ウィリアム・テルは実在したか?
1307年のこの日、ウィリアム・テルが息子の頭上のリンゴを射抜いた日。
当時スイスは神聖ローマ帝国に支配されていて、国王アルブレヒトは翌年に甥のヨハンに暗殺されている。スイスのウーリー州にテルという弓の上手な猟師がいた。代官ゲスラーに捉えられたテルは、テルの息子の頭にリンゴをのせ、それを射ぬけと命じられた。テルは息子の頭に載せたリンゴに狙いを定めると、見事にリンゴを射落とした。「リンゴが落ちた!」「おお子どもは生きている!」やはりテルの弓矢はたしかだった。が、代官はテルが矢をはなつまえに。もう1本の矢を抜いておいたのをとがめた。テルの矢は代官の胸を貫いた。みんなは敵のとりでをうちこわし、守備兵を追い払った。スイス人は自由と独立をさけんだ。テルの息子の名前はシラーの戯曲によると「ヴァルター」となっている。ヴァルター・テル。ちなみに代官の名前は、ヘルマン・ゲスラー(またはアルブレヒト・ゲスラー、おそらく伝説上の人物か)ウィリアム・テルの名が記された歴史的な史料が見つかってないため実在性は否定されるが、スイス人のおよそ6割はテルが実在したと信じている。(William Tell,Walter,Hermann Gessler,11月18日)
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