箸を普及させたのは聖徳太子だった!?
本日は「箸の日」。中国で箸が使用されたのは古く、 「史記」の十二諸侯年表に、殷の箕子が、紂王がぜいたくな象牙の箸を作ったとき、この調子では、ぜいたくは極まるところがなく、国を滅ぼすことになるだろうと憂えて泣いたという記事が見える。河南省安陽県から最古とみられる殷代の青銅製の二本箸が出土しており、紀元前1000年頃とみられている。このころの箸は、実用的なものではなく、祭祀用のものだったろうといわれる。先秦時代までは「挟」と呼ばれていたが、秦時代になると「箸」となって、ふつうの食卓で使われるようになり、漢代になると、箸と匙を使う食事作法が普及したようだ。日本に箸が伝来したのは遅く、3世紀、卑弥呼の時代でも「魏志倭人伝」に「倭人は手食する」とあることから箸を使っていなかったらしい。7世紀に小野妹子ら遣隋使が中国から帰国したときに箸があり、中国の食事作法が伝来した。ところが習慣で人々は手づかみの食事が続いていた。遣隋使に対する返礼の使節団が隋からやって来たとき、対面のために聖徳太子が役人たちに箸の使用を求めたのが箸が普及するきっかけとされる。8月4日,11月11日
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ヽ(´▽`)/箸の普及は聖徳太子の号令?ですか・・。
手掴み食事は野蛮でみっともないですもね。
箸は清潔です・・
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年8月 3日 (土) 15時59分