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2024年6月 8日 (土)

関ケ原の戦い、宮本武蔵は東軍、西軍どちらに出陣したのか?

  二夜連続TBSのキムタク宮本武蔵(2014年)の視聴率は、15日が14,2%、16日が12.6%であった。ストリーはだいたい吉川英治の小説がベースとなっているが、殺陣がアクロバット的な剣法で、従来の武蔵のイメージと大きく異なる。片岡千恵蔵、中村錦之助など風格ある武蔵像と比較すると、キムタク武蔵は現代的な印象がある。評価は大きく分かれるだろう。巌流島の決闘のラストはいかにも淡泊で呆気なかった。6月7日からチャンネル銀河で市川新之助(現・市川團十郎)の大河ドラマ「武蔵」が放送されている。全49回で中盤で巌流島の決闘が終わるが、なお話が続く。月形龍之介主演の「それからの武蔵」のような孤高の剣士としての味わいがあればいいのだが新之助が若すぎて晩年は無理だろう。大阪夏の陣やキリシタンや柳生宗矩、真田幸村の話も蛇足でつまらない。脚本は鎌田敏夫(青春ドラマを得意とする)で時代劇に向いていない。そもそもお通や又八なども登場せずに吉川英治の原作をつかわないで、歴史ドラマにしたほうがよかった。だが2003年制作で、宇津井健、西郷輝彦、津川雅彦、藤田まこと、渡瀬恒彦、坂口良子、三浦春馬など故人が出演しているので懐かしい。20年前の大河は製作費が潤沢だった。お通は吉川英治の創作であるが、そのモデルがいた。小野お通という桃山時代から江戸時代初期にかけて生きた謎の女性で、和歌や琴、書画、舞踊に秀でた才女だという。

 ところで武蔵は慶長5年の関ケ原の合戦に東軍、西軍どちらに出陣したのだろうか。通説には、武蔵は西軍に属して戦ったとされる。だが、その確かな記録は残っていないため確証はない。大河ドラマでは明確に示さなかったが、吉川英治の「宮本武蔵」では西軍についたこととなっているので、西軍のように描かれていた。近年の研究によると、父の新免無二斎が東軍の黒田如水に仕官していたとする黒田家の文書が見つかったため、武蔵は父と共に当時豊前国を領してていた黒田軍に従い、東軍として九州で戦っていたとする可能性が高いと考えられる。

 

 

 

 

 

 

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