

82撮む

 

83玳瑁

 

84灼か

 

85諳んじる

 

86祝言

 

87 可成

 

88鶏冠手

 

89烏芋

 

90苧環

 

91咱夫藍

 

92蕺草

 

93紫苑

 

94雛罌粟

 

95盗汗

 

96鹹

 

97五加

 

98仏掌薯

 

99浣熊

 

100石決明

 

101豌豆

 

102打欠

 

103 馬大頭

 

104鹿尾菜

 

105醤蝦

 

106歩荷

 

107 郎女

 

108 薯蕷芋

 

109 今将

 

110 鯨波

 

111 羊蹄

 

112 泛子

 

113 鵲

 

114 臈纈

 

115 花椰菜

 

116 穿る

 

117戮力

 

118夢現

 

119裃

 

120蹈鞴

 

121炊爨

 

122陸な

 

123譫言

 

124棒棒鶏

 

125海鼠

 

126繁縷

 

127塒

 

128糸葱

 

129錺

 

130枕頭

 

131藻

 

132膝下

 

133柳葉魚

 

134憖いに

 

135足が攣る

 

136三椏

 

137蟀谷

 

138迸り

 

139 褞袍

 

答えはこの項の末尾に

  ↓

  ↓

  ↓

1みみず 2やもり 3いたち 4むじな 5さざえ 6たこ 7ぶり 8わかめ 9わすれぐさ 10からたち 11なめくじ 12くらげ 13わかさぎ 14かきつばた 15ひわ 16ほととぎす 17うに 18しじみ 19なまこ 20まぐろ 21かじか 22しゃはん 23がいせつ 24まほ 25ぼうふら 26バッタ 27かみきりむし 28きりぎりす 29だに 30しゃこ 31のし 32ともづな 33いちご 34とど 35とくさ 36しらふ 37れいよう 38すそご  39そひ 40インチ 41もずく  42ふいご 43けら 44ごぼう 45りんらく 46いたどり 47かたじけなし  48ひさぎ  49ししゃも 50いそぎんちゃく 51とき  52ふけ 53ぬるで 54ばち  55アスパラガス 56コンクリート 57あくせく 58ごぜ 59じねんじょ 60えぶり 61ばらまく 62あいびょう 63まどろむ 64じょうろ 65チシャ 66さじ 67かいがん 68しめじ 69けんちんじる 70すっぽん 71あぐねる 72ぼや  73くさめ  74マンガン 75もつれる 76みがく  77だるい  78かたい 79とばっちり 80えびちゃ 81あけび  82つまむ 83たいまい 84あらたか  85そらんじる 86しゅうげん  87なるべく  88かえるで  89くわい  90おだまき 91サフラン 92ドクダミ 93シオン 94ヒナゲシ  95ねあせ  96しおけ  97うこぎ  98つくねいも  99あらいぐま 100あわび 101えんどう 102ぶっかき 103オニヤンマ 104ひじき 105あみ 106ぼっか 107いらつめ 108とろろいも 109いまはた 110とき  111ぎしぎし 112うき 113ふじまめ 114ろうけつ 115カリフラワー   116ほじる 117りくりょく 118ゆめうつつ 119かみしも  120たたら  121すいさん 122ろくな 123うわごと 124バンバンジー 125このわた 126はこべ 127ねぐら 128あさつき 129かざり 130ちんとう  131もやし 132しっか 133ししゃも 134なまじいに 135あしがつる 136みつまた 137こめかみ 138とばっちり 139どてら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年12月 8日 (日)

なぜ年末になると第九が演奏されるのか?

 1824年5月7日、ウィーンのケルントナートア劇場においてベートーヴェンの交響曲第9番がはじめて演奏された日である。ベートーベン自身が指揮した。合唱曲「歓喜に寄す」が入った第九は、今日、世界中で平和と国際協調のための賛歌とされ、もっとも有名で人気のあるクラシック作品のひとつである。ところで日本では、第九は年末の風物詩といわれ、12月になると毎年全国各地でコンサートが開催される。その理由は明らかでないが、ベルリンでは戦前からニューイヤーコンサートとして、大みそかの深夜に、ただ幾第九を演奏することが多かった。その風習が日本に持ち込まれたのかもしれない。年末に第九を演奏するというのは、もともと第一次世界大戦後、平和を願うドイツのライプツィヒで始まった。いまでも伝統行事として、大晦日に第九の演奏会が開かれている。だが海外では、年末にはヘンデルの「メサイア」(ハレルヤコーラスで有名な曲)が一般で、第九を演奏することは少ない。ではなぜ、日本に第九演奏が定着したのか?これには諸説あるが、太平洋戦争で亡くなった人々への鎮魂歌だったという意味が大きい。日本交響楽団(現NHK交響楽団)が1947年12月9、10、13日にレオニード・クロイツァー指揮(1884-1953)で3夜も第九の演奏会で成功を収めた。これが契機となって全国各地でも第九の演奏会が行われた。つまり、第九の演奏は貧乏な楽団員にとって年越しの餅代稼ぎとなった。第九は大合唱付きで、チケットがさばきやすかった。また12月はベートーヴェンの誕生月でもあることや、日本人に第九は絶大な人気があることがあげられる。

 

 

吉良邸討ち入りにかかる費用は?

 映画「決算!忠臣蔵」。原作は山本博文の「忠臣蔵の決算書」(新潮選書)討ち入りには莫大なお金がかかる。江戸と上方を往復する交通費、浪士たちの江戸での生活費、武器購入などの軍事費、浅野内匠頭の墓を建てる、などなどの仏事にも多大な費用がいる。内蔵助の敵をあざむくための祇園での放蕩は史実であろうか。さまざまな謎がわいてくる。神奈川県の箱根神社には「預金候金銀受払帳」の原本が所蔵されている。同社は仇討の元祖として有名な曽我兄弟と深い関わりを持ち、江戸時代には既に「仇討の神様」として広く知られていたのである。この史料によると討ち入りにかかった総額は約969両(現在の金額で約8200万円)と計上されている。最後に討ち入りのために江戸に下る旅費は、1人一律3両が渡されたとある。

 

太平洋戦争開戦記念日

十二月八日よ母が寒がりぬ(榎本好宏)

  昭和16年12月8日。この日から何年経っても、日本人には決して忘れられない日である。この日を境に人々は戦争に巻き込まれ、多くの人々の運命が暗転した。陸軍がマレー半島に上陸してイギリス軍を攻撃し、同時に海軍がハワイの真珠湾を攻撃した。米大統領ルーズベルトはこれを激しく非難して、アメリカ国民を結束させた。昭和17年6月、ミッドウェー海戦において日本は主要航空母艦3隻の沈没をはじめ致命的な敗北を喫した。8月には米軍はガダルカナル島上陸し反攻体制をととのえ始めた。昭和19年7月、日本軍がサイパン島で全滅、8月グアム島・テニアン島も占領された。米軍の進攻はさらに進み、昭和20年3月には小笠原諸島南端の硫黄島が、6月には沖縄本島が攻略され、日本の敗戦は濃厚となった。しかし、軍部は「一億玉砕」を叫び、本土決戦を強く主張した。昭和20年7月28日、無条件降伏を勧告したポツダム宣言が発表されたが、日本はこれを「黙殺する」との談話を発表した。米軍は8月6日広島、9日長崎に原子爆弾を投下した。昭和天皇は14日の御前会議でポツダム宣言の受諾を決定し、翌15日、降伏をラジオで放送し、ここに太平洋戦争は終結した。

  昭和39年に集英社から刊行された「昭和戦争文学全集」の第4巻には昭和16年12月8日の対米英戦争開始から昭和17年5月のコレヒドール攻略、珊瑚海海戦頃までの、緒戦の時期に関する記録・作品が収められている。なかでも12月8日の記録としては、太宰治、坂口安吾、伊藤整、高村光太郎、徳田秋声など諸家のものがあるが、上林暁の「歴史の日」(「新潮」昭和17年2月号)という手記が一番素直な気持ちで当時の空気を今日のわれわれに伝えているような気がする。

昭和16年12月8日は、遂に歴史の日になってしまった。(中略)隣のラジオが突然臨時ニュースの放送をはじめたのであった。「大本営陸海軍部発表、12月8日午前6時、帝国陸海軍は本八日未明西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れリ」(中略)その時、妹が庭で干し物をしていて、隣の女中が、垣根越しに、話しかけている。何を話しているのかと思って耳を立てると、「今朝はとってもひどい霜ね」と隣の女中が言った。「屋根が雪みたようでしたね」と妹が答えた。戦争のはじまった朝だから、霜の印象が深いのにちがいない。そうかと思って、私は目をあげた。隣の屋根が水びたしになって濡れている。うちの樋からは湯気が立っている。私はそれを見ながら、戦争のはじまった朝に、隣の女中が、霜の話をしたのが、印象に深く残るであろうと思った。

    当時、上林暁(1902-1980)は39歳。妻の繁子が昭和14年から入院中であった。上林は9年間患い死んでいった妻のことを書いた一連の作品「聖ヨハネ病院にて」(1946)などで知られる作家である。この「歴史の日」でも病妻のことに触れている。自分の心境を書く小説家と、未曾有の国家的事件発生でとまどう不安な心理状況が文面からうかがえる。

2024年12月 7日 (土)

