忍冬
山道を登っていると、松林の間にスイカズラの花が咲いているのが目についた。漢字で書くと「吸葛」であるが、夏に咲いた白い花は密腺をもち、冬でも残っているので「忍冬(にんどう)」ともいう。スイというのは、花の蜜を子どもが吸うからといわれる。またオデキの吸い出し薬に利用するからだともいわれる。スイカズラは漢方薬ともなり、茎や葉を乾燥したものを「忍冬」と称している。利尿、健胃、解熱の効果があり、温浴すれば神経痛にも効く。
« ご当地キャラの日 | トップページ | 女優は歌う »
「自然・科学」カテゴリの記事
- 仁川百合野町地区地すべり資料館(2025.05.04)
- スズメ(2025.02.10)
- 世界を変えた科学理論の発見(2024.06.02)
- 忍冬(2024.05.11)
- リーゼガング現象(2024.04.22)
« ご当地キャラの日 | トップページ | 女優は歌う »
コメント