光あるところに影がある
1973年に歌手デビューした山口百恵の華やかな活躍の陰になって、同期女性歌手の多くがさっぱり売れず数年で消えている。菅原昭子、松下恵子、野中ゆり、速水栄子たち。明星1973年6月号には百恵と並んで、松下恵子が大きく紹介されている。70年代当初はフォークソングブームが全盛で、美しくてさわやな歌声が主流だったが、リズムに乗ったポップス調が流行するようになる。
光あるところに影がある。日本歴史で影の人物といえばジェームズ・ビドル(1783-1848)ではないだろうか。ペリー来航に先立つこと7年前、1846年5月26日、アメリカの東インド艦隊司令長官ビドルは浦賀に来航し、通商を要求したが失敗に終わった。ペリーはのちにビドルの失敗を研究し、砲艦外交によって日本を開国させた。
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