クリスマスツリーの日

Tumblr_mfhf4o9lle1qbn3ato1_500  本日は「クリスマスツリーの日」。明治19年、横浜で外国人船員のために、日本初のクリスマスツリーが飾られたことによる。日本人が初めてクリスマスを祝ったのは、明治7年、米国長老教会の宣教師の指導の下、原胤昭(1853-1942)が東京・築地湊の第一長老教会で催したクリスマス祝会で、戸田忠厚という者が裃をつけ、大小脇差を携えて、大森カツラをかぶったお殿様姿でサンタクロースとして登場した。同年中、この教会で受洗し後牧師となる田村直臣も、この祝会に参加したが、「さんたくろすがとんなものか見たことはなく、クリスマスとどう関係があるかも知らず、ただのその名前が大変奇妙に聞えた」と述懐している。明治31年、進藤信義が日曜学校の子供向け教材として作成した冊子「さんたくろう」(三太九郎)の扉絵は、ロバを従えクリスマスツリーを抱えて、ややドイツ風のサンタクロースであった。(12月7日)

キケロとカティリナ事件

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 元老院で演説するキケロ(左)  マッカリ筆のフレスコ画

   紀元前43年のこの日、古代ローマの政治家マルクス・トゥッリウス・キケロが暗殺される。雄弁家キケロといえば。カティリナ事件が知られる。没落貴族カティリナは、エトルリアを中心として各地に植民しているスラの退役兵など不平分子を戦力基盤としてクーデターを計画していた。前63年、執政官キケロは元老院でカティリナを激しく非難し、死刑にするように提案した。カトも賛意を示したが、カエサルはカティリナが有罪であることには同意したが、懲役にするべきと主張し二人は対立する。カトはカエサルがカティリナ派と共謀したとして攻撃した。カティリナはイタリア北部へ逃れて挙兵したが、ローマ軍との戦いで敗死した。キケロは三頭政治の混乱期に共和制擁護に努めたが、前43年アントニウスの部下に暗殺されて首と手はローマに曝された。(Marcus Tullius Cicero,12月7日)

2024年12月 6日 (金)

サンタの服が赤いのはコカ・コーラの広告がきっかけ

Photo_4     一般に、イエスは12月25日に生れたとされている。「クリスマス」は「キリストのミサ」、つまりキリスト降誕を祝うミサを意味する。しかし聖書にはイエスの誕生の日付は記されていない。12月25日は、農耕神サトゥルヌスを讃えるサトゥルナリア祭やローマのソルとペルシャのミトラという太陽神の祝祭を合体させたものである。それらの異教の祝祭日を教皇ユリウス1世が西暦350年にキリスト教の誕生日であると宣言したことにはじまる。研究者によると、実際のイエスの誕生日は古代ユダヤ暦のエタニムの月(9~10月)だそうだ。初期キリスト教の伝道者たちはイエスの誕生を祝ったりせず、イエスの死だけを記念して祝った。もちろんサンタクロースの話などはイエスと無関係。小アジア(現在のトルコ)のミラの聖ニコラウス大司教に由来する。聖ニコラウスを意味するオランダ語がなまって「シンテルクラース」から派生した。聖ニコラウスは西暦270年から345年(または352年12月6日)のミュラという地で大主教をつとめた立派なかたで実在した可能性が高い。2017年英国オックスフォード大学で遺骨を年代測定したところねその死亡時期がサンタクロース伝説と一致した。聖ニコラウスの墓とみられるものが2022年にトルコの教会遺蹟で発見されている。

  今日の、赤と白の衣裳に白いあご髭をたくわえた優しそうなおじいさんのサンタは、当時の有名な画家ハッドン・サンドプロムが描いたコカ・コーラの広告(1931年)が世界中に広がって、知られるようになった。クリスマスにプレゼントを贈ったり、ゲームを楽しんだり、パーティで馬鹿騒ぎすることは、古代ローマ人の太陽の誕生を祝うという偽りの宗教に由来する習慣である。教会の指導者たちは、真理を教えることよりも、教会の信者席をいっぱいにすることに熱心になり、コンサートとか行事を催している。クリスマスに愛する異性と夜を過ごすという日本の風潮も嘆かわしいもの。世俗化・商業化されたクリスマスは地域経済の活性化に大きく貢献していると人はいうかもしれない。しかし経済的負担をかけることは神の崇拝とは無縁のことである。最近ではデパートなどショッピング・センター以外にも公共の場でも大きなクリスマス・ツリーをみかける。ツリーを飾る習慣は、ドイツで行われていた樹木信仰を取り入れたもので、19世紀以降に北ヨーロッパや北米に広まった。イエスをたたえるはずの時が、子供をだます時になるのはおかしなことではないだろうか?

 

 

 

 

2024年12月 5日 (木)

蚯蚓鳴く(「ミ」事項索引)

 「蚯蚓鳴く(みみずなく)」俳句の秋の季語。秋の夜、あるいは雨の日、地中から「ジジーッ」と聞こえるのをミミズが鳴いているとしたもの。▽ 「ミェシュコ1世(935-992)」ポーランド最初の君主。ピヤスト家のミェシュコは966年カトリックに改宗したことによって、ドイツ人が異教徒討伐を名分として征服することはできなくなった。▽「ミザンセーヌ」フランス語で「演出」の意味。▽「ミツバチのダンス」ミツバチが8の字に歩き回る行動。▽「ミツマタ」枝は3本ずつに分かれ黄褐色。和紙の原料とされる。▽「水俣病」1956年、熊本県水俣市で発見された、工場排水に汚染された魚や貝などを食べて脳や神経が侵さる有機水銀中毒。▽「ミラノ勅令」313年にローマ皇帝コンスタンティヌス帝と東の正帝リキニウスが、いずれの宗派の信仰も認めることにした内容の勅令。▽「粛慎」満州に住んでいたとされるツングース系狩猟民族。▽「美豆良」古代の男の髪の結い方をいう。▽「みゆき族」1964年、東京銀座のみゆき通りにたむろしたハイティーンの男女のこと。女の子は白いブラウスにロングスカート、男の子はバミューダズボンやアイビー・スタイルで大きなコーヒー袋や紙袋を下げており、「みゆきスタイル」と呼ばれた。(みみみみ)

ミーアキャット
みあれ祭
美以教会
三池炭鉱
三井寺
ミイラ
三浦按針
三浦梧楼
三浦梅園
三浦半島
ミェシュコ1世
未回収のイタリア
見返り美人(菱川師宣)
ミカ書
三方ヶ原の合戦(1572年)
ミカドアゲハ
三河一向一揆
御木本幸吉
三行半
三国峠
御蔵島
ミクロネシア
ミケーネ
ミケランジェロ
三坂峠
三朝温泉
ミザンセーヌ
ミシガン
ミシシッピ
粛慎(みしはせ)
三島通庸
三島由紀夫
ミシュラン
ミズバショウ
美豆良(みずら)
ミズーリ協定
ミズーリ州
味噌
三田文学
ミタンニ王国
道の駅
ミツバチのダンス
水戸学
三井高利
ミッドウェー海戦
ミツバチのダンス
ミツマタ
ミドハト憲法(1876年)
ミトラ教
緑の羽根運動(1950年)
みどりの窓口
港川人
港町
源義経
源頼朝
ミナハラ半島(スラウェシ島)
水俣病
南アフリカ共和国
ミネソタ
美濃部達吉
ミハイル・ロマノフ
任那日本府
蚯蚓鳴く
屯倉
三宅雪嶺
待手(みやて)
ミヤマキリシマ
宮本武蔵
ミャンマー
みゆき族
ミュール紡績機
ミュンツァー
ミュンヘン
ミュンヘン会談
明経道
ミラノ
ミラノ勅令
ミラボー
ミリュコフ覚書
ミリンダ王の問い
ミール
ミルティアデス
ミルトン
ミルラン
ミレー
ミロのヴィーナス

民間信仰
民主党
ミンデル氷期
民本主義
民法
民友社
明律

 

 

 

 

 

 

 

 

堕羅鉢底(「ト」事項索引)

[    ]

