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向井去来の宝永元年の忌日。慶安4年(1651年)、長崎で生まれた。父向井元升は儒医。貞享元年、上京した其角を知り蕉門に入る。京都嵯峨野に落柿舎を建て、芭蕉もしばしば立ち寄っている。京都俳壇に重きをなし、「青根が峰」「旅寝論」をへて未完の書「去来抄」に至る種々の俳論で芭蕉正風を祖述した。(9月10日)
うごくとも見えで畑打つ男かな
湖の水まさりけり五月雨
船乗の一浜留守ぞ芥子の花
秋風や白木の弓に弦はらん
岩はなやここにもひとり月の客
木枯の地にも落さぬしぐれ哉
有明にふりむきがたき寒さ哉
おうおうといへどたたくや雪の門
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