皇居ランニング
皇居の総面積は1150.346㎢。東京ドームの24倍、東京ディズニーランドの約3倍ある。皇居外周は1周およそ5㎞といわれ、首都圏ランナーのジョギングコースとなっている。一周は正確には4,977㎞、あるいは4.93㎞といわれ5㎞に少し足りないが、キロ6分ペースでゆっくり走ると30分以内で走れる。時計の針と反対の左を回るのが一般的である。コースは桜田門時計台広場をスタート地点に、二重橋、皇居外苑、大手門、竹橋、代官町、千鳥ヶ淵公園、半蔵門、三宅坂を下ってコールするのが定番コースだ。
なぜ皇居の周りをみんなが走るようになったのか?皇居ランニングが流行るようになったのは、「銀座のホステス」さんが走ったから。(チコちゃんに叱られるによる)。1964年の東京オリンピックで、マラソン競技において円谷幸吉選手が力走したことによりランニングのブームがおこった。ある主催者が銀座のホステスを40名ほど集めて、11月1日、「皇居一周マラソン」を開催した。午前1時40分スタートし、「女アベベ」という異名がついた21歳のホステスさんが優勝した。この大会は珍しかつたこともあり、大々的にニュースで扱われ、これにより皇居の周りを走ることが一般の多くの人に伝わって、皇居ランニングはブームとなった。
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