 「東常縁(とうつねより)」室町時代の武将、歌人。▽「ドヴァーラヴァティー」7~8世紀ごろタイのメナム川下流域を中心に存在したモン族の王国。漢訳で堕羅鉢底。▽「東天紅」明治期の新聞雑誌の所蔵目録。宮武外骨が編纂に当たる。▽「刀伊の入寇」大陸の沿海州地方に住んでいた女真族(刀伊)が1019年9月19日、突如50余隻の船で対馬・壱岐を襲い、島人1289人を略奪連行。うち300余人は女真族の船団を破った高麗の使に保護され帰国した。▽「トイトブルク森の戦い」紀元9年ゲルマン系ケルスキ族のアルミニウスがローマ軍をトイトブルクで破る。▽「トゥキディデスの罠」戦争が不可避な状態まで従来の覇権国家と、新興の国家がぶっかり合う現象を指す。▽「銅雀台」三国魏の曹操が、210年にその都の鄴につくった有名な建築。▽「陶片追放」古代アテナイで、僭主の出現を防ぐために、市民が僭主になる恐れのある人物を投票により国外追放にした制度。オストラキスモス。▽古代ギリシアの哲学者アナクシマンドロスは、水のように存在するものを「アルケー」と呼び、それ以前の無限定なものを「ト・アペイロン」(to apeiro)と呼んだ。それは、水でもなければ、普通に要素と呼ばれているものでもなく、地・水・空気・火の四大元素が形成され、それによって宇宙や天体がつくられていると考えた。▽「東亜同文書院」(初代院長・根津一)1898年設立され、1939年12月に大学令によって東亜同文書院大学に昇格するが敗戦に伴い、閉学となった。▽「棠陰比事」南宋の桂万栄が編集した裁判実話集。▽「竇娥冤」(とうがえん)元代の戯曲。▽「東京国際空港」通称は羽田空港。1931年「東京飛行場」として開港。淵源は1910年に相羽有と玉井清太郎が日本飛行学校として設立したことに始まる。▽「湯顕祖」明朝の劇作家。代表作「牡丹亭還魂記」。▽「道光帝」清の第8代皇帝。アヘン戦争に大敗し、南京条約を結ぶ。▽「トゥルカナ・ボーイ」1984年、ケニアのトゥルカナ湖西岸で発見された150~160万年前の人骨化石。少年であつたため「トゥルカナ・ボーイ」と呼ばれている。▽「TOPIX」トピックス、東京株価指数。東京証券取引所一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数のこと。Tokyo Stock Price Indexの略。日経平均株価よりもTPIXのほうが多く使われています。▽「トーチ作戦」第二次世界大戦中、1942年11月8日より行われた、連合国軍によるモロッコとアルジェリアへの上陸作戦のこと。▽「東廠(とうしょう)」明代の永楽帝が設置した宦官の特務機関。▽「ドッグイア」本の端っこを折ってしおり代わりにすること。▽「ドッジ・ライン」戦後占領期にアメリカが行った日本の経済安定政策。▽「ドップラー効果」音源が動いているときに、音の周波数が変化する現象。▽「ドッペルゲンガー」自分とそっくりの姿をした分身を見ると死ぬといわれる。自己像幻視。▽「ドーラビーラー」1967年にインド、グジャラート州で発見されたインダス文明の遺跡。▽「トランスワールド航空800便墜落事故」1996年ニューヨーク州のロングアイランド沖でボーイング747が爆発による空中分解によって墜落した航空事故。230名全員死亡。▽「トランプ」2016年の米大統領選挙で下馬評を覆して当選。TPP離脱などの保護主義、極端な排外主義的な政策で白人の労働者層・中間層の支持を獲得したが、2020年の大統領選挙にジョージ・バイデンに敗れて再選を逃し、1期で終わった。▽「トンレサップ湖」アンコール・ワットに近いカンボジア中央部にある東南アジア最大の湖。▽「トリアージ」患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと。仏語 triageとは「選別」を意味する。▽「ドリオピテクス」アフリカの900万年前ごろの地層で発見された化石類人猿の一種。サルとヒトとの共通の祖先と考えられている。▽「ドリームボックス」動物愛護センターにある犬・猫などの殺処分機・ガス室のこと。▽「トルトラ島」カリブ海ヴァージン諸島。▽「湯沐黎」とうもくれい。画家。1947年上海生れ。▽「トレミー工法」水中でコンクリートを打設する手法の一種。▽「トロイルスとクリセイデ」イギリスのチョーサー、1385年の作品。トロイ戦争を背景に、若い勇士トロイルスと美貌の未亡人クリセイデとの悲恋物語。「どんどろけ飯」鳥取県の郷土料理。油で炒めた豆腐と野菜を混ぜた炊き込みご飯。(とととと)

 

ドアーズ(ロック・ミュージック)
ドア半島(ウィスコンシン州)
ト・アペイロン
ドアラ(カメルーン)
土肥温泉(静岡県)
土井ヶ浜遺跡(山口県)
土居光知(英文学者)
ドイツ
ドイツ関税同盟
土一揆
トイトブルクの戦い(AD4年)
刀伊の入寇
土井晩翠
問丸
ドイモイ政策
ドイル,アーサー・コナン
トインビー,アーノルド・ジョゼフ

東亜同文会
道安
棠陰比事
ドーヴァー
ドヴァーラヴァティー(堕羅鉢底)
トゥヴァ自治共和国
東学党
桃花扇
塔ヶ岳
トゥキディデスの罠
東金
登記
闘牛
東京
道鏡
東京アラート
東京国際空港
東京タワー
東京ローズ
道元
桃源郷
湯顕祖
道光帝
唐賽児の乱(1420年)
東寺
銅雀台
東洲斎写楽
東廠
唐招提寺
東条英機
冬虫夏草
東大寺
東大ポポロ事件
董卓
銅鐸
洞庭湖
東天紅
東南アジア
東常縁(とうのつねより)
陶片追放
東方見聞録
東方明珠塔
東北
トゥーマイ猿人
当用漢字
湯沐黎
ドゥラ・エウロポス
トゥーランドット
ドゥ―リトル隊空襲
トゥルカナ・ボーイ
トゥール・ダルジャン(フランス・パリ)
トゥール・ボアティエの戦い
トゥレット症候群
蟷螂の斧
トキソプラズマ
時のたつまま(映画「カサブランカ」の挿入歌)
土偶
徳川家康
徳島県
読書
徳政令
独占禁止法
徳田秋聲
トクタミシュ
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
都護府
土佐
外様
杜如晦
トスカーナ
図書総覧(フォティオス編纂のBibliotheca、845年)
ドストエフスキー
ドーズ法
栃木県
トーチ作戦
トチャ族
ドッカーレ宮殿
ドッグイア
突厥
鳥取県
ドッジ・ライン(1949年)
ドップラー効果
ドッペルゲンガー
ドデカフォニー
ドナウ氷期
トニー賞
杜甫
土木の変
舎人親王
鳥羽僧正覚猷
ドーハの悲劇(1993年)
トビアの晩
トプカピ宮殿
トマス・モア
トマトの日(10月10日)
ドミニカ
ドミノ理論
トムヤムクン
ドメイン名
富山県
トュキュディデス
豊臣秀吉
トライアスロン
トライベッカ映画祭
トラスト
虎の巻
トラバーチン模様
ドーラビーラー
トラファルガーの海戦
トランスジェンダー
トランスワールド航空800便墜落事故(1996年)
トリアージ
トリエント公会議
ドリオピテクス
トリケラトプス
ドリゴのセレナーデ
トリスタンとイゾルデ(楽劇)
トーリー党
鳥仏師
ドリナの橋(イヴォ・アンドリッチの小説)
トリニダード・トバコ
トリノの聖骸布
ドリームボックス
トルキスタン
トルクメン
トルコ
トルコ石
トルコマンチャイ条約
トルコライス
トルストイ
トリチェリ
トルテカ文化
トルデシリャス条約
トルトラ諸島
トルーマン
奴隷
トレビの泉
ドレフェス事件
トレミー工法
トレミーの定理
トロア協定
登呂遺跡
トロイルスとクリセイデ
トロッキー
ドロットニングホルム宮殿(ストックホルム)
トロヤ文明
ドロワ・ナチュレル(自然法)
トンガ
ドン・キホーテ
トンキン湾事件(1964年)
敦煌
トンズー運動(東遊運動)
緞帳
曇微
屯田兵
どんどろけ飯
ドン・ファン
ドン・ボスコ会
トンレサップ湖

ヒュースケン暗殺(1860年)

Photo  万延元年12月5日、プロイセン使節のもとからアメリカ公使館への帰途、三田でハリスの秘書兼通訳ヘンリー・ヒュースケン(1832-1860)が薩摩の浪士(伊牟田尚平、神田橋直助、樋渡八兵衛ほか4人)に斬られ、翌日に死亡した。攘夷派がはじめて外国使節を殺傷した事件であった。ヒュースケンはオランダ人で、蘭・英・仏語を操る上に、明るく社交的な性格から、日本語もすぐに習得した。語学力を買われ、イギリス・プロイセン両国の条約交渉にも通訳として協力している。ヒュースケン暗殺前後にプロイセンとの交渉にあたっていた幕府高官、堀利熙(1818-1860)が自決している。ヒュースケン殺害は、各国の駐日外交団に大きな衝撃を与えた。主謀者、伊牟田尚平(1832-1862)は鬼界ヶ島に流刑される。幕府はオランダのヒュースケンの母ジュアンネに、賠償金として洋銀1万ドルを支払い事件を落着させた。(Henry Heusken)

ケペル先生の何でも相談室1

  今やパソコン一台あれば、たちどころに必要な情報を入手することができる。だが時にはインターネットで調べても分からないことがあります。あるドラマで放送禁止用語に載っていた「くしゃがら」という言葉の意味が知りたくて古い本や史料で徹底的に調査すれば判明すると考え、寝食もせず何日間も調べた。その男は発狂したか餓死で亡くなった。「くしゃがら」はそのような悪魔的な言葉ではないが、世の中にはいくら調べてもわからない奇怪な言葉がそんざいするらしい。図書館では利用者の質問を資料にもとづいて調査して回答している。命に関わる危険な職業かもしれない。ここでは安全なレファレンス事例問題集をまとめています。

Q 1992年6月リオデジャネイロで開催された地球サミットは世界の主要な元首または首相が参加した歴史に残る大会であった。なぜか日本だけが宮沢喜一総理は参加せず、代理が出席した。出席したのは誰か知りたい?

A.当時、環境庁長官だった中村正三郎。


Q.演劇が確立されたといわれるヤコポ・ペリーニ作曲「エウリディーチェ」が初演された年は?

A.オペラ「エウリディーチェ」(脚本オッターヴィオ・リタッチー二)は1600年10月、フランス王アンリ4世とマリーアン・デ・メディチの婚礼の催し物として、フィレンツェのピッティ宮殿において初演された。「世界史年表」日比野丈夫編、河出書房新社は科学史、美術史、音楽・演劇史・文学史、名著史など特殊年表が掲載されていて便利である。

 

Q「愛の思い出のない冬は寒いわ」あるいは「温かい思い出のない者たちにとって冬は寒いでしょうね」という意味のセリフのある昔の洋画は?

A.1957年のケーリ―・グラントとデボラ―・カー主演のメロドラマ「めぐり逢い」での有名なセリフ。原語は、Winter must be cold for those with no warm memories.ほかに婚約者のいる二人が愛し合いエンパイアステートビルの屋上で再会することを約束するが、途中で交通事故に遭う。

 

Q ナポレオンがかぶっているあの帽子の名前は?

