生活インフラとしてのコンビニ
本日7月11日は「セブンイレブンの日」。コンビニエンスストアとは年中無休で長時間の営業を行い、小規模な店舗において主に食品、日用雑貨など多数の品種を扱う形態の小売店。略称は「コンビニ」。1927年、アメリカのテキサス州オーククリフという小さな町でコンビニ「サウスランド社」が誕生した。創業者は当時26歳だったジョー・トンプソンという青年だった。日本でのコンビニは1974年に東京豊洲店がセブンイレブン第1号。翌年にはローソンも開業した。1983年ころ全国に7000店舗しかなかったコンビニは現在は5万店舗を超えている。
「コンビエンスストア conveience store」「便利なお店」「コンビニ」という言葉は、いつ頃から使われるようになったのか?レファレンス協同データーベースの事例を読むと、言葉としての「コンビニストア」の初出は日経テレコム21で、1976年にみられるものの、現代用語の基礎知識が1990年版から掲載されていることなどから、「1990年代初めにはコンビニという表現がかなり一般化してくる」という結論を下している。確かに下図の店舗数の推移をみても90年代がコンビニ業界の成長期とみるのは正しい。
だが私の記憶では、都市部ではこれより早く店舗が増加し、社会に定着してきたような感じがする。セブンイレブンだけの推移をみると、1980年に1000店舗となり、1984年に2000店舗、1987に年に3000店舗、1990年に4000店舗に到達している。1986年にはドラマ「深夜にようこそ」(山田太一脚本)全4話が放送されている。コンビニは80年代に日本各地に浸透していった。
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