移動する琵琶湖
日本で最も大きな湖、滋賀県にある琵琶湖。しかし琵琶湖は毎年小さくなって、北へ移動しているという。現在の面積は669.26㎢であるが、50年前は675.3㎢(旺文社EPOCA 1975年刊)だった。琵琶湖は毎年2センチ程度、北へ移動している。琵琶湖は約400万年前、現在の三重県上野盆地に琵琶湖の起源となる大山田湖が誕生した。そして古琵琶湖と呼ばれる湖は次第に北上し、現在の甲賀地方に広がった。約200万年前ごろ、近江盆地へ移動し、約150万年前には古い湖は消滅し、礫で埋まった。そして約40万年前、今の位置まで移動して新しい湖を形成した。それが現在の琵琶湖である。古琵琶湖の位置から算出すると、年平均はおよそ2.2cm北へ移動したことになる。1970年代に国土地理院が測定した琵琶湖の最深部と比べると30cmも深くなっている。凹状が変化しているが移動しているとはいえない。だが琵琶湖の北には活断層があるのでさらに移動し、将来は日本海に達して湾になることも考えられる。
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