 

A 二角帽子のことで仏語でビコルヌ(Bicorne)という。英語ではビコーン。その biは2つという意味、corneは角を意味する。18世紀には三方を折り上げた三角帽(トリコルヌ)から派生し、18世紀末になると二角帽(ビコルヌ)が流行する。ナポレオンがよく使用したので一般にナポレオン帽と呼ばれることが多いが、ビコルヌはナポレオン専用の帽子というわけではなく、19世紀前半まで世界で使用されている。ちなみに、闘牛士のかぶる帽子もビコーン。

 

Q 「庫莫奚」の読み

 

A 「こばくけい」。中国南北朝時代の北方古民族。鮮卑族。「奚」とも呼ばれる。10世紀頃、契丹に征服・吸収される。

 

Q 日本画家、小林古径の死因は?

 

A コンサイス日本人名事典、ウィキペディアなどを調べるが、死因については分からず。小林古径記念美術館ホームページの年譜にも「1959年、74歳、4月3日、死去」とあるだけ。現代日本美術全集5巻(集英社)には「パーキンソン病と脳軟化症のため4月3日午前9時15分永眠」とある。 

 

Q 「アヅマカブキ」とは何か?

 

A 1954年から1956年まで舞踏家の吾妻徳穂(1909-1998)が「アヅマカブキ」と称して欧米10数ヵ国・40数都市で公演した。

 

Q 「家は金殿にあらずといえども漏れざればすなわち良しとす」という名言名句の出典は?

 

A 江戸中期の寺子屋で使われた教科書、勝田祐義「金言童子教」にある。(世界文化社「名言名句集」)

 

Q 聖書研究で用いられる「アポフセグマタ」の意味は?

 

A ドイツの聖書学者ブルトマンは著書「共観福音書の研究」の中で、聖書の見える伝承をギリシャ文学と比較検討して、「アポフセグマタ(Apophthegmata)」という語を「範例」という意味で用いられている。日本語文献にはこの用語の使用例はないが、英文Wikipediaでは「金言、ことわざ」とある。 

 

Q 「橋」「箸」また「雲」「蜘蛛」の正しい発音を知りたい。

 

A 「日本語発音アクセント辞典」(日本放送協会)によると、「橋」はハを低く、「シ」は高くアクセントをつける。「箸」は「ハ」は高くアクセントをつけ、「シ」は低く発音する。「雲」「蜘蛛」は両方とも「ク」を高くアクセントをつけ、「モ」は低く、2語の区別はない。

 

Q 「刀圭雑誌」という誌名の雑誌が発行されていたらしいが、これはどういう分野の雑誌か。

 

A 「刀圭(とうけい)」とは薬を盛るさじのことで、西洋医学関係。明治11年11月に創刊され、西洋薬品による鎮痛法などの記事がみえる。

 

Q 鎌倉時代、臨済宗をひらいた僧に栄西がいますが、この僧の名称はエイサイ、ヨウサイ、どのように読むべきか?

 

A 栄西は一般的には「エイサイ」と読まれるが、伝統的に建仁寺では「ヨウサイ」と読む。栄西を「ヨウサイ」と呼ぶ一説は、懸声に由来するといわれています。また高峰東峻が著した「興禅護国論和解」の写本(両足院蔵)には、「イヤウサイ」と仮名が付されていた。これによって建仁寺では「ヨウサイ」と呼んでいた。ただし、「エイサイ」の読みが間違っているというわけではなく、両方の読みがあるようである。2014年の「栄西と建仁寺」展では「ヨウサイ」と読んでいる。

 

Q 「わいわい天王」とは何?

 

A 江戸時代、札を配って銭をもらった門付。 享保・寛政に現れた街芸人で、猿田彦の面をつけ、紋付の黒い羽織に袴という改まった装いをしている。腰には両刀まで差している。町中に突然現れて「わいわい天王騒ぐがお好き」などと言ってはやしながら歩く。子どもたちがついて回ると、「牛頭天王」と印した赤いお札を配り、あとで家々を回って銭をもらった。わいわい天王の正体が誰なのか、よくわからないが、江戸の神道者ではないかといわれている。

 

Q 巣鴨にある「とげぬき地蔵」の縁起とその縁日を知りたい

 

A とげぬき地蔵の通称で知られる高岩寺は東京都豊島区巣鴨にある曹洞宗の寺院。江戸時代、毛利家の女中が針を誤飲した際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだ所、針を吐き出すことができ、吐き出した御影に針が刺さっていたという伝承があり、これが「とげぬき地蔵」の由来となった。縁日は、毎年4の付く日、特に1月、5月、9月の24日は例大祭で、普段より多くの人が参詣する。

 

PhotoQ JISマークは誰が考案したか、氏名が知りたい

 

A 1949年、日本の工業製品に関する規格や測定法などが定められ、JISに適合している製品にはJISマークが表示されるようになった。この図案は当時通産省工業技術院の職員だった高橋重(たかはし しげ)のデザインが採用された。2005年から新しいJISマークが開始された。このときは公募で水野尚雄のデザインが選ばれた。

 

Q 酒呑みをトラというのはなぜか

 

A お酒が入ると暴れてしまうような酒癖の悪い人、酔っ払いのことをトラ、大トラなどと呼ぶことがある。動物に譬えるとしてもなぜトラなのでしょう。室町時代の古辞書「壒嚢鈔」によると中国で古来から酒のことを「竹葉(ちくよう)」という。「竹の葉の露が溜まりまして、それが酒となったのに因みまして、竹葉という」とある。これになぞらえて「ささ」、笹薮に潜むのが、猛々しいトラである。つまり笹からトラが出る様を洒落て作られた言葉なのです。

 

Q 国産初の輪ゴム、製造者とその目的は?

 

A 輪ゴムの歴史は、1820年、イギリスのトマス・ハンコックという人が、中南米の先住民族が使用していたのを見て考案した。その後、1845年、ゴム加工業者スティーブン・ペリーによって輪ゴムが製造された。日本には大正時代末期から輪ゴムが使用された。共和護謨合資会社の西島廣蔵(1889-1977)が1923年、自転車のチューブを薄く切り、輪ゴムとして生産したのが国産第一号である。きっかけは日本銀行からお札を束ねるのに何かいい方法はないものかという話があって、考えついたと自著にある。(参考:「私の歩み 西島廣蔵追想録」 1978年刊行)

 

Q かなてこの「バール」は、何語からきたことばかを知りたい

 

A L字型に曲がった釘抜き「バール」は商品名で、英語の crowbarが訛った形と考えられる。

 

Q 俳句の季語「早苗饗」のよみ方と意味を知りたい

 

A さなぶり。田植えを終って田の神を送る祭り、またその祝宴や休日。夏の季語。

 

Q 万葉植物のアサガオは現在の何か。異説も知りたい

 

A 桔梗。山上憶良の歌に「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 朝貌(あさがお)の花」と秋の七草を詠んでいるが、最後の「朝貌」は私たちが知っているヒルガオ科のアサガオではない。現在のアサガオは平安時代に中国から渡来したもので、万葉植物の朝貌は、桔梗(ききょう)と考えられる。最古の漢和辞典「新撰字鏡」(901年ころ)で桔梗の説明に「阿佐加保(アサカオ)」とあり、今では桔梗説がほぼ通説となっている。ほかにも、木槿(むくげ)、昼顔(ひるがお)とする説がある。

 

Q 「レポート作成法 インターネット時代の情報の探し方」(日外アソシエーツ、2003年)の著者「井出翕」の読み方が知りたい。

 

A いでさかり。

 

Q 漢字書きの西洋人名で「馬雪浮」の読み方と原綴名を知りたい。

 

A マッキ―バー Robert Morrison Maclver 1882-1970 アメリカの社会学者

 

Q 「ただの水は飲むな」はどこの国のことわざか?

 

A 世界各国にたくさんのことわざがあって、意外と探すのはむずかしい。北村孝一の「外国のことわざ」(アリス館)に「ただの水を飲むな」(88頁)はトルコのことわざとあります。インターネットで探すと「無料の泉の水は飲むな」とあります。

 

Q 「愛及屋烏」の意味と出典

 

A 「あいきゅうおくう」読み下すと「愛は屋烏(おくう)におよぶ」。人を愛すると、其の家の屋根のカラスまで好きになるということから、愛するとその相手に関するすべてに愛情が及ぶとするたとえ。痘痕もえくぼ。出典は『尚書大伝』牧誓篇、『説苑』貴徳から。

 

Q 歌詞に「僕は君のトロイ・ドナヒュー、あなたは僕のサンドラ・ディー」とある曲は?

 

A バッドリー・ドローン・ボーイの「One last dance」に「I'll be your Troy Donnahue
 If you'll be my Sandra Dee」とある。

 

Q.中国歌曲「阿里山的姑娘」(または高山青)はいつ頃作られた歌か?

 

A.従来、台湾の高山族の伝統的な民歌と紹介されてきたが、実は映画の主題歌である。映画「阿里山風雲」(1947年)で歌われている。香港からきた映画監督、張徹(1923-2002)が曲をつくり、鄧禹平が作詩した。1970年にはテレサ・テンが歌っている。

 

Q.2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公は日本最初のオリンピック選手、金栗四三。父親の名前は?

 

A.金栗四三は明治24年8月20日、熊本県玉名郡春冨村(現三加和町)にて父信彦、母シエの四男、8人兄弟の7人目として生まれる。

 

Q.合コンのテクニック「女子のさしすせそ」とは?

 

A.男性をほめるとモテる。つまり、「さすがですね」「知らなかった」「すごいですね」「センスいいね」「そうなんですか」の5つのフレーズを使うと会話がスムーズにはこぶ。

 

Q.杉目太郎行信の墓はどこにあるか?

 

A.源義経は衣川の館で藤原泰衡に裏切られ、自刃して果てた。しかし義経が自殺しなかったという噂は、かなり早くから語られていた。鎌倉へ送られた義経の首は杉目太郎行信という義経の影武者のもので、年も同じく、容貌などもきわめて似ており、義経の傍に常時従っていた人物だったという。佐藤基治の子で、義経の母方のいとこ。宮城県金成町(現・栗原市)の江浦藻山信楽寺の跡に墓碑がある。墓碑には「源祖義経神霊身替」と刻まれている。

 

Q.麗子像などで知られる洋画家、岸田劉生の戒名は?

