映画の日
現在、いつでも家で映画が簡単に観られるようになった。でもやっぱり映画は映画館で観たいものである。神戸湊川神社前の高橋鉄砲店の2代目店主の高橋信治、大阪心斎橋の三木福時計店店主の三木福助がリネル商会(神戸居留地14番)を通じてキネトスコープを輸入し、神戸の料亭「宇治川常盤」で明治29年11月17日に上映したのが日本で最初の映画公開である。キネトスコープとはエジソンが発明したもので、レンズをのぞいて箱の中の動画を見る装置。
一般の人にもキネトスコープを公開しようということで、神戸花隈の有料貸席「神戸倶楽部」が11月25日から12月1日まで興行された。馬車と自転車の競走などの簡単な映像であったが、好評だった。「12月1日は映画の日」というのは、これに因んできりのよい日という理由で昭和31年に制定されたものである。▽「ターミネーター」シリーズ最新作「ターミネーター・ニューフェイト」が公開中だが、興行的に世界中でコケたらしい。▽最新の恋愛映画は「ラスト・クリスマス」エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディング。でもエミリアは33歳で大人女子。相手役のヘンリー・ゴールディングはマレーシアのイケメン俳優。▽「花束みたいな恋をした」恋愛映画に事故・難病・三角関係などがない。ハッピーエンドではない。現代の若い二人の同棲記録か。二人が結ばれない映画はあまり当たらないというがコロナ禍にもかかわらず大ヒットした。「草原の輝き」や「シェルブールの雨傘」のような結ばれないアン・ハッピーエンドのラブストーリー。
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