コロンブス第1回航海(1492年)
1492年のこの日、クリストファー・コロンブスはスペインのイサベラ女王の援助のもとに、西方への探検の為、スペインウェルバのパロス港から出航した。このときの編成はキャラベル船のニーニャ号とビンタ号、ナホ船のサンタ・マリア号の3隻で総乗組員数は約90人(120人という説も)。10月12日バハマ諸島のサン・サルバドルに到着した。さらに航海をつづけて、キューバとハイチに達した。彼はキューバを日本と間違えていたらしい。さらに3回の航海で、コロンブスはプエルトリコ、トリニダード、ジャマイカを訪れ、南アメリカ本土のベネズエラと中央アメリカのパナマ地峡に上陸した。しかしこのアメリカの発見者は、そこに一大大陸があることにまったく気付かなかった。コロンブスはパナマの西への海路を捜しながら、自分が中国に近づいているものと考え、大西洋岸からわずか9日進めば別の大陸があると聞いたとき、彼はそれがインド洋だと考えた。カリブ海諸島が西インド諸島と呼ばれ、新世界の原住民がインディアンと呼ばれるようになったのは、このような誤りによるものである。コロンブスは黄金を持ち帰らなかったという理由でペテン師扱いをされ、不遇のうちに死んだ。彼の発見した大陸にもアメリゴ・ベスプッチの名前が付けられている。(8月3日)
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<意欲にかられるコロンブス>1492( ̄ー ̄)ニヤリと覚えて忘れません
<以後良く耐えるキリスト教>伝来は1549年です。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年8月 3日 (土) 16時03分