 

A.「現代日本美術全集8岸田劉生」(1973年)によると「清香院殿劉誉到岸居士」とあるが、正しくは「清秀院殿劉誉到岸居士」である。

 

Q.アイスクリームはロシア語でなんというでしょう?

 

A.morozhenoye マロージェナエ

 

Q.大正から昭和のはじめに活躍したアナーキスト系の詩人、尾形亀之助の油彩作品「化粧」の所蔵先が知りたい。

 

A.「化粧」(1922年)は仙台文学館で開かれた展示会などでも出品されるが個人蔵で明らかにされていない。

 

Q.チャップリンの映画「モダン・タイムス」で歌われた「ティティナ」という曲は?

 

A.1917年にフランスのレオ・ダニデルフが作曲し、アメリカでは1925年にビリー・マーレイ(1877-1954)がコミカルに歌った。ティティナというのは女性名。

 

Q.神田喜一郎著「鬯盦蔵書絶句」(便利堂)の読み。

 

A.チョウアンゾウショゼック。鬯盦は胡適の号。

 

Q.古地名「コラズミア」の位置は?

 

A.Chorasmia。紀元前6世紀アケメネス朝ペルシア王国の版図で、州(サトラップ)のひとつ。アラル海南部で現在のウズベキスタンにあたる。のちに前漢時代に武帝が征服し漢字で「大苑」と宛てたが、フェルガナの音訳である「破洛那」が用いられるようになる。フェルガナ地方は中央アジアからイランへの通路に当たりシルクロードの交通の要所として発達した。

 

Q.沙鉢略可汗の読みは?

 

A.しゃはちりゃくかかん。東突厥の可汗で、隋末の混乱期に一時台頭した。在位は西暦581年から587年。イシバラ(Ishbra)または

イシバルとも読む。

 

Q.Botticelliというクイズ遊びについて知りたい。

 

A.英米圏においてはむかし流行ったパーティなどで使われた「私はだれでしょう」的なクイズ遊び。刑事コロンボ「殺人処方箋」や名探偵ポワロ「ヘラクレスの難業」にみえる。なぜルネサンス期の画家ボッティチェリの名前が使われるのかは不明である。

 

Q.映画俳優ロベルト・ヴィエツキーヴィッチについて知りたい。

 

A.ポーランドの俳優。Robert Wieckiwicz 1967年6月30日ポーランドのノワ・ルーダで生れる。代表作「ソハの地下水道」(2011)「マイテイ・エンジェル」(2014)

 

Q.地球儀をとりつけるとき何度傾けたらよいか

 

A.鉛直方向に対して23.4度傾ける。

 

Q.自動車の生産量が世界で一番の国は

 

A.2018年の統計によると、世界一は中国で年間2千780万台、世界の28.7%を生産している。

 

Q.加藤素毛「二夜語」の書名の読み方と本の内容を知りたい。

 

A.加藤素毛は、1860年に「万延元年遣米使節団」の随行員の一人として、世界周遊し、その旅先での見聞記録を「二夜語」(ふたよがたり)としてまとめた。現在、岐阜県下呂市に「加藤素毛記念館」が平成14年に開館した。

 

Q.アレグロ・ビヴァーチェの意味は?

 

A.音楽用語。Allegro Vivace。イタリア語で快活に速く。結婚行進曲くらいのテンポ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年12月 4日 (水)

歩きたいのよ狸穴

44923231_624   地名の読み方は難しい。かつて東京にロシア大使館があるので有名な「狸穴町」という町名があった(現在は町名変更で麻布二丁目)。「まみあな」と読む。「別れても好きな人」の二番の歌詞に「狸穴」がでてくる。のちに「高輪」に変更された。

竹田城跡がある兵庫県朝来市は「あさご」、和歌山県西牟婁郡の朝来駅は「あっそ」と読む。佐賀県有田町は「ありた」、みかんで有名な和歌山県有田市は「ありだ」と読む。

    むかし連続クイズホールドオンで「放出」の読みが出題されていた。大阪人なら分かるが、他府県の人にはなかなか読みにくい地名。「はなてん」大阪鶴見区の地名。ハナチイデがなまったという。「放出」は本来、寝殿または母屋から続けて外へ建て出した建物のことをいう。

    ちょっと北海道から沖縄まで難読地名の旅に出かけます。(廃止地名も含めた)

北海道釧路町 「冬窓床」 ぶいま

 

青森県 「温湯温泉」 ぬるゆおんせん

 

岩手県 「花原市」 けばらいち

 

宮城県 「鬼首」 おにこうべ

 

秋田県 「鹿角市」 かづのし

 

山形県 「及位」 のぞき

 

福島県 「牛転」 うしころばし

 

茨城県 「水海道市」 みつかいどう

 

栃木県 「石裂山」 おざくさん

 

群馬県 「嬬恋村」 つまごいむら

 

埼玉県 「幸手市」 さってし

 

千葉県 「行川アイランド」 なめかわ

 

東京都 「福生市」 ふっさし

 

神奈川県 「酒匂川」 さかわがわ

 

富山県 「婦負」 ねい

 

石川県 「羽咋」 はくい

 

愛知県 「幡豆」 はず

 

京都府 「綴喜」 つづき

 

奈良県 「櫛羅」 くじら

 

兵庫県 「宍粟」 しそう

 

和歌山県 「学文路」 かむろ

 

島根県 「簸川」 ひかわ

 

愛媛県 「馬刀新」 まてがた

 

福岡県 「猿喰」 さるはみ

 

長崎県 「西彼杵」 にしそのぎ

 

佐賀県 「馬渡島」 まだらしま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ」 ファースト・ネームから引く人名一覧

Jose_de_san_martin_por_navez     ホセ・デ・サン・マルティン(1778-1850)はアルゼンチンの軍人。南アメリカ諸国をスペインから独立されるために活躍した。1822年ボリーバルとの会談の結果、すべての地位を辞職し、フランスに亡命、貧窮のうちブーローニュで没した。▽「ポーラ・ラドクリフ」女子マラソン世界記録保持者、2時間15分25秒。▽「ポール・アンリ・チリ―・ドルバック」1723-1789。フランス語で著作活動をしたドイツ出身の哲学者。▽「ポール・ベルナ」フランスの児童文学者。「首のない馬」1908-1994。Jose de San Martin。▽「ポール・モラン」フランスの作家・外交官。代表作は「夜ひらく」。▽「ホーレス・ケプロン」明治初期、北海道の開拓顧問を務める。▽「ポンセ・デ・リオン」1474-1513。スペインの探検家。1513年フロリダを発見。

ボー・ブリッジス
ホー・シャオシェン
ホー・チ・ミン
ホアキン・フェニックス
ホイットニー・ヒューストン
ホーギー・カーマイケル
ホセ・アルベルト・ムヒカ・ユルダノ
ホセ・エチェガライ・イ・アイサギレ
ホセ・オルテガ・イ・ガセット
ホセ・パディーヤ・サンチェス
ホセ・フェラー
ボニー・ベデリア
ホノリウス
ポッパエア・サビナ
ボニー・ライト
ボビー・ジョーンズ
ボビー・ダーリン
ボブ・ケイン
ボブ・ディラン
ボブ・ホスキンス
ボブ・ホープ
ホープ・ラング
ボボ・ブラジル
ホーマー・ハルバート
ホメイニ師
ボーヤイ・ヤーノシュ
ポーラ・ネグリ
ポーラ・ラドクリフ
ポリー・ウォーカー
ホリー・ハンター
ボリス・ジョンソン
ボリス・チチェーリン
ボリス・ニコラエヴィチ・エリツィン
ポリス・カーロフ
ポリス・パステルナーク
ポーリーヌ・レアージュ
ポール・アレン
ポール・アザール
ポール・アンカ
ポール・アンリ・チリ―・ドルバック
ポール・ヴァーホーヴェン
ポール・ヴィダル・ドゥ・ラ・ブラーシュ
ポール・ウォーカー
ポール・オースター
ポール・ギャリコ
ポール・グリーングラス
ポール・ゴーギャン
ポール・サミュエルソン
ポール・ジアマティー
ポール・シニャック
ポール・ジュリアス・ロイター
ポール・スコフィールド
ポール・ストランド
ポール・セザンヌ
ポール・ティベッツ
ポール・デルヴォー
ポール・トーマス・アンダーソン
ポール・ニザン
ポール・ニューマン
ポール・ハギス
ポール・フレデリク・サイモン
ポール・ベタニー
ポール・ベルナ
ポール・ヘンリード
ポール・モラン
ポール・モーリア
ポール・ラマディエ
ポール・ラングラン
ポール・ロジャー・ローレンス
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
ポル・ポト
ポール・マッカートニー
ポール・ムニ
ホルスト・ケーラー
ホルスト・ブッフホルツ
ホルへ・ルイス・ボルヘス
ホルローギン・チョイバルサン
ホレーショ・アルジャー
ホレーショ・ゲイツ
ホレーショ・ネルソン
ホレス・ウォルポール
ホーレス・ケプロン
ポレスワフ1世(ポーランド)
ポーレット・ゴダード
ポン・ジュノ
ポンセ・デ・レオン

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   ポール・ヘンリード(写真左)はナチを避け渡米したオーストリア出身のスター。「カサブランカ」では反ナチスの指導者ラズロを演じた。

 

 

聖バルバラの日

 1世紀ごろ、ローマ帝国は、国家の神々の尊崇を人民の義務とはしたが、諸宗教に寛容なことが統治の良策であると考え、国家宗教を外形的に認めるならば、これとならんで他宗教を崇拝することは妨げなかった。キリスト教は、その特異な性格のため異教徒の民衆のあいだで早くから憎悪されていたが、はじめユダヤ教の一派と認められていたから、アウグストゥス、ティベリウス、カリグラ、クラウディウスなどの皇帝たちはおおむね寛容に取り扱っていた。国家による迫害はきわめてまれで、64年のネロの迫害も、ローマ市の大火災の責任を民衆に憎悪されているキリスト教徒に転嫁しようという特殊事情にもとづくものであり、迫害の範囲もローマ市に限られていた。エルサレム陥落後、キリスト教とユダヤ教の対立、キリスト教の独立の存在が明らかとなり、つづいて皇帝崇拝が強化されていく時代にキリスト教徒が皇帝崇拝を拒絶するにおよんで、ドミティアヌス、トラヤヌス、ハドリアヌス、マルクス・アウレリウスなどの治下に、やや大規模な迫害がおこなわれた。しかしこれらも全帝国にわたるものではなく、また継続的なものでもなかった。迫害されたキリスト教徒は、地下に深く迷路のように掘られたカタコンベなどに逃れて信仰を続けた。キリスト教への信仰に目覚めた少女バルバラが処刑された。303年、伝統的なローマの神々への信仰を重んじ、皇帝崇拝を強制したディオクレティアヌス帝が大迫害を行ったが、ますます増える信者の勢いに、迫害より懐柔と、313年、コンスタンティヌス帝はミラノ勅令によってキリスト教を公認。たちまち教会組織が整えられ、聖職者の身分が生れた。(catacombe、12月4日)

2024年12月 3日 (火)

芸能人同士の結婚

   純烈の後上翔太&元AKBの横山由依が結婚を発表。2人はどこで知り合ったのだろう。最近はドラマや映画で共演してそのまま現実の世界でも結婚なんて話がよくある。高畑充希&岡田将生、星野源&新垣結衣が典型だろう。岡田准一&宮崎あおい、福山雅治&吹石一恵、片岡愛之助&藤原紀香、高橋一生&飯豊まりえ、山田裕貴&西野七瀬、松岡茉優&有岡大貴、向井理&国仲涼子、堀北真希&山本耕史などなど続々と結婚ラッシュ。福山と吹石は共演作はなにか?調べてみたが大河ドラマ出演は「龍馬伝」と「平清盛」でニアミスしたものの、共演はない。むかし同じ映画会社の所属のスター同士の結婚は禁止だったそうだ。それを破って結婚したのが石原裕次郎。「狂った果実」で共演した北原三枝と4年後には豪華な結婚式を挙げている。

デルマーバ半島

   アメリカの半島といえば「フロリダ半島」や「カリフォルニア半島」がいちばんに浮かぶが、デルマーバ半島という地名はあまり聞かない。デラウエア湾とチェサピーク湾とに挟まれたワシントンに近い位置にあり、重要な地名であるが、学校では教えないし、「地名・地理辞典」(数研出版社)にもない。デルマーバという地名は、デラウェア州(DELaware)、メリーランド州(MARyland)、バージニア州(VirginiA)からの合成地名である。世界の主な半島は、面積規模の順で、アラビア半島、インド半島、ラブラドル半島、スカンジナビア半島、イベリア半島、インドシナ半島、アナトリア半島、バルカン半島、カムチャツカ半島、マレー半島、朝鮮半島、ヨーク岬半島、イタリア半島、バハ・カリフォルニア半島、フロリダ半島、ブーシア半島、ソマリア半島など。インドネシアのスラウェシ島のミナハサ半島は北から東方向へ長さ約600㎞と非常に細長く伸びている半島である。(ちなみにJRの東京~大阪間が556.4㎞)。

 

 

 

 

 

 

芸能人の運命を左右する改名あれこれ

   生瀬勝久の当初の芸名は「槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)」だった。最近では、桜場ななみが宮内ひとみ、岡田健史が水上恒司、能年玲奈が独立騒動で芸名を「のん」と改名している。芸名は芸能人の命だ。五木ひろしは成功するまでに、5回改名している。川中美幸は春日はるみ、夏川りみは星美里、壇蜜は齋藤支静加という旧名がある。華原朋美には三浦彩香、遠峯ありさ、という旧名がある。

   むかしから改名して成功した芸能人は多い。林長二郎が長谷川一夫、城健三郎が若山富三郎、柴田吾郎が田宮二郎、峰岸龍之介が峰岸徹、安田道代が大楠道代、丸山明宏が美輪明宏、悠木千帆が樹木希林、ラビット関根が関根勤、高樹沙耶が益戸育江、浜崎くるみが浜崎あゆみ。漢字を平仮名に、あるいはその反対の場合もある。柳ユーレイ→柳憂怜、柏原よしえ→芳恵、大谷みつほ→允保。伊藤麻衣子→いとうまいこ、にしきのあきら→錦野旦。唐木淳→黒木憲ジュニア。元ほっしゃん→星田英利。横綱若乃花(本名:花田勝)は風水建築デザイナー直居由美里のアドバイスで芸名を「花田虎上(まさる)に改名している。最も多く改名した芸能人は池田裕子(画像)。本名の三門裕子。堀内裕子→桐生裕子→桐生ユウ子→桐生ゆう子→絵門ゆう子。

 

 

通州事件(「ツ」事項索引)

 「通州事件」1937年7月29日、北京郊外の通州(つうしゅう)で邦人200人が殺害された事件。日本軍の誤爆が契機となっており、冀東防共自治政府(殷汝耕主席)側の責任とはいえなかったが、殷汝耕(1889-1947)は責任を問われて辞職し、同年末後任の池宗墨(ちそうぼく)との間で、120万円の賠償金を居留民の遺族に支払う条件で解決した。新聞社は号外をだし、大々的に虐殺と報じ、中国に対する敵意を高め、日中戦争拡大の心理的要因を煽った。▽「ツアボの人喰いライオン」1898年ウガンダ鉄道の建設中、2頭のライオンが出没し多くの作業員が殺された。▽「ツンドラ」タイガ地帯以北の不毛の草原。▽「ツァーベルン事件」1913年10月ドイツ・エルザスの小さな町ツァーベルンで、駐屯ドイツ軍と住民との衝突事件。▽「通済渠」隋の煬帝が開いた運河。▽「ツォンカバ(1357-1419)」ラマ教の改革者。▽「ツツガムシ病」ツツガムシに媒介されるリケッチアによっておこる風土病。

105_0543_2▽「鶴見事故」1963年11月9日、東海道線鶴見で二重衝突。横浜市立大学長の三枝博音ら死者161人。▽「頬貫」鎧を着て乗馬するときにはく毛皮のくつ。 ▽「ツルマギ(トゥルギ)」(画像)朝鮮族の男子の礼服にあたる外套。のち女子も着用するようになった。▽「辻が花」室町時代から安土桃山時代にかけてわずかな間だけ出現した、独特な絞り染め。辻が花の語源も作者も定かではなく、幻の染めともいわれる。花模様が多く、大ぶりな柄の輪郭を縫い絞りの繊細な線で染め、筆による墨書きや墨・暈し、帽子絞りの花模様などをあしらい、刺繍も用いられている。上杉謙信、豊臣秀吉や徳川家康が着用した胴服などが現存している。(つつつつ)

 


ツァーベルン事件
ツアボの人喰いライオン
ツァラトゥストラはこう語った(ニーチェ)
ツァーリ
ツイッギー
追捕使
ツインメルヴァルト会議(1915年)
ツヴィングリ
通貨
通済渠
通州事件
通天閣
ツェッペリン
ツォンカバ
築地小劇場
ツキジデス
築地八宝亭一家殺人事件(1951年)
筑紫国造磐井
ツキノワグマ
津雲貝塚
杜撰(ずさん)
辻が花
対馬海流
津田梅子
津田左右吉
津田真道
蔦屋重三郎
ツタンカーメン
土一揆
土井晩翠
ツチノコ
ツチブタ
土御門通観
ツツガムシ病
つつもたせ(美人局)
津波
ツヌガアラシト
ツパイ
ツベルクリン
坪内逍遥
罪と罰 (ドストエフスキー)
冷たい戦争
梅雨
ツラギ島
つらぬき(頬貫)
敦賀(福井県)
ツルゲーネフ
ツルマギ
鶴見事故
鶴屋南北
ツーロン攻囲戦
つんく
ツングース系
ツンドラ
ツンフト闘争

 

 

みかんの日

Photo_4 きょうは「みかんの日」。「いいみっか(3日)ん」の語呂合わせ。市場でミカンがみかける頃となった。日本の正月風景は、家族で囲んだ炬燵があり、その上に必ずミカンがあるというのが定番である。日本のミカンはオレンジと違い、テレビを観ながらでも手で皮がむけることからアメリカでは「テレビオレンジ」という愛称があるそうだ。とくに温州ミカンは、日本の全柑橘生産量の約4分の3を占めている。温州ミカンの歴史は意外と新しく、明治時代中期以降のことである。有吉佐和子の小説「有田川」には、「紀州ミカン」が「温州ミカン」と移り変わる明治33年当時のようすが描かれている。果実が100gにもなる温州ミカンと50gほどの小ミカンでは勝負は明らかだった。温州(うんしゅう)みかんの呼び名は、江戸時代の本草学者が中国のミカンの名産地である浙江省温州府という古名に因んだものである。原産地は浙江省とは無関係で、鹿児島県出水郡長島町であり、筑後地方に入って各地に広まった。

   近年は温州市は高度な経済発展をとげる中国人が住むところとして、「温州商人」という呼称がある。投資と商才に長けた人たちをさす。(12月3日)

 

 

 

 

2024年12月 2日 (月)

皇帝ナポレオン(1804年)

   1804年のこの日、ナポレオン・ボナパルトの戴冠式がローマ教皇ピウス7世臨席下、パリのノートルダム大聖堂で行われフランス皇帝に即位した。慣例では、フランスのランス大司教が王冠をかぶせるところ、ナポレオンはみずから戴冠し、皇后ジョセフィーヌに自分の手で王冠を授け、自己の権力を誇示した。ナポレオンは、みずからを、1000年前にローマ皇帝として戴冠したカール大帝になぞらえていた。皇帝の依頼で大作を制作した画家ダヴィッドは完成に手こずり、実際に出来上がったのは戴冠式から3年の後のことであった。(12月2日)

2024年12月 1日 (日)

師走の語源

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 きょうから12月、「師走(しわす)」とは、読んで字の如く、「師(僧侶)が忙しく走り回る月」のことだから、というのは俗説で、12月を「しはす」というのは万葉時代からのことばである。

しはすには 沫雪(あわゆき)降ると 知らぬかも 梅の花咲く 含(ふふ)めらずして

 「万葉集」にこの一首だけ「しはす」がでてくる。

    江戸時代の学者、新井白石は万葉時代に「極」の字を読んで「ハツ」というので、俗に「極月」の字を用いて「しはす」と読んだと説いている。

    では「しはす」をなぜ「師走」と書くようになったのか、諸説があってはっきりしない。平安時代の仁明天皇の承和5年12月から仏名会という行事が行われるようになって、法師がお経を読むため、師匠も趨走するので、「師趨(しすう)」という。「師馳月(しはせづき)」であるともいい、それが略されたものだという。広辞苑を引くと「師走比丘尼」(しわすびくに)という語がある。「おちぶれて姿のみすぼらしい比丘尼」という意味。「師走坊主」「師走浪人」という語もある。江戸時代には師走は「人が極限状態にまでおちぶれやつれること」の形容でもあった。師走とは本来、極限という意味があって、1年の終りと言う意味で「師走」という漢字が充てられたのだろうか。「大言海」では「歳極」(としはす)の略転、あるいは「万事、為果(しは)つ月」の意からきたのではないかとしている。

     12月の別称は他にも多数ある。春待月、親子月、極月、梅初月、年よ積月、暮古月、三冬月、厳月、臘月、弟月、除月、蜡月(せきつき)、窮月、小歳、暮節、暮歳、嘉平、清祀、凋年、未垂、窮年、四極、三余、大呂、残冬、黄冬、晩冬などがある。(12月1日)

なんとなく しはすの空に なりにけり あはれかさなる 年の数かな

 

 

メイフラワー号(「メ」事項索引)

 「メイフラワー号」1620年、宗教上の迫害をのがれて清教徒30人を含む102人を乗せたメイフラワー号はイギリスのプリマス港を出帆し、大西洋を約65日かかって渡り、アメリカ東部マサチューセッツ州のコッド岬に到着し、のちプリマスに上陸した。彼らはやがてピルグリム・ファーザーズとよばれることになる。▽「メソロンギオン」ギリシア南部の町。イギリスの詩人バイロンはギリシア独立戦争に参加後、この町で客死した。▽「メーメル地方」バルト海に面したリトアニアに属する地域で、現在はクライぺダと呼ばれる。▽「明応の政変」1493年、足利義澄を擁した細川政元が将軍足利義稙を排斥し、幕府の実権を握る。(めめめ)


目明(めあかし)
雌阿寒温泉
メアリ1世
メアリ―・セレスト号
明応の政変
迷宮入り
メイエルホリド
冥王星
明月記
名刺
明治維新
明治神宮
名神高速道路
メイソン・ディクソン線
命題
明徳の乱
明白な天命
メイフラワー号
メイラード反応
名誉革命
明暦の大火
明六社
メガステネス
目からウロコ
メキシコ
メキシコ革命
メグレ警部
メシア
メスティーソ
珍敷塚古墳(めずらしづか)
メソアメリカ文明
メソジスト
メゾチント
メソポタミア
メソロンギオン(ギリシア)
メダカ
メタセコイア
メダルチギ
メッカ
メッテルニヒ
滅満興漢
馬手(めて)
メーデー
メディア
メディチ家
メディナ
メディナ・デル・カンポ条約
メーテルリンク
メトロポリタン美術館
メナンドロス
目には目を、歯には歯を
メニエール症候群
メネラウスの定理
メバラゲシ
メービウスの帯
メフメト2世
めまい
メーメル地方(リトアニア)
目安箱
目病み女に風邪ひき男
メラネシア
メランヒトン
メリーさんのひつじ
メリナ王国
メルセン条約
メロヴィング朝
メロエ
メロエ文字
メロリアの戦(1284)
メーン州
メンサ
免罪符
メンシェヴィキ
メンデル
メンデルスゾーン
メンフィス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標語誕生

Img_1494464_51243906_0  1972年のこの日、交通安全標語「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」が最優秀となる。それにちなんで本日は「標語の日」(そんなのないよ)。最近は、多くの人が知る標語があまりないようだ。

   戦時中は勇ましいスローガンが巷に氾濫していた。「欲しがりません、勝つまでは」「撃ちてし止まむ」「進め一億火の玉だ」など。1939年8月、国民精神総動員本部は「ぜいたくは敵だ」、1940年8月1日には「日本人ならぜいたくは出来ない筈だ」の立看板1500本を東京市内に立てた。(12月1日)

 

 

 

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   戦後は交通安全のスローガンが有名だ。「注意一秒、ケガ一生」「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」「とびだすな車は急に止まれない」「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」せまい日本の標語は高知県警土佐署の現役巡査だった岡本定之助の作品で、道の駅梼原に石碑が建てられた。(slogan,12月1日)

 

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ハリウッド物語

Wilcoxdaeida    本日は「映画の日」。映画の聖地ハリウッドは、1923年7月13日、ハリウッドの象徴ともいえる看板が設置された。ロサンゼルス市郊外にある映画産業の中心地ハリウッドは1884年に禁酒運動家であるホーレス・ウィルコックス夫妻がその運動を広めるためにこの地を訪れ、ここに理想の村を建てる計画を立て、48万5600㎡の土地を購入した。1884年2月1日この地を「Hollywood(ひいらぎの森)」と命名した夫人のダイエダ・ウィルコックス(1862-1914)が考えたものといわれている。

 

Al_christie_sm   20世紀の初めの頃、映画はニューヨークやシカゴで撮影製作されていた。MPPCというエジソンのトラストが映画産業を支配していたが、トラストに加入していないアル・クリスティー(1881-1941)が新天地ハリウッドへ逃れ、ここで映画を作った。これがロサンゼルスのタレー座で大いに当たり、これがハリウッドと映画との第一歩となった。

 

 

 

 

 

Laemmlejr     東部でユニヴァーサル映画社を1909年に創立していたカール・レムレ(1867-1939)という映画興業家は1914年にハリウッドに移転。ときあたかも第一次世界大戦の勃発で、これまで映画製作していたイタリア、フランス、ドイツが困難となり、アメリカはその映画市場が発展した。D・W・グリフィス、セシル・B・デミル、さらに喜劇のチャールズ・チャップリンなどがこのハリウッドに集まり、ついにアメリカ映画は世界を征服する勢いを示したのである。

 

(Hollywood,Harvey Wilcox,Daeida Wilcox,Al Christie,Carl Laemmle、7月13日)

カフカス山脈(「カ」 事項索引)

「かいなひねり」相撲の決まり手の一つ。相手の腕を両手でとって体を開きながらひねり倒す技。▽「ガイセリック」5世紀に北アフリカのカルタゴを中心にヴァンダル王国を建国したゲルマン人の王。▽ 「カイロネイアの戦い」紀元前338年ボイオティアのカイロネイアでマケドニア軍がアテナイ・テーバイ連合軍を破る。▽「カイロノミー」指揮者が指揮棒を使わずに、手の動きによって指揮すること。▽「海岸党」紀元前6世紀アテナイの一党派。南部の商工業の支持層で構成され、指導者はメガクレス。パラリオイ(Paraloi)。▽「カウディーリョ」中南米やスペインにおける、独裁権を掌握した政治・軍事指導者の称号。▽「俄館播遷」1896年朝鮮国王の高宗がロシア公使館に移り朝鮮王朝の執政をとったこと。▽「ガガリノ遺蹟」ロシア・ドン河流域の旧跡時代の遺蹟。マンモスの牙製のヴィーナス像が有名である。▽「嘉吉の乱」1441年、播磨・備前・美作の守護である赤松満祐は、将軍義教を暗殺し、領国の播磨に逃亡したが、幕府軍に攻められて自刃、赤松家滅亡す。▽「カスタネット」木製の打楽器。スペイン語で「栗の実」を意味するカスターニャ(castagna)に由来する。▽「カッシーニのすきま」土星のA環とB環の間にある間隙。▽「霞堤」堤防のある区間にあらかじめ切れ目をいれた不連続な堤防。▽「ガーター勲章」1348年にエドワード3世によって創設された、イングランドの最高勲章。▽「カップ一揆」1920年ドイツ・ベルリンで退役将校カップらが起こした反革命クーデター。▽「カデシュの戦い」紀元前1274年、エジプトとヒッタイトの戦争。▽「鎌倉アカデミア」戦後の日本社会の文化的産業的再生を担う有為の人材育成をめざし、1946年に三枝博音、服部之総、吉野英雄、林達夫らの文化人が創設した学校。▽「加波山事件」1884年、河野広躰ら自由党員16人が政府打倒を図って茨城県加波山で蜂起。▽「カポック」アオイ科セイバ属の落葉高木。パンヤノキ。▽「蒲生氏郷」織田・豊臣政権下で活躍した戦国武将。▽「カリスマ」語源は、ギリシャ語で「神の恩寵」つまり神の恵みの賜物。神から人間に与えられる恵み、贈り物。使徒や預言者の言葉はもとより霊能力や奇跡など、神がキリスト教徒に使命を達成させるために一時的に与える能力。今日では、際立った権威や影響力を指すようになった。▽「華清池」西安の東郊外にある温泉地。楊貴妃が湯浴みしたことで知られる。▽「カモノハシ」哺乳類なのに卵を産む。子どもは母親の乳を飲んで育つ。オーストラリアの一部だけに生息する。▽「カタバ風」南極大陸などで、斜面に沿って下降する風。▽「カラ・キタイ」耶律大石、中央アジアに1132年に建国。▽「カラクサシリス」多毛鋼シリス科の環形動物。体側から不規則な芽をだして成長するので、全体が網目状になり、これを唐草模様にみたてての名がある。▽「カラハン宣言」ソ連の外交官レフ・カラハンが1919、20年に中国に対して発表した不平等条約撤廃宣言。▽「カーリング」15世紀にイギリスのスコットランドで発祥した。日本では1973年に長野県で第1回カーリング大会が開かれる。▽「カルビ」韓国語で「カルビクイ」が語源。カルビは肋骨(あばら)、クイとは焼き物という意味。日本では焼き肉店などでクイを省略し、そのままカルビと呼んだ。部位名ではなく、どこでもいい肉。▽「カルボナリ」19世紀初頭、イタリア南部で結成された秘密結社。▽「カルボナーラ」1912年ローマ発祥のパスタ。「炭焼き職人」の意味でペンネにチーズと卵を使った。▽「カレワラ」1835年にエリアス・リョンロートによってまとめられたフィンランドの民族叙事詩。▽「カウンターカルチャー運動」既存の権威や体制に反対する文化のこと。1960年代のアメリカで盛り上がりをみせ、公民権運動やベトナム反戦運動に発展した。▽「川俣事件」1900年2月足尾鉱毒の被害者3000人が請願するため上京する途上で、群馬県川俣で憲兵・警察と衝突。68人が逮捕。▽「甘草」カンゾウ。マメ科の多年草。(かかかか)

 

夏(中国古代の王朝)
カー,エドワード・ハレット
カーゴパンツ cargo pants 作業用パンツ
ガーシュイン,ジョージ
カースト
カーソル cursor(表示マーク)
ガーター勲章
カーター・トリホス条約(1977年パナマ運河条約)
ガーデニング
ガーナ
カー・ナビゲーション
ガープの世界(ジョン・アーヴィングの小説)
カーボベルテ
ガーランド,ジュディ
カーリング curling
何晏(かあん) 魏の思想家
海印寺(朝鮮、慶尚南道にある寺院、ヘインサ)
海王星 Neptune
垓下の戦い
絵画療法 art therapy
海岸段丘
海岸党
皆既月食
皆既日食
会議は踊る、されど進まず(ウィーン会議)
貝殻節(鳥取県)
ガイセリック
海峡
海国兵談(林子平)
開元の治(唐玄宗)
カイザーフラシャー角膜輪
カイザルのものはカイザルに(聖書)
華夷思想
会昌の排仏
介助犬 partner dog
懐石料理
カイゼルルひげ
凱旋門
塊村(家屋が塊状に集合した集村)
解体新書(ターヘル・アナトミア)
開拓使官有物払下げ事件(1881年)
貝塚
貝塚茂樹
カイツブリ
海底2万マイル(ジュール・ベルヌの小説)
回転木馬(ミュージカル)
灰陶(かいとう)
街道
カイドウ(海棠)
カイマナ・ヒラ(ハワイアン)
海馬 hippocampas
カイバー峠(アフガニスタン)
貝原益軒
懐風藻
開封(かいほう)
戒名
回毛(つむじ)
開聞岳
偕楽園(茨城県水戸市)
海陸風(かいりくふう)
海陵王(12世紀、金朝第4代皇帝)
カイロ(エジプト)
カイロノミー
かいわれ大根
カインの末裔(有島武郎の小説)
ガウガメラの戦い
カウディーリョ
カウンターカルチャー運動
カエサル
蛙の子は蛙
カオスの理論(複雑系経済学)
雅楽
案山子(かかし)
ガガリノ遺蹟
俄館播遷(がかんはせん)
嘉吉の乱
柿本人麻呂
科挙
華僑
霍去病
学習院
確定申告
学徒出陣
楽府
学問のすすめ(福澤諭吉)
嘉慶帝
影絵人形劇
駆け落ち
カケス
影の軍隊(ジョゼフ・ケッセルの小説)
影の内閣(shadow cabinet)
勘解由使
囲い込み(エンクロージャー)
ガーゴイル
加古川市(兵庫県)
華国鋒
葛西善蔵
ガザに盲いて
風花(かざはな)
カザフスタン
火山
カサンドラ症候群
カシウ(何首鳥)
カシオペヤ座
鹿地事件
カジス(スペイン)
カシミア効果(物理)
カシミール語
カシミール紛争
カジャール朝
ガジュマル
華氏451(レイ・ブラッドベリのSF小説)
何首烏芋(かしゆういも)
柏崎市(新潟県)
臥薪嘗胆
春日局
カスタネット
カストリ焼酎
ガズニ朝
霞提
カースルレー子爵(ロバート・スチュアート)
火星
画像破壊 Iconoclasm
華清池(かせいち)
苛政は虎よりも猛なり(礼記)
化石人類
風と共に去りぬ
風の息
ガーター勲章
カタコンベ(カタコム)
カタストロフィーの理論(数学)
カタバ風
酢漿草(かたばみ)
カダフィ大佐
カタプレキシー(情動脱力発作)
カタラウヌムの戦い
勝鬨橋
カチューシャ
カチョ(アイヌの太鼓)
カチンの森事件
勝海舟
学校
葛根廟事件(1945年)
カッサバ(灌木性熱帯樹)
カッシート朝
カッシーニのすきま
ガッツポーズ guts pose
河童
カップ一揆
カップヌードル
桂・タフト協定
桂太郎
ガツン湖(パナマ)
カティサーク
カデシュの戦い
Foleycatheter899692カテーテル
嘉手納基地
加藤清正
カド番
カトマイ国立公園(アラスカ州)
カトリック
悲しき玩具(石川啄木の歌集)
カナダ
カナート(地下水路)
カナの婚礼
かなめ党
カニシカ王
カニス・ルプス・ファミリアス(犬の学名)
カノッサの屈辱
カノポス壺
カネミ油症事件(1968年)
カネム・ボルヌー王国
加波山事件
カバナツアン収容所(フィリピン)
カピタン(商館長)
カピバラ
カピチュレーション
歌舞伎
カフェクルベン島
カフカス山脈
花粉症
カペー朝
ガーベラ
カポエイラ
カホキア(メキシコ)
河北新報
カポック(喬木性熱帯樹)
カボベルデ
かまいたち
鎌倉
鎌倉アカデミア
カマトト
カマン・カレホユック遺蹟
カミオカンデ(岐阜県神岡鉱山)
神隠し
神風タクシー
カミュ,アルベール
カムタイ大統領(ラオス)
カムチャツカ半島
亀ヶ岡式土器(縄文時代晩期)
かめはめ波(ドラゴンボールの必殺技)
カメラ
仮面ライダー
蒲生氏郷
カモノハシ
カモミール(キク科の一年草)
カヤクグリ
カラー(植物)
カラ・キタイ
カラクサシリス
カラコルム
ガラスの動物園(テネシー・ウィリアムズの戯曲)
空手
ガラパゴス諸島(エクアドル)
カラハン宣言
ガラ紡糸
カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキーの小説)
カラル遺蹟(ペルー)
カリウム・アルゴン法
ガリオア資金
カリスマ
ガリツィア・ロドメリア王国
ガリバー旅行記
カリビアン政策
カリフ
カリフォルニア州(アメリカ)
ガリポリの戦い(1915年)
カリマコス
カルヴィン
カルケドン公会議(451年)
カルスト地形
カルタゴ
カルディウム土器
カルデコット賞
カルデラ湖
カルナータカ音楽(南インドの音楽)
カルナック神殿
カルバペネム耐性腸内細菌
カルビ
ガルボ,グレタ
カルボナーラ
カルボナリ
カル―盆地(南アフリカ共和国)
カルマル同盟
カルモ修道院(リスボン)
カルロヴィッツ条約
華麗なるギャツビー(フィッツジェラルドの小説)
過労死
カロシュティー文字
カロデンの戦い(1746年)
カロリング朝
ガレオン船
カレワラ
河口湖
川崎幼稚園通園バス置き去り事件
河竹黙阿弥
川端康成
河東碧梧桐
川俣事件(1900年)
考える人
汗牛充棟
環境可能論(ブラーシュ)
函谷関
韓国ソウル群衆事故(2022年)
カンザス州(アメリカ)
カンサス・ネブラスカ法(1854年)
ガンジー
ガンジス川
感謝祭
鑑真
寛政の改革
寛政西津軽地震(1793年)
甘草(カンゾウ)
干拓
カンタータ cantata
カンタベリー大司教
神田祭
ガンダーラ
邯鄲
元旦
カンチェンジュンガ
カンディード(ヴォルテールの小説)
関帝廟
官渡の戦い(200年)
カント,イマニュエル
関東大震災
カンナダ語
カンネーの戦い
観応の擾乱
ガンビア共和国
間氷期
カンプチア人民共和国
カンプトサウルス
カンブリア紀(地質時代の古生代最初の時期)
カンポ・フォルミオ条約
完璧
管鮑の交わり
カンボジア
桓武天皇
関門海峡
間氷期(氷期と氷期の間の温暖期)
韓愈
咸陽
かんらん岩
寒冷前線
甘露の変
緩和ケア病